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2016-02-29

楽しい国語

シンガーソングライターの鈴木結女さんのご子息が、国語の先生から与えられた課題が凄い。
 太宰治の『走れメロス』を映画化するとして自分なりにパンフレットを作りなさい。
  配役も自由です。
というもので、ご子息が作ったパンフレットの表がこちら。映画のパンフレットのパロディとしては、センスあるなあ。



裏がこちら。


気の利いたフレーズが並ぶ。映画パンフレットって、この手の
 クリシェ
で成り立っているものね。下手に
 新機軸を打ち出す
なんてことをしたら、映画のパンフではなくなってしまう。
先生のコメント。実に的確。

国語というと
 読み書き中心
で、
 どんな文章を書くか
 どう伝えるか
とか言った側面は無視されがちだけど
 他人に伝わるように書き、見せる工夫
が大切だ。その点では、鈴木結女さんのご子息の作品は実によく出来ている。

21世紀の国語教育では、
 「書いた物」を見せる、伝える、理解させる工夫を実習
する授業が大事だ。タブレット端末で、グラフィックや動画も扱えるようになった今だから、
 使えるものは何でも使える時代にふさわしい「国語」
があっていい。
 糊と紙と鋏だけ
の時代は終わったのだから。

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