広大医学部で神経解剖学の追試内容が例年からがらりと変更 追試受験者全員不合格→担当教員を怒らせた学生の「答案」
全国の大学・大学院教員は
採点や論文審査のシーズン
なのだが、広大医学部でこんなことが起きた。
広島大医学部で伝説が起きる・・・追試験を受けた121人全員落ち留年へ ※広島大学伝統の本試験と追試験が一緒の問題では無かった為
現在、上記記事で出てくるtweetは見えなくなっているけど
神経解剖学追試受験者全員不合格
と書かれた、教員からの怒りの張り紙の写真が掲載されていた。
このネット上の話題を朝日が記事にした。
広島大医学部、追試の120人全員不合格 試験内容変更
2014年2月7日23時21分試験をパスしたのは6人。追試験も120人全員が不合格――。広島大医学部の講義「神経解剖学」で、こんなことが起きた。例年、本試験とその後の追試験は同じような内容だったが、今年は担当教員の判断で変更されたという。ネット上で話題となっている。
大学によると、1月11日に試験があり、2年生126人が受けた。パスしなかった120人は同月31日の追試験に挑戦したが全員が不合格だった。
大学は神経解剖学など5科目の成績を総合して「人体構造学」の単位を決めるため、不合格でも留年するとは限らない。大学側は「本試験と追試験で似た内容を出題することは以前はあったが、見直している」としている。
どうやら
本試験と追試験の内容が同じ
という
伝統
で、
本試験は適当に受けて、同じ問題だから準備して追試で合格
というのが通例だったらしい。
この
ホトケ
ともいえる担当教員が、怒り心頭に発した理由は
受講生の不用意な一言
だったようだ。
これも元tweetが見えなくなっているのだけれど、こんなことを
本試験の答案に書いた受講生
がいるという。
本試の解答用紙に追試も問題同じだから勉強しないって書いた人が居たらしく試験問題が変更されました。笑
アホやな。
問題を出す教員だって人間、ここまで
虚仮
にされたら、
じゃあ、君たちの実力を見せて貰おう
ということになりますがな。せっかくこれまでは
ホトケの教員
だったのに、それを
鬼
にしたのは、受講生の方だ。
ま、海よりも深く反省するように。
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コメント
教育としてはかなり低レベルなやり方ですね。このやり方では学生は今後警戒するだけで、この教員に
敬意を抱くことはないでしょう。
追試験の前に「本試験とは問題を変えます」と一言告げるべきでしたね。
学生の態度に問題があったとしても、それを誘発したのは自分自身。対話なくこういったやり方を教条的に
行うのはいかがなものだったでしょう?
投稿: やまもと | 2014-02-10 19:11