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2014-03-05

65歳までの高動物性蛋白ダイエットは一日20本の喫煙と同様に寿命を縮める 低蛋白ダイエットは長寿のカギ 65歳を超えた高齢者には高蛋白摂取を推奨@3/4付Cell Metabolism掲載のアメリカの研究

今朝早くから、欧米のメディアで大きく取り上げられているのは、3/4付
 Cell Metabolism
に掲載された論文
Low Protein Intake Is Associated with a Major Reduction in IGF-1, Cancer, and Overall Mortality in the 65 and Younger but Not Older Population
だ。英語媒体を見ただけでも、米英豪等の新聞各紙やテレビニュースで報道されている。
上記論文の重要なポイントは次の通り。訳は例によっていい加減なので、間違ってたらごめんなさい。


Highlights
・High protein intake is linked to increased cancer, diabetes, and overall mortality(高蛋白摂取は、癌、糖尿病と総体的な死亡率の上昇と関連している。)
・High IGF-1 levels increased the relationship between mortality and high protein(高いインスリン様成長因子1(IGF-1)レベルは死亡率と高蛋白との関係を高めた。)
・Higher protein consumption may be protective for older adults(高蛋白摂取は、高齢者を守るだろう。)
・Plant-derived proteins are associated with lower mortality than animal-derived proteins(植物性蛋白は、動物性蛋白よりも、低い死亡率に関係している。)

こちらが概要。


Summary
Mice and humans with growth hormone receptor/IGF-1 deficiencies display major reductions in age-related diseases. (マウスと人間では成長ホルモン受容体/IGF-1が不足すると、年齢に関係した疾病が大きく減ることがわかっている。)Because protein restriction reduces GHR-IGF-1 activity, we examined links between protein intake and mortality. (蛋白摂取の制限が、成長ホルモン受容体/IGF-1を減らすためで、われわれは蛋白摂取量と死亡率の関係を調べた。)Respondents aged 50–65 reporting high protein intake had a 75% increase in overall mortality and a 4-fold increase in cancer death risk during the following 18 years.( 18年間の追跡の結果、50〜65歳までの調査対象者では、高蛋白摂取で総合的な死亡率が75%上昇し、癌による死亡リスクは4倍になった。)These associations were either abolished or attenuated if the proteins were plant derived. (こうしたつながりは、蛋白が植物由来であれば、なくなるか、弱まった。)Conversely, high protein intake was associated with reduced cancer and overall mortality in respondents over 65, but a 5-fold increase in diabetes mortality across all ages. (反対に、65歳を超えた高齢者では、高蛋白摂取は、癌と総合的な死亡率を減らすのに関係していた。)Mouse studies confirmed the effect of high protein intake and GHR-IGF-1 signaling on the incidence and progression of breast and melanoma tumors, but also the detrimental effects of a low protein diet in the very old. (マウスによる実験では、高蛋白摂取の効果が確認されており、成長ホルモン受容体/IGF-1は乳癌と悪性黒色腫の発生や進行の前触れとなるが、高齢者では低蛋白ダイエットは有害な影響を与えることも分かっている。)These results suggest that low protein intake during middle age followed by moderate to high protein consumption in old adults may optimize healthspan and longevity.(これらの結果は、中年の間には低蛋白摂取し、高齢になれば、穏やかに、蛋白の摂取量を上げることで、健康な期間と長寿を享受できるだろう、ということである。)

簡単に言うと
 低蛋白食によって、インスリン様成長因子1(IGF-1)レベルを上げないことが65歳までは大事
 65歳までは、ご飯を食べないで肉や魚ばかり食べる「低炭水化物ダイエット」は寿命を縮める
ということになる。
で、
 高蛋白ダイエットで死亡率が75%アップ、癌になる危険性が4倍
というのは、英紙Telegraphによれば
 The risk is nearly as high as the danger of developing cancer by smoking 20 cigarettes each day.
 (一日20本の煙草を吸う人と同程度に高い癌のリスクがある)
ということなのである。

過ぎたるは及ばざるがごとし。

なお
 植物性蛋白であれば、高蛋白ダイエットの影響はないか、低くなる
そうなので、
 大豆蛋白をたくさん取る、東アジアの人達
にとっては、朗報かも。

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