中国のH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染 (その94)江蘇省で新た2名の死亡者 感染者は128名 死亡者26名@5/1 16:00現在 中国国家衛生・育成計画委員会→江蘇省衛生庁は死亡者情報未公開
やっぱり、
江蘇省がバックれ
ているようなのだが。
4/25〜5/1のH7N9型鳥インフルエンザ流行状況
を、中国国家衛生・育成計画委員会が
5/1 16:00現在のデータ
として発表した。
死亡者が2名増加している
のである。
まずは、中国国家衛生・育成計画委員会の発表より。日本の発表との人数の違いは
北京の不顕性感染者1名
が入ってないからだ。
4月25日-5月1日人感染H7N9禽流感疫情信息(4月25日〜5月1日のH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染の流行情報)
中華人民共和國國家衛生和計劃生育委員會www.moh.gov.cn2013年4月24日16時至5月1日16時、全國内地報告新増人感染H7N9禽流感確診病例19例。其中、江蘇省3例、浙江省4例、福建省3例、江西省5例、山東省1例、河南省1例、湖南省2例。(2013年4月24日16時から5月1日16時までの間で、中国の内地では新たに19例がH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染と確定診断されたとの報告があった。内訳は、江蘇省3例、浙江省4例、福建省3例、江西省5例、山東省1例、河南省1例、湖南省2例である。)
截至目前、全國内地共報告127例確診病例、其中死亡26人、康復26人。(いままでのところ、中国内地では全部で127例が確定診断されていて、その内死亡者は26人、健康を回復した者は26人である。)
病例分布於北京(1例)・上海(33例、死亡13例)・江蘇(27例、死亡6例)・浙江(46例、死亡6例)・安徽(4例、死亡1例)・福建(3例)・江西(5例)・山東(2例)・河南(4例)・湖南(2例)10省市的39個地市級區域。(感染者は、北京(1例)・上海(33例、死亡13例)・江蘇(27例、死亡6例)・浙江(46例、死亡6例)・安徽(4例、死亡1例)・福建(3例)・江西(5例)・山東(2例)・河南(4例)・湖南(2例)の10の省市の39の地市級区域に分布している。)
目前病例處於散發状態、尚未發現人傳人的證據。(いまのところ、症例は散発状態にあり、まだヒトからヒトへ感染した証拠はみつかっていない。)
どう考えても
江蘇省が2名死者が増えてる
じゃん。
先日の
新華社の江蘇省の死者数の謎の「増加」
は
これが原因か?
と思われる。すなわち
江蘇省で「何か」が起きてる
ということだ。少なくとも、江蘇省衛生庁は
4月28日以降、情報を更新してない
のである。
こちらは、台湾衛生署謹製の感染者・死亡者分布地図。5/1現在だが、午前中までの情報で作成されている模様。注目は
江蘇省 感染者27 死亡者5
となっているところで、中国国家衛生・育成計画委員会の発表と勘案すると
江蘇省の死亡者は5/1に1名増えたらしい
のである。
同じく、台湾衛生署謹製の
週間流行状況の棒グラフ
である。
流行の中心が
第17週に上海から浙江省に移った
だけでなく
各地に流行が拡大
したことが読み取れる。
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