母の日に贈った花の内1本が枯れていた件
母の日に、札幌の母にカーネーションの花束を贈った。ムーンダストのカーネーションを贈ったのだが、道内にちょうどよい花屋がなく、道外から送ることになった。
日曜の昼近く、母から御礼の電話が来たのだが、様子がおかしい。
あのね、あなたにじゃないんだけど、花屋さんに文句が言いたいの
と言う。
1本ね、枯れていたの
母は沈んだ声だ。80にもなって、
枯れた花の入った「母の日のお祝いの花」を贈られた
のだ。贈った方も、贈られた母も、母の日の気分は台無しだ。
その店は、日曜は連絡が付かないので、すぐにメールを出した。
月曜になって、お詫びの電話が来て
返金処理をしますので
という。若い人からだった。
お母さまにもお電話を差し上げたく、よろしいでしょうか
と聞かれたので
母が一番傷ついていましたから
と返事した。
今日、母に電話をして確かめたら、昨日は折悪しく外出していたので、電話は受けてないという。
先ほど、件の花屋から、返金処理のメールが来た。
枯れた花1本分を返金しました
という内容だ。
日本の商道徳は、すばらしいものですな。
あと何回、母の日に花を贈れるだろう。
次は、母にこんな悲しい思いをさせないようにしなくては。
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