中国のH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染 (その3)浙江省のウズラからH7N9型鳥インフルエンザウイルス検出
まあ、大方の予想通りの展開に。
NHKより。
中国 ウズラからH7N9型ウイルス
4月6日 19時27分「H7N9型」の鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染が相次いでいる中国で、東部の浙江省の感染者が、発症前にウズラを購入した市場の別のウズラから「H7N9型」のウイルスが検出されたことが分かりました。
「H7N9型」の鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染が相次いでいる中国の東部では、これまでに感染が確認されたのは16人、死者は6人となっています。
中国国営の新華社通信が6日、浙江省の杭州市から確認した情報として伝えたところによりますと、今月3日に感染が確認された杭州市の男性が、発症前にウズラを購入した市内の市場を調べたところ、売られているウズラから「H7N9型」のウイルスが検出されたということです。
このため、杭州市はこの市場で生きた鳥の取り引きを中止させるともに、鳥も処分したということです。
また、これまでに6人の感染が確認されている江蘇省でも、南京市が6日から市内のすべての卸売市場で生きた鳥の取り引きを中止させるなど、感染が確認されている中国東部の各地で感染拡大を防ぐための対策が進められています。
やはり
H7N9型鳥インフルエンザは長江流域の上海・浙江省・江蘇省の鳥に蔓延
しているようだ。
ただし、
今の所、ヒトへの感染が報告されている地域でのウイルス検査で見つかった
ということは
まだヒトへの感染が報告されてない地域でどうなっているか不明
だってこと。長江流域の一部地域だけの蔓延とは考えにくい。
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