象がスカイダイビング! フランスの公共放送 France3のPR動画の実写風動物CGがとんでもない(褒め言葉)件
先ずはこれをご覧あれ。
スカイダイビングする象達
甲羅でスケボーのハーフパイプをかっこよく滑る亀
連れ立ってジェットコースターの軌道を滑り落ちる駝鳥達
宙返りをばっちり決めて高飛び込みする麒麟
トランポリンで高々と宙に舞い宙返りを決める象
崖の間に渡された一本の細い綱の上を渡る麒麟
シーソーを利用して、5羽でタワーを作る駝鳥達
いずれも、周りの空気感、音などを入れ込んで、かつ
それぞれの動物が本当にそこにいる
ように作り込まれたCGである。てか
あり得ない光景
を
ムダにきっちり作ってある
辺りが
フランス人のヘンタイ(褒め言葉です)振りを遺憾なく発揮している
のが凄い。日本人なら
アニメで済ませる
ところを、一コマ一コマ神経を費やして
出来るだけ実写に見えるよう
にしてある。たとえば
高飛び込みを決めた麒麟が、水中に沈み込む様子の詳細な描写
はどうだ?
麒麟の身体からわき上がる水泡、水中の光の揺らめき、一端沈んで浮かび上がる麒麟
などが、まったく手抜きなしで動画になっている。そして
光の描写
は、
背景の空の光の移ろい
をきっちり描いて、全体に反映させている。てか
細かすぎるだろ
この光関係の処理だけでも、気が遠くなりそうだ。更に
視覚だけでなく音声の作り込み
もすばらしい。
スカイダイビングする象達の耳のはためく音やパオーンという吠声
亀が甲羅で滑る音
走る駝鳥の羽音
などが、周囲の環境音と重ね合わされていて、リアルさを増す。
この発想はなかったわ。
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