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2013-03-14

白か黒か コンクラーベの煙色レシピ@Vatican

ところで
 コンクラーベの投票結果を示す白もしくは黒の煙
だけど
 どうやって色を付けているのか
を、ヴァチカンは3/12に発表した。
VIS(Vatican Information Service)より。


HOW THE WHITE AND BLACK “FUMATE” ARE PRODUCED

Vatican City, 12 March 2013 (VIS) – Beginning with the Conclave in 2005, in order to better distinguish the colour of the “fumate” (smoke signalling the election or non-election of a pontiff), a secondary apparatus is used to generate the smoke in addition to the traditional stove in which the Cardinal electors' ballots are burned. This device stands next to the ballot-burning stove and has a compartment where, according to the results of the vote, different coloured-smoke generating compounds can be mixed. The result is requested by means of an electronic control panel and lasts for several minutes while the ballots are burning in the other stove.
For a black “fumata” the chemical compound is made of potassium perchlorate, anthracene, and sulphur. The white “fumata” is a mixture of potassium chlorate, lactose, and rosin. The rosin is a natural amber resin obtained from conifers. Prior to 2005 the black smoke was obtained by using smoke black or pitch and the white smoke by using wet straw.
The stove-pipes of the stove and the smoke-producing device join up and exit the roof of the Sistine Chapel as one pipe leading to the chimney installed on the ridge of the roof, which is visible from St. Peter's Square. To improve the airflow the pipe is pre-heated by electrical resistance and it also has a backup fan.

なるほど、
 白 塩化カリウム+乳糖+松脂
 黒 過塩素酸カリウム+アントラセン(コールタール由来)+硫黄(燃料として)
なのね。で、2005年以前というと1978年のコンクラーベでこの年は、
 ヨハネ・パウロ1世
 ヨハネ・パウロ2世
と短期間に2回のコンクラーベがあった。確か灰色の煙が出て
 決まったのか? まだなのか?
と混乱していたのは覚えているな。それにしても
 コンクラーベなんて一生に何度もない
と思っていただけに、いきなり1ヶ月余りで2度目のコンクラーベを迎えて、仰天したことだった。

1978年までは
 白 湿った藁を加える
 黒 煤やピッチを加える
ことで着色してたんだけど
 「何もかも天然」でやると「わかりにくい」
結果になるので
 近代テクノロジーの導入
と相成ったわけだ。

上記VISの発表を日本語で解説したもの。3/13付カトリック新聞より。


2日目午前も黒い煙、その色はどう出す?

March 13, 2013

コンクラーベ(教皇選挙)が3月12日から始まった。選挙の結果を知らせるのは、バチカン・システィーナ礼拝堂に取り付けられた煙突だ。

この煙突は、投票用紙を燃やすストーブにつながっており、黒い煙が出たら決まらなかったしるし。新教皇が決まったら白い煙が出ることになっている。煙はサンピエトロ広場からも見える。コンクラーベ2日目の午前(ローマ時間)も、結果は黒い煙だった。

その煙は「フマータ」と呼ばれる。色の区別がつきにくいこともあるため、今では化学薬品も使われる。バチカン広報局は、コンクラーベが始まった3月12日、薬品の種類を公表した。バチカン・インフォメーション・サービス(VIS)が伝えた。

黒い煙に使うのは、過塩素酸カリウム、アントラセン、硫黄の化合物。白い煙には、塩素酸カリウム、乳糖と、松やにの混合物を使う。

用紙が燃えている数分の間、ストーブの横にある電子制御の装置も動く。煙突は空気の流れを良くするために電気抵抗によって加熱され、予備のファンも付いているという。

2005年のコンクラーベ(前回の選挙)になるまでは、湿らせたわらなどを使うことで、煙の色を調節していた。

ほお
 ストーブの横にある電子制御の装置
って、1978年当時から2005年に
 いきなり現代化
したんだな。

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