鹿児島産筍@九州支援!
大雨の降った夕方、大和西大寺駅の駅ナカ八百屋を覗くと
鹿児島産筍
が
2個で290円という破格値
で売られている。
熊本地震後、九州の交通網は寸断されていたけれども、この筍もどのくらいかけて奈良にやって来たのだろう。
基本的に、いつもは午後には筍を買わないのだけれども、値段と九州産というのに惹かれて、試しに1パック買ってみることにした。米糠も一緒に入っているし、あとは鷹の爪を放り込めば大丈夫なはずだ。出来るだけ、先が緑色に変わってないものを探す。
筍をざっと洗い、先をざっくり切り落とす。やはり、少し日が経っているのだろう、かなり皮が固い。縦に入れる切込も、いつもより深く入れる。
シャトルシェフには筍が被るくらいの水を注ぎ、付いてきた米糠と鷹の爪2本を投入。
火に掛けて、落とし蓋を着せ、沸いてきたら火を弱め、20分ほどくつくつと茹でる。
後は、火を消し、シャトルシェフに入れて完了。かなり固いから、いい感じに茹だるまでに一晩はかかるだろう。
翌朝、大きな筍は、茹で汁ごとジップロックの大袋に入れて冷蔵。
小さな筍を剥いてみる。
やはり皮が固いのだけれども、根元に竹串が刺さる程度には柔らかい。
皮を剥きながら、姫皮の味見をすると、意外なことに悪くない。新鮮な筍特有の
茹でたての玉蜀黍のような甘い香り
がする。勿体ないので、半分は水に漬けて冷蔵、残りを
上下半分に切ったら、そのままスライスして、お刺身
に。
筍そのものに豊かな味わいがあるので、それを殺さないよう、ほんのちょっぴり、醤油をつけて口にする。美味しい。
2個290円なのが、申し訳ないくらい。
大きな筍は、筍ご飯にでもしようか。
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