中国のH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染 (番外編)横浜市関内で烏と鳩が死んでいるのが見つかり検査へ→香港紙もすぐに報道→鳥インフルエンザウイルスは検出されず 毒物か
横浜で
烏と鳩の死骸が落ちていた
ので、ただいま検査中。
読売が報じているが、香港の蘋果日報もすぐに報道した。
読売はこちら。
横浜でカラス17羽の死骸…鳥インフルを検査30日午前7時55分頃、横浜市中区相生町の路上で、通行人から「鳥が死んでいる」と加賀町署に通報があった。
同署員と中区職員が周辺を探したところ、半径約100メートル内にカラス17羽とハト1羽が死んでいるのが見つかった。ハトには外傷があったが、カラスにはなかった。
カラスの死骸の数が鳥インフルエンザ感染を疑う基準の10羽を超えたため、このうち4羽を市衛生研究所(横浜市磯子区)に運び、感染した可能性がないか検査している。(2013年4月30日13時11分 読売新聞)
こちらは地元紙神奈川新聞。動画付。
【動画】関内地区でカラス大量死、外傷なく毒物検査へ/横浜
2013年4月30日
横浜市中区の繁華街で、半径約100メートルの範囲にカラス計17羽が死んでいるのが見つかった。外傷はなく、県警が毒物検査を行うなどして原因を調べている。
現場は、オフィスビルや飲食店などが立ち並ぶ関内地区。
こちらは香港蘋果日報。
横濱烏鴉集體死亡 疑爆禽流感(横浜で烏が大量死 鳥インフルエンザ感染の疑い)
建立時間: 0430 12:39
日本横濱市今早近八點、在一處路上發現17隻烏鴉及一隻白鴿屍體、衛生部門接報到場、發現一部分烏鴉嘴邊有吐物、懷疑有毒性、正循禽流感症状展開調査。(日本の横浜市で今朝八時頃、ある道路上に、17羽の烏と1羽の白鳩の死体が見つかった。保健所が通報を受けて現場に到着、一部の烏の觜の辺りに吐瀉物があったので、毒性があるかもしれないと疑い、鳥インフルエンザの症状に沿って、調査をすすめているところである。)
なんと
香港蘋果日報の方が、読売新聞よりwebへの掲載が早い
ということに。もっとも
いま、中国の周辺ではどこもH7N9型鳥インフルエンザの伝播がないかどうか、やきもきしているから、
野鳥が大量死
というと、身構えるよね。
続き。(20:49)
横浜の烏大量死は
鳥インフルエンザが原因ではなかった
模様。
NHKより。
カラス死骸 鳥インフルは検出されず
4月30日 18時34分30日朝、横浜市中区の繁華街の路上で、カラス20羽とハト1羽が死んでいるのが見つかり、カラス4羽について横浜市衛生研究所が検査を行った結果、鳥インフルエンザウイルスは検出されなかったことが分かり、警察は引き続き詳しい原因を調べています。
30日午前8時前、横浜市中区相生町で、カラスが死んでいるのを通りかかった人が見つけ、警察に通報しました。
警察が付近を調べたところ、JR関内駅から北へ400メートルほどの飲食店などが建ち並ぶ繁華街の半径およそ100メートルの範囲の路上などで、カラス20羽とハト1羽が死んでいるのが見つかりました。
警察によりますと、いずれも目立った傷はなく、カラス4羽について、横浜市衛生研究所が持ち帰って簡易検査を行ったところ、鳥インフルエンザウイルスは検出されなかったということです。
警察はカラスなどが毒物を食べた疑いもあるとみて、横浜市衛生研究所と詳しい死因を調べています。
いま懸念されている
H7N9型鳥インフルエンザウイルス
は、
鳥を殺すことはあまりないウイルス
である。
横浜の烏大量死は毒餌でも撒いたか?
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