新教皇就任ミサ直後にtweet
さすがですな、パパさま。
今日は、新教皇フランシスコ(という呼称になったのね)の就任ミサが執り行われた。
防弾硝子はまったくない、オープンカーに乗って現れたパパさまは、サンピエトロ広場に新教皇就任ミサを祝いに来た善男善女に、気さくに祝福を与えていた。
例えば、赤ちゃんに。(抱きかかえられて連れてこられた赤ちゃんを祝福。マルコによる福音書10-13〜16「イエスにさわっていただくために、人々が幼な子らをみもとに連れてきた。ところが、弟子たちは彼らをたしなめた。それを見てイエスは憤り、彼らに言われた、『幼な子らをわたしの所に来るままにしておきなさい。止めてはならない。神の国はこのような者の国である。よく聞いておくがよい。だれでも幼な子のように神の国を受けいれる者でなければ、そこにはいることは決してできない』。そして彼らを抱き、手をその上において祝福された。」)
例えば、身体を動かせない重度身障者に。
わざわざ車を駐めさせ、車を降り、歩み寄って祝福を与えている。
故国アルゼンチン、ブエノスアイレス大司教時代には、
ホスピスにいるHIV患者の足を洗い、接吻をした
こともあるパパさまである。人々の中へ入って、福音を説き、苦しみを癒やし、喜びを共にする方であり、就任の日も、そのとおり実践した。
BBCやCNNが、就任ミサを生中継していた。
ミサ終了と同時に、早速パパさまがtweet。
Let us keep a place for Christ in our lives, let us care for one another and let us be loving custodians of creation.
— Pope Francisさん (@Pontifex) 2013年3月19日
True power is service.The Pope must serve all people, especially the poor, the weak, the vulnerable.
— Pope Francisさん (@Pontifex) 2013年3月19日
2つ目のtweetにある
The Pope must serve all people, especially the poor, the weak, the vulnerable.
をその通り、実に自然に実践したのだ。
2つ目のtweetは、フランス語の方がわかりやすいかも。
Le service est le véritable pouvoir. Le Pape doit servir chacun, particulièrement les plus pauvres, les plus faibles, les plus petits.
— Pape Françoisさん (@Pontifex_fr) 2013年3月19日
こちらが昨日発表された教皇フランシスコの紋章。
- Lo Stemma di #PapaFrancesco.- Papal Coat of Arms - Escudo Pontificio del #PapaFrancisco. twitter.com/PCCS_VA/status…
— VaticanCommunicationさん (@PCCS_VA) 2013年3月18日
星と葡萄のような植物。中央にイエズス会の紋章。
星は聖母マリアを表し、葡萄のような植物は「甘松(かんしょう)」で、主イエスの養父聖ヨセフ(ナザレのヨセフ)の象徴。フランシスコ1世はイエズス会の出身である。折しも今日3月19日は、聖ヨセフの日だった。
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