中華麺不毛の地だったJR京都伊勢丹食品売場に札幌・西山製麺の生麺が登場
JR京都伊勢丹食品売場は、地元民にも、観光客にも、そこそこ人気がある。ただ、一つ問題があって、以前は
まともな中華麺がほとんどない
売場だった。
久しぶりにゆっくり回ったら
札幌西山製麺の生麺、玉子麵と熟成麵
が入っていた。西山のラーメンスープも置いてはあるのだが
醤油味
だけだった。札幌ラーメンを置くなら
味噌味のスープ
も必要じゃないのか。
札幌の西山製麺といえば
札幌ラーメンの麵の基準
である。こちらは
業務用麵の一覧
だ。
ラーメン好きの札幌市民の冷蔵庫には西山製麺の5食入り
が入っているのが定番だった。最近は他にも製麺所があるから、その辺りは変わっているだろうけどね。
菊水とマルちゃんの生中華麺は、奈良でも近所で手に入るのだが
西山製麺の生麺
は見かけない。しょうがないので普段は菊水で手を打っている。
苟もラーメン好きを自称するなら、札幌市民の場合は、自分でスープを取るところから、ラーメン作りは始まる。ラーメン作りは2日がかりだ。
もっとも、すぐ食べたかったり、1人暮らしだと、そうも言ってられないだろう。
で、その場合は、ちょっとズルをして、西山製麺のガラスープか
ベルのガラベースを
投入することになる。これで少しは、それっぽくなる。
後は、麵を茹でつつ
強火で鍋を煽り、ラードで、モヤシ・玉葱・豚挽肉を炒めて載せる
というのが、
基本的な札幌味噌ラーメンの作り方
だ。大事なのは
1. 温めた丼に味噌等のスープのベースを入れる
2. 野菜と挽肉を炒めて出た水分を丼に投入
3. 熱いスープを注いでよくかき混ぜる
4. 茹で上がった麵を投入
の2〜4をほぼ同時に出来ないと熱々の味噌ラーメンにならない点だ。その辺りは、札幌ラーメンの店で見ていると分かる。
中国雲南の名物
過橋米線
は、スープの上に油の層を作ることで冷めないように工夫されているのだが、古典的な札幌ラーメンの場合は
スープの上にラードの層が出来ている
のが標準。
従って、
マヨネーズみたいなチューブ入りのラード
も、札幌市民の必需品である。ラードは
焼いたジンギスカン鍋を馴染ませる
のにも使うしね。
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