両手じゃ弾けない Death Waltz
クラシックの演奏家を揶揄した
16 Words That Mean Something Totally Different To Musicians
を眺めてニヤニヤしていたら、
12. Composer
で、こんな楽譜が出てくる。
John Stump作曲 Faerie's Aire and Death Waltz(妖精のエアと死のワルツ)
の冒頭部分だ。どう見ても、10本の指では弾けそうもない。探してみると、John Stump作曲のもっとエグい楽譜が。こちらは弦楽四重奏曲の最後の部分。
John Stumpは1944年にアメリカミズーリ州カンサスで生まれ、2006年1月20日に亡くなっている。死後に、Faerie's Aire and Death Waltzのカルト的人気に気づいた甥が、叔父の作品と簡単な経歴、逸話をネットに綴った。
John Stump, composer of Faerie’s Aire and Death Waltz
甥が Faerie's Aire and Death Waltz について
obviously as an unplayable and satirical parody
と言ってるとおり、
どう考えても、演奏できない楽譜
なのだが、世の中には
演奏してみよう
と思う勇者が少なくないようだ。
10本の指で足りなければ、
MIDIに演奏させる
手がある。
まさか、John Stumpも、将来こんな形で
実演
されるとは思っていなかっただろう。
ところで、"Death Waltz"で検索を掛けると、まったく別な曲が引っかかってくる。
こちらは
俗称 Death Waltz
というべきもので、
東方Projectの楽曲で「U.N.オーエンは彼女なのか?」のアレンジ
ということらしい。
演奏が難しいので、弾けるようになった人達が自慢げに動画をアップしている。
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