14th Arthur Rubinstein International Piano Master Competition STAGE I終了 STAGE II進出の16人決定(速報)
ルービンシュタイン国際ピアノコンクールのSTAGE Iが終了。
STAGE IIに進む16人が発表された。
アルファベット順に、
BARYSHEVKYI Antonii✓
CHO Seong Jin✓
COLAFELICE Leonardo✓
DANK Ran✓
KIM Ji-Yong✓
KONDRATIEV Ilya✓
KOZIAK Marcin✓
KUDO Naomi✓(工藤奈帆美)
LIN Steven✓
MAZO Maria✓
OSOKINS Andrejs✓
OZAKI Misora✓(尾崎未空)
SOKOLOVSKAYA Natalia✓
SUH Hyung Min✓
SUN Yutong✓(孫楡桐)
YOSHIDA Tomoaki✓(吉田友昭)
の16人。残念ながら、Khozyainovは次の段階へ進めなかった。Khozyainovは2010年ショパンコンクールの鮮烈な印象がどうしても強いので、審査員の「要求基準」も高いんじゃないかな。それで苦労している感じ。
16人の中に
工藤奈帆美、尾崎未空、吉田友昭の3人の日本人奏者
が残っている。尾崎未空は1996年生まれ、まだ18歳と若いピアニストだ。来年開かれるショパンコンクールを見据えての出場だろうなあ。
吉田友昭は、2010年の音コンピアノの部の優勝者。今日も相変わらず、楽しそうにベートーベンを弾いていた。
16人全員を聴いているわけじゃないけど、聴いた内で印象に残っているのは
CHO Seong Jin
COLAFELICE Leonardo
DANK Ran
KONDRATIEV Ilya
KOZIAK Marcin
MAZO Maria
SUN Yutong
吉田友昭
かな。本日登場した演奏者の内、ポーランド人の
KOZIAK Marcin
は、前回のショパンコンクールでいい演奏をしていたのだが、第2ラウンドまでしか進めなかった。今日、他の方の指摘によると
結婚指輪をしている
そう。おめでとうKOZIAK。演奏はここ数年の精進が反映され、充実していて、音色も美しく、来年のショパンコンクールが楽しみだ。STAGE Iでは
ポロネーズ
を選び、アンコールは
革命
だった。特に革命ではポーランド魂が炸裂。ショパンはどちらもいい演奏だった。
驚きは、最後の演奏者の
MAZO Maria
で、ロシアの女性ピアニストだが、FAZIOLIから美しい音色を引き出して、幅のある豊かな演奏をして見せた。30歳の円熟という印象。
ベートーベンのソナタは終盤爆速で締めくくり、最後が課題曲(新曲)。ベートーベンの感動で終えなくて大丈夫か、と一瞬心配したが、全然問題なし。というか
この曲順、アリ
という戦略的な選曲。いや〜、参りました。
続き。
本日夜から始まる、STAGE IIの演奏順が発表された。現地で取材を続ける高坂はる香さんのtweetから。
ステージ2通過者が発表されました!明日からさっそくスタートします。演奏順はこちら。若い可能性を秘めたピアニストと、成熟したピアニスト、両方が半々くらいという感じでしょうか。楽しみです! pic.twitter.com/U4GI4C7jnq
— クラシック♪インド部 こうさか (@classic_indobu) 2014, 5月 19
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