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2016-09-10

赤ちゃんと妊婦を守れ 空気感染(飛沫核感染)等で感染する麻疹(はしか)に治療法はない(その10)関空利用者の麻疹ウイルスは集団発生している従業員のウイルスとは別タイプ

関空の麻疹集団発生で、9/7に大阪府は、
 空港利用者1名の感染
を発表していた。


関西空港内の事業所における麻しん(はしか)の集団感染について(第6報)
提供日 2016年9月7日
提供時間 14時0分
内容
関西空港内にある事業所における勤務者の麻しん(はしか)の集団感染について、 本日の状況をお知らせします。(第6報)

9月7日現在大阪府が把握している関西空港内の事業所における陽性者数(人)
9月6日10時までの累計
9月7日10時までの判明分 合計 回復した方(※)
32 1 33 29
※関西エアポート株式会社9月7日調べ

なお、新たに関西空港利用者1名の陽性者が判明しました。ただし、今回の集団感染との関連は、現在のところ不明です。
(以下略)

この男性の感染者について
 これまで関空の麻疹集団発生で同定されているウイルスとは別な型のウイルスが検出されたという。
大阪府より。


関西空港内の事業所における麻しん(はしか)の集団感染について(第8報)
代表連絡先 健康医療部  保健医療室医療対策課  感染症グループ
ダイヤルイン番号:06-6944-9157
メールアドレス:iryotaisaku-g03@gbox.pref.osaka.lg.jp

提供日 2016年9月9日
提供時間 14時0分
内容
関西空港内にある事業所における勤務者の麻しん(はしか)の集団感染について、 本日の状況をお知らせします。(第8報)

9月9日現在大阪府が把握している関西空港内の事業所における陽性者数(人)
9月8日10時までの累計
9月9日10時までの判明分 合計 うち、回復した方(※)
33 0 33 32
※関西エアポート株式会社9月9日調べ

なお、9月7日(第6報)でお知らせしました関西空港利用者の陽性者1名については、今回の集団感染の陽性者のうち確認できている4名(関西空港事業所の勤務者)のウイルスの遺伝子型(H1)とは異なる遺伝子型(D8)であることが判明しました。

泉佐野保健所では、引き続き患者の発生状況について把握に努めるとともに、関西エアポート株式会社等と協力して、感染拡大防止に向けた取組をしています。

府民のみなさまには、麻しんの疑いがある場合は、早めに医療機関を受診してください。その際には、事前に医療機関に電話し、麻しんの疑いがあることを伝え、指示に従ってください。また、相談は最寄の保健所にご連絡ください。

「麻しんの疑い」があるのは次の場合です。
症状(発熱、せき、鼻水、眼球結膜の充血、発しん等)があり、
 1 麻しん患者と接触していた場合。
 2 麻しん流行国(特にアジアの国々)への最近の渡航歴がある場合。
 3 8月19日以降、関西空港を利用した場合。
 4 8月28日にりんくうプレミアム・アウトレット及び周辺施設を利用した場合。

■関西空港内事業所の勤務者向けの対策について
関西空港事業所の勤務者のうち、麻しん患者との接触を否定できない方には、健康観察を実施するとともに、有症状時の休業や早期の医療機関受診、受診の際の医療機関への事前連絡等の対策を引き続き行っています。また、昨日より、同事業所内の勤務者のうち、ワクチン未接種かつ過去に麻しんにかかったことのない方に対して、ワクチンの接種を開始しました。本日も実施しています。
関連ホームページ
大阪府ホームページ 麻しん(はしか)について
大阪府感染症情報センターホームページ 麻しん情報
厚生労働省ホームページ 麻しん・風しん
資料提供ID 25189

この件については9/9付産経より。


男性利用客は従業員と異なるウイルス型 関空問題で大阪府、関係の有無を調査
 関西国際空港の従業員を中心に、はしか(麻疹)の感染が広がっている問題で、大阪府は9日、関空を利用後にはしかを発症した府内在住の20代の男性について、関空従業員らとは異なるウイルスの遺伝子型だったと発表した。
 府は「集団感染者のすべての遺伝子型を調べ終わっておらず、現時点でまったく無関係とはいえない」としている。男性は8月19日と26日に海外旅行のために関空を利用し、9月6日にはしかと診断された。

日本土着のウイルスが排除されている現状から考えて、
 8/19-26の海外旅行中に麻疹に感染した可能性がある
わけだ。
D8型ウイルスは、日本における麻疹ウイルス流行株の変遷 2009〜2012(IASR Vol. 34 p. 36-37: 2013年2月号)によれば


D8型ウイルスはオーストラリア、タイ、バングラデシュおよびベトナムへの渡航歴を持つ患者から検出されている。

タイプである。これまで検出されていたH1型は、麻疹ウイルス遺伝子型情報(渡航先と年齢について)(IASR Vol. 36 p. 57-58: 2015年4月号)によれば、

国外の感染推定地域は中国10例、ベトナム4例、台湾1例であった。(略)感染推定地域は(略)H1が中国中心

となっており、
 流行地域が異なった2つのタイプの麻疹ウイルスが検出された
ことになる。

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