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2013-04-26

中国のH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染 (その70)江西省で初めての1名の感染者 現在重態 感染者は合わせて113名 死亡者は23名@4/25→これは茶番だ

2013-04-25 中国のH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染 (その67)一部の情報の「予言」通り、江西省で1名の疑似感染例@4/25
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2013/04/h7n9-671425-4e1.html
の続き。

さて、先ほどの「予測」の通り
 江西省の疑似感染患者は、確定診断
された。
まずは江西省衛生庁の発表より。


江西發現1例人感染H7N9禽流感確診病例(江西省で初めてのH7N9型鳥インフルエンザ疑似感染例が見つかる。)
江西省衛生廳www.jxwst.gov.cn2013年4月25日來源、廳辨公室
江西省衛生廳4月25日通報、江西省確診1例人感染H7N9禽流感病例。(4月25日、江西省衛生庁は、江西省が1名のH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染を確定診断したと発表した。)
患者熊某、男、69歳、家住南昌市青山湖區、退休在家。(患者 熊さん 男性 69歳 南昌市青山湖区在住 退職者で家にいる。)
4月19日晩因發熱、伴有胸悶・胸痛・腹瀉入南昌市第三醫院住院治療。(4月19日夜、胸部圧迫感・胸の痛み・下痢を伴う発熱のため、南昌市第三病院に入院し治療を受けた。)
22日患者病情加重、最高體温40℃。(22日、患者の容態は重くなり、体温は最高40℃。)
24日江西省疾病預防控制中心報告患者的樣本檢測結果為人感染H7N9禽流感病毒核酸陽性。(24日、江西省疾病予防コントロールセンターは、患者の検体を検査計測した結果、H7N9型鳥インフルエンザウイルスRNA陽性となった。)
25日經中國疾病預防控制中心實驗室復核為人感染H7N9禽流感病毒核酸陽性。(25日、中国疾病コントロールセンターが再検査したところ、H7N9型鳥インフルエンザウイルスRNA陽性となった。)
患者無離昌外出史・無病死家禽類接觸史、居住地百米左右有活禽交易市場。(患者は、南昌市外に出たことはなく、病死した家禽類への接触歴もなかった。住宅の100m前後ののところに、生きた家禽の取引市場がある。)
江西省衛生廳專家組依據患者臨床表現・實驗室檢測和流行病學調査結果等、診斷該病例為人感染H7N9禽流感確診病例。(江西省衛生庁の専門家チームは、患者の臨床所見・検査所見と感染症学的調査の結果等に基づき、この症例がH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染であると確定診断した。)
目前、患者病情危重、醫院正在積極救治中。(現在、患者は重態で、病院は積極的に救命治療に当たっている。)
疫情發生後、省委・省政府領導高度重視、強衛書記・鹿心社省長專門作出批示、要求按照防控預案、切實抓好疫情監測・排査防控・源頭防範等各項工作、全力做好患者救治工作、及時準確發布信息、普及疫情防控知識、最大限度減少禽流感疫情帶來的危害和影響、切實保障人民群衆身體健康和生命安全。(感染が発生した後、江西省委員会・江西省政府は、これを重視し正しく指導し、強衛書記・鹿心社省長は、予防コントロールプランに基づき、感染状況の監視、徹底的な予防コントロール、根本的な予防措置等のそれぞれの作業を適切にきちんと把握し、全力で患者救命活動を遂行し、速やかに正確な情報発信をし、感染の予防コントロールの知識を普及し、最大限に鳥インフルエンザ感染がもたらす危険と影響を減らし、適切に一般民衆の身体の健康と生命の安全を守るように、特に指示を与えた。)
省衛生廳第一時間啓動應急響應、派出省級專家組赴現場指導臨床救治・流行病學調査及防控工作。(江西省衛生庁は最初の1時間に、緊急に対応を開始し、江西省クラスの専門家チームを現場に派遣して臨床救命治療・感染症学調査と予防コントロール作業を現場指導している。)

經醫學觀察、14名密切接觸者未發現異常。(医学的な経過観察を行ったが、14名の濃厚接触者には異常は現れていない。)

この
 定型文による発表
なのだが、
 中国共産党が知らせたいのは青字の部分
である。つまり
 H7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染のその地域の「初めての感染例」

 いかに省や市が迅速かつ適切な行動を取り、下部組織を指導したか
ということを
 喧伝するための茶番
だと考えられる。

一部情報の「予言」が当たるわけだ。
恐らく、筋書きはこうなっている。
 1. 北京市・山東省・江西省を「模範的行動地区」に指定
 2. 何例かいるはずの「疑似感染者」から「行動計画に合致する症例」を選択
 3. 期日通りに「初めての疑似感染例」を発表 市クラス→省クラス→中国国家クラスと、クラスを上げながら各クラスの疾病予防コントロールセンターが検体の検査を続ける
 4. 行動計画通りに「確定診断」 中国国家疾病予防コントロールセンターが最終的に確定診断
 5. 共産党の指導の勝利 策定されている、H7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染マニュアルを理想的に遂行
というシナリオだ。

恐らく、一部情報が伝えるように
 習近平新体制が発足する3月の全国人民代表大会と中国人民政治協商会議終了まで隠蔽されていたH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染

 上海で予想を上回る死亡率
だったために
 習近平体制は「感染症の征圧にも勝利する」というシナリオ
が作られ、
 習近平体制の成功を喧伝するための一種の医学的・公衆衛生的「軍事演習」
として
 北京市・山東省・江西省の「初の確定診断パフォーマンス」が展開
されているのではと思われる。

これから10年は
 習近平体制が続く
わけで、最初から
 H7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染で人民が多数死亡という事態は避けたい中国共産党指導部
が、
 中国共産党が「容認できる数字」までは「世界に公表」
しているのが
 現在のH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染
についての
 大本営発表の真相
ではないか。

中国国家衛生・育成計画委員会が
 ここまで感染者が増大しているのに、発表を毎日から週一回に変更
するのは
 そろそろ、中国共産党の「容認できる数字」に近づいてきた
からではなかろうか。

以後、
 正直な数字
が出なくなるかどうか。

世界が中国を見ている。今度
 SARSの時と同じような隠蔽工作
を行った場合、
 中国の威信は地に墜ちる
のは間違いない。

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