なぜか全人代閉会後 中国軍幹部がレーダー照射を認める@3/17
2013-02-07 明日は春節 中国の反応が鈍いのはそのためじゃないの?
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2013/02/post-9fd4.html
の続き。
1ヶ月ほど前は、思いっきりバックレていた中国だけど、なぜか
全人代が終わった途端
に中国軍幹部が、共同通信の取材に対し
レーダー照射をやった
と認めた。共同より。
中国軍幹部、射撃レーダー認める 「艦長判断」「領空侵犯は作戦」中国海軍のフリゲート艦が1月に海上自衛隊の護衛艦にレーダー照射した問題で、中国軍の将官級など複数の高級幹部は17日までに、共同通信の取材に対し、攻撃用の射撃管制レーダーを照射したことを認めた。その上で「艦長の緊急判断だった」と述べ、計画的な作戦との見方を否定、偶発的な事案と強調した。
一方、昨年12月に中国の国家海洋局の航空機が、尖閣諸島付近で領空侵犯した問題については、「軍の作戦計画だった」と認めたが、「軍は、(領空侵犯以上に)事態をエスカレートさせるつもりはなかったし、今もない」と言明した。2013/03/18 02:00
全人代で政権委譲が無事終わり、習近平体制が発足し、軍事の方向性も決まったから
事実を公表してもいい
って話? なんだかよく分かりませんな。
なぜかスポニチに更に詳しい記事が。
中国 射撃レーダー照射認める…軍幹部「艦長の緊急判断」
中国海軍のフリゲート艦が1月に海上自衛隊の護衛艦にレーダー照射した問題で、中国軍の将官級など複数の高級幹部は17日までに、共同通信の取材に対し、攻撃用の射撃管制レーダーを照射したことを認めた。「艦長の緊急判断だった」と述べ計画的な作戦との見方を否定し、偶発的な事案と強調。一方、中国政府はこれまで日本側発表を「捏造(ねつぞう)」と非難しており、艦長判断を公式に認める可能性は極めて低い。
中国軍の複数の幹部によると、1月30日午前10時ごろ、尖閣諸島の北約110~130キロの海域で、中国海軍のフリゲート艦「連雲港」と、海自護衛艦「ゆうだち」が約3キロまで急接近。恐怖を感じた中国艦の艦長は、武器使用の基準などを定めた交戦規定(ROE)に基づいて射撃管制レーダーを照射した。
照射前、艦長は艦隊司令部や海軍司令部に指示を仰がなかった。理由について幹部は「中国海軍の通信システムは、日米ほど先進的ではないこともある」と説明。その後、艦長が処分や更迭をされたかどうかは不明。
中国はこれまで、使用したのは周辺の艦船を監視するためのレーダーと主張しており、射撃管制レーダー照射を高級幹部が認めたのは初。
また、昨年12月に中国の国家海洋局の航空機が、尖閣諸島付近で領空侵犯した問題については、「軍の作戦計画だった」と認めた。軍と国家海洋局、農業省漁業局などの法執行機関の調整機関「国家辺海防委員会」の事務局を兼ねる軍総参謀部が「事態を1段階エスカレートさせる」目的で作戦を計画。国家海洋局の海監総隊の航空機を使用して、実行させた。
一方で、「軍は、(領空侵犯以上に)事態をエスカレートさせるつもりはなかったし、今もない」と言明。日本に対し「過去にこだわらず、未来を志向してほしい」と述べ、日本側にレーダー照射の証拠データ開示などを避け、対立を沈静化させるよう求めた。
幹部の発言について、防衛省には「心理戦」だとする分析と、軟化の兆候とみる2つの見方がある。河野克俊海上幕僚長は「事実であれば、追い詰められた状況でもないのに艦長に権限を委ねているのは、軍の体制として問題がある。照射を認めた意図は判断しかねる」「と述べた。
中国政府はこれまで日本側発表を「捏造」と非難し、事実関係をうやむやにしたまま幕引きを図る姿勢を堅持。政府としては今後もこの方針を貫くとみられ、「艦長判断」も日本の情報戦の一環という主張を今後展開していく可能性もある。
[ 2013年3月18日 06:00 ]
時期が時期だけに、この発言が出てきた背景が分からないぞ。
習近平は軍を掌握できてるんだかどうだか。
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