中国のH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染 (その26)4/14までの感染の広がり
昨日までに
H7N9型鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染が確認された地域
を示した地図は以下の通り。
上海・江蘇省・浙江省・安徽省(いわゆる華東)といった沿岸部の地域から徐々に北京・河南省といった内陸の方へ感染が拡がってきているのが分かる。
この内
昨日感染者が確認された河南省は安徽省と地続き
だが、
北京はこれまで感染が報告された地域とは直接つながっておらず孤立している
ことがわかる。
北京の最初の感染例では、感染した女児の両親が
天津から鶏を買っていた
ことがわかっているのだが、天津の鳥がH7N9型鳥インフルエンザに感染していた可能性があるとするならば、
華東から天津に至る中間にあたる地域
すなわち
山東省・河北省ではH7N9型鳥インフルエンザがどうなっているか
気になる。
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