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2014-07-26

全国の哲学系研究者に衝撃 岡山女児拉致監禁事件の容疑者は大学院博士課程で倫理学専攻

わたしの卒業証書には文学部哲学科卒である旨が書いてある。
哲学科卒業でも、これだけ衝撃を受けるのだから、全国の
 哲学系研究者にはもっと衝撃
だろう。
朝日の記事より。


カント愛した元院生、存在感薄く 岡山・女児監禁容疑者
朝日新聞2014年7月26日(土)10:30
 岡山県倉敷市の女児(11)が監禁され、5日後に保護された事件で、逮捕された岡山市北区の無職藤原武容疑者(49)は、大学院で哲学を学び、研究者を志した寡黙な青年だった。監禁容疑での逮捕から26日で1週間。県警は未成年者略取容疑での立件に向けて、事件の全容解明を進める。
 「カントを愛している」 約20年前、大阪大学大学院の博士課程で倫理学を専攻していた藤原容疑者は、研究室の宴席で同窓生にこう打ち明けた。寡黙で勉強熱心。青春時代の藤原容疑者を知る人たちの印象は似通う。交友関係は少なく、存在感は薄かった。

よりによって
 倫理学専攻
だったとは。しかも
 カント
だ。
何も、
 倫理学の研究者は、他者より一層倫理的であるべき
とは思わないけれども
 少なくとも、倫理学を専攻したからには、己が是とする倫理に恥じない矜恃はあってしかるべき
だろう。
 倫理は実践してこそ倫理
だ。

一体、大学院で何を学んでいたのやら。と思ったら、大学院時代の論文がリポジトリで公開されている。博士課程後期在学時のものだ。
藤原武 カント実践哲学における演繹の構造(1993.12, PDF)

カントといえば『実践理性批判』の
 わが上なる星の輝く空と、わが内なる道徳律
が人口に膾炙しているけれども、それはどこで失われたのか。
もっとも記事中にあるような
 カントを愛している
なんて告白をすると、普通はドン引きされるだろうけどな。

おまけ。大阪府大の森岡正博先生のtweetより。わたしは、容疑者の欲望に寄り添うつもりもないし、このカントとの関係性についての解釈にも与しないけど。(欲望の対象が「破瓜期前の少女」だからこういうtweetなんだろか)


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