« 食べたいといったときに食べさせて上げよう | トップページ | ボタンを付ける »

2013-11-23

飛鳥京跡苑池第8次調査現地説明会@11/24 10:00-15:00

明日、
 飛鳥京跡苑池の第8次調査の現説

 10:00〜15:00
に開かれる。ここは橿原考古学研究所がずっと発掘している。
 日本の庭園の歴史
を考える上では、大変重要な遺跡だ。これまでにも
 薬の処方を書いた木簡
など、面白いものがたくさん見つかっている。ともかく規模が大きい。

今回の現説の眼玉はこんな話。NHKより。菅谷文則所長が大変うれしそうにコメントしている。


飛鳥京の庭園望む建物跡発見
11月20日 17時33分

奈良県明日香村にある国内最古の本格的な庭園跡「飛鳥京跡苑池」で、池を望む小高い場所に2つの建物跡が見つかり、専門家は豪華な庭園だったことを示す貴重な資料として注目しています。

飛鳥京跡苑池は、飛鳥時代の天皇の宮殿のそばに設けられた初めての本格的な庭園の跡です。
奈良県立橿原考古学研究所の発掘調査で、池の跡から20メートルほど離れた小高い場所で2つの建物跡が見つかりました。
建物跡の1つは南北に15メートル、東西に12メートル、もう1つは南北に7メートル、東西に20メートルの大きさで、研究所は、池を眺めるための施設だったとみています。
一方、2つある池の跡のうちの1つで、木の柱が2本見つかり、研究所は池にせり出した木造の施設の跡とみて調査するとともに、柱の変色の状況から池の水深が浅く保たれ底に敷き詰めた石を美しく見せるよう工夫されていたとみています。
平成11年度から始まった発掘調査は今年度で終わる予定で、橿原考古学研究所の菅谷文則所長は「想像を超える豪華な庭園であることが分かった。古代史を知るうえで重要な遺跡だ」と話しています。今回の研究成果については、今月24日に現地で説明会が開かれることになっています。

一応、発掘調査は今年で終了予定。
これから整備するんだろうね。

現地への行き方はこちら。駐車場が周囲にはないので、近鉄橿原神宮前駅もしくは飛鳥駅発のバスで行くか、飛鳥駅等でレンタル自転車を借りて行くか、かな。
Asuka
バスで行く場合は近鉄橿原神宮前駅下車、東口バス停に行って飛鳥駅方面行きの奈良交通バスに乗るのが一般的ルート。
奈良交通バスは、近鉄特急の西大寺方面からの特急到着時刻とバスダイヤが合ってないというマヌケな仕様だったんだが、最近改善されているのだろうか? 特急で降りたお客さんが、目当ての飛鳥巡りをするためにバスを利用しようと思うと結構待たされるので、
 待つのは時間の無駄とタクシーに乗っちゃう
という結果となり、
 明日香村のポイントポイントをくまなく回るバス
という
 最大の利点を生かせないダイヤ編成

 取れるはずの収益をみすみす逃す情けない展開
だったんだが。
明日は臨時バスが出てるとイイですね。

橿原考古学研究所の発表はこちら。


史跡・名勝飛鳥京跡苑池第8次調査現地説明会のご案内(PDF)

奈良県立橿原考古学研究所
Tel 0744-24-1101

今年度の調査で南池を完掘し、その全貌が明らかとなりました。また、池や水路の周囲には掘立柱建物が配置され、広大な飛鳥時代の苑池の実態が判明しました。
実施日時 :平成25年11月24日(日)10時から15時まで
※説明は随時行います。
小雨は決行しますが、悪天候の場合は中止します。
説明会場所:高市郡明日香村岡 史跡・名勝飛鳥京跡苑池
明日香郵便局より北西へ 400m
交 通 :近鉄橿原神宮駅東口より奈良交通バス
飛鳥駅方面行き「岡橋本」下車。
※駐車場はありません。
公共交通機関・レンタサイクルをご利用ください。

さて、
 NHKに顔を写されたい場合は、最初の現地説明に間に合うように現地到着
すれば、NHKだけでなく、最低でも関西のマスコミ各社が取材に来ていることと思われる。で
 昼もしくは夕方の関西ローカルニュース等で取り上げられる
という段取り。あとは
 明日の朝刊の関西ニュース
ですかね。

わたしはマスコミが来てなさそうな時間に、ゆっくり行きます。

|

« 食べたいといったときに食べさせて上げよう | トップページ | ボタンを付ける »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 飛鳥京跡苑池第8次調査現地説明会@11/24 10:00-15:00:

« 食べたいといったときに食べさせて上げよう | トップページ | ボタンを付ける »