100歳の1人暮らしの男性 電動車いすで買い物に行く途中大型バイクにはねられ死亡
昨年の12月、豊後高田市に住む1人の男性がめでたく
100歳
を迎えた。豊後高田市の永松市長がその自宅を訪れ、お祝いした。
その時の豊後高田市の広報記事。
100歳おめでとうございます! −安立 明さん−
12/13、今月11日にめでたく100歳を迎えられた安立 明さんを、永松市長がお祝いに訪問しました。
安立さんは、市内見目の自宅でお一人で生活されており、買い物・料理・洗濯をご自分でされているそうです。体を動かし、毎日お肉を食べることが元気の秘訣だそうです。
安立さん、いつまでもお元気で長生きしてくださいね!
写真を見ると、なるほど、血色もよく、矍鑠としていて、とても100歳には見えない。
その男性が、5/18に
交通事故で死亡
された。合掌。NHKより。
バイクにはねられ男性死亡
18日の昼前、豊後高田市の国道で、電動車いすで道路を横断していた100歳の男性が走ってきた大型バイクにはねられ死亡しました。
18日午前11時半ころ、豊後高田市見目の国道213号線で電動車いすで道路を横断していた近くに住む安立明さん(100)が走ってきた大型バイクにはねられました。
この事故で、安立さんは頭などを強く打って別府市内の病院に運ばれましたがおよそ2時間後に死亡しました。
現場は国道と市道が交わる交差点で横断歩道はなく、警察によりますと安立さんは買い物のため外出し、自宅から50メートルほど先の国道を横断していたということです。
警察は大型バイクを運転していた福岡県の45歳の男性から話を聞くなどして事故の状況を調べています。
05月18日 19時05分
なんとも傷ましい。
会員登録をしないと読めない、大分合同ニュースで、部分的に読めた記事によると
バイクの男性が「電動車いすが横断するとは思わなかった」と発言
してるようなんだが、
大型バイクでツーリング中に路上の車いすに配慮しない
って、マズくないか?
ところで、亡くなられた安立明さんだけれど
100歳で1人暮らし、しかも生活は自立している
という
世界的にも見ても、珍しい100歳の高齢者
だった。普通は
100歳でここまで自立している高齢者は少ない
だろう。大抵は
介護を必要とする状態
になっていると思われる。
今後、日本の少子高齢化は進む。
団塊世代が100歳を超える時期
になると
日本の100歳以上の人口が信じられない数
になる予測がある。
これは総務省統計局が発表している
人口ピラミッド 平成62年(2050年)
に
100歳以上の人口がどのくらいになるか赤枠をつけた
ものだ。
大正9年~平成17年の人口ピラミッドは、国勢調査結果による。平成22年~平成62年の人口ピラミッドは、国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口(平成18年12月推計)」の中位推計による。
とのこと。
見て貰えば分かるけど
100歳以上の人口が極端に多い
のだ。おおよそ
60万人を越えている
のである。
ついでに言うと
2050年には年間死亡者数170万人
と平成14年に推計されている。ざっと計算して
1日に4658人が亡くなる勘定
だ。この時には現在のようには、
葬儀に人手を掛けられなくなっている
だろう。労働人口1.5人で1人の子どもや高齢者を支える人口構成になっているからだ。生産活動に従事する人間をできるだけ確保しなくてはならない、逼迫した年齢構成になっている。ひょっとしたら
生産活動に従事していない高齢者が高齢者の葬儀を担当する
ことになっているかも。
2050年には、
団塊の世代が100歳を迎えている
わけだが、果たして
幸せな人生
かどうか、それは分からない。
現在の医療水準が保たれているか否か
も。
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