今飛来している黄砂は大気汚染物質PM2.5入の「汚い黄砂」
2013-03-07 今度は黄砂がやってくる@3/8-3/10
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2013/03/38-310-2d73.html
の続き。
昨日辺りから、目視できる程度に近畿では黄砂が飛んでいる。
この黄砂、なんとなくみんなが思っているように
大気汚染物質PM2.5入
の模様。毎日より。
PM2・5:「汚い黄砂」ご注意 九州・山口9日も飛来予想
2013年03月09日気象庁は8日、九州・山口地方で今年初めて黄砂を観測したと発表した。専門家は今回飛来した黄砂には大気汚染物質の微小粒子状物質「PM2・5」が付着するなどして一緒に飛来していると指摘。「過度な不安は必要ないが、花粉症などアレルギー疾患のある人や呼吸器疾患のある人は、外出時にマスクをかけたり、帰宅後はうがいするなど対応してほしい」と呼びかけている。
気象庁によると、九州・山口地方では、8日午後2時の山口県下関地方に始まり、夕方にかけて福岡、熊本、佐賀、宮崎、鹿児島などほとんどの地域で黄砂を観測した。飛来は9日から10日にかけても予想されている。
(略)
福岡市などによると、偏西風によって中国大陸から運ばれてくる黄砂にはPM2・5が付着したり、黄砂の粒径が小さいものも含まれるため、PM2・5の濃度が上昇しやすくなるという。
黄砂とアレルギー症状について研究している大分県立看護科学大の市瀬孝道教授(環境毒性学)によると、黄砂には、PM2・5に含まれる小さな大気汚染物質が付着した「汚い黄砂」と、大気汚染物質がほとんど付着していない「きれいな黄砂」がある。
8日に飛来した黄砂は、大陸の砂漠で発生した黄砂が、時間をかけて飛来したため、大気中の汚染物質や微生物が多く付着している恐れがあるという。同じ濃度の汚い黄砂ときれいな黄砂を比べると、汚い黄砂の方がアレルギー炎症反応を悪化させることが動物実験でわかっている。
市瀬教授は「汚い黄砂は濃度レベルが低くてもPM2・5が混ざっているので注意が必要。不要な外出は避け、屋外での激しい運動はしない方がいい。きれいな黄砂も一気に飛来して濃度が高くなる特徴があるのでアレルギー症状への注意は必要だ」と指摘する。
(以下略)
というわけで
大気汚染物質PM2.5もたっぷり入った「汚い黄砂」が襲来中
だ。特にアレルギーや呼吸器疾患等のある方は、外出の際には注意を。
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