朝日新聞広告局、オヤジ向け雑誌の全面広告で堂々と「(女性CAへの)セクハラのススメ」

普段、
　女性の人権が、弱者の権利が
と言ってるはずの朝日新聞だが、広告局は
　売れるなら、どんな手を使ってもOK
らしい。
牟田和恵さんが慨嘆されている。

驚いた。中高年男性向けの雑誌創刊の新聞全面広告、キャビンアテンダントにこうしてセクハラしろと指南してる。しかもそれを、やんちゃ、だと。オヤジのセクハラが無くならない訳だ、、、 pic.twitter.com/RIQokuUCPh

— 牟田和恵 (@peureka) 2014, 9月 23

(続き)これが全面です。左下は女性の手を握ってる写真、上はショーン・コネリー。これがオヤジの自己イメージか、、、アタマがクラクラする、、、 pic.twitter.com/sLvUXcgGaV

— 牟田和恵 (@peureka) 2014, 9月 23

(続々)その広告、企画制作 朝日新聞社広告局だと、、、。朝日よ、、、 pic.twitter.com/eZeUQxbmTa

— 牟田和恵 (@peureka) 2014, 9月 23

まあ、その程度ですよ。
しかし
　CAに12cmの近さまで顔を近づけて、その後百戦錬磨のワザを見せつける
って
　一体何をしたいんだよ
朝日新聞広告局。
　外国のエアラインなら、屈強な男性CAや年配の女性CAも多数搭乗
してるんだがな。この文脈と写真では
　CA=若い女性
と固定的に考えているようにしか見えないのが、更にヒドい。てか、この広告の原稿書いたライターが
　コードシェアじゃない日系キャリアにしか乗ったことがない
とか、そういう話か、朝日新聞広告局。

ちなみに、米系キャリアで痴漢を働くとどうなるか、という実例。
9/15付ANNニュースより。

隣の女性の胸などを…日本人男が米機内で“痴漢”(09/15 17:19)
「自分をコントロールできなかった」と供述しています。

　先月、成田からアメリカに向かう旅客機の中で、日本人の会社員、タカハシ・ミツアキ容疑者（36）が日本人女性（21）の下腹部などを無理やり触ったとして逮捕・訴追されました。訴状によりますと、タカハシ容疑者は隣に座っていた女性が眠った後、胸や下腹部を触ったほか、携帯で写真を撮影しました。タカハシ容疑者は容疑を大筋で認めているということです。アメリカの旅客機内での事件だったため、アメリカ当局から訴追されました。有罪が確定すれば、最も重くて禁錮2年と罰金2600万円余りが科せられます。

アメリカでは、
　性犯罪は重罪
だ。
　航空機内は合衆国法が適用されます
と、必ずアナウンスされるように、日本行きの飛行機でも日本の空港に着陸するまでの間はアメリカの国内法が適用され、上記のような
　日本とは比べものにならない、重い罪に問われる
ことになる。てか、まずは
　女性CAの意に反して何かすれば、すぐ屈強な男性CAが飛んできて制止される
だろうけどね。
CSでしかやってないから、日本ではあまり馴染みがないだろうけど、アメリカの人気ドラマ
　Law & Order :SVU
の冒頭では、いつもこのナレーションが入る。

In the criminal justice system, sexually based offenses are considered especially heinous. In New York City, the dedicated detectives who investigate these vicious felonies are members of an elite squad, known as the Special Victims Unit. These are their stories.

日本じゃ、軽く見られがちだが
　In the criminal justice system, sexually based offenses are considered especially heinous.
なわけですよ。もちろん、性犯罪の被害者となり得るのは赤ん坊から老人まで、男女年齢を問わない。痴漢はレイプに準ずるものとして扱われる。
　ええっ? 触っただけで、レイプなんてするつもりはなかった
と言ったとしても、軽微な罪だとは認めてもらえない。

おまけ。米系キャリアで客室乗務員に対して暴力を働くとどうなるか。
2014-06-15　アメリカでは暴行は重罪　土下座じゃ許してもらえない 新婚旅行で関空からデルタ航空でハワイへ行ったちょっと強面の日本人男性乗客 酔って客室乗務員を殴り最高20年の刑の可能性
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2014/06/20-eb0a.html