東北で大きな地震 津波警報発令→ポケモンGOのラプラス出現イベント一時停止の後、前倒しで終了
11/22午前6時直前、東北地方を
M7.4の大きな地震
が襲った。
地震の揺れが比較的大きかったこともあり、おけがをされた方がいる。どうか1日も早く回復されますように。
まだ夜明け前という暗い時間だったが、地震発生と同時に
福島県に津波警報が発令
された。NHKでは、
繰り返し避難を呼びかけ
て、素早い行動を促した。気象庁は
福島には3mの津波が襲う可能性
を発表、カメラは沖合の様子を捉えようとしていた。
いやでも、5年前の記憶が甦る。あの時、地震から少し時間が経ってから、次々と押し寄せる津波の黒い浪が、沿岸を襲い、建物を破壊し、道路を越え、自動車を呑み込んでいった。
逃げ遅れてはいけない。
東北はもう寒い。
NHKでは
厚着をして避難
するよう、何度も呼びかけていた。場合によっては、屋外で長時間の避難が続くかも知れない。
NHKより。
福島県沖でM7.4の地震 1週間程度は同規模の地震に注意
11月22日 19時53分22日朝、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震があり、福島県などで震度5弱の揺れを観測したほか、宮城県の仙台港では1メートル40センチの津波を観測しました。
東北や関東などの沿岸に出されていた津波警報や注意報はすべて解除されましたが、気象庁は、今後、1週間程度は同じ規模の地震が起きるおそれがあるとして注意を呼びかけています。
22日午前5時59分ごろ、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震があり、気象庁は一時、宮城県と福島県の沿岸に津波警報を、青森県から千葉県にかけての太平洋沿岸と千葉県内房、それに伊豆諸島に津波注意報を発表しました。
その後、東北から関東の太平洋沿岸を中心に各地で津波を観測し、仙台港では午前8時3分に1メートル40センチの津波を観測したほか、>福島県相馬港で90センチ、岩手県久慈港で80センチ、茨城県大洗港で50センチ、千葉県館山市で30センチ、東京・伊豆諸島の八丈島八重根で30センチの津波をそれぞれ観測しました。
その後、気象庁は午後0時50分までに、各地に出していた津波警報や津波注意報をすべて解除しました。22日いっぱいは多少の潮位の変化はあるものの、津波の被害の心配はないということです。
また、この地震で震度5弱の強い揺れを、福島県のいわき市と白河市、須賀川市、南相馬市、広野町、楢葉町、双葉町、浪江町、それに茨城県高萩市、栃木県大田原市などで観測しました。
このほか、北海道から中国地方にかけての広い範囲で震度4から1の揺れを観測しました。
気象庁の観測によりますと、震源地は福島県沖で、震源の深さは25キロ、マグニチュードは7.4と推定されています。気象庁は、今回の地震は5年前の巨大地震のあと地震活動が活発になっている地域で発生していて、一連の活動と見られるとしたうえで、「今後、1週間程度は同じ規模の地震が起きるおそれがあり、その場合は最大で震度5弱程度の揺れを伴う地震が起きて、再び津波が発生する可能性もある」として引き続き注意を呼びかけています。専門家 内陸部でも注意を
今回の地震について活断層のメカニズムに詳しい東北大学の遠田晋次教授は「東日本大震災が起きたあと、その周辺の断層が不安定になって、動きやすくなっていて、今回の地震もこうした要因で起きたと考えられる。今回は、海底の断層が横ずれではなく、上下に動いたため海面も大きく動き、比較的高い津波となって到達した」と分析しています。
そのうえで、特に仙台市で高い津波が観測された理由について「津波は断層が走る方向に大きくなる性質があり、今回は、その方向に仙台湾があったため、津波が大きくなった。また、湾内で津波が反射を繰り返したため、さらに大きくなったと考えられる」と話しました。
さらに「今回の地震は震源が浅く、周囲には活断層も多いため、今後、震源の周辺で地震活動が活発化するおそれがある。また、断層が動いたことによる地盤のひずみは、福島県の浜通りの周辺にも及んでいるので、内陸部でも地震活動に注意が必要だ」と指摘しています。
津波は、沿岸の船舶や牡蛎や海苔の養殖施設などに被害を及ぼした。
福島第二原発では、
冷却が一時停止するトラブル
があった。
こうした中、
沿岸部に人を呼び寄せていたイベントが早々に中止
された。
ポケモンGOの「東北地方沿岸ラブラス出現」イベント
である。
地震発生から28分後。
福島県、および東北沿岸部に津波警報が出ています。ラプラスの出現に関しては状況が確認できるまで停止致します。
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) 2016年11月21日
そして、正式に中止が発表されたのが、午後3時前。
東北地方沿岸部の現時点の状況に鑑み、明日11/23までの予定だったラプラスの出現については、本日をもって終了とさせていただきます。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。今後も引き続き東北復興のお手伝いを続けてまいります。
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) 2016年11月22日
東北復興の協賛イベントだったのだが、天災が相手では勝てない。しかも悪いことに、
津波が押し寄せる沿岸部に人を集めるイベント
だった。
運営側はイベントを早々に停止して、県外からもやって来ていただろう参加者の安全確保を優先した。
イベント停止と一口に言っても、ゲームをコントロールしているのはコンピュータだ。サーバの設定を変える必要がある。東北の沿岸一帯にラプラスを出現させるプログラムを停止して、通常の状態に戻さなくてはいけない。ラプラスを東北に出現させるのも結構大変だったと思うのだが、これを俄に中止させて、元に戻すのは更に面倒だ。対応は速かった。大規模な調整が迅速に行われたのだろう。
ポケモンGOの運営は
今後も引き続き東北復興のお手伝いを続けてまいります。
と言っている。
人を集める力
が、ポケモンGOの魅力だ。この特徴を活かして、新たな東北復興の手助けを続けて欲しい。
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