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2014-04-18

1000年掛けて間延びしちゃった雅楽を元のテンポで演奏してみたよ@京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター

奈良には、春日大社がある。春日大社には
 南都楽所(なんとがくそ、と読む)
があり、日々、雅楽が伝承されている。南都楽所が置かれたのは、一条天皇の長保3年(1001)で、以後受け継がれ、明治維新後、一時廃絶するものの、紆余曲折を経て、現在の形で継承されることとなる。この辺りは
南都楽所 プロフィール
を是非ご一覧下さい。なんせ
 雅楽といえば大仏開眼(天平勝宝4年(752))の時に演奏されたアジア各国の音楽
なわけで、そこから数えてもすでに1262年経つ。

ま、そんなこんなで、他の地域よりは
 雅楽に触れやすい環境
ではあるのだが、実際に雅楽を聞いたことがあれば誰しも思うのは
 何を聞いても同じように聞こえる
のと
 ともかくテンポが遅い
ことだろう。
ところが
 雅楽のテンポは、元はちゃんと今の音楽のように速く、旋律もはっきりと理解出来るものだった
のが
 1000年掛けて「超間延び」して現在の演奏スタイルになった
という
 音楽学者ローレンス・ピッケン(Laurence Picken,1909〜2007)の唱えた説
がある。その説を踏まえて
 1000年掛けて「間延びした」雅楽を元のテンポに戻して演奏する企画

 2012年度から2013年度にかけて京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター
で行われた。
その記録がこちら。
平家物語の音楽その1─平安・鎌倉時代の雅楽はこんな曲!? ─
平家物語の音楽その2─平安・鎌倉時代の雅楽はこんな曲!? ─
源氏物語の音楽─平安・鎌倉時代の雅楽はこんな曲!?─

上記企画では
 現行の「眠くなる、止まりそうな」演奏法での演奏

 平安・鎌倉時代の「旋律がはっきり聞こえる、速い」演奏法での演奏
との両方が映像としてアップされている。

たとえば、有名な
 蘭陵王
だけど、天平8年(736)に南天竺婆羅門僧の菩提僊那と共に日本にやって来た、林邑(現・ヴェトナム)の僧仏哲により伝えられた「林邑八楽」の1つといわれる。京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターの復元演奏では、現在では演奏しないけど、平安・鎌倉時代には演奏されていた
 蘭陵王 荒序

同じく
 蘭陵王から、入破

どうです? なるほど、これなら
 勇壮な蘭陵王
と言われても、まだ納得するよね。

いずれも
 残っている古楽譜から奏法を復元したり推定したり
して
 A Tempoした雅楽のメロディー
だ。

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