« 高野文子 12年振りの新刊「ドミトリーともきんす」中央公論@9月25日 | トップページ | 冷房してても熱中症になりかかる »

2014-08-02

盲導犬が虐待された! オーナーは全盲で気がつかないことに乗じた卑劣な犯行 目撃者は是非通報を@埼玉

あまりにも非道い。
埼玉で起きたという
 盲導犬虐待事件
だ。



投書主によれば
・投書主のお嬢さんの同僚で、全盲の方が連れている盲導犬が虐待された
・同僚が盲導犬を連れて歩いているとき、何者かが盲導犬のお尻の部分をフォークのようなもので刺し、傷つけ、ひどく出血
・オーナーが全盲で、気がつかないのをいいことに、犯行に及んだ
・今回以外でも、盲導犬が吠えないよう訓練されているのをいいことに、わざと尻尾を踏んだり、身体に落書きする者がいる
とのこと。
 埼玉県でのこと
のようだ。
もし、現場を見かけた方は、動物虐待に当たるので是非通報を。
また、こうした犯行は
 繰り返される
ので、今後、同様もしくは類似の虐待を見かけたら、是非通報を。スマホ等で現場を撮影できると更に良いだろう。
ともかく
 介助犬が仕事をしているときは、オーナー以外の人間は触れてはいけない
ので、怪しい行動をしている人が居るときは、声を掛けるのが一番だ。

盲導犬を含む介助犬は、無闇に吠えたり、反撃したりしないよう、訓練を受けている。その介助犬を面白半分に傷つけるとは、許しがたい。
たぶん、一般の人々はあまり気がついてないだろうけど、盲導犬が現役でいる時間は短い。働けるのは、わずか8年だ。
盲導犬候補の子犬は、生後2ヶ月からパピーウォーカーの元で、愛情をたっぷり注がれて1歳まで暮らす。この時、人間と濃厚に接触することで、子犬たちには「いつも、人間と一緒に暮らす」素地が作られる。基本的に、盲導犬になった犬も、ならなかったけれども候補になった犬も、「いつも人間と室内で暮らす」犬になる。だから、引退したり、盲導犬にならなかった犬を引き取るときは、室内で飼育し、家族が必ず家にいる家庭であることが条件になる。傍に誰か人間がいなかったり、外で飼われるのには、慣れていないからだ。そうした「人懐っこい犬」だけが、介助犬になる。
パピーウォーカーが育てた犬は、專門の施設で訓練に入る。この段階で、介助犬に向いていない犬は、飼い犬として引き取られていく。訓練は1歳から1年ほど。犬には、全盲のオーナーと一緒に暮らし、外では安全に導くために、さまざまな我慢や制限を受け入れる訓練をする。犬にとって、過酷と思われる訓練だが、犬たちは「人間のために役に立てる」方がうれしいので、訓練を受け入れる。もちろん、この間にも、介助犬としての資質が不足していると判断されると、飼い犬として、センターを去って行く。大体、盲導犬として残る犬は3-4割とか。厳しい選別を経て、ようやく、訓練が終わり、オーナーの元で暮らす。「オーナーの目の代わりとなる」訓練を受けている犬たちは、何よりもオーナーの安全を守るように動く。ただ、この生活は、犬にとっては重労働だ。
10歳頃になると、盲導犬は引退する。人間の安全と生活を支えてくれた犬たちは、引退した犬を引き取ってかわいがってくれる家庭や施設で余生を送る。
盲導犬の訓練は大変で、盲導犬を必要とされている方の需要には追いついていない。その状況を考えると、この話はあまりにも非道い。
もちろん、盲導犬以外の介助犬も、必要とされている方がたくさんいるけれども、やはり供給が追いつかない状況だ。だから、余計に、怒りがこみ上げるのだ。
介助犬が不足していることについては、3月20日放映のNHKの視点・論点で鈴木宏志帯広畜産大学教授が次のように主張されている。


視点・論点 「盲導犬の効率的育成と普及向上」
我が国では1,000頭余りの盲導犬が活躍していますが、その需要は3,000頭とも4,000頭とも言われており、慢性的な供給不足が続いていると言えます。我が国においても、盲導犬、聴導犬、介助犬などの、いわゆる身体障害者補助犬の社会生活へのアクセスを保障するだけでなく、補助犬の育成や使用者の責務までに踏み込んだ法整備が整ってきています。補助犬を使うことができれば、自立と社会参加が可能となる障害者は数多く存在していますので、補助犬を普及するための社会的な受け入れ体制の整備や補助犬の育成体制の整備が必要です。
(以下略)

で、投書を掲載した朝日、
 反介助犬・盲導犬虐待キャンペーン
は、やるんだろうな?

|

« 高野文子 12年振りの新刊「ドミトリーともきんす」中央公論@9月25日 | トップページ | 冷房してても熱中症になりかかる »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109312/60084232

この記事へのトラックバック一覧です: 盲導犬が虐待された! オーナーは全盲で気がつかないことに乗じた卑劣な犯行 目撃者は是非通報を@埼玉:

« 高野文子 12年振りの新刊「ドミトリーともきんす」中央公論@9月25日 | トップページ | 冷房してても熱中症になりかかる »