楽しい国語
シンガーソングライターの鈴木結女さんのご子息が、国語の先生から与えられた課題が凄い。
太宰治の『走れメロス』を映画化するとして自分なりにパンフレットを作りなさい。
配役も自由です。
というもので、ご子息が作ったパンフレットの表がこちら。映画のパンフレットのパロディとしては、センスあるなあ。
息子が学校から持ち帰った課題が自由過ぎる件について
— 鈴木結女 (@yumesuke1) 2016年2月26日
科目】国語
テーマ】太宰治の『走れメロス』を映画化するとして自分なりにパンフレットを作りなさい。配役も自由です。 pic.twitter.com/TvHHeitSOL
裏がこちら。
裏面にはアツい宣伝文が…
— 鈴木結女 (@yumesuke1) 2016年2月26日
息子よ… pic.twitter.com/apM2JAxbTb
気の利いたフレーズが並ぶ。映画パンフレットって、この手の
クリシェ
で成り立っているものね。下手に
新機軸を打ち出す
なんてことをしたら、映画のパンフではなくなってしまう。
先生のコメント。実に的確。
先生… pic.twitter.com/EBn0hA7bGT
— 鈴木結女 (@yumesuke1) 2016年2月26日
国語というと
読み書き中心
で、
どんな文章を書くか
どう伝えるか
とか言った側面は無視されがちだけど
他人に伝わるように書き、見せる工夫
が大切だ。その点では、鈴木結女さんのご子息の作品は実によく出来ている。
21世紀の国語教育では、
「書いた物」を見せる、伝える、理解させる工夫を実習
する授業が大事だ。タブレット端末で、グラフィックや動画も扱えるようになった今だから、
使えるものは何でも使える時代にふさわしい「国語」
があっていい。
糊と紙と鋏だけ
の時代は終わったのだから。
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