受動喫煙の怖さ
実際にあったお話。@io302先生のtweetから。合掌。
たかじんの闘病記見てると数年前入院した新生児の父親が喫煙者で「受動喫煙はSIDSのリスクになりますよ」と説明しても「そんなんで死ぬか」と言い、生後3ヶ月で死亡、「先生、一生タバコ吸わん、だから助けてくれ」と言われた事を思い出す。遅すぎた
— io302 (@io302) 2014, 11月 9
SIDSとは
乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome)
のことで、
元気だった筈の赤ちゃんが、眠っていると思っていたら死んでいた
というのが、これだ。SIDSが知られる前は
子どもをしっかり見ていなかった母親や保育者が悪い
と責められ、離婚に至ったり、業務上過失致死に問われたり、退職に追い込まれるなどの悲劇があちこちで起きていた。残念ながら
SIDSの原因
はまだわかってないが
うつぶせに寝かせる(以前、アメリカの『スポック博士の育児書』の影響でうつぶせ寝が推奨されたが、現在はSIDSの危険年齢を過ぎるまではNG)
周囲の大人はたばこを止める
できるだけ母乳で育てる
という3つを厚労省が
SIDSのリスク軽減の指標
として推奨している。
@io302先生の診た赤ちゃんの例では、新生児の時点で一度入院しているので、より健康に対する周囲の配慮が必要だと思われる赤ちゃんだったのに、親が喫煙を止めなかったため、結局SIDSで亡くなった。
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