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2014-06-07

鈴ノ木ユウ「コウノドリ」1-4 講談社 モーニングK.C.

今日もどこかの当直室で、眠れぬ夜を過ごす産科医を励ましているマンガ
 コウノドリ
をようやく入手。既刊は4巻。『モーニング』に連載中だ。
現代の産科で起こるさまざまな
 難しいお産
を取り上げ、最後はほっとさせる展開だ。
主人公は「鴻鳥サクラ」という名の男性産科医。児童施設で育ち、産科の激務をこなす傍、謎のジャズピアニスト「ベイビー」としても活躍している。
医学的な内容はセリフの中で説明されていて、医学監修がしっかりしており、安易な妥協がない。その点、医学的な正確さは後回しで何かと
 感動
で逃げ切ろうとする医療・福祉関連マンガとは一線を画する。ネームを切るのが大変だろうな。
地味だが、好感のもてる内容で、毎エピソードを描いている、素晴らしい作品。
 飛び込み出産、超低出生体重児、風疹、死戦期帝切
といった現代の産科の抱える厳しい問題を、
 産科の立場
で描ききっている。
そう、
 産科医も患者さんと同じ人間
なんですよ。

ところで4巻最終話に先天性風疹症候群による先天性白内障のため視覚障碍者として生まれて来た女の子が出てくるのだけど、視覚障碍者の立場で一言いうなら
 ベイビーに声を掛けられた時点で、鴻鳥サクラと気づく
筈。わたし程度の弱視でも、
 声のゲシュタルト
は確立しているからなあ。弱視でちょっとは見えていても顔はなかなか認知できないけれども、
 人の声を覚えるのは早い
というのが、先天性もしくは幼少時からの視覚障碍者の特長だ。見えない分、音の情報で記憶を補っている。てか
 声だけ覚えて、ロクに顔を見てない
ので、たまに、よく知っている筈の人の顔をじっくり見て
 声にタグ付されている顔と違う
のに気がつき、びっくりすることが。弱視だと顔認識のソートが甘いので、つい
 似た容貌の人達を、同じ顔にタグ付するクセ
があって、声は間違えないけど、顔の方は
 見えてる筈なのに「見てない」
のである。

5巻は6/23発売予定。

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