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2016-05-27

レゴ版「飛び出す絵本 姫路城」が凄すぎる件

いやもうこれは、なんと言って讃えたら良いものやら。適切な褒め言葉が見つからない。
まずは、ご覧を。


2016/05/18 に公開
Pop-up LEGO!
レゴで世界遺産の姫路城を作りました。
飛び出る絵本の様に飛び出します。

制作期間は約15ケ月です。
使用パーツ数は不明です。
重量は約12.5kgです。
接着剤は使っていません。
収納時のサイズは、縦約70cm、横約70cm、高さが約11.5cmです。
収納時のデコレーションは、パーツが足りませんでした。
重さ対策に、一番苦労しました。

音楽はオリジナル曲です。

小天守閣付きの姫路城には、いつか挑戦してみたいです。
壁や堀や井戸などは、正しく配置されていません。
実際の姫路城の石棺の中には、遺骨は入っていないと思われます。

---google translate---

Production period is about 15 months.
The number of used parts is unknown.
Weight is about 12.5kg.
The adhesive does not use.
Size at the time of storage, the length of about 70cm, side about 70cm, the height is approximately 11.5cm.
At the time of storage decoration, the part was not enough.
In weight measures, it was hardest.

Music is the original song.

The Himeji Castle with a small castle tower, I would like to someday challenge.
Is such as walls and moats and wells, are not positioned correctly.
Some of the actual Himeji Castle of the sarcophagus, remains is probably not included.

姫路城の天守閣をレゴで作る。
ここまでは普通。
その天守閣を
 飛び出す絵本と同じ仕組に仕上げる
のは、到底思いつかない。
この動画に流れているのは
 自作のオリジナル曲
だとか。
 15ヶ月で仕上げた
労作である。

作者のtalapzさん、素晴らしい。

これまでの作品。
 飛び出す! 東大寺

四周を
 五色のブロックで囲む
というデザインが秀逸。

 飛び出す! 金閣寺

 レゴで作った「レゴの箱」から、金閣寺が飛び出す
というアイデアが素晴らしい。

こちらは
 レゴで作ったピタゴラ装置

おまけ映像として
 NG集付
というサービスぶりだ。

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今日被爆地広島に、オバマ大統領と一緒に広島級原爆の2万2000倍の威力を持つ核兵器起爆ボタン Football もやって来る JFK以来の伝統

Football。
ふざけた渾名だけれども、
 アメリカ大統領の傍に常に随行している「核のボタン」
のことだ。"Defence One"では5/24付でJoe Cirincioneが
 The Nuclear Football Goes to Japan
という記事を書いている。この記事の冒頭、


When President Barack Obama goes to Hiroshima May 27, it will also mark the first visit by the nuclear football. (5月27日、オバマ大統領が広島に行く時、「核のフットボール」も初めて訪れることになるだろう。)

としている。Smithsonianアメリカ歴史博物館には以前使われていた"Football"、黒い肩掛け鞄が展示されている、
Oct14_c01_nationaltreasurejpg__800x
現在の"Football"について、Joe Cirincioneは次のように続ける。

The “football”—officially known as the president’s emergency satchel—is the briefcase carried by military aides who follow U.S. presidents wherever they go. It contains the codes and commands for launching nearly 1,000 nuclear weapons within minutes. ("Football"、公式には大統領の有事の肩掛け鞄として知られているが、アメリカ大統領の行く先々に随行する軍事補佐官が運ぶブリーフケースのことだ。この中には、数分以内に1000個近い核兵器を発射するコードと命令とが入っている。)

つまりは
 オバマ大統領

 現役のアメリカ合衆国大統領
である以上、
 被爆地広島
には
 核のボタンも必ずやってくる
というわけだ。

ま、こんな事情を報道しないままで
 オバマ大統領が広島訪問
と、
 手放しで喜んでいるマスコミ
は、どうかしている。
 核のない世界を実現したい
と言ったとしても
 アメリカ合衆国大統領と核のボタン"Football"は不即不離
なのだ。この核のボタン"Football"の威力について、Joe Cirincioneは次のように書いている。


It took 5 hours and 30 minutes for a B-29 bomber to fly from the island of Tinian to Hiroshima, 71 years ago, and drop the first nuclear bomb in history. At Hiroshima this week, Obama will have at his fingertips the ability to launch the equivalent of 22,000 Hiroshimas in about 30 minutes.  (71年前、テニアン島から広島へB29爆撃機が飛行するのに5時間30分掛かった。今週、広島では、オバマ大統領は、その指先に、広島級原爆の22000倍に相当する核兵器を発射する能力を備えているだろう。)

広島で
 大統領に謝罪を求めるか否か
という話が出ていて、NHKはしつこくその話題を取り上げていたけど、
 謝罪も何も、そのすぐ側にはいまでも「核のボタン"Football"」が控えている
んだぜ。
 議論そのものが「現実離れしている」
ってことを、何故マスコミはスルーしまくっていたのかね。

"Football"について、Smithsonian博物館謹製の詳しい記事は以下に。
The Real Story of the "Football" That Follows the President Everywhere Take a peek at the mysterious black briefcase that has accompanied every U.S. president since John F. Kennedy
なるほど
 「核のボタン"Football"」が大統領と不即不離
になったのは
 JFK
からなんだね。

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2016-05-26

井波論語を待つ 井波律子『完訳 論語』岩波書店@6/8

『論語』というと、
 非中国研究者に玩具にされる古典
である。それだけ、懐が広い、ということもできるだろうけど
 原典に即せば、あり得ない「読み」

 独自の読み
としている所謂
 『論語』本
が世に溢れている。

来る6/8に、井波律子先生の
 全訳 論語
が岩波から発売される。井波先生の『論語』の読みは既に
 岩波新書『論語入門』
で示されているのだが、新書では紙幅に限りがある。
 是非、『論語』全体についての井波先生の訳を拝読したい。
と、思っていたら、岩波書店「来月の新刊」に
Photo
 井波律子『完訳 論語』
の予告が。
実に楽しみだ。

『論語入門』の読み方からすると、漢学宋学の両方の成果を取り入れての解釈になると思われる。師の吉川幸次郎先生と同じアプローチの仕方である。所謂『吉川論語』は、
 先師尾崎雄二郎先生
という良き受け手を得て成った書であるけれども、井波先生は、どのように稿を進められたのだろうか。
(追記 8/12 3:00
ご指摘ありがとうございました。誤変換したまま、気が付きませんでした。訂正しました。



追記終わり)

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2016-05-20

#秘密にしておきたかった生き物@twitter

美しかったり、壮絶に愛らしかったり、想像を絶するほど奇天烈な様相だったりする動植物をみんなが公開!

仕事にならなくなるので、休み時間等での鑑賞推奨。

#秘密にしておきたかった生き物 のタグがスゴ過ぎる「このタグ全部神」「自然界恐るべし」
http://togetter.com/li/976959

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2016-05-16

中国語の詩詞作成をオンラインで支援 街の「漢詩教室」存続を脅かす漢詩詞作成補助総合サイト「捜韻」がとんでもない 和歌・俳句陣営は今のところ音なし?

ああ、吃驚。
あまり使わない言葉が、江戸時代の幕府医官伊澤蘭軒の書いた文章の中に出てきたので、
 ネットで博捜
したところ、
 捜韻
という、中国語繁体字サイト(簡体字には簡単に変換出来る)に行き当たった。ここでは
 archive.orgにアップロードされた中国語の古典
を利用して、
 ありとあらゆる詩や詞に使われた言葉
を集め、
 韻引き出来るように配列
した上、
 《漢語大詞典》、《康熙字典》、《典故大全》、《歷代詩詞庫》、《佩文韻府》及《詞林正韻》など多数の典籍
を用いて、
 韻典(韻引き辞典)
を構成し、更に
 詩や詞が、その格律(詩詞を作る時の決まり事)に合致しているかどうか

 判定
してくれるのだ。判定してくれた上に
 間違っている部分に「別な字句を提案」
するという、
 至れり尽くせりのサービス
で、もちろん
 詩詞の作成に欠かせない古典資料も、archive.orgから揃えている
という親切設計である。
ここまでオンラインで至れり尽くせりだと
 街の凡庸な「漢詩教室」は太刀打ち出来ない
んじゃないかなあ。しかも
 詩詞作成が自学自習出来てしまうシステム
なので、
 初心者に限らず、中級者でも大いに使えるシステム
だ。今までは
 手で引いていた「詩詞作用韻引辞書」を一瞬で引いてくれる
上に それぞれの語彙をクリックすると、辞書の該当する項目に飛んでくれる
という
 辞書引きが嫌いな人にはうってつけの「楽ちん設計」
なのである。試しに提示された代替案から
 日間
を引いてみると


《漢語大詞典》:日间(日間)  拼音:rì jiān
(1).白天。《京本通俗小說·錯斬崔寧》:「不想卻有一個做不是的,日間賭輸了錢,沒處出豁,夜間出來掏摸些東西。」《儒林外史》第二十回:「 牛布衣 日間出去尋訪朋友,晚間點了一盞燈,吟哦些甚麼詩詞之類。」 茅盾 《創造》一:「夢,有人說是日間的焦慮的再現,又有人說是下意識的活動;但君實以為都不是。」
(2).猶日內。最近幾天里。《二十年目睹之怪現狀》第四四回:「過了一會,繼之回來了,説道:‘我本來日間便要稟辭到任,此刻只得送過中丞再走的了。’」


 『漢語大詞典』
を引いてくれる。
更に加えて
 その韻を含む詩詞語が誰の作品に使われているか

 年代順に並べて提示するシステム
も備えている。言葉は時代によって変化するから、この配列システムは重要だ。
現物にアクセス出来る資料は、『四庫全書』以外のものを集めた
 四庫之外
だけでも膨大だ。

日本で、もし同様のシステムを作るとしたら
 和歌・俳句作成支援データベース
かな。でも
 出来るのか、やる気はあるのか
と聞いても、たぶん
 国文学の方々は及び腰
じゃないかなあ。残念ながら、
 文化発信で負けまくっているぞ、国文学
は。
「捜韻」を使えば、
 中国語を母語としない学習者でも、割合簡単に詩詞が作れるようになる
だろう。
 音の長さを一定にして作る和歌・俳句
と異なり
 詩詞は一字一字を格律に従って嵌め込んでいくパズル
なので、
 より知的に刺激される部分
がある。どっちが、中国語や日本語を母語としない世界の人々に受けるかは今後の
 和歌・俳句陣営の頑張り
に掛かっている。

さて、「捜韻」の
 詩の格律判定システム
に、試しに、
 正倉院文書の楽書
として知られている、
 七夕詩
を判定させてみた。昨年の正倉院展でも展示された作品である。平仄をまず示してくれる。


五言絕句 押删韻
度月照山裏。古神遊河間。(本聯下句三平尾)
仄仄仄平仄。仄平平平平。

幸相三餞別。不醉客非還。
仄平平仄仄。仄仄仄平平。

で、診断。


詩中平仄或用韻有誤之處,根據系統資料庫,列舉參考詞彙如下:
(詩の中の平仄では、当システムのデータベースによると、韻の用い方に間違っている場所があるようなので、参考となる詞彙(詩詞で使う語彙)を次のように列挙して示す。
第2句“遊”字平仄有誤,系統根據後兩字“河间”,提供以下詞彙供參考:
(第2句の「遊」という字は、後の「河間」の2字に続けるのなら、平仄が間違っている。参考のため、以下の詞彙を提供する。)

として、次のような
 膨大な代替案
を提示してくれる。

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2016-05-10

母の日に贈った花の内1本が枯れていた件

母の日に、札幌の母にカーネーションの花束を贈った。ムーンダストのカーネーションを贈ったのだが、道内にちょうどよい花屋がなく、道外から送ることになった。
日曜の昼近く、母から御礼の電話が来たのだが、様子がおかしい。
 あのね、あなたにじゃないんだけど、花屋さんに文句が言いたいの
と言う。
 1本ね、枯れていたの
母は沈んだ声だ。80にもなって、
 枯れた花の入った「母の日のお祝いの花」を贈られた
のだ。贈った方も、贈られた母も、母の日の気分は台無しだ。

その店は、日曜は連絡が付かないので、すぐにメールを出した。
月曜になって、お詫びの電話が来て
 返金処理をしますので
という。若い人からだった。
 お母さまにもお電話を差し上げたく、よろしいでしょうか
と聞かれたので
 母が一番傷ついていましたから
と返事した。

今日、母に電話をして確かめたら、昨日は折悪しく外出していたので、電話は受けてないという。

先ほど、件の花屋から、返金処理のメールが来た。
 枯れた花1本分を返金しました
という内容だ。

日本の商道徳は、すばらしいものですな。

あと何回、母の日に花を贈れるだろう。
次は、母にこんな悲しい思いをさせないようにしなくては。

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7歳姉、3歳弟に素晴らしき個人情報管理能力を示す@twitter

子どもを狙う悪い大人達は
 まず個人情報
を聞き出そうとする。

@ssumuflerさんの上のお姉ちゃん(7歳)が弟(3歳)に
 見事な個人管理能力
を見せた。かくありたい。


お姉ちゃん、エラいぞ!

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日銀審議委員櫻井井眞氏の学歴が、日銀のサイトでは、日本語と英語で違う件(その2)修論はもっと凄かった!

かつて印度学では
 短いが素晴らしい論文
というジャンルが確立していた。字数は極めて少ないのだが、学界を唸らせる内容が書かれていればOKというものだ。

それはさておき
 「単位取得退学」を「博士課程修了」に日銀広報課が「盛った」
と評判の
 新審議委員櫻井眞氏の修論がもっと凄い
らしい。
本日配信の週刊ポストの記事より。


日銀審議委員の修論はペラ4枚で「こんなの見たことない…」
2016.05.10 07:00

(略)
 その後、さらに東大で取材を続けると、経済学図書館に収蔵されていた、『ケインズ的経済成長の動学的性格』と題された櫻井氏の修士論文に行き当たった。1972年に提出されたものだ。驚いたのは、その薄さだ。
 目次を含めて400字詰め原稿用紙にわずか「4枚」。本文は1258字しかない。他に参考文献リストが1枚ついているだけで付属資料もない
 アブスト(要旨)のみが収蔵されているのではないかと思われたが、経済学図書館に確認すると、これが修士論文のすべてだという。
 同じ東大大学院(経済学研究科)出身者の修士論文と比べると違いは歴然だ。政府税調会長代理を務める神野直彦・東大名誉教授の修論(1978年提出)原稿用紙231枚(約9万字)財政制度等審議会委員井堀利宏・政策研究大学院大学教授の修論(1976年提出)は同102枚(約4万字)。
 元日銀副総裁(2008~2013年)の西村清彦・東大教授の修論(1977年提出)は、レポート用紙32枚(約1万6000字)と少なめだが、本文の他に、詳細な計算式やグラフが記載された大量の資料が添付されていた。長ければいいというものではないが、「ペラ4枚修論」は異例中の異例だろう。

 内容はどうか。財務省出身の小黒一正・法政大学経済学部教授(公共経済学、経済学博士)は、櫻井論文をあっという間に一読すると、「本当に本物ですか? こんな修士論文、見たことありません」と驚愕の声をあげた。
内容は当時の経済学で示されていた課題を要約しているだけで、どこに筆者の独自の分析があるのかわからない。学部生が書いた簡単なレポートのレベルです。そもそも修士論文は冒頭で筆者の問題意識の提示があり、何に焦点をあてて分析するかの説明、先行研究の要約……といった具合に続くものですが、この論文は分量以前に、修士論文の作法にさえ則っていません。
 私が指導教官なら通さない。東大がこんな論文で修士号を与えたこと自体、不思議でなりません。100人の経済学者が読めば、100人とも同じ指摘をすると思います」
 と厳しく評価した。

※週刊ポスト2016年5月20日号

不思議なこともあるモノですね。

京大や東大の経済学部は、多くの学科で卒論が課されないのだが、まさか、修論レベルで
 レポート同様の内容でOK
ということが起きていたのか?

かつて、卒論や修論の体を成してないが
 どうしても、卒業・修了させなくてはならない学生・院生
に対しては、
 アリ卒・アリ修(アリバイ卒業、アリバイ修了の意味)
という悪しき習慣があった。しかしながら、櫻井眞氏の場合
 修士課程を修了した後、博士課程に進学している
訳で
 アリ修の対象ではない
のである。
それとも
 学部は中央大学卒で、東大の大学院では「外部生」だった櫻井眞氏の場合、指導の仕方が異なっていた
のか?

謎だな〜、東大経済学研究科。

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「お祭りのように送って欲しい」ライトノベル作家松智洋さんの告別式で「萌え棺」

「故人を賑やかに送ってあげたい」という言葉はよく聞くけれども、昨日行われた
 ライトノベル作家松智洋さんの告別式
は、その最たるものではなかったか。

参列された、漫画家、イラストレーターのあいざわひろしさんがtweetで報告されている。あいざわさんは、女性である。










ほんとうに
 萌え棺
だ。さぞ、満足して黄泉に旅立たれたことだろう。合掌。

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2016-05-09

日銀審議委員櫻井井眞氏の学歴が、日銀のサイトでは、日本語と英語で違う件

以前は海外へ行くと
 現地語メニューと日本語メニューでは、品目や値段が異なる店
というのが存在した。
 日本語メニューだと高くなる
とか、
 品数が、日本語メニューだと少なくなる
とか、デメリットが多かったので、必ず
 現地語メニューを貰って、そこから注文
していた。

さて、今売りの週刊ポストが報じている
 新しい日銀の審議委員櫻井眞氏の学歴問題
は、実は
 日本語メニューと英文メニューの内容が違う例
でもある。

まずは、ポストの報道。


4月から就任した日銀審議委員の経歴疑惑に東大困惑
2016.05.09 07:00

(略)
「博士論文」は文部科学省令によって公表が義務づけられており、博士号を授与した大学に行けば、誰の論文でも自由に閲覧できる。
 本誌記者が東京大学経済学部の資料室で、ある人物の博士論文の閲覧を申請すると、担当の助教が青ざめた顔で上司の室長代理を連れてきた。
「実は……」。室長代理は言いにくそうに切り出した。
「目録に該当論文がないんです。本学の資料室にも、図書館にも見当たらない。念のため、国内の博士論文をすべて所蔵している国会図書館のシステムでも検索しましたが、やはりありませんでした」
 そのうえで、こう続けた。
「結論を言えば、恐らくこの方は博士号を持っていないことになります」
 その人物とは、4月から日本銀行政策委員会の審議委員に就任したばかりの櫻井眞氏(70)である。日銀のホームページに掲載された櫻井氏のプロフィールには、中央大学経済学部を卒業後、〈昭和51年3月 東京大学大学院経済学研究科博士課程修了〉とある。
 にもかかわらず、博士論文は東大になかった。東大資料室は「櫻井氏は博士号を持っていない」と結論づけたのである。
(以下略)

週刊ポストが指摘するとおり
 博士課程修了
とは、
 博士課程で所定の単位を取得した上で、学位論文を提出、論文審査に合格して、博士号を得た
という意味で使う。で
 論文が見つからない
ならば
 博士課程修了ではない
というのは正しい。普通はこういう場合は、学歴に
 単位取得退学
と書く。

で、菅ちゃんが今日こんな苦しい言い訳をした。ロイターより。


日銀審議委員の経歴疑惑報道、菅長官「表現の正確性の問題」
[東京 9日 ロイター] - 菅義偉官房長官は9日午前の記者会見で、週刊誌で報じられた日銀審議委員の経歴疑惑について、報道の指摘は「日銀のウェブサイト上の表現の正確性についての事柄であり、日銀が適切に対応する」との認識を示した。

週刊ポストが指摘したのは、4月に日銀審議委員に就任した桜井真氏の経歴。博士号を取得していないにもかかわらず博士課程修了と記載しており、経歴に疑惑があると報じた。

これに対し、日銀広報課単位取得退学の場合は博士課程修了としており、今回の表記はこれまでと同様と説明。そのうえで「経歴詐称には当たらない」とコメントした。

そもそも
 日銀広報課
の言ってる
 課程博士修了=単位取得退学
自体が
 ムリ
だ。

さて、ここで、日銀広報課が
 日本語と英語
で、
 櫻井眞審議委員の問題の「学歴」をどう表記しているか
を見てみよう。
まずは日本語。

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