食品偽装をぶっ飛ばせ 「下品な寿司ネタ」の愉悦@回転寿司 根室花まる 新千歳空港店
阪急阪神グループホテルの
食材偽装騒動
に始まり、ホテルや百貨店等に広まっている
食品偽装・誤表示騒動
だけど、確かに
アレルギーを引き起こす食品の無表示
は命に関わる話。これは勘弁して欲しいが、命に関わらない部分、
「夢とロマン」の「外食メニュー」
に、
ほんまでっか
と聞くのも野暮な話。てか
本当の供給量と市販されている量が一致しない食材
なんていうのは、昔からある。
ダマされるかどうか
は
運次第
だ。
今は亡き琢磨の大将は
鱧寿司な、国産でやったら(原材料費だけで)エライこっちゃがな。ああいうタレを使うもんは、国産でのうても、そこそこの(有名店と比較しても遜色のない)味になる。そこは腕や。
とのたまわっていた。
で。
大枚はたいて食べる回らない寿司
で、
おおっぴらな「食品偽装」
があったら、暖簾に関わる大問題だけど
庶民の味方の回る寿司
にあれこれ難しい注文をするのは、行く場所を間違えている。
回る寿司、それも、一見さん大量入店の
空港の回る寿司
と言えば
回転寿司 根室花まる 新千歳空港店
だ。回る寿司だけど、そこそこ美味しい。てか、
花まるの真骨頂は道内産の「下品なネタ」にこそある
と思う。道外から来られる観光客のみなさんは、あまり考えないで注文されているようだが
北海道ならではの下品なネタが楽しい寿司屋
なのだ。
先日、法事で帰省した帰り、飛行機を待つ間に寄ってきたのだが、これは下品中の下品。
牡丹海老の握りなのだが
味噌用に空の軍艦巻きがついてくる
というところが下品でステキ。写真は、味噌を軍艦巻きに収めたところ。
こちらはちょっと珍しい
鱈場蟹のフンドシの肉
だ。蟹のフンドシの中には三角の肉が付いている。毛蟹やずわい蟹だと、かなり小さいのだが、さすがに
鱈場蟹サイズ
となると、
フンドシの肉が寿司ネタになる大きさ
だ。なお、当日
レーン上には、鱈場蟹のフンドシ本体
も回っていた。
蟹の類では、もう一つ、これもかなり下品なネタだが
花咲蟹の軍艦巻き
だ。花咲蟹は、脂がのっているので、好き嫌いがあるだろうけど、こうやって軍艦巻きにしてしまえば、それほど抵抗はない。
これも下品といえば下品
筋子の軍艦巻き
だ。この日は
筋子をどんと一筋載せた握りが売り切れ
だったので、悔しさの余り、勢いで軍艦巻きを頼んだ。黄色いお皿は199円。もちろん、
王道のイクラの軍艦巻き
もあるけど、下品なネタなら筋子でしょう。甘辛い味付けだ。
回転寿司 根室花まる
で外せないのが、
充実している味噌汁類
である。いつも
ネタを取った後のアラで作ったアラ汁
が各種用意されている。この日は
ギンポウのアラ汁 199円
があった。
今は茸のシーズンなので茸汁も用意されている。
北海道からの帰りは、いつも少し早めに新千歳空港に行って、花まるで
北海道らしい下品な味を堪能
することにしている。
大抵、店の前の椅子に座って並んで順番待ち
をしているので、時間には余裕がないと寄れないけどね。待ち時間は食事時を外せば、せいぜい20分くらいだけれども。
ま、もとはと言えば、
握り寿司は庶民の食
なわけで、
下品なネタこそ、握り寿司本来の王道
だろう。
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