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2014-01-31

STAP細胞 案の定 小保方晴子ユニットリーダーにメディアスクラム 研究者の仕事は研究 マスコミは邪魔するな

まったく。
 研究者は、そこらのタレントではない
のだからな。
報道が過熱し、
 メディアスクラム
が起きてしまった。小保方晴子ユニットリーダーが困惑している。理研の細胞リプログラミング研究ユニットから、次のようなお願いと応援してくれた人への感謝が表明されている。

まずは、マスコミへの「お願い」。


Jan. 31, 2014 報道関係者の皆様へのお願い
STAP細胞研究はやっとスタートラインに立てたところであり、世界に発表をしたこの瞬間から世界との競争も始まりました。今こそ更なる発展を目指し研究に集中すべき時であると感じております。

しかし、研究発表に関する記者会見以降、研究成果に関係のない報道が一人歩きしてしまい、研究活動に支障が出ている状況です。また、小保方本人やその親族のプライバシーに関わる取材が過熱し、お世話になってきた知人・友人をはじめ、近隣にお住いの方々にまでご迷惑が及び大変心苦しい毎日を送っております。真実でない報道もあり、その対応に翻弄され、研究を遂行することが困難な状況になってしまいました。報道関係の方々におかれましては、どうか今がSTAP細胞研究の今後の発展にとって非常に大事な時期であることをご理解いただけますよう、心よりお願い申し上げます。

STAP細胞研究の発展に向けた研究活動を長い目で見守っていただけますようよろしくお願いいたします。

2014年1月31日
小保方 晴子

これから全世界で大規模な追試が始まる。というか、もう既に始まっている。こんな時期に
 下世話な興味しか持たないマスコミが理研周辺や小保方晴子ユニットリーダーのプライバシーに土足で踏み込む
のは
 日本の先端研究のスピードを遅らせ、足を引っ張る害悪
でしかない。

取材する側は男性が多いと思われるが
 年若い女性だから多少の無理は聞いてくれるに違いない

 勘違いしている
んじゃないの。
 今や世界的な脚光を浴びる研究者

 大変失礼
ではないか。これがたとえば、山中ラボの男性メンバーに対してだったら
 同じ態度で取材する
のか?

それから、こちらは、
 応援してくれた人への謝辞
だ。


Jan. 31, 2014 小保方宛てに直接ご連絡頂いた皆様へ
この度は多くの方々のご協力のお蔭で「体細胞初期化に関する研究論文」を1月30日に発表することができました。

発表後、沢山の応援のご連絡を頂き、研究室メンバー一同大変励まされております。本来なら個別にお返事をさせていただきたいのですが、実験と突然増えた業務の処理に追われ、お返事を出させていただくのが難しい状況になってしまいました。ホームページ上での御礼となりますことをお許しください。
皆様への感謝の思いは次の研究成果として示せますように、精一杯研究活動に取り組んでいく所存です。

また、各種のお問い合わせのメールも沢山頂いておりますが、それらにつきましても個別に対応させていただくことが困難な状況です。研究内容やその他の業務に関するお問い合わせは、国際広報室にてお受しております。申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
(以下略)

しかし、この
 細胞リプログラミング研究ユニットの公式サイト
って、こんなデザイン。小保方晴子ユニットリーダーの
 趣味が横溢
している模様。
Ob

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恭賀新禧! 吉祥如意!

今日は春節。
13894017341049117463


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万能細胞STAP細胞 小保方晴子ユニットリーダーが日本に残った契機は東日本大震災 ハーバードに帰る予定だった

今回のSTAP細胞だけれども、なぜ
 ハーバードで始めた研究

 日本で継続されることになったのか
がよく分からなかったのだが、
 2011年3月の東日本大震災が契機
だったという。神戸新聞より。


2014/1/31 07:40 小保方さん、理研入り転機は震災 STAP細胞作製
 新たな万能細胞「刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得細胞(STAP(スタップ)細胞)」を作製した小保方(おぼかた)晴子さん(30)は2011年3月、不安を募らせていた。研究員として米ハーバード大に戻る予定が、東日本大震災の影響で米国での就労ビザがいつ手に入るか分からない。頼ったのは現在の所属先で、神戸市中央区にある再生医療の拠点、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターだった。震災が大きな岐路となった。
 当時、同センターには現山梨大教授の若山照彦さん(46)がいた。以前、共同で研究したことがあり、震災直前に会った時の「困ったことがあったらうちにおいで」という言葉が頭に浮かんだ。思い切って「困ったので明日から行ってもいいですか」と連絡を取った。
 これがきっかけとなり、短期間の滞在のつもりが、13年3月にはセンターの研究ユニットリーダーに抜てきされた。
 00年に設立されたセンターは、動物の発生メカニズムの解明と再生医療などの応用基盤を築くための研究機関。多数の研究チームがあり、外部の資金も含め約40億円を超える予算を組む。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床研究を進める高橋政代プロジェクトリーダー(52)も所属している。
 笹井芳樹副センター長(51)は「ベテランの研究者だけでなく、新しいことに挑むアイデアを持った若い人にもチャンスを与えている」と話す。
 一度は英科学誌ネイチャーに却下された論文を、掲載される内容にまで充実できたのは、笹井さんらの助言があった。小保方さんも、支えてくれた周囲への感謝を惜しまない。「やると決めたらやり切る」(学生時代の知人)という姿勢も大学時代から変わらない。
 早稲田大のラクロス部の先輩だった川崎市の女性会社員(30)は「早朝の練習にも毎日出て、失敗してもこうすればうまくいくのでは、と常に考えていた」と振り返る。
 今後、STAP細胞をめぐる世界との競争が激しくなるが、小保方さんは「いろいろな方への恩返しと言うと変だけど、一歩一歩研究を続けていきたい」と決意を新たにする。

なるほど、震災直後はアメリカ大使館の業務が滞っていたのだけれども、それが、日本に残る転機になったということか。
もし、渡航時期が震災の影響がない時期だったら、小保方さんは、ハーバードで研究を続け、一昨日のような理研での成果発表とはならず、外電を引用する形で
 アメリカで研究を続ける日本の研究者が大発見
という方向で報道されていたかも知れない。もちろん、その場合は
 なぜ、日本で才能が伸ばせなかったのか
という「批判」も付いてきただろう。

震災後、一時的に研究拠点を海外に移した研究者も少なからずいたのだが、小保方さんの場合は、海外から戻って、そのまま日本で研究を続けることになった。

日本政府は、今回の「快挙」に浮かれて
 これまでの政策が正しかった
と思い込んでいるようだけれども
 大災害がなければ、小保方さんはアメリカで研究を続けていた可能性が大きかった
ということを、肝に銘じて欲しい。

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2014-01-30

万能細胞STAP細胞 ハーバード大でサルの脊髄損傷に応用実験中 ヒトでのSTAP細胞作成も試みる 特許は日米3機関合同で出願済み(補筆あり)

ところで、今回
 STAP細胞について発表した小保方晴子理研・ユニットリーダーの指導教授
である
 ハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授のチーム

 2011年から、サルの脊髄損傷への移植実験
をしているという。共同より。


STAP細胞使い、サルで実験 米チーム、脊髄損傷に

 細胞に刺激を与えることで、さまざまな種類の細胞に変化できる能力を持たせた新しい万能細胞「STAP細胞」を使い、米ハーバード大のチームが脊髄損傷のサルを治療する研究を始めていることが30日、分かった。人間の細胞を使った作製も研究しているという。
 マウスの細胞で世界初の作製を報告した30日付英科学誌の論文を理化学研究所チームと共同で執筆したハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が共同通信の取材に答えた。人工的に脊髄を損傷してまひを起こさせた複数のサルからSTAP細胞を作製し、移植に利用する実験を2011年から始めているという。

2014/01/30 17:38

サルでのSTAP細胞の作成は、
 ヒトへの応用の一歩手前
だと思われるが、
 サルのどういう細胞を使って、どのくらいの歩留まり
なんだろう。

で、
 STAP細胞の特許
は、
 理研・東京女子医大・ハーバード大の関連病院ブリガム・アンド・ウィメンズ病院の3者共同ですでにアメリカに国際特許を出願済み
だ。読売より。


発明者に小保方さんの名も、既に国際特許出願

「STAP細胞」の作製に成功した理化学研究所などが国際特許をすでに出願していることが30日、わかった。
 今後、再生医療への応用などを目指した国際的な知財競争が激化することが予想され、今回の特許がどのような形で認定されるかが注目される。
 国際特許は、理研と東京女子医科大、米ハーバード大の関連病院であるブリガム・アンド・ウィメンズ病院の3施設が合同で米当局に出願。2012年4月から手続きを始め、昨年4月に出願した。発明者には、小保方晴子・理研ユニットリーダー(30)ら7人が名前を連ねている。
 出願内容は「ストレスを与えることで、多能性細胞を作製する手法」。iPS細胞(人工多能性幹細胞)のように、外部から遺伝子を導入したり、たんぱく質などを加えたりしなくても、皮膚のような体細胞が、多能性細胞に変化することを示した。ただ、最終的に特許当局にどこまで権利範囲が認められるかは分からない

(2014年1月30日16時02分 読売新聞)

というわけで
 特許は日米3機関で出願
か。どういう様態の権利になるのかは、これから、ということだな。
(補筆 1/31 4:00)
こちらが出願されている特許。
(WO2013163296) GENERATING PLURIPOTENT CELLS DE NOVO
発明者として
 VACANTI, Charles A.; (US).
 VACANTI, Martin P.; (US).
 KOJIMA, Koji; (US).
 OBOKATA, Haruko; (JP).
 WAKAYAMA, Teruhiko; (JP).
 SASAI, Yoshiki; (JP).
 YAMATO, Masayuki; (JP)
の7名が明記されている。
(補筆終わり)

おまけ。理研メンバーで現在NPO「オール・アバウト・サイエンス・ジャパン(AASJ)」代表の西川伸一氏のコメントはこちら。

1月30日:酸浴による体細胞リプログラミング(1月30日Nature誌掲載論文)

注目すべき発言は以下の部分。


さて、この論文については私も関係者の一人なので、まずそれを断っておく(神戸理研発生再生研究センター(CDB)に昨年まで在籍、現在も顧問)。意見にバイアスがかかるのを恐れ、これまでCDBの研究を取り挙げる事を控えていた。しかし小保方さんの論文への反響が大きいので、禁を破ってこのHPでも自分の考えを書き残す事にした。
この論文には私も思い出が深い。最初にこの話を聞いたのは仕事でイスラエルに滞在していた約3年前の事で、メールでの依頼に応じて論文のレフェリーコメントにどう答えればいいのかなどボストンのバカンティさんと電話で話をした。その後帰国してから、若山研に寄宿して実験をしていた小保方さんと出会って論文についてアドバイスをした。話を詳しく聞いて研究の内容についてももちろん驚いたが、小保方さんと言う人物にも強い印象を受けた。(略)
何れにしても小保方さんの結果により再認識させられるのは、どの方法でリプログラミングを誘導しようとも、リプログラミング自体が生理的な過程ではないことだ。事実、私たちのゲノムは30億塩基対という膨大な物だ。この30億塩基対のエピジェネティックな状態の細部を思い通りに制御するなど至難の業だ。このため、表面的な転写ネットワークは同じでも、リプログラムのされ方が異なる多様な状態が可能なのだろう。おそらく、今後も様々な状態の全能性・多能性の幹細胞が報告される事だろう。山中さんのiPSが火をつけた「誰でも簡単に試験管内で誘導できる体細胞リプログラミング」と言う革命はますます拡がりを見せている
さて報道の方だが、安全で早い多能性幹細胞の新しい作成方法と言う点を強調した記事と、独特のキャラクターを持つ若い女性と言う小保方さんを強調した記事とに分かれているようだ。後者の記事は私も大歓迎だ。特に多くの女性が理系を目指すようになるのではと期待する。理研で独立研究者として小保方さんを採用したのは彼女が20代の時だ。慣例や階層性にとらわれずに組織さえその気になれば日本の女性はもっともっと活躍する
一方、この方法がこれまでの方法より安全で役に立つと言う記事は願い下げたい。

で、吃驚したのは結びの言葉。


幸い小保方さんを採用するときのインタビューで、彼女は私たち凡人の頭では思いつかない研究計画を提案していたので安心している。日の目を見なかったが最初のドラフトで「生への欲求は生物の本能だ」と、なぜ細胞にストレスを与える気になったのかの説明を始める感性は尋常ではない。彼女の様な人に自由にやってもらう事こそ我が国のためになる。小保方さんも是非国民の期待を手玉に取りながら、気の向くままに研究をして行って欲しいと願っている。

むむむ
 小保方晴子ユニットリーダーの「見据える先」
って、何だろう。こっちはこっちでドキドキするね。

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万能細胞STAP細胞は弱酸性溶液で生後1週間のマウスの細胞をリセット 小保方晴子研究ユニットリーダーの着眼点が凄い@1/30 Natureに掲載→2/5 早稲田の理工で講演会→2/5の公演予定がサイトから消える(補筆)

(補筆 1/31 3:50)
早稲田の理工での講演会だが、現在、該当する内容が、サイトから消えている。
予定に変更がある模様。
理工学部/大学院理工学研究科 講演会
(補筆終わり)

昨夜から今朝に掛けて、FacebookのTLは、この話題で持ちきりだった。
理研の発表。


2014年1月29日 独立行政法人理化学研究所体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見-細胞外刺激による細胞ストレスが高効率に万能細胞を誘導-

ポイント
細胞外刺激により体細胞を迅速に多能性細胞へ初期化する方法を開発
核移植も遺伝子導入も不要な多能性の獲得という新しいメカニズムを発見
初期化された多能性細胞はすべての生体組織と胎盤組織に分化できる

要旨
理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、動物の体細胞[1]の分化の記憶を消去し、万能細胞(多能性細胞[2])へと初期化[3]する原理を新たに発見し、それをもとに核移植や遺伝子導入などの従来の初期化法とは異なる「細胞外刺激による細胞ストレス」によって、短期間に効率よく万能細胞を試験管内で作成する方法を開発しました。これは、理研発生・再生科学総合研究センター(竹市雅俊センター長)細胞リプログラミング研究ユニットの小保方晴子研究ユニットリーダーを中心とする研究ユニットと同研究センターの若山照彦元チームリーダー(現 山梨大学教授)、および米国ハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授らの共同研究グループによる成果です。

哺乳類の発生過程では、着床直前の受精胚の中にある未分化な細胞は、体のすべての細胞に分化する能力(多能性)を有しています。ところが、生後の体の細胞(体細胞)は、細胞の個性付け(分化)が既に運命づけられており、血液細胞は血液細胞、神経細胞は神経細胞などの一定の細胞種類の枠を保ち、それを越えて変化することは原則的にはありません。即ち、いったん分化すると自分の分化型以外の細胞を生み出すことはできず、分化状態の記憶[4]を強く保持することが知られています。

今回、共同研究グループは、マウスのリンパ球などの体細胞を用いて、こうした体細胞の分化型を保持している制御メカニズムが、強い細胞ストレス下では解除されることを見いだしました。さらに、この解除により、体細胞は「初期化」され多能性細胞へと変化することを発見しました。この多能性細胞は胎盤組織に分化する能力をも有し、ごく初期の受精胚に見られるような「全能性[5]」に近い性質を持つ可能性が示唆されました。この初期化現象は、遺伝子導入によるiPS細胞(人工多能性幹細胞)[6]の樹立とは全く異質のものです。共同研究グループは、この初期化現象を刺激惹起性多能性獲得(STAP)、初期化された細胞をSTAP細胞と名付けました。STAPの発見は、細胞の分化状態の記憶の消去や自在な書き換えを可能にする新技術の開発につながる画期的なブレイクスルーであり、今後、再生医学のみならず幅広い医学・生物学に貢献する細胞操作技術を生み出すと期待できます。

本研究成果は英国の科学雑誌『Nature』(1月30日号:日本時間1月30日)に掲載されます。
(以下略)


動画が2本、Youtubeで公開されている。


公開日: 2014/01/29
Lymphocytes exposed to low-pH conditions are reprogrammed to a pluripotent state within 3 days. GFP shows expression of pluripotency marker Oct4, which is activated within about 2 days. (Work carried out at RIKEN CDB by Obokata et al. Nature 2014)
酸性処理したリンパ球より初期化され、STAP細胞になってゆく最初の3日間の過程を­示します。緑色の蛍光は、Oct4という多能性細胞マーカー遺伝子が活性化しているこ­とをGFPタンパクの発現レポーターで示したものです。もともとGFPタンパクの蛍光­を発していないリンパ球が、2日程度で蛍光を発現しだすことが判ります。2014年1­月30日に行ったプレスリリースの関連動画です。
www.riken.jp/pr/press/2014/20140130_1/
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター細胞リプログラミング研究ユニット
小保方晴子研究ユニットリーダー



公開日: 2014/01/29
On injection into a mouse blastocyst, STAP cells contribute to embryonic development. Using tetraploid complementation, it is possible to generate chimeric mice in which 100% of the embryo's somatic tissues are derived from STAP cells. (Work carried out at RIKEN CDB by Obokata et al., Nature 2014)
STAP細胞をマウス胚盤胞(着床前胚)に注入して、仮親マウスの子宮に着床させ、発­生させたものです。マウス胚盤胞は、特別な処理(細胞融合による4媒体形成)により胎­盤にはなれるが、胎仔にはなれないものを使用しました。緑色の蛍光は、注入したSTA­P細胞由来の細胞であることを示します。胎仔全体がSTAP細胞由来であることがわか­ります。胎生10.5日胚。
心臓がよく動いており、生きていることを示します。
2014年1月30日に行ったプレスリリースの関連動画です。
www.riken.jp/pr/press/2014/20140130_1/
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター細胞リプログラミング研究ユニット
小保方晴子研究ユニットリーダー

理研の発表は、すごくわかりやすくて、
 優秀な中学生ならなんとか理解出来るレベルの書き方
なので、我と思わん小学校高学年以上の科学少年少女は是非上記リンクにアクセスしてトライを。

これは、非理系でも、今回の発表の意味が分かるように書いたダイジェスト版。
60秒でわかるプレスリリース

で、こちらがNatureに載った論文。
Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency
著者と掲載号の書誌情報。


Haruko Obokata, Teruhiko Wakayama, Yoshiki Sasai, Koji Kojima, Martin P. Vacanti, Hitoshi Niwa, Masayuki Yamato & Charles A. Vacanti

Nature 505, 641–647 (30 January 2014) doi:10.1038/nature12968
Received 10 March 2013 Accepted 20 December 2013 Published online 29 January 2014

こちらが日本語要約。
細胞:外界刺激が誘導する体細胞から多能性細胞への運命転換

なんか
 機械翻訳っぽい
ですね。

今回の発表は
 弱酸性の溶液に生まれて1週間のマウスの細胞を25分間浸したところ、細胞がリセットされて、「万能細胞」になった
というもの。原理は
 細胞にストレスを与えると「初期化される」
という。上記理研の発表から。


また、酸性溶液処理以外の強い刺激でもSTAPによる初期化が起こるかについても検討しました。その結果、細胞に強いせん断力を加える物理的な刺激(細いガラス管の中に細胞を多数回通すなど)細胞膜に穴をあけるストレプトリシンOという細胞毒素で処理する化学的な刺激など、強くしすぎると細胞を死滅させてしまうような刺激少しだけ弱めて細胞に加えることで、STAPによる初期化を引き起こすことができることが分かりました。

この
 少しだけ弱めて細胞に加える
というところがポイントだな。原理は違うけど、
 パストゥールのニワトリコレラワクチン作成の実験(弱毒化した株を使う)
を思い出した。どうしてこうした
 細胞にストレスを与える
ことを思いついたかというのが、あちこちの新聞に載っている。ここは読売より。


論文一時は却下…かっぽう着の「リケジョ」快挙
(略)
 小保方さんは早稲田大理工学部を2006年に卒業後、高校時代から憧れていた再生医学の研究を開始。この年、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製したと発表した山中伸弥・京都大教授の講演を聞き、研究に打ち込む決意を強めた。刺激で細胞を変化させるという今回の成果につながるアイデアが浮かんだのは08年に留学していた米ハーバード大でのことだった。
 実験で極細のガラス管にマウスの細胞を通すと、予想より多い幹細胞ができた。「狭い場所を通る刺激がきっかけになったのではないか」と発想を転換して研究を続けた。

同じ現象には、小保方さんだけでなく、多くの研究者が遭遇していたのではないかと思う。もともと化学を学んでいたというバックグラウンドが、
 生物プロパーの研究者なら、見過ごしてしまう点
を見逃さなかった。山中伸弥教授のラボでも
 大学院まで全くバイオサイエンス研究の経験がなかった高橋和利・現講師の「逆転の発想」がiPS細胞完成
に導いた故事がある。

さすがに、
 生物学の常識では考えられない実験結果
なので、
 今回論文を載せたNatureが最初はrejectした
というのも、分からないではない。その辺りを上記読売の記事から。


 権威ある科学誌ネイチャーに論文を投稿したが、掲載は却下され、審査した研究者からは「細胞生物学の歴史を愚弄している」という趣旨のメールも届いた。肩を落とす小保方さんを、幹細胞研究の第一人者である笹井芳樹・副センター長(51)らが支援。データを解析し直し昨年3月、論文を再投稿。掲載が決まった。

まあ
 普通に生物学プロパーの研究者だったら、まず信じない
だろう。その点
 理研の周囲の年上の研究者が小保方さんをサポート
してくれたというのが良かった。てか、
 若い女性研究者の「アイデア」を潰さず、伸ばす研究環境が日本に存在する
というのは、実に素晴らしいと思う。大抵は、
 嫉妬と「思い込み」

 凄い研究の芽を摘み取ってしまう
ことが多いんだよね。

今後はまずは
 生まれて1週間という若い細胞ではなく、オトナの細胞でもうまく行くのか
が最初の壁だ。世界中でもう追試が始まっていることだろう。
実用化に向けては
 ヒトの細胞でも同じことが効率的にできるのか
という辺り。

ところで、小保方晴子ユニットリーダーなのだが
 2002年に始まった早稲田のAO入試第一期生
なのである。


早稲田応用化学会 2007年度給付奨学生からのメッセージ

小保方 晴子(常田研 M2)

 小保方晴子私は幼き頃より、研究者を志し、特に再生医療に強い興味を持っておりました。また、早稲田大学応用化学科にはAO入試と言う特別入試枠で入学いたしました。そのときの面接において応用化学科の先生方が私の夢に真剣に耳を傾けてくださったことに感激し、これまで目標を見失わず大学生活を過ごすことができました。今回の面接においても、応化会OBの代表である選考委員のみなさまが私の未熟な考えを温かく受け入れてくださったこと、このご恩を忘れず、日々の研究に更に精進してまいりたいと考えております。
 現在、応用化学科のOBである東京女子医科大学岡野光夫教授との共同研究の下、かねてから希望していた再生医療の研究を行っています。日々の研究生活は非常に充実しており、このような環境を与えてくださったOBのみなさまには感謝の気持ちが募る一方でございます。
 博士後期過程進学後は、応援してくださるみなさまのお心に応えるべく、また応用化学会の更なる発展に少しでも寄与できるよう日々努力してまいります。このたびは本当にありがとうございました。

大学院に進んでから、もともとやりたかった
 再生医療研究
を、早稲田OBの岡野光夫東京女子医大教授の指導下で始めたのが2006年。今回のアイデアを思いついたのは、ハーバード大学に留学していた2008年だということだから、
 若い内、早い内に優れたアイデアが生まれる
という
 理系の王道
を歩んでいることになる。

そういえば、東大・京大で
 推薦入試
を導入する予定なのだが、
 第一期生の中から、たぶん小保方さんのような優秀な学生が生まれる
だろう。これは
 どの大学でも第一期生には「型破りの人材」が集まる
からで、入試方法が知られるようになると
 万全な対策をして入学に備える
から、
 なかなか面白い学生は入ってこなくなる
のが、一般的だ。東大の推薦入試の条件が発表されてたけど
 あんなに厳しくするなら、海外の大学にも入学できるレベル
じゃないのかな。
 推薦で東大に合格したのを蹴る
というのは、日本の高校では許してくれなさそうなので、
 だったら、最初から海外の大学へ行く
選択になっちゃう悪寒。アメリカ等では
 いくつもの大学からオファーが来て、その中から自分で選択する
わけだから、東大の条件は、それに比べると良くないよね。

さて、マスコミに一つ注文。
 早稲田出身の若い女性研究者
というので、
 ただでさえ多いマスコミの「早稲田閥」が沸き立っている
のは分かるのだが
 小保方晴子ユニットリーダーの仕事は研究
であって
 マスコミ対応
じゃないので、その辺り、勘違いせず、研究の邪魔をしないで欲しい。

おまけ。
海外の報道。
BBC
Stem cell 'major discovery' claimed

The Independence
Stem cell breakthrough: Japanese scientists discover way to create 'embryonic-like' cells without the ethical dilemma

The Scientist
New Method for Reprogramming Cells

TIME
Growing Your Own Tissue: Just Add Stress and Stir

USA Today
Researchers turn adult cells back into stem cells

さらにおまけ。
2/5に早稲田の理工学部で、小保方晴子ユニットリーダーの講演会が開かれる。


理工学部/大学院理工学研究科 講演会
2014/2/5(水) (14:40-15:20) [50- 先端生命医科学センターTWIns 2- ラウンジ]
演題: 幹細胞性と可塑性
講師: 小保方 晴子 (理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 細胞リプログラミング研究ユニット 研究ユニットリーダー)
対象: 学部生、大学院生、教職員、一般
主催: 【大学院】 先進理工学研究科 生命医科学専攻

一般のヒトも聴きに行けるみたいだけど、この発表の後なので、凄いことになるかもね。
Facebookでも友人と講演会の話題になった。ここは
 streaming希望
だな。やるよね?早稲田。

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2014-01-29

台湾故宮博物院から門外不出だった「肉」と「白菜」がやってくる ただし白菜は東博 肉は九博のみで短期間の期間限定展示

台湾の故宮博物院といえば
 肉と白菜
である。肉は
 肉形石
といって、東坡肉そっくりの奇石、白菜は
 翠玉白菜
といって、薄緑色の玉から丁寧に
 白菜とその上に止まる蝗と蟋蟀
を彫り出している。
これが肉。
肉形石(拡大)
白菜はこちら。
翠玉白菜(拡大)

故宮博物院の3階で展示されていて、いつ行ってもたくさんの観光客で溢れている。展示室には、各国語で用意されている説明の栞があって、もちろん、日本語のものも置いてある。
ゆっくり見るには、台湾で見るのが一番なんだけど、せっかく日本に持って来るのだから、多くの方々にご覧頂ければうれしい。肉と白菜は
 中国文化とはなんぞや
という問に対する、わかりやすい答の一つだと思う。
ただし、どちらも
 故宮博物院の秘宝中の秘宝
なので、展示期間は限られている。
 白菜 東博のみ 6月24日〜7月7日
 肉 九博のみ 10月7〜20日展示

今年開かれる
 「神品至宝」展
については、以下の通り。


「神品至宝」展:台北・故宮博物院から中国王朝の名品
毎日新聞 2014年01月29日 19時22分

 中国歴代王朝の名品が出陳される特別展、台北・故宮博物院の「神品至宝」展(毎日新聞社など主催)の報道発表会が29日、東京・上野の東京国立博物館で開かれ、同展の担当者やサポーターに就任した歌手の一青窈(ひととよう)さんが見どころを語った。

 特別展は、博物院から門外不出だった「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」(清時代、東博のみ6月24日〜7月7日展示)「肉形石(にくがたいし)」(清時代、九博のみ10月7〜20日展示)を含む231点により、悠久の中国文化の核心に迫る。

 発表会には、銭谷真美・東京国立博物館長、三輪嘉六・九州国立博物館長が出席。東京国立博物館の富田淳・列品管理課長が、目玉となる「散氏盤(さんしばん)」(西周時代)や「青磁輪花碗(せいじりんかわん)」(北宋時代)などを紹介し、「担当者がよりすぐった、普段は見られない名品の数々を堪能していただけます」と同展の意義を強調した。さらに、故宮の馮明珠(ふうめいじゅ)院長のメッセージビデオが流された。
(略)
特別展は、東京国立博物館(6月24日〜9月15日)と九州国立博物館(10月7日〜11月30日)で開かれる。問い合わせはハローダイヤル=東京展(03・5777・8600)▽九州展(050・5542・8600)。

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多発性硬化症(MS)は食中毒原因菌で腸内細菌でもあるウェルシュ菌が産生する毒素が引き金になる?@アメリカの研究

わたしたちの身体の神経繊維は、さまざまな刺激を電気的信号の形で伝達している。健康な神経繊維にはサヤ(髄鞘)が被さって保護しているもの(有髄線維)がある。有髄線維は、サヤのない神経線維に比べて、電気的信号の伝達が早い。ところが、この
 サヤが壊れてしまう病気

 多発性硬化症(MS)
だ。今のところは原因不明、日本では難病に指定されている。
サヤが破壊される場所によって症状はさまざまで、視力や運動に深刻な影響を与えたりする。
日本では稀な病気だが、欧米の白人の間では多い。自己免疫と関係しているのではないか、と考えられている。遺伝はしない。

この多発性硬化症が、
 ウェルシュ菌の産生する毒素が引き金になるのではないか
というワイル・コーネル医科大学のチームによる研究報告が、アメリカ微生物学会で先週23日に発表された。アメリカNBCのニュースより。


Foodborne toxin could trigger MS, studies suggest
JoNel Aleccia

Add another clue to the mystery of multiple sclerosis: Scientists say a poison produced by common foodborne germs could be a trigger for the debilitating autoimmune disorder that affects 400,000 Americans.

Researchers at Weill Cornell Medical College in New York have discovered that a toxin made by the bacterium Clostridium perfringens — responsible for a million cases of food poisoning in the U.S. each year — appears to attack the cells associated with MS.

“What we’ve shown is the toxins target the cells that are targeted in MS,” said Jennifer Linden, a Weill Cornell researcher who’s presenting findings Tuesday at a meeting of the American Society for Microbiology.

Her research also showed that about 13 percent of a small sample of food products harbored C. perfringens bacteria, and nearly 3 percent were positive for the toxin linked to MS.

It’s too early to suggest that MS is caused by food poisoning, but it does raise the possibility that the C. perfringens bacteria could be involved in activating the disease, said Bruce F. Bebo, associate vice president of discovery research for the National Multiple Sclerosis Society.

“To me, if you were going to design a trigger for this disease, this would really fit the mold really well,” Bebo said.

Specifically, it’s the epsilon toxin, one of 12 protein toxins produced by C. perfringens bacteria. Not only does the toxin attack the brain’s blood-brain barrier, it also kills the brain’s myelin-producing cells, the same cells that die in MS lesions, Linden said.

MS is a disease in which the fatty sheath around the nerves of the brain and spinal cord, called myelin, is destroyed, leading to a wide range of symptoms.
MS is thought to be caused by an environmental trigger, something scientists have sought for years, Bebo said. But the new theory from Weill Cornell’s team led by Dr. Timothy Vartanian, a professor of neurology and neuroscience, is particularly promising, Bebo said.
Most cases of C. perfringens food poisoning in people are caused by the A strain of the bacteria, one of five types. The B and D types, which produce the epsilon toxin, have rarely been seen in people. But last year, Weill Cornell researchers reported that they’d discovered the B strain in a 21-year-old MS patient, proving infection was possible.
They also examined banked blood and spinal fluid samples from MS patients and healthy controls and found that the MS patients were 10 times more likely to show evidence of antibodies signaling they’d previously been exposed to the epsilon toxin.

If the link with MS is proven, it’s possible that a vaccine or drug or probiotic treatment could be developed to destroy the C. perfringens B and D bacteria, which make the toxin, Vartanian has said.

まだ、
 ウェルシュ菌が犯人
とまでは言えないが、少なくとも
 ウェルシュ菌のつくる毒素が多発性硬化症を引き起こす可能性は高まった
ということになる。
ウェルシュ菌の食中毒というと、蛋白質の豊富な食品、特に食肉が汚染されて起きることが多い、という印象がある。なるほど
 欧米の肉食の盛んな地域での発生が多い
けれども
 日本では稀な病気
だ。これは
 食生活の違いが、発病率の違いに影響しているのか
と思うよね。

まだ、研究は始まったばかりだけど、多発性硬化症は実に厄介な病気、治療につながる発見ってことになるといいな。

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非医歯薬・ライフサイエンス系研究者にも役立つ無料のiBook「医学薬学基礎英単語1000」 金子周司、ライフサイエンス辞書プロジェクト

OSをMavericksにupdateしたので、
  iBook
がMacで使えるようになった。
iBook Storeで見つけたのが、無料の単語集
  金子周司、ライフサイエンス辞書プロジェクト「医学薬学基礎英単語1000」
だ。金子周司京都大学大学院薬学研究科教授とライフサイエンス辞書プロジェクトが制作している。
Ibookcover225x22575
連動する
WebLSD 英和・和英検索
と一緒に使うとより効果的。
この単語集は、実によくできていて、
 痒いところに手が届く
感じだ。もともとは医歯薬・ライフサイエンス系の学生用に作られた単語集だが、非医歯薬・ライフサイエンス系の研究者が、医歯薬・ライフサイエンス系の論文や書籍を読むときに実に有効。どの分野でもそうだけど
 その分野特有の「表現法」
がある。医歯薬・ライフサイエンス系では、一般に使われる英語とは意味や使い方が違う単語が少なからずあって、他分野の研究者が戸惑うことがあるけれども、この単語集は、そうした「躓きやすい」単語を上手に分類、きっちり掬い上げてくれる。
発音はついてないが、用例にはすべて日本語訳がつき、
 できるだけ「文章」での用例
が選ばれている。発音が知りたければ、語を選択・反転して
 実際に発音させる
か、Macで読んでいる場合は
 「調べる」を選んでMac付属の辞書を開く
のが簡単。
訳語は、
 日本語の論文で使われる表現
と対応している。
赤と黒の二色遣いで、フォントも美しく、使っていて楽しい単語集だ。

目次を紹介しよう。


Part 1. 頻出トップ50
Part 2. 訳がほぼ1つに決まる名詞
Part 3. 動詞にもなるシンプル名詞
Part 4. シンプル動詞は訳で工夫
Part 5. シンプル形容詞ときどき名詞
 情報 1. モバイルWebLSDの使い方
Part 6. 訳し分けが必要な名詞
Part 7. 動詞になり名詞としても多義
Part 8. 状況で訳し分ける動詞
Part 9. 形容詞もいろいろ変わる
Part 10. カタカナ外来語はどう訳す
 情報2. ネットなしでもLSDを使える「生き字引」
Part 11. ペアにして覚えよう
Part 12. 実験や論文でよく見る
Part 13. 物理や化学の専門用語
Part 14. 遺伝子から細胞まで
Part 15. 薬が効くしくみを知る
 情報3. 薬が覚えられない?それなら「デジ薬理」
Part 16. 医学の世界では意味が違う
Part 17. からだでの場所を表す
Part 18. 病気を表す専門用語
Part 19. 臨床や治療の場で使う
Part 20. 接頭語で効率的にマスター
 情報4. 洋書のKindle専門書を読みこなす
ABC順索引

時々
 百万遍界隈を中心に京都の12ヶ月を写真と短い文章で紹介
しているのだが、セレクションが気が利いている。ま、
 京大に在籍していた人
には、納得の選択。
 天下一品総本店
が出てくるとかね。

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2014-01-28

H7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染再び(その7)H7N9型鳥インフルエンザによる死亡者数は乙類感染症統計のカラクリで月末まとめて発表する決まり 1/27までの浙江省のH7N9型鳥インフルエンザ感染者は49人 死者12人

ところで、
 こんなに重態患者が出ている浙江省

 死亡者数がさっぱり出てこない
のはおかしい、とみんな感じていたところ、
 新華社通信が1月27までのH7N9型鳥インフルエンザの感染者数・死亡者数を発表
した。NHKより。


中国H7N9型感染22人死亡
1月28日 4時30分

ことしに入ってH7N9型の鳥インフルエンザウイルスの感染が拡大している中国では、これまでに感染者のほぼ5人に1人に当たる22人が死亡し、中国当局は、警戒を一層強めています。

中国ではことしに入ってH7N9型の鳥インフルエンザウイルスの感染が拡大していて、これまでに東部の浙江省や南部の広東省など中国本土の8つの省と市、それに香港で合わせて103人の感染が確認されています。
中国国営の新華社通信によりますとこのうち、感染者が49人と最も多い浙江省で、新たに11人が死亡したことが27日、明らかになり、この結果、香港を含め、中国でことしに入って鳥インフルエンザウイルスに感染して死亡した人は、感染者のほぼ5人に1人に当たる22人となりました。
中国の衛生当局は、これまでのところ人から人への持続的な感染はなく、感染者の多くは、生きた鳥に接触したことが確認されているとしていて、生きた鳥を扱う市場を閉鎖するなど対応を急いでいます。
中国では今月31日から旧正月の大型連休が始まり、多くの人が帰省や旅行のために外出することから、中国当局は感染者を早期に発見するため、空港や港での体温の検査を強化するなど、警戒を一層強めています。

浙江省衛生・育成計画委員会の
 關于我省公布的人感染H7N9禽流感患者死亡人數答網友問
によると
 H7N9型鳥インフルエンザは乙類感染症
なので、
 毎月末に全省の乙類感染症による死亡者数をまとめて発表する決まり
なのだそうだ。だから
 こんなに危篤患者がいても「死者数が出てこない」
ってことになっていた模様。

さて、全部訳すのが面倒なので、新華社の記事の関係するところだけピックアップする。


浙江12人感染H7N9禽流感死亡 出現有限的非持續的人傳人病例
2014年01月27日 20:45:30 來源、 新華網
新華網杭州1月27日電(記者張樂)
(略)
記者27日從浙江省人感染H7N9禽流感聯防聯控機制辨公室獲悉、在已確診的這49例患者中、有12例死亡、1例治癒出院、現住院36例死亡比例相比浙江去年有上升趨勢。(1月27日、記者が浙江省H7N9型鳥インフルエンザ感染共同防衛コントロール機構事務室から得た情報によると、すでに確定診断された49人の患者の内、12人が死亡し、1人が完治して退院、現在36人が入院中である。浙江省の死亡率は、昨年と比べて、上昇傾向にある。)
(以下略)

なんかNHKの報道と若干数が合わないようだが、先ほど引用した浙江省衛生・育成計画委員会の発表によると、
 1例は1月11日にあまりにも重症で確定診断前に死亡した患者さん
のことで、それ以後、入院治療の甲斐無く
 11名が亡くなっている
ということだ。

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H7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染再び(その6)浙江省で連日のH7N9型鳥インフルエンザ感染 1/21以降1/27までで新たに23人がH7N9型鳥インフルエンザに感染 13人重態@1/20 浙江省

2014-01-20 H7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染再び(その5)新たに浙江省で3人のH7N9型鳥インフルエンザ感染 年明けからすでに26人がH7N9型鳥インフルエンザに感染1人死亡15人重態@1/20 浙江省
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2014/01/h7n953h7n9-26h7.html
の続き。

今年の春節は1月31日だが、その目前のいま
 浙江省でH7N9型鳥インフルエンザの感染拡大
が続いている。どうしても、正月のお祝いの料理に鶏を潰すから、今後も、
 生きた鳥との濃厚接触による感染
は避けられない。しかも
 中国全土で民族大移動中
である。
 患者が散発的に全国で発生
する恐れは当然あるのだが、広い中国、地域によっては
 十分な治療が出来るかどうか謎
だからな。

浙江省衛生・育成計画委員会が毎日のように発表してくれているので、その発表を並べておく。纏めると
 23人が新たに確定診断され、内13人が重態
という厳しい状況だ。
 重態患者は、台州で2人、杭州で7人、紹興で4人治療中
が、これはいずれも
 H7N9型鳥インフルエンザ患者を収容するICUを備えた基幹病院
の筈だ。病院の名前は出てこないけどね。
訳は例によっていい加減なので、間違っていたらごめんなさい。


浙江省新増3例人感染H7N9禽流感病例(浙江省で新たに3人がH7N9型鳥インフルエンザに感染)
發布日期、2014-01-21 信息來源、省衛生計生委
2014年1月21日

浙江省衛生計生委1月21日通報、我省今日新増3例人感染H7N9禽流感病例。(1月21日、浙江省衛生・育成計画委員会は本日浙江省で新たにH7N9型鳥インフルエンザ感染症例が3人増えたと発表した。)
1 患者李某、男、57歳、農民、台州臨海市人。(1. 患者李さん、男性、57歳、農民、台州臨海市在住)
1月19日確診為人感染H7N9禽流感病例。(1月19日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情危重、在台州某醫院治療。(現在、容態は危篤で、台州のある病院で治療している。)
2 患者兪某某、男、49歳、農民、杭州蕭山區人。(2. 患者兪さん、男性、49歳、農民、杭州蕭山区在住)
1月20日確診為人感染H7N9禽流感病例。(1月20日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情為重症、在杭州某醫院治療。(現在、病状はかなりの重症で、杭州のある病院で治療している。)
3 患者樓某某、男、70歳、農民、紹興柯橋區人。(3. 患者楼さん、男性、70歳、農民、紹興柯橋区在住)
1月20日確診為人感染H7N9禽流感病例。(1月20日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情為重症、在杭州某醫院治療。。(現在、病状はかなりの重症で、杭州のある病院で治療している。)

浙江省新増3例人感染H7N9禽流感病例(浙江省で新たに3人がH7N9型鳥インフルエンザに感染)
發布日期、2014-01-22 信息來源、省衛生計生委
2014年1月22日

浙江省衛生計生委1月22日通報、我省今日新増3例人感染H7N9禽流感病例。(1月22日、浙江省衛生・育成計画委員会は本日浙江省で新たにH7N9型鳥インフルエンザ感染症例が3人増えたと発表した。)
1 患者林某某、男、53歳、農民、現住杭州市蕭山區。(1. 患者林さん、男性、53歳、農民、杭州市蕭山在住。)
1月21日確診爲人感染H7N9禽流感病例。(1月21日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情危重、在杭州某醫院治療。(現在、容態は危篤で、杭州のある病院で治療している。)
2 患者阮某某、男、71歳、農民、台州椒江區人。(2. 患者阮さん、男性、71歳、農民、台州椒江区在住)
1月21日確診爲人感染H7N9禽流感病例。(1月21日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情危重、在台州某醫院治療。(現在、容態は危篤で、台州のある病院で治療している。)
3 患者林某某、女、63歳、農民、台州温嶺市人、(3. 患者林さん、女性、女、63歳、農民、台州温嶺市在住)
1月21日確診爲人感染H7N9禽流感病例。(1月21日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情危重、在杭州某醫院治療。(現在、容態は危篤で、杭州のある病院で治療している。)

浙江省新増5例人感染H7N9禽流感病例(浙江省で新たに5人がH7N9型鳥インフルエンザに感染)
發布日期、2014-01-23 信息來源、省衛生計生委
2014年1月23日

浙江省衛生計生委1月23日通報、我省今日新増5例人感染H7N9禽流感病例。(1月23日、浙江省衛生・育成計画委員会は本日浙江省で新たにH7N9型鳥インフルエンザ感染症例が5人増えたと発表した。)
1 患者陳某某、女、66歳、退休、紹興越城區人。(1. 患者陳さん、女性、66歳、退職者、紹興越城区在住)
1月22日確診為人感染H7N9禽流感病例。(1月22日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情危重、在紹興某醫院治療。(現在、容態は危篤で、紹興のある病院で治療している。)
2 患者王某某、女、71歳、退休、杭州江乾區人。(2. 患者王さん、女性、71歳、退職者、杭州江乾区在住)
1月22日確診為人感染H7N9禽流感病例。(1月22日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情危重、在杭州某醫院治療。(現在、容態は危篤で、杭州のある病院で治療している。)
3 患者徐某某、男、71歳、農民、温州蒼南縣人。(3. 患者徐さん、男性、71歳、農民、温州蒼南県在住)
1月22日確診為人感染H7N9禽流感病例。(1月22日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情為重症、在温州某醫院治療。(現在、病状はかなりの重症で、温州のある病院で治療している。)
4 患者陳某某、男、59歳、工人、寧波鄞州區人。(4. 患者陳さん、男性、59歳、工員、寧波鄞州区在住)
1月22日確診為人感染H7N9禽流感病例。(1月22日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情為重症、在寧波某醫院治療。(現在、病状はかなりの重症で、寧波のある病院で治療している。)
5 患者胡某某、女、63歳、農民、湖州德清縣人。(5. 患者胡さん、女性、63歳、農民、湖州徳清県在住)
1月22日確診為人感染H7N9禽流感病例。(1月22日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情危重、在杭州某醫院治療。(現在、容態は危篤で、杭州のある病院で治療している。)

浙江省新増7例人感染H7N9禽流感病例(浙江省で新たに7人がH7N9型鳥インフルエンザに感染)
發布日期、2014-01-24 信息來源、省衛生計生委
2014年1月24日

浙江省衛生計生委1月24日通報、我省今日新増7例人感染H7N9禽流感病例。(1月24日、浙江省衛生・育成計画委員会は本日浙江省で新たにH7N9型鳥インフルエンザ感染症例が7人増えたと発表した。)
1 患者楊某某、女、76歳、退休、寧波餘姚市人。(1. 患者楊さん、女性、76歳、退職者、寧波余姚市在住)
1月23日確診爲人感染H7N9禽流感病例。(1月23日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情危重、在杭州某醫院治療。(現在、容態は危篤で、杭州のある病院で治療している。)
2 患者曲某某、女、44歳、個體、現住寧波鄞州區。(2. 患者曲さん、女性、44歳、自営業、寧波鄞州区在住)
1月23日確診爲人感染H7N9禽流感病例。(1月23日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情爲重症、在寧波某醫院治療。(現在、病状はかなりの重症で、寧波のある病院で治療している。)
3 患者兪某某、女、23歳、職員、杭州市蕭山區人。(3. 患者兪さん、女性、従業員、杭州市蕭山区在住)
1月23日確診爲人感染H7N9禽流感病例。(1月23日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情爲重症、在杭州某醫院治療。(現在、病状はかなりの重症で、杭州のある病院で治療している。)
4 患者周某某、女、82歳、離退、杭州市上城區人。(4. 患者周さん、女性、82歳、退職者、杭州市上城区在住)
1月23日確診爲人感染H7N9禽流感病例。(1月23日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情危重、在杭州某醫院治療。(現在、容態は危篤で、杭州のある病院で治療している。)
5 患者周某某、男、73歳、退休、紹興越城區人。
1月23日確診爲人感染H7N9禽流感病例。(1月23日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情危重、在紹興某醫院治療。(現在、容態は危篤で、紹興のある病院で治療している。)
6 患者蔣某某、女、62歳、農民、紹興柯橋區人。(6. 患者蔣さん、女性、62歳、農民、紹興柯橋区在住)
1月23日確診爲人感染H7N9禽流感病例。(1月23日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情危重、在紹興某醫院治療。(現在、容態は危篤で、紹興のある病院で治療している。)
7 患者任某某、男、33歳、農民、紹興袍江新區人。(7. 患者任さん、男性、33歳、農民、紹興袍江新区在住)
1月23日確診爲人感染H7N9禽流感病例。(1月23日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情危重、在紹興某醫院治療。(現在、容態は危篤で、紹興のある病院で治療している。)

浙江省新増3例人感染H7N9禽流感病例(浙江省で新たに3人がH7N9型鳥インフルエンザに感染)
發布日期、2014-01-25 信息來源、省衛生計生委
2014年1月25日

浙江省衛生計生委1月25日通報、我省今日新増3例人感染H7N9禽流感病例。(1月25日、浙江省衛生・育成計画委員会は本日浙江省で新たにH7N9型鳥インフルエンザ感染症例が3人増えたと発表した。)
1 患者張某某、男、工人、49歳、湖州德清縣人。(1. 患者張さん、男性、工員、49歳、湖州徳清県在住)
1月24日確診爲人感染H7N9禽流感病例。(1月24日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情爲重症,在杭州某醫院治療。(現在、病状はかなりの重症で、杭州のある病院で治療している。)
2 患者羅某、女、農民、60歳、寧波海曙區人。(2. 患者羅さん、女性、農民、60歳、寧波海曙区在住)
1月24日確診爲人感染H7N9禽流感病例。(1月24日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情爲重症、在寧波某醫院治療。(現在、病状はかなりの重症で、寧波のある病院で治療している。)
3 患者姚某某、女、農民、48歳、寧波慈溪市人。(3. 患者姚さん、女性、農民、48歳、寧波慈渓市在住)
1月24日確診爲人感染H7N9禽流感病例。(1月24日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情爲重症、在寧波某醫院治療。(現在、病状はかなりの重症で、寧波のある病院で治療している。)

浙江省新増2例人感染H7N9禽流感病例(浙江省で新たに2人がH7N9型鳥インフルエンザに感染)
發布日期、2014-01-26 信息來源、省衛生計生委
2014年1月26日

浙江省衛生計生委1月26日通報、我省今日新増2例人感染H7N9禽流感病例。(1月26日、浙江省衛生・育成計画委員会は本日浙江省で新たにH7N9型鳥インフルエンザ感染症例が2人増えたと発表した。)
1 患者陳某某、男、個體、40歳、現住杭州餘杭區人。(1. 患者陳さん、男性、自営業、40歳、杭州余杭区在住)
1月25日確診為人感染H7N9禽流感病例。(1月25日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情為危重、在杭州某醫院治療。(現在、容態は危篤で、杭州のある病院で治療している。)
2 患者金某某、男、工人、65歳、湖州德清縣人。(患者金さん、男性、工員、65歳、湖州徳清県在住)
1月25日確診為人感染H7N9禽流感病例。(1月25日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。)
現病情為重症、在杭州某醫院治療。(現在、病状はかなりの重症で、寧波のある病院で治療している。)

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2014-01-26

Nスペ シリーズ 金メダルへの挑戦 浅田真央 "最後"のトリプルアクセル@1/26 21:00-21:50 NHK総合

ソチ五輪前のアスリート密着Nスペ第一弾は今夜21:00から。


シリーズ 金メダルへの挑戦 浅田真央 "最後"のトリプルアクセル
フィギュアスケート女子の浅田真央(23)。「ソチ五輪で最高の演技を」と、18年に及ぶスケート人生の集大成にしたいと決意を明かした。
バンクーバー五輪では銀メダル。悲願の金メダルに向け、最大のカギとなるのが、彼女にしかできない“トリプルアクセル”。身体の成長でフォームのバランスが崩れ、成功率は年々下がり、他の演技にもよくない影響を及ぼしていた。そこで目指したのが、スピードに乗って流れるように跳ぶ“新しいトリプルアクセル”だ。前回五輪後、佐藤信夫コーチと基礎スケーティングを繰り返した。助走スピードを上げ、身体の軸がぶれないよう肉体改造にも取り組んだ。
番組はラストシーズンの闘いに密着。さまざまな知られざるエピソードとともに、ハイスピードカメラでの撮影映像も使って“進化の過程”をたどり分析していく。浅田が金メダルを賭けて挑む、“究極のジャンプ”の全貌に迫る。

見忘れないようにしなくちゃね。
感想は後ほど。(20:15)

さて、感想だが短い。
どうも
 取材者が浅田真央と信頼関係を築けていないのではないか
という印象を持った。通り一遍の内容で、薄い。
これまで報道されてきたことがほとんどで、新味があるとすれば
 ジャンプに入るときのスピード計測

 NYでタチアナ・タラソワコーチとFPの曲を決めるシーン
くらいだろう。

また
 ライバルはキムヨナ
という流れにしているが、
 キムヨナの「武器」の3-3は今シーズン、ほとんどのシニア上位の選手が身につけている
ので、
 成長著しい地元ロシアの10代の選手達にも光を当てる
べきだった。せっかく
 NHK杯で、2位につけたラジオノワ(ただしラジオノワは年齢制限で五輪には出場できない)
が映っているのに、ロシア勢に言及しないのは不自然だ。

おそらく、今回のNスペの当初の企画書に
 キムヨナとの比較
という項目があり、それを削りたくなかったんだろうけど、それじゃ
 ソチ五輪の「意味」
がないじゃん。ロシアは攻めてくるぞ。

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NHK籾井勝人新会長「学ばない人」がトップに来ちゃった

昨日、NHK籾井勝人新会長の記者会見がモメに揉めた。メディアの長が
 発言を取り消す
という
 前代未聞の記者会見の発言
については、NHKの公式発表では
 削除
されていて、分からない。全文を載せているのは、今のところ朝日だけの模様。いつもは全文を載せることが多い、産経が載せてないのは何故だ。
問題の発言は、記者とのやりとりの中で出てきた。その部分、朝日の記事は以下から。
領土問題、主張は当然―NHK籾井新会長の会見詳報②
慰安婦、戦地に付きもの―NHK籾井新会長の会見詳報③
会員登録しないと読めないのだが、
 朝日は会員登録しなくても読めるフォーマットにしない
ってことは
 朝日のファン以外はこの「削除された発言」を正確に知らなくていい
って報道姿勢なんだな。赤旗も全文載せてないけど、今後に期待しようっと。
中から漏れてきたところを総合すると、
 主に朝日と毎日の記者が掘った穴に自分から落ち込んでいく素晴らしい会見
との評価のようで
 せっかくリカバリー用に朝日の記者が「会長の立場は公平中立」といった感じで助け船
を出しているのに、
 持論を展開して、さらに穴に落ち込む
という、まあ、よくある
 炎上型記者会見
になってしまった。もっとも、これも漏れ聞くところでは
 たぶん、これが「問題」になっているってことも理解してないと思われるから「しばらく辞めないんじゃない?」
ってことらしい。残念ながら、新会長は外様中の外様なので、日本放送協会内部では、昨日の会見でのメディア対応の手腕が一つの試金石だったんだけど、失敗しちゃったね、籾井新会長。

で。
NHK新会長の問題は
 放送媒体の長になったことを「学んでいない」点
である。
これは昨年12月20日、新会長に就任が決まったときの記者会見映像から。
M_2
顎が上がっており、服装もぱっとしない。少なくとも
 放送される自分の「姿」が映像を見た人にどういう印象を与えるか

 全く考慮していない
のが分かる。
こちらが、昨日の映像。
M2
驚いた事に
 1ヶ月経っても、会見に臨む姿勢に変化がない
のである。
 顎が上がり、服装もきちんと整っているとは言えず、記者会見場のバックとなる色合いとのカラーコーディネートをしていないので、背景に埋没している
のだ。
やはり
 全国放送で大々的に自分の姿が放映される
ということを考慮しているとは思えない。

かつての「エビちゃん」こと海老沢勝二元会長は
 カメラの前で「自分がどう映っているか」を判断できなかった
のが致命傷になった。それでも海老沢元会長はテレビ人で、記者出身だから、
 カメラに映ることの意味を、身を以て知っているし、教育されている
ので、ある程度は
 映り方には気を配って臨んでいた
のである。
ところが
 放送のシロウト
である
 籾井勝人新会長
は、
 約1ヶ月の間に、カメラの前で「いかに映るか」のイロハすら学ばなかった
のである。
これは、昨日の会見で読み上げた「会長あいさつ」。NHKのサイトに掲載されている。


会長あいさつ
会長に就任しました、籾井勝人です。
私はこれまで、総合商社で国際的なビジネスを長く担当してまいりました。また直近では、IT企業の経営に携わってきました。
経営者として、相手の立場に立って物を考えるということを心がけてきました。今後も視聴者のみなさまの立場に立った経営を心がけてまいりたいと思います。
そして、公平・公正で確かなニュースや質の高い番組の発信、また、従来からNHKが基本姿勢としていた、安全・安心を守るための放送機能の強化など、「公共放送の原点に立った取り組み」を、これからもしっかりと進めていく所存です。
一方で、放送と通信の連携が進展し、国際社会で日本の存在感が問われる中で、NHKには新たな役割も求められていると考えます。
新しい時代の公共放送の使命を果たすため、変えるべきは変え、守るべきは守り、役職員が一体となる「ぶれない経営」を実行してまいります。
就任にあたり、この新鮮な気持ちを忘れずに、NHKが視聴者のみなさまから、さらに厚い信頼を寄せられるよう、力を尽くしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

映像から読み取れることは
 三井物産にいたときも、日本ユニシスにいたときも、メディア対応の教育を全く受けてない
ってことだ。しかし、不思議なのは
 総合商社で国際的なビジネス
というのならば、あんな
 傲岸不遜にしか見えない姿勢(顎が上がり、姿勢がよいわけではなく、首を振って応答する)

 国際的なビジネスの交渉をしていたのか
ということになる。ま、その点が不思議ですね。経歴を見ると
 三井物産米州監督兼米国三井物産社長
も経験してるんだけど、その間のメディア対応はどうしてたんだろう。
で、上記の「会長あいさつ」では
 経営者として、相手の立場に立って物を考えるということを心がけてきました
と言って、いきなり
 今後も視聴者のみなさまの立場に立った経営を心がけてまいりたいと思います。
と飛ぶのだけれど、
 放送のシロウト
なんだから
 まずは放送事業に対して、一定のリスペクト
を持って
 見かけ
だけでも、
 「メディアの長」としての振舞を学ぶ
んじゃないの?
この様子では
 雇われ会長
と譏られても、文句は言えないでしょうよ。別に
 放送事業を良くしようと思っているわけじゃない
というのが
 会長会見映像で丸わかり
なんだもの。
 リスペクトは盲信や盲愛ではない
のだが、その辺りをまるで理解してないようですね。

少なくとも
 メディアの長の会見映像
として見るならば、
 こんな人がトップのメディアは信用できないというサインを発信
してしまっている、ってことだ。
 学ばない姿勢
がよくわかっただけでも、ステキですね、NHK。

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アバド追悼 Mediciがアバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団「マーラー交響曲第9番」を1/31まで無料公開

クラウディオ・アバドが晩年心血を注いだ、ルツェルン祝祭管弦楽団との演奏
 マーラーの交響曲第9番
が、Mediciで1/31まで無料公開されている。

Abbado: Mahler, Symphony No. 9 – Lucerne Festival on medici.tv.


2010年8月の演奏。
2000年に癌に倒れた後、内なる耳を得た、というアバドは、自分の理想とする音楽を追究する途を選んだ。ルツェルン祝祭管弦楽団のメンバーはそうした音楽を実現する仲間達だった。

この演奏では
 最弱音で曲が閉じられた後の静寂が圧巻
である。アバドが指揮棒を止め、目を閉じ、左手で胸を押さえる。カメラが次に捉えるのは、両手を前に、首を垂れてしばし祈るような姿だ。アバドは静寂の響を聴いている。オケも、聴衆も一切物音を立てず、アバドの聴く静寂の行方を見守っている。その間およそ2分弱だろうか。そして、アバドが祈りの姿勢を解いたとき、万雷の拍手が会場に巻き起こるのだ。

昨年、アバドはルツェルン祝祭管弦楽団との日本公演を予定していたのだが、病がその機会を永遠に奪った。
幻となった日本公演の内容はこちらに。
ヘフリガー芸術総監督が語る、アバド指揮ルツェルン祝祭管の魅力

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2014-01-25

冷凍食品への農薬混入 元契約社員の男を逮捕へ(速報)→先ほど逮捕@1/25

(追記 18:12)
アクリフーズの農薬混入事件で、容疑者が逮捕された。NHKより。


農薬混入事件 従業員の男逮捕
1月25日 18時9分

食品大手「マルハニチロホールディングス」の子会社「アクリフーズ」の群馬県にある工場で製造された冷凍食品から殺虫剤などとして使われる農薬「マラチオン」が検出された事件で、警察はこの工場に勤める40代の従業員の男が農薬を混入させた疑いが強まったとして偽計業務妨害の疑いで逮捕しました。
警察は農薬を混入させた方法や動機などについて調べを進めることにしています。

(追記終わり)

マルハニチロホールディングスの子会社、アクリフーズの群馬工場で
 冷凍食品に農薬が混入された事件
だが、
 元契約社員の男が逮捕される
という。
読売より。


農薬混入、契約社員の男逮捕へ…服にマラチオン

 食品大手「マルハニチロホールディングス」の子会社「アクリフーズ」群馬工場(群馬県大泉町)で製造された冷凍食品に農薬マラチオンが混入されていた事件で、群馬県警は25日、同工場契約社員の40歳代後半の男について、偽計業務妨害容疑で逮捕する方針を固めた。

 捜査関係者によると、男が工場で着ていた衣服からマラチオンが検出されたという。男は今月14日から行方が分からなくなっていたが、24日に埼玉県内でみつかった
 県警はこれまで、商品に印字されている2時間単位の製造時間帯を手がかりに、マラチオンが検出された冷凍食品9点の製造に関わった従業員数十人を特定。さらに、〈1〉マラチオンは加熱すると分解する性質がある〈2〉検出された商品に異臭が残っていた。このため、県警では、食品を加熱処理する加工工程ではなく、包装の直前で混入された可能性が高いとみて、複数の従業員に絞り込み、男を特定した。

(2014年1月25日14時31分 読売新聞)

内部犯行以外の原因が見つからないといわれていたのだが、警察はマラチオンが服に付いていたということから、今回の容疑者を割り出した。
果たして、真相は?

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トロントのシロクマの赤ちゃん歩く

子犬の頃から、犬を飼ったことのある人なら御存じだろうけど
 子犬は最初は四本の足で歩けない
のである。腰がうまく立たなかったり、姿勢を保持できなくて
 うしろにずり下がっていく
ことがある。

で。
 トロントで、人間に育てられているシロクマの赤ちゃん
なんだが
 歩く様子を捉えたビデオが大人気
とのこと。これね。

足元のタオルのせいもあって、なかなか後ろ足が立たず、立っても、ずりずり後に下がっていく
 破壊力抜群の映像
だ。
これ以外にも、うんと小さい時から順を追って、ビデオが公開されている。
Polar Bear Cub Video Album

さすが
 パンダに次ぐ、精神破壊兵器
だな、シロクマの赤ちゃん。
こちらは1/17にアップされた
 飼育員のおねえさんにお風呂に入れて貰う
映像だ。

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Happy Birthday Mac! 1月24日はMacintoshの誕生日 30歳になりました

1月24日は
 初代Macintoshが生まれた日
だ。パパはSteve Jobs。
記念すべきその日の映像はこちら。Jobの鞄から出てきたMacがしゃべっている。
 Hello, I'm Macintosh.
と。

さて、これから1年ちょっと後の1985年5年にJobはAppleから追放されてしまうので
 Macは1歳ちょっとで、「実」の父を失う
こととなる。もともとMacintoshの開発チームを始めたのはJobsではなかったのだが、お得意の乗っ取り戦法で、JobsがMacintoshチームを我が物にしたのだった。しかし、アラン・ケイが、はしなくも
 1/4ガロンのガソリンタンクしかないホンダ
と評したように
 初代Macは128kというメモリの少なさ
が災い、すぐに
 512k Mac
に取って代わられることになる。ところで、この初代Mac兄弟は売れなかった。高すぎて売れなかった。で、Jobs追放、ということになってしまうのである。

Jobsがいなくなっても、AppleはMacを作り続けた。
Jobsが1997年2月に復帰してからは、Jobsの目でブラッシュアップされたMacが作られている。Mac Cubeなんて失敗作もあるけどね。

Appleは30歳になったMacのために
 30-years
というページを作った。
 Mac Timeline
には、1984年の128k Macから2014年の「ゴミ箱」Mac Proまで、Macの各機種と、それを語る人物が並ぶ。そして
 Your first Mac
というコーナーでは、自分が最初に触ったMacについて投稿できる。先ほど10:44分現在の結果はこんな感じ。
Mfm_2
2009年のMacBook Airが3.3%とトップ、次いで
 1984年の128k Mac
が2位、その後は2010年以降のMacが並ぶ。
 1984年の128k Macユーザ
というのは
 筋金入りのマカー
だけど、あるいは
 見栄で初代Macに投稿
してる人もいるだろうから、あまりアテにはならないな。

わたしがMacを使い始めたのは、
 漢字Talk7.1

 日本語がまともにつかえるようになってから
のことだ。多言語マシンとしては、よく出来ていて、中国語なんかなら、それ以前から使いやすかったんだけど、ATOKが使えるようになったので、98互換機から乗り換えた。ちょうど大学院で博論を書いている頃で、研究室には
 Power Mac 8100
を入れて貰い、持ち運び用に
 PowerBook 540c
を買ってもらって、借りていた。もう20年前か。
コンピュータ室に、
 往年の名機SE/30
が置いてあって
 名品マレーシア製角形マウス
がついていたので、8100のマウスを引っこ抜いて、交換して使っていた。

家で使っていたので覚えているのは、この辺り。
 通称「青白ポリタンク」 Power Macintosh G3 (Blue & White)
 通称「蓮」Power Mac G5
いまは家で使っているデスクトップはiMac(Z0FH)。

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2014-01-23

アバド追悼 「アバド時代」の遺産 ベルリン・フィル・デジタルコンサートで2002年までの演奏会17本を無料公開

クラウディオ・アバドが亡くなった。病と闘いながら指揮を続けていたが、昨年、コンサートをキャンセル、世界中のファンが体調を気遣っていたけれども、とうとう旅立っていった。
合掌。
1/21付NHKニュースより。


世界的指揮者のアバド氏死去
1月21日 1時46分

世界的指揮者のアバド氏死去
イタリアの世界的な指揮者で、後進の音楽家の指導にも力を入れてきた、クラウディオ・アバドさんが死去しました。
80歳でした。

イタリアの複数のメディアによりますと、クラウディオ・アバドさんは、20日、イタリア北部のボローニャの自宅で、家族にみとられて、死去しました。
アバドさんは北部のミラノ出身で、ミラノとウィーンで音楽を学び、1960年に「オペラの殿堂」と呼ばれるイタリアの「ミラノ・スカラ座」でデビューしました。
その後、ウィーン国立歌劇場の音楽監督などを経て、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団でカラヤン氏の後任として芸術監督を務め、世界的な指揮者としての地位を獲得しました。
日本にもたびたび公演で訪れ、2003年には世界の優れた芸術家に贈られる「高松宮殿下記念世界文化賞」を受賞しています。
また、ヨーロッパ各地で若手の音楽家を育成するためのオーケストラの創設に関わるなど、後進の指導にも力を入れ、去年、これまでの功績が認められ、イタリア議会上院の終身議員に任命されました。
アバドさんは2000年に胃がんの手術を受け、長い間、闘病生活を送っており、去年10月に予定されていた来日公演も健康上の理由で中止になっていました。

アバドを悼み、ベルリンフィル・デジタルコンサートが2002年までの演奏会17本を無料公開している。
「アバド時代」の遺産
1989年にヘルベルト・フォン・カラヤンが死去した後、その年の暮れにクラウディオ・アバドがベルリン・フィルの首席指揮者に就任しました。それ以降、2002年の退任まで、アバドは約13年間にわたり、ベルリン・フィルに栄光の時代をもたらしました。デジタル・コンサートホールでは、「アバド時代」へのオマージュとして、1991年から2002年までの演奏会の映像を、まとめて17本紹介いたします。
(以下略)

まだ病に冒される前の元気な姿で指揮する様子も見ることが出来る。
1994年の東京公演を再生しているところだけど、このコンサートでは
 原典版 禿山の一夜
が最初に流れる。一般に演奏される、リムスキー・コルサコフ版とは全然違った、野趣溢れる編曲。

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2014-01-21

H7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染再び(その6)上海で死亡した救急外来勤務の医師(31)は生きた鳥と接触する機会があった@1/21 上海市衛生・育成計画委員会

2014-01-20 H7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染再び(その4)上海で救急外来勤務の医師(31)がH7N9型鳥インフルエンザに感染して死亡 17日に重症化してたった1日で死亡 感染経路は不明@1/18
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2014/01/h7n9431h7n9-171.html
の続き。

医療従事者がH7N9型鳥インフルエンザに感染して死亡というショッキングな事例に対し、上海市衛生・育成計画委員会は素早く動いた。
 死亡した医師は、1/4に両親の家に宿泊したが、隣の家で鳩を飼っていた
上に、
 勤務する病院の正門の道の斜向かいにやはり生きた鳥を扱う店の入った食料品市場がある
ことを公表
 あくまでも鳥からヒトへの感染である
という立場を崩していない。

この辺りを中国新聞網から。例によって、中国語の訳はいいかげんなので、間違っていたらご寛恕下さい。元は簡体字。


感染H7N9禽流感身亡醫生曾宿父母家 鄰居養鴿子(H7N9型鳥インフルエンザに感染して死亡した医師は以前両親の家に宿泊 隣家で鳩を飼っていた)

2014年01月21日 11:18 來源、中國新聞網
中新網上海1月21日電 (記者 陳靜)

上海市衛生計生委21日披露感染H7N9禽流感並死亡的醫生患病前相關情況。(21日、上海市衛生・育成計画委員会は、H7N9型鳥インフルエンザに感染して死亡した医師が病気に罹る前に関連する状況を公表した。)
該醫生曾於1月4日晩住宿父母家中、隔壁鄰居有飼養鴿子的情況。(この医師は、以前、1月4日夜、両親の家に泊まったことがあるが、すぐ隣の家では、鳩を飼っているという状態だった。)同時其所供職醫院正門馬路斜對面亦有一家設有活禽交易的菜市場。(さらに、医師が勤務していた病院正門の通りの斜向かいにもやはり生きた鳥を捌いて売る取引を行う店が一軒入っている食料品市場があった。)
上海浦東新區人民醫院一名醫生感染H7N9禽流感之事一經確認、即引發民衆廣泛關注。(上海浦東新区人民病院は、医師の1人がH7N9型鳥インフルエンザに感染したことをひとたび確認したところ、すぐさま、人々から広く注目を集めることとなった。)一時間該病毒的傳播途徑、該醫生接診病人状況如何成為坊間熱議話題。(しばらくの間、このウイルスの感染経路や、この医師が診察した患者の状態がどうなったかは、ちまたで盛んに議論される話題となった。)
上海市衛生計生委21日表示、專家對上海人感染H7N9禽流感防控情況進行研判後綜合分析認為、上海發現的人感染H7N9禽流感病例為散發病例、病毒的傳播途徑仍是由禽到人、接觸活禽以及活禽市場暴露史是感染H7N9禽流感的高危因素。(21日、上海市衛生・育成計画委員会は、上海でのH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染流行の予防コントロール状況について、専門家が検討評価した後に、総合的に分析した結果、上海で見つかったH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染症例は散発的な症例であり、ウイルスの感染経路は依然として鳥からヒトへであり、生きた鳥に接触したり、生きた鳥を捌いて売る市場での接触歴が、H7N9型鳥インフルエンザ感染のハイリスク要因であると、表明した。)且發生流行的可能性較小。(しかも流行発生の可能性は比較的小さい。)
據悉、目前、與該名醫生所有密切接觸者、包括同院醫務人員、均未出現發熱、咳嗽等呼吸道症状。(聞くところによると、現在のところ、この医師と濃厚接触した人達は、同じ病院の医療スタッフに限られ、誰にも発熱や關等の呼吸器の症状は現れていない。)相關部門同時對其發病前接診病人開展初歩排査、也未發現異常。(関連部門は同時に発病以前にこの医師が診察した患者に対し徹底的に初歩的な調査を行っているものの、まだ異常は発見されていない。)上海市疾控中心現正在開展進一歩調査和追蹤。(上海市疾病予防コントロールセンターは現在さらなる調査と追跡を進めている。)
據上海市衛生計生委同日披露的詳細信息、浦東某醫院普外科張姓急診醫生於今年1月11日發病、曾自行服藥。(同日、上海市衛生・育成計画委員会が公表した詳しい情報によれば、浦東のある病院の一般外科の張という姓の救急外来の医師が今年1月11日に発病し、自分で服薬していた。)
15日、因症状未好轉、他到其所在醫院外科急診就診、醫生給予其抗感染治療。(15日、症状がまだ好転しなかったので、自分の勤務する病院の外科の救急外来に行って受診したところ、担当の医師は抗生物質を与えて散る要した。)
17日3時、因症状持續加重、他又至該院急診就診、經對症治療、症状未緩解。(17日3時、症状がどんどん重くなるので、張医師はまた自分の勤務する病院の救急外来を受診、対症療法が行われたが、症状は軽快しなかった。)
當日8時47分、患者被收入重症監護病房接受積極救治。(17日8時47分、患者は集中治療室に入院し、積極的な救命治療を受けた。)
18日4時59分、這位31歳的醫生經全力搶救無效死亡。(18日4時59分、この31歳の医師に、全力で救命にあたったが、効なく死亡した。
18日20時52分、醫院以人感染H7N9禽流感疑似病例進行了網絡直報。(18日20時52分、病院は、H7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染の疑似症例としてインターネット経由の直接報告を行った。)
當晩9時、浦東新區疾控中心將患者咽拭子標本送上海市疾控中心進行復核檢測。(18日夜、浦東新区疾病コントーロールセンターは、患者の喉を綿棒で拭った検体を上海市疾病コントーロールセンターに送り、再検査を進めた。)
19日2時30分檢測結果為H7N9禽流感病毒核酸陽性。(19日2時30分、検査結果は、H7N9型鳥インフルエンザウイルスRNA陽性となった。)
市級臨床專家組依據病例的臨床表現、實驗室檢測結果和流行病學調査情況、綜合判定該病例為人感染H7N9禽流感確診病例。(上海市レベルの臨床専門家チームは、症例の臨床所見、実験室での検査結果と感染症学調査の状況により、この患者はH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染であると総合的に確定診断を下した。)
專家組表示、未來仍有可能繼續出現人感染H7N9禽流感散發病例、但發生流行的可能性較小。(専門家チームは、今後も依然としてH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染の散発的な症例が現れ続けるかも知れないが、流行の発生の可能性は比較的小さい、と表明している。)
專家呼吁民衆做好自身防護、養成「遠離活禽、勤洗手、正確洗手」的良好衛生習慣。(専門家は、人々に、自分の防護をしっかり行い、「生きた鳥からは離れ、まめに手を洗い、正しく手を洗う」よい衛生習慣を養うように呼びかけている。
據悉、衛生部門將繼續密切監測禽流感發病情況、進一歩加強上海人感染H7N9禽流感的各項防控。(聞くところによると、衛生部門は、鳥インフルエンザの発生状況の緊密な観測を継続する予定で、上海のH7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染への予防コントロールを更に一層強化するという。)

しかしなあ
 外科医って、よくよく手を洗う商売
じゃん。
 病院の近所で生きた鳥を売っている
というのが本当に感染源なら
 病院まるごといつH7N9型鳥インフルエンザに感染してもおかしくない状況
じゃないのか。上海市衛生・育成計画委員会としては、感染経路は
 1/4に両親の家に泊まったときに、隣の家が飼っている鳩から感染
としたいんだろうけど。
確かに
 生きた鳥との接触歴はある
けれども、いろいろ謎過ぎる。
 H7N9型鳥インフルエンザが完全に制圧されてないのに、専門教育を受けている医師がそうそう生きた鳥に接触するか
と思うよね。

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2014-01-20

H7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染再び(その5)新たに浙江省で3人のH7N9型鳥インフルエンザ感染 年明けからすでに26人がH7N9型鳥インフルエンザに感染1人死亡15人重態@1/20 浙江省

浙江省では
 年明けから26人がH7N9型鳥インフルエンザに感染

 内1人が死亡、残り25人は今も入院治療中
である。
浙江在線より。訳は例によっていい加減なので、間違っていたらごめんなさい。


浙江在線健康網01月20日訊
浙江省衛生計生委1月20日通報、我省今日新増3例人感染H7N9禽流感病例。(1月20日、浙江省衛生・育成計画委員会は本日浙江省で新たにH7N9型鳥インフルエンザ感染症例が3人増えたと発表した。)
1、患者金某某、女、71歳、農民、杭州市餘杭區人。1月19日確診為人感染H7N9禽流感病例。現病情危重、在杭州某醫院治療。(1. 患者金さん、女性、71歳、農民、杭州市余杭区在住。
1月19日 H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。
現在、容態は危篤で、杭州のある病院で治療している。)
2、患者方某某、男、63歳、農民、浙江省龍游縣人、現住嘉興海寧縣。1月19日確診為人感染H7N9禽流感病例。現病情屬重症、在杭州某醫院治療。(2. 患者方さん、男性 63歳、農民、浙江省龍游県出身で現在嘉興海寧県在住。
1月19日、H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。
現在、病状はかなりの重症で、杭州のある病院で治療している。)
3、患者曹某某、男、55歳、農民、寧波鄞州區人。1月19日確診為人感染H7N9禽流感病例。現病情危重、在寧波某醫院治療。(3. 患者曹さん、男性、55歳、農民、寧波鄞州区在住。
1月19日、H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断。
現在、容態は危篤で、寧波のある病院で治療している。)

新聞鏈接(関連するニュース)
2014開年至今H7N9禽流感已經襲撃了26人
2014年の年明けから今まで、H7N9型鳥インフルエンザはすでに26人を襲っている。
1、1月4日、患者蔡某某、女、34歳、浙江諸曁人。被確診為人感染H7N9禽流感病例、在杭州某醫院治療。(1. 1月4日、患者蔡さん、女性、34歳、浙江諸曁在住。H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断され、現在、杭州のある病院で治療している。)
2、1月8日、患者沈某某、女、51歳、浙江桐郷人。被確診為人感染H7N9禽流感病例、現屬重症、在杭州某醫院治療。(2. 1月8日、患者沈さん、女性、51歳、浙江桐郷在住。H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断され、現在重症、杭州のある病院で治療している。)
3、1月9日、患者黄某某、女、79歳、浙江平湖人。被確診為人感染H7N9禽流感病例、現屬危重、在嘉興某醫院治療。(3. 1月9日、患者黄さん、女性、79歳、浙江平湖在住。H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断され、現在容態は危篤で、嘉興のある病院で治療している。)
4、1月9日、患者劉某某、男30歳、現住寧波鄞州區。被確診為人感染H7N9禽流感病例、現屬危重、在寧波某醫院治療。(4. 1月9日、患者劉さん、男性、30歳、寧波鄞州在住。H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断され、現在容態は危篤で、寧波のある病院で治療している。)
5、1月10日、患者李某某、女、75歳、浙江省諸曁市人。在杭州某醫院住院治療、因病情極危重、已死亡。(5. 1月10日、患者李さん、女性、75歳、浙江省諸曁在住。杭州のある病院で入院治療したが、容態は極めて重篤だったため、すでに死亡。)
6、1月11日、患者宗某某、男、78歳、義烏人。被確診為人感染H7N9禽流感病例、現屬危重、在杭州某醫院治療。(1月11日、患者宗さん、男性、78歳、義烏在住。H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断され、現在容態は危篤で杭州のある病院で治療している。)
7、1月12日、患者孟某、男、34歳、暫住寧波市鄞州區、被確診為人感染H7N9禽流感病例、現屬重症、在寧波某醫院治療。(1月12日、患者孟さん、男性、34歳、寧波市鄞州区に仮住まいをしており、H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断され、現在重症、寧波のある病院で治療している。)
8、1月13日、患者温某、女、41歳、現住寧波慈溪市。被確診為人感染H7N9禽流感病例。現屬重症、在寧波市某醫院治療。(8. 1月13日、患者温さん、女性、41歳、寧波慈溪市在住。H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断され、現在重症、寧波のある病院で治療している。)
9、1月13日、患者趙某某、女、59歳、現住寧波江東區。被確診為人感染H7N9禽流感病例。現屬重症、在寧波市某醫院治療。(9. 1月13日、患者趙さん、女性、59歳寧波江東区在住。H7N9型鳥インフルエンザ感染と確定診断され、現在重症、寧波のある病院で治療している。)
10、1月14日、患者林某某、男、29歳、農民、現住杭州濱江區。現屬重症、在杭州某醫院治療。(10. 1月14日、患者林さん、男性、29歳、農民、現住杭州浜江区在住。現在重症、杭州のある病院で治療している。)
11、1月14日、患者顧某某、男、58歳、工人、杭州蕭山區人。現屬重症、在杭州某醫院治療。(11. 1月14日、患者顧さん、男性、58歳、工員、杭州蕭山区在住。現在重症、杭州のある病院で治療している。)
12、1月15日、患者侯某某、男、41歳、農民、現住杭州餘杭區。現屬危重、在杭州某醫院治療。(12. 1月15日、患者侯さん、男性、41歳、農民、杭州余杭区在住。現在容態は危篤で杭州のある病院で治療している。)
13、1月16日、患者覃某某、女、20歳、農民、現住杭州蕭山區。現屬危重、在杭州某醫院治療。(13. 1月16日、患者覃さん、女性、20歳、農民、杭州蕭山区在住。現在容態は危篤で杭州のある病院で治療している。)
14、1月16日、患者邱某某、男、58歳、農民、浙江椒江人。現屬危重、在台州某醫院治療。(14. 1月16日、患者邱さん、男性、58歳、農民、浙江椒江在住。現在容態は危篤で台州のある病院で治療している。)
15、1月17日、患者沈某某、男、66歳、退休、湖州呉興區人。現屬危重、在杭州某醫院治療。(15. 1月17日、患者沈さん、男性、66歳、退職者、湖州呉興区在住。現在容態は危篤で杭州のある病院で治療している。)
16、1月17日、患者朱某某、男、54歳、農民、湖州呉興區人。現屬危重、在湖州某醫院治療。(16. 1月17日、患者朱さん、男性、54歳、農民、湖州呉興区在住。現在容態は危篤で湖州のある病院で治療している。)
17、1月17日、患者王某某、男、62歳、農民、杭州蕭山區人。現屬危重、在杭州某醫院治療。(17. 1月17日、患者王さん、男性、62歳、農民、杭州蕭山区在住。現在容態は危篤で杭州のある病院で治療している。)
18、1月18日、患者肖某某、男、35歳、農民、寧波慈溪市人。現病情危重、在寧波某醫院治療。(18. 1月18日、患者肖さん、男性、35歳、農民、寧波慈渓市在住。
19、1月18日、患者李某某、女、72歳、退休、杭州濱江區人。現病情危重、在杭州某醫院治療。現在容態は危篤で、寧波のある病院で治療している。)
20、1月18日、患者鐘某某、男、69歳、農民、紹興袍江新區人。現病情危重、在紹興某醫院治療。(20. 1月18日、患者鐘さん、男性、69歳、農民、紹興袍江新区在住。現在容態は危篤で、紹興のある病院で治療している。)
21、1月19日、患者張某某、男、53歳、紹興諸曁市人。現在杭州某醫院治療、為重症。(21. 1月19日、患者張さん、男性、53歳、紹興諸曁市在住。現在、杭州の或病院で治療しているが、重症。)
22、1月19日、患者邵某某、男、54歳、杭州蕭山區人。現在杭州某醫院治療、為危重。(22. 1月19日、患者邵さん、男性、54歳、杭州蕭山区在住。現在、杭州の或病院で治療しているが、重態。)
23、1月19日、患者呉某某、男、61歳、杭州濱江區人。現在杭州某醫院治療、為重症。(23. 1月19日、患者呉さん、男性、61歳、杭州浜江区在住。現在、杭州の或病院で治療しているが、重症。)
24、1月20日、患者金某某、女、71歳、杭州市餘杭區人。現病情危重、在杭州某醫院治療。(24. 1月20日、患者金さん、女性、71歳、杭州市余杭区在住。現在容態は危篤で杭州のある病院で治療している。)
25、1月20日、患者方某某、男、63歳、農民、浙江省龍游縣人、現住嘉興海寧縣。現病情屬重症、在杭州某醫院治療。(25. 1月20日、患者方さん、男性、63歳、農民、浙江省龍游県出身で現在嘉興海寧県在住。現在かなりの重症、杭州のある病院で治療している。)
26、1月20日、患者曹某某、男、55歳、農民、寧波鄞州區人。現病情危重、在寧波某醫院治療。(26. 1月20日、患者曹さん、男性、55歳、寧波鄞州区在住。現在容態は危篤で寧波のある病院で治療している。)

げ〜、
 みんな重症で、26人中、1人死亡、15人が重態
じゃないか。
H7N9型鳥インフルエンザの場合、
 重症化すると、進行が早く、死亡率も高い
のが特徴。
ううむ、
 H7N9型鳥インフルエンザの日本侵攻の日がやってくる
のか? 全然うれしくない
 お年玉
だぞ。

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H7N9型鳥インフルエンザのヒトへの感染再び(その4)上海で救急外来勤務の医師(31)がH7N9型鳥インフルエンザに感染して死亡 17日に重症化してたった1日で死亡 感染経路は不明@1/18

これは結構うれしくない状況かも。
上海で救急外来に勤務する医師が
 H7N9型鳥インフルエンザに感染して死亡
した。まだ31歳。しかも
 感染経路は不明
だという。
中国はすでに
 春節の大移動
が始まっている。恐らく
 これからH7N9型鳥インフルエンザが拡散される恐れ
がある。
時事より。


医師が鳥インフルで死亡=感染経路は不明-上海
 【上海時事】中国上海市の衛生当局などは20日、市内の病院に勤める31歳の男性医師がH7N9型鳥インフルエンザに感染し、18日死亡したと発表した。昨年3月に世界で初めて同型鳥インフルの人への感染が中国で確認されて以来、医師の死亡が伝えられたのは初めて。
 死亡したのは「上海市浦東新区人民医院」の緊急外来に勤める張暁東医師。地元紙によると、数日前から熱があったが、薬を飲んだり、点滴を受けたりしながら勤務を続け、病状が重くなった17日、緊急治療室に入った。
 病院は救命に努めたが、18日未明亡くなったという。感染経路は不明。
 病院側は鳥インフルの患者はいないとして、院内感染を否定しているという。一部報道は、医師は鳥インフルの感染源とみられる家禽(かきん)類に接触したことはないと伝えている。(2014/01/20-18:59)

いやはや
 H7N9型鳥インフルエンザに感染しつつ外来を担当
したって、
 ヘタするとバイオテロ
じゃん。
しかも
 重症化するH7N9型鳥インフルエンザ特有

 きわめて進行が早い症例
だ。
 数日前 発熱、点滴をしつつ外来診療
 1/17 症状が悪化、緊急治療室へ入院
 1/18 死亡
だもの。まさに
 あっという間に亡くなった
のだ。

考えられるのは
 不顕性感染の患者から感染
という
 ヒトヒト感染が確立したのでは
という疑いだ。
これまで
 H7N9型鳥インフルエンザのヒトヒト感染は極限られている
と言われてきたのだが、この冬、もし、
 以前よりもヒトヒト感染の能力を高めたH7N9型鳥インフルエンザ
が出現すれば
 人間が免疫を持たないタイプのウイルス
なので、
 感染者・死者ともに増加の恐れ
がある。まだ、H7N9型鳥インフルエンザの場合は重症化すると、かなりの程度で助からない。

しかも
 上海
って
 日本と海を隔てた都市
じゃないか。
鳥には国境はなく、自由に空を飛んでくる。
日本の生活様式では、そうそうこれまで伝えられていた
 生きている鳥類を捌いてその場で得る市場での感染
はあり得ないのだが、一部報道のように、この
 死亡した上海の医師がまったく生きた鳥と接触しなかった
のであれば、日本もそうは安心できないだろう。

検疫したところで、水際で止めることはほとんど無理なのは、豚インフルエンザ発生時の例が示している。ヒトからヒトへ感染しやすくなったタイプのH7N9型鳥インフルエンザが発生するようなことがあれば、直ちに対処できるような態勢を組む必要がある。その備えはあるのかな?

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2014-01-17

英単語を入れると地図上に対応する各言語の単語が表示される"Interactive European language map"

なるほど、これは面白い。
持病でうんうん唸りながら臥せっているのだが、頭はヒマなので、ネットサーフィンしていたらこんなものが。
英"The Guardian"の1/15付記事。


Interactive European language map: how does everyone say cat?

Cat, gato or kissa? How do words change as we travel across the European continent?. The creator of this interactive James Trimble was inspired by a series of maps showing the etymological links and differences between countries. Type any word into the search box and see if it shows shared linguistic heritage or not

Who made this? James Trimble of UK Data Explorer

この導入記事の下に、入力用空欄があって、そこに英単語を入れる。
試しに
 dog
と入れたのがこちら。
Dog

解説によると、Google翻訳を利用して、それぞれの地域の言語に翻訳した単語を地図上に表示しているので、Google翻訳にその地域の言語がなければ、英単語で表示されるし、不正確な訳が出てくることもある、という。
それでも、一目で
 単語から言語の層次
が見られる。英語は、元の言語にさまざまな言語が重層的に被さって出来上がっているのが直観的に分かる。英語で犬を表す単語には、ラテン語系の
 canine
や、ドイツ語等同様、インド=ヨーロッパ語族の古い語根に由来する
 hound
があるけれども、この地図を見ると、なるほど、そうしたことも直観的に理解できる。

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2014-01-09

人工知能学会から新たな見解@1/9

2013-12-26 児童労働かと思ったら人工知能学会の学会誌の表紙だった件
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2013/12/post-062e.html
の続き。

あちこちで議論を巻き起こした
 人工知能学会の学会誌の表紙
について、新たな見解が出た。公式サイトより。


「人工知能」の表紙に対する意見や議論に関して

人工知能学会 編集委員会
編集委員長 松尾豊
副編集委員長 栗原聡
 今回、人工知能学会の学会誌名の変更と表紙デザインの変更に関し、さまざまなご意見や議論がウェブ上で展開され、ご批判も多く寄せられました。不快な思いをされた方々、また人工知能学会を日頃から支援して頂いている関係者の方々に深くお詫び申し上げます。
 数多くいただいたご意見の中でも、最も多かった批判は「女性蔑視ではないか」「女性差別ではないか」というものでした。今回の表紙デザインに、女性を差別するような意図はありません。しかしながら、「ロボットが女性型をしている」「それが掃除をしている」「ケーブルでつながれている」等の要素が相まって、女性が掃除をしているという印象(さらには女性が掃除をすべきだという解釈の余地)を与えたことについては、公共性の高い学術団体としての配慮が行き届かず、深く反省するところです。

 また、このデザインの技術的な背景に関するご批判もいただきました。デザイナーがデザインに込めた意図は下記(※)の通りです。こうした人工知能の将来像は、想像しうる数多くの将来像のなかのひとつであると思います。人工知能を搭載したロボットが将来、日常生活で使われる際に、その外見はどうあるべきかというのは深い問題であり、さらに議論を重ねていきたいと思っております。

 今回の表紙にはロボットが描かれておりますが、本来、人工知能という技術は、目に見えるものではありません。知能がどのように実現され得るのか、知識がどのように生成され処理されているのか、そもそも知能や知識とは何か、そこに身体性やインタラクション、言語、社会、ウェブなどがどのように関わるかという、いわば目に見えないものを研究するのが人工知能という学問分野です。したがって、表紙のデザインにあたっては、「見えないものを分かりやすく提示する」ことが最も難しい部分であり、今回はその部分で多数のご批判をいただいたと考えております。

 編集委員会では、さまざまにいただいたご意見を受け止め、今後の改善につなげていきたいと考えております。また同時に、学会が新しい形で社会に発信していきたいという当初のビジョンを見失わず、多くの方に人工知能の技術や研究を知ってもらえるよう、新しい試みを続けていきたいと思っております。今後とも、編集委員会一同、尽力して参りますので、厳しいご意見を含め、引き続きご支援いただきますようよろしくお願いいたします。

==========================================================
デザイナーによるデザインの意図(※):
 人工知能を描くにあたって、昭和な感じを出すことを意識した。なぜなら生活や人間自体は時間が経っても案外変わらず、最新の技術であっても、夢見たような未来ではなくアナログな部分が必ず残るからである。従来のAIの未来予想を考えてみても、そこまでの変化は起こっていない。
 部屋は、和風な洋室、読書家のひとり暮らしで、掃除をする人がいないので掃除ロボットを使っている。女性型のロボットが本を読んでいるのは、自律性を示している。日本の家屋を掃除するには、やっぱりほうきがよい。背中のケーブルは電源で、電気自動車の高速充電で使われているようなもので、ここも従来技術がアナログ的に使われていることを表現している。
 「擬人化」という表現技法を用いて、日常生活に人工知能が擬人化され溶け込む場面を描いた。このロボットはほうきや本と互換性があり、いままで人間が育んできた文化を置き換えるのではなく、いまの文化や生活を大切にしながら、そこに溶け込んでいく技術であって欲しいという願いを表現している。

残念ながら、あまりいい印象を受けないのは、こうした見解の中に
 デザイナーの意図を改めて掲示
しているからだ。
 デザイナーの意図が誤読された
といいたいんだろうけど、
 誤読される可能性を含んだデザインを採用したことを人工知能学会本体がなぜ考えなかったのか
てところが問題点。
 何を見落としたか
あるいは
 何を見誤ったか
という辺りは、デザイナーにおっかぶせるのではなく、学会の問題として考えて欲しい。
 あくまでもこのデザインを選んだのは、人工知能学会
なのだから。
 いくつかの候補作からこの作品を選んだ
のは、人工知能学会だ。誤読の可能性をあらかじめ予測できなかったことについては、デザイナーではなく、選んだ方に責任がある。学会側は、一応
 公共性の高い学術団体としての配慮が行き届かず、深く反省
とは言っているけどね。

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2014-01-08

BBC Sherlock S3E1に登場したSherlockの両親は実の両親のカメオ出演なのだが実のママが「謎の円盤UFO」のヴァージニア・レイク大佐(ワンダ・ベンサム)だった件

気がつきゃ、海外ドラマの新作放映については
 日本はすっかりガラパゴス
だ。
昨年から話題沸騰、年末には7分のミニエピソード

が公開され、煽るにいいだけ煽られている
 BBC制作 Sherlock S3
が、
 イギリスでは新年早々1/1にE1 The Empty Hearseが放映
された。
で、
 中国では1/1同日放映
 韓国でも1/5に放映
というのに
 日本の放映予定は未定
だ。
NHKでやるはずなんだが、
 やる気無いよね、とりあえず
な感じ。確かに
 Sherlockで多用される英語のテロップも全部和訳して貼り付ける
等の作業に時間が掛かるんだろうけど、
 BBCではS1-3の正規版Blu-ray限定BOXを1/27発売
しちゃうんだよね。。。

ところで、
 The Empty Hearse
には
 SherlockとMycroft兄弟の両親が登場
する。実はこの両親は
 Sherlockを演じるBenedict Cumberbatchの実の両親がカメオ出演したもの
なのだ。
こちらが1/2付The Daily Mailの記事
Meet The Parents: Benedict Cumberbatch's mum and dad make cameo as Sherlock's folks before fans find out how he faked his own death

写真はこちら。
Meet the parents: Benedict Cumberbatch's real-life mother and father make a cameo in the opening episode of the new series of Sherlock, as Holmes' folks

日本語の記事。英国ニュースダイジェスト1/2付の記事。


「シャーロック」にカンバーバッチの両親がカメオ出演!
Thursday, 02 January 2014 16:00

2014年の元日から新シリーズが開始されたBBCの人気ドラマ「シャーロック」において、主役のシャーロックを演じるベネディクト・カンバーバッチ(37)の両親がカメオ出演を果たした。「イブニング・スタンダード」紙などが報じた。
2人はシャーロックの両親役として出演。カンバーバッチの両親は、ともに長らく俳優として活動している。
またテレビ情報などを紹介する「ラジオ・タイムズ」誌は、元日に放送された第3シリーズの初回をピーク時には970万人が視聴したと報道。平均視聴率が33.8%に達したと伝えている。

で。
 問題はBenedict Cumberbatchの実のママ
である。The Daily Mailの写真では
 田舎から出てきたいいおばあちゃん(そういう印象の役柄)
に映っているけど、
 Wanda Ventham
である。Wanda Venthamといえば
 「謎の円盤UFO」のヴァージニア・レイク大佐
ですよ。
その頃のお姿を拾ってきた。
4940543

NCISの検死官ダッキーが
 「0011ナポレオン・ソロ」のイリヤ・クリヤキン
だった、って以来の衝撃かも。

おまけ。
BBCのSherlockは、webと連動していて、いろんな仕掛けがある。
その一つが
 The Personal Blog of Dr. John H. Watson
で、Martin Freeman演じるところのDr. WatsonがSherlockの解決した事件等を公表する、という体裁を取っている。
1/5に放映されたE2 The Sign of Threeは
 Dr. Watsonの結婚式
を扱っているのだが、best man(花婿の付き添い)役を頼まれたSherlockが
 新婚旅行中のDr. Watsonのblogで、なりすましを計り、失敗しつつ、荒らしまくっている
のである。それがこちら。
11 August, The Sign of Three
 Sex Holiday(=honeymoon)
という語が頻出、親友を花嫁に取られちゃったSherlockが
 中二病
を炸裂させている。

さすがはイギリス、一筋縄じゃ行かないぜ。

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