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2015-10-27

「美術手帖」12月号(11/17発売)はSTAR WARS特集

来月17日発売の「美術手帖」12月号は
 STAR WARS特集
だ。
公式サイトより。


<次号予告>

特集
スター・ウォーズ

1977年に始まる旧3部作、99年に始まる新3部作に続き、
今年12月公開の新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』とともに
「スター・ウォーズ」の物語が再び始動しようとしている。
本特集では、シリーズを通して紡がれる壮大な「サーガ」や
仔細に描かれる世界、革新的な映像技術、印象的な音楽など
本作を構成する要素を徹底的に読み解き、その芸術的価値を問う。

中村政人インタビュー
*内容は都合により変更することがあります。

サブカル系には滅法強い「美術手帖」のこと、どんな内容になるのか楽しみだ。

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2015-10-26

『全訳 漢辞海』第三版 アプリとなって本日発売! 11/25まで 定価3000円を半額以下の割引価格1400円で販売

全国の漢文学習者、中国学研究者のみなさま、中国・香港・台湾からの留学生諸君、漢和中辞典の定番
 『全訳 漢辞海』第三版
が、とうとうアプリになって、本日発売。製作は、辞書アプリでは定評のある物書堂。
しかも、太っ腹なことに、
 11/25まで、発売記念価格1400円(定価は3000円)で提供
とのこと。発売元の物書堂さんのtweetより。


さあ、紙版の『全訳 漢辞海』第三版の重さにめげていた学生諸君、すぐにダウンロードするんだ!
四十肩五十肩で重い鞄を持ちたくない先生方、是非お試し下さい。

うちも、版が変わる毎に3冊ずつ買って置いていたから、これで随分便利になるぞ。

続き。
早速、iTunes Storeから落としてみた。
iPhone/iPadにインストール、どちらでもさくさく使える。画面が明るく、文字が見易い。
ここからが電子辞書の強み。熟語一覧がある。親字・用例解説の後に並んでいるすべての熟語が並んでいる。
Photo
クリックすると、その熟語に飛ぶ。
Photo_2
調べたい熟語は、緑でハイライトされる。
もちろん、熟語だけが見られるのではなく、前にも後ろにもスクロールできる。
Photo_3
先頭の親字を表示したところ。

普通の漢和辞典では
 1. 親字を探す(読みや画数や部首で)
 2. 用例を見る
 3. 熟語を探す
という手順を踏むが、このアプリ版『全訳 漢辞海』第三版では、
 熟語一覧を「見て探す」
ことができる。つまり、必ずしも「親字を探す必要はない、読みを知らなくてもなんとかなる」ってことだ。なんと革命的だ。大体
 漢文嫌い
という人達の五割は
 漢和辞典が引けない
が原因だからな。

お楽しみセクションもある。
 難読
だ。
Photo_4
紙の『全訳 漢辞海』第三版では
 熟語の前に、読みだけ羅列する
形になっているのだけれども、熟語一覧と同様に
 難読一覧
になっていて、クリックすれば、正しい読みに到達する。ちょっとした暇つぶしには最適。スマホに入れておくといいかも。
もっとも、iPhone用でも、視認性が高いので、実用に耐える。楽なのは、当然ながら、iPadなどのタブレットに入れることだけれども。
こんな凄い電子辞書が、今なら1400円なのだから、IT革命万歳!

お年を召した方には、タブレットへのインストールをお勧めする。iPadでやってみたけれども、
 拡大・縮小が思いのまま
だ。
物書堂さんによれば
 専用のフォントを使用しているので、拡大しても文字がぼやけず、異体字なども一画一画明瞭に見分けられる
とのこと。

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2015-10-21

ショパンコンクール2015 そろそろ結果発表

いつもより、結果発表が遅れに遅れていた
 第17回ショパンコンクール
だけれども、いま、
 結果が出ました。あと5-10分で発表です。
というアナウンスがあった。(7:30)

こちらで発表予定。

ただいま発表。(7:52)
1位 Mr Seong-Jin Cho (South Korea) ポロネーズ賞

2位 Mr Charles Richard-Hamelin (Canada) ソナタ賞

3位 Ms Kate Liu (United States) マズルカ賞

4位 Mr Eric Lu (United States)

5位 Mr Yike (Tony) Yang (Canada)

6位 Mr Dmitry Shishkin (Russia)

コンチェルト賞なし

というわけで、チョ・ソンジンくんが、期待に応えて優勝。おめでとう!
小林愛実さんは残念ながら、順位なし。

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2015-10-17

ショパンコンクール2015 ファイナリスト10名発表 日本からは小林愛実さんが進出

YouTubeで配信されている
 The 17th International Fryderyk Chopin Piano Competition
は、本日(現地時間)、20人によるセミファイナルが終了。ファイナリスト10人がいま発表された。


Seong-Jin Cho (South Korea)
Aljosa Jurinic (Croatia)
小林愛実 Aimi Kobayashi (Japan)
Kate Liu (United States)
Eric Lu (United States)
Szymon Nehring (Poland)
Georgijs Osokins (Latvia)
Charles Richard-Hamelin (Canada)
Dmitry Shishkin (Russia)
Yike (Tony) Yang (Canada)

出身国は合わせて8か国で、
 カナダ 2人
 アメリカ 2人
 日本・韓国・クロアチア・ラトビア・ポーランド・ロシア それぞれ1人
といった内訳。
 チャイコフスキーコンクールが同年に開催された影響
は大きいようだ。中国出身者がいない代わりに
 カナダとアメリカから3人の中国系ピアニスト
が選ばれている。従って
 10人のファイナリストの半数は東アジア勢
ということになる。

ファイナリストの使用するピアノは
 ヤマハ 7台
 スタンウェイ 3台
と、ヤマハの圧勝。前回のショパンコンクールで優勝したユリアンナ・アヴデーエワはヤマハを使ってたのだけれども、今回もヤマハはショパンコンクールで弾きやすいように調整してきたのかな? ちょっと前までは、スタンウェイばかりだったことを考えると、ヤマハの躍進ぶりには驚かされる。

ファイナルは、ショパンのピアノ協奏曲の1番か2番を選択して演奏する。

協奏曲はオケと合わせる必要があるので、ファイナルの開始は現地時間10/18午後6時。10/20まで続く。そして10/20夜、結果が発表される。
演奏順は、上のリストに従う。
合わせるオケは、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、指揮者はヤツェク・カスプシク(Jacek Kaspszyk)。ともかく、ポーランドの英雄ショパンの演奏にかけては、魂を捧げるので、ファイナリストにとっては怖いオケだろう。(ロシアのオケなんかだと、気合いがイマイチだったりする)

韓国のチョ・ソンジンくん、トップバッターですか。今回の優勝候補の1人と何年も前から噂されているのだけど、演奏順はラッキーではないかもね。

最終奏者の中国系カナダ人Yike (Tony) Yangくんは、まだ16歳。審査員の1人であるダンタイソンの弟子だ。

小林愛実さんは、子どもの頃から名声を恣にしてきた早熟のピアニスト。池田卓夫編集委員(当時)による2011年3月16日付の日経のコラムはこちら。
強運を背負ったピアノ少女、小林愛実 「大人をぞくっとさせる音楽」への道は…… 2011/3/16 7:00
現在、アメリカ・フィラデルフィアのカーティス音楽院に留学。

セミファイナルの演奏はこちらに。
Stage III of the 17th International Fryderyk Chopin Piano Competition

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2015-10-12

岩波現代文庫が、講談社学術文庫と比べて、とっても不親切な点

岩波の現代文庫なのだが、惹句に次のように書いてある。


20世紀後半以降に刊行された名著を現代に甦らせ、21世紀に生きる術をそこから見出してほしいという願いが込められています。

つまり、現代文庫に収録されている作品は、岩波のオリジナルとは限らない。従って、広告やカタログに、
 元になった書物の情報
が必要だと思うのだけれど、
 9月の新刊
を見ても、その中の1冊からリンクされている
 詳細情報
を見ても
 元本の情報が全く書かれてない
という素晴らしさだ。
 大岩波から出すんだから、元の出版社だの、刊行の年月日だの、そんなのはどうでもいい
というステキな判断なのか、岩波?

岩波の現代文庫と同じように
 元は他社の出版物を含む講談社の学術文庫
では事情は違う。
たとえば、今月出たばかりの辻惟雄先生の
 若沖
があるのだけれども、その紹介ページの末尾には
 初出:本書の原本は1974年、美術出版社より刊行されました。
と、ちゃんと明記してある。

どっちの態度が
 オンライン書店などで買おうとしている読者により親切
かは、言うまでもあるまい。てかさ〜、
 似たようなタイトルの書籍を複数出版している著者
などの場合
 どれがまた出版されたんだ
というのが、岩波のやり方だと、手に取るまで全く分からない。今の時代、誰でも岩波の書籍を書店で実際に触れるわけじゃないでしょ。講談社学術文庫のように、初出を明記してくれれば、間違った書籍を買わずに済む。

これだけ、街の本屋が潰れ、岩波の出版物を常時置いているような
 良心的な書店が減っている
というのに、岩波は大多数の読者に歩み寄るつもりはないようだな。
 ウチの書籍を常時置いてる大型書店or生協書籍部の顧客

 岩波と名が付けば、なんでも買ってくれる読者
だけを相手にするつもりなら、しょうがないですな。

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