京博のゆるキャラ「トラりん」 期待を裏切らない「京都風ゆるキャラ」は土日に出現
千年の都京都で、
現代デザインの観点
で決定的にダメなものがいくつかある。その1つが
キャラクター
だ。過去を振り返っても、1984年京都国体の
未来くん
から始まり、京都市交通局の京ちゃん(市バスのキャラクター)・都くん(市営地下鉄のキャラクター)
3D化すると、「丸いぬりかべの親戚」の京都府のキャラクター、まゆまろ
と、千年の雅のデザイン力はどこに吹っ飛んでいるのか、と思う造形が並ぶのだが、美の殿堂京博にも
頭の痛いゆるキャラ
がいることに気づいた。昨年の
琳派400年
を契機に、京博が所蔵する、思いっきり虎を愛教のある方向へデフォルメした
尾形光琳「竹虎図」
をモチーフに
とらリン
なるゆるキャラが
京博公式キャラクター
になった。2Dは、元が光琳のおちゃらけた絵だからまあこんなものか、だけど、
3Dの破壊力
が凄すぎる。土日に京博に出現するそうなので、是非確認を。
庭園開放のお知らせだリン!
ちなみに、とらリンは語尾に「リン」をつけるのが口癖らしい。
泉下の尾形光琳も、苦笑してるんじゃないの。
名付け親は、京博館長。
(今の京博館長は、その当時「承平ちゃん」と呼ばれていた佐々木先生ではありませんか。)
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