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2014-05-19

2014W杯ブラジル大会 日本戦第3戦会場のクイアバは黄熱流行地域 第1戦レシフェ・第2戦ナタルはデング熱危険地域 現地観戦ではくれぐれも蚊や小動物、水に注意し、黄熱予防接種後渡航を推奨 デング熱には予防ワクチンも治療薬もないので「蚊に刺されない」よう準備を

もうすぐ2014W杯ブラジル大会が開幕する。
応援に出かけるサポーターにとっての問題の1つは
 渡航前の予防接種
だろう。
 ブラジルには日本にない感染症
がたくさんある。
 黄熱の予防接種はお済みですか?
サポーターのみなさん。野口英世が「病原体」を捜して感染、死亡した黄熱は、ブラジルの一部地域では危険地域だ。
下の地図は、厚生労働省検疫所FORTH(For Traveler's Health)から拝借。
Brazilwc
予選リーグで日本戦が行われる
 クイアバ(第3戦 対コロンビア 現地時間6月24日)
は、見て分かるように
 黄熱の危険地域
だから、コロンビア戦観戦予定であれば
 是非、黄熱の予防接種
を。インターネット上には
 黄熱を軽く見ているバックパッカーの体験談
もあるが
 たまたまその本人が「幸運」だっただけで、医学的には何の確証もない
ので、実に有害な「情報」だ。もし、その「情報」を鵜呑みにして黄熱に感染したとしても、判断したのは自分なのだから、結局は「自己責任」となる。
 黄熱は蚊が媒介する感染症で、最悪の場合は死に至る
ことは、先にも書いたけど、野口英世の伝記でみなさんご存知の通り。

そして、
 デング熱の危険地域
が、やはり日本戦の行われる
 レシフェ(第1戦 対コートジボワール 現地時間6月14日)
 ナタル(第2戦 対ギリシャ 現地時間6月19日)
だ。
 デング熱も蚊が媒介する感染症
だ。
 
まずは黄熱。
外務省から昨年12月12付で
「2014 FIFAワールドカップブラジル」観戦のため渡航する方へ~黄熱予防接種について
という注意喚起が出ている。


1.「2014 FIFAワールドカップブラジル」開催に伴う黄熱予防接種の推奨
 2014年6月より、「2014 FIFAワールドカップブラジル」がブラジルにて開催されますが、観戦目的で同国への渡航を計画される方は、渡航先によっては黄熱予防接種をお勧めしています(日本代表チームのグループリーグの試合が行われるクイアバなどは、WHOの黄熱予防接種推奨地域です)。
 黄熱予防接種は、接種から10日後に有効となります(有効期限は10年間)。
また、黄熱予防接種後4週間は他のワクチン接種はできません。さらに、日本
国内では25カ所の接種機関で接種が可能ですが、アレルギーなどで接種が難
しい場合もあり、多くが予約制となっています。
 ブラジル渡航にあたり黄熱予防接種を希望される方は、余裕をもって計画的
に接種するようにしてください。
    
 詳しくは、厚生労働省検疫所FORTHのホームページを確認してください。また、その他の感染症や現地の治安情報など、最新情報を在ブラジル日本国大使館、各総領事館ホームページで随時更新していますので、そちらも参照してください。
2.黄熱について
(1)黄熱は黄熱ウイルスを保有する蚊(ネッタイシマカ)に刺されることにより感染します。3-6日の潜伏期間後に39度台の発熱と頭痛で発症し、黄疸(肝臓障害)、タンパク尿(腎臓障害)、皮膚・粘膜の出血症状を伴います。軽症の場合は、発症後7-8日で軽快しますが,重症の場合は死に至る場合もあります。治療薬はなく、対症療法が主となります。黄熱ワクチン未接種者の死亡率は50%以上です。なお、ヒトからヒトへの感染はありません
(2)黄熱ワクチンの予防効果はほぼ100%ですので、流行地に渡航、滞在される予定の方は,黄熱ワクチンの接種を必ず受けるようにしてください。1回の接種で、接種後10日以降10年間有効です。
(3) ネッタイシマカは昼間に吸血することが多いので、外出の際には虫除け剤をつけ、肌を露出しない服装(長袖,長ズボン、靴の着用)を心がけてください。蚊取り線香なども有効です。発熱などの症状が出たら、速やかに医療機関を受診してください。

ブラジル渡航前に厚生労働省検疫所FORTHページには是非目を通しておきたい。
ワールドカップ観戦でブラジルへ渡航される方へ

で、問題は
 デング熱も流行
している点だ。
The Lancet Infectious Diseasesに掲載された
 Dengue outlook for the World Cup in Brazil: an early warning model framework driven by real-time seasonal climate forecasts
The Lancet Infectious Diseases, Early Online Publication, 17 May 2014
doi:10.1016/S1473-3099(14)70781-9
が流行の危険を指摘している。この論文がきっかけとなって、
 ブラジルではデング熱に注意しよう
と、各国で報道されている。日本語ではロイター記事を元にISM 5/19付記事が報じている。


W杯でデング熱感染拡大の恐れ 日本が戦う2会場は「最もハイリスク」
 2014年W杯が開催されるブラジルの3都市について、開催期間中にデング熱の感染が拡大する危険が極めて高いとして、科学者らが注意を呼び掛けていることが分かった。ロイター通信が報じている。
 ブラジルの科学者らが現地時間17日に英医学専門誌『ランセット感染症』に発表したところによると、ブラジル全体での感染拡大の危険性は低いものの、北東部に関しては大きな警戒が必要だという。開催12都市のうち、クイアバ、ポルトアレグレ、サンパウロなどは低リスクだが、リオデジャネイロ、ベロオリゾンテ、サルバドール、マナウスではリスクが上がる。
 研究者の1人は、最もハイリスクとされるのはナタル、フォルタレーザ、レシフェだとコメント。日本はグループリーグ第1節をレシフェ、第2節をナタルで戦う予定となっている。
 デング熱はネッタイシマカの媒介で発症する感染症。潜伏期は3日から14日で、突然の高熱、頭痛、関節痛が約1週間続き、重症な場合は死に至る。予防ワクチンや治療薬がないため、蚊に刺されないよう気を付ける必要がある。ブラジルはデング熱発生数が世界で最も高く、2000年から2013年の間に確認された患者数は700万人以上だという。
 なお、ブラジルはWHO(世界保健機関)の黄熱予防接種推奨地域に指定されており、外務省はW杯観戦で現地を訪れる人に対し予防接種を推奨している。
最終更新:5月19日(月)10時50分

なんと
 日本戦第1戦と第2戦の開催地がブラジルでデング熱のハイリスク地域
とは。

デング熱は上記記事にもあるように
 予防ワクチンもなければ、治療薬もない厄介な病気
である。
 蚊に刺されないようにする
しか、対策がない。
 日本ほど「安全」な国
は、そんなにないわけで、
 世界中「どこでも日本の基準で行動」
すると
 保健衛生上、大変危険な目に遭う可能性大
ってことだ。サッカー観戦で、つい盛り上がって、
 細心の注意を忘れる
ことがあるかも知れないけど、それって
 自分の身を危険に曝すこと
なので、
 命を守るための注意を怠らない
よう、備えはしておきたい。

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