お盆の御供にモータリゼーション 胡瓜や茄子じゃなくてトミカ@山形県酒田市
明日はお盆の迎え火を焚く日だが、
お盆にやってくるご先祖さまの乗り物
といえば
胡瓜の馬と茄子の牛
だ。
ところが、
山形県酒田市
では、最近違うらしい。
一人暮らしの伯母はキュウリやナスで馬を作らない。亡くなった伯父が早く帰って来るようにと、馬より早いトミカを飾る。伯父は運転しない人だったので、黒塗りハイヤーのトミカ。ここ数年でトミカを飾るのが流行しているらしい。山形県酒田市でのお盆にトミカは必須だと、トミカ工場は知ってるのかな。
— きくちいま (@imappage) August 11, 2013
へえ。他の地域ではどうかな?
ちょっとググってみたら、こんな話が。山形県庄内地方の風習について。
キャデラックな精霊馬
庄内のお盆の行事を検索しておりましたら、この「庄内を遊ぼう」にでくあいました。
私も庄内遊佐の出身で、お盆の風習で面白い経験があり他の庄内でも同様のことをされているか気になり検索してみました。
その風習とは、お盆の時期になると軒下に車や飛行機等の乗り物の玩具をつり下げるものです。多分これは先祖を乗りものに乗せて来てもらおうというものなのかなと私くし的には考えておりますが、真相をお判りの方教えて下さい。ちなみに私の実家ではキャデラックです。
by みうらさんわらでつくった馬は精霊馬(しょうれいうま)といいます。
お見込みのとおり、亡くなった方が乗ってくるもので私の家でも軒先につるしています。
秋田県の象潟町にも同じ風習がありました。(でも、大きさが大きく豪華でしたが)
多分、高度成長期に馬よりも車のほうがいいと思った人がいて、キャデラックになったのでしょうね。
by はじめさん
おお
庄内地方では軒先に精霊馬をぶら下げる風習
があって、
飛行機や自動車等の玩具をぶら下げるようになった
のね。
先のtweetは
胡瓜の馬や茄子の牛の代わりにトミカ
だったけど、
別に精霊馬からの派生
もあるみたいだ。
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