ああ 五輪ボランティアよ君を泣く 君死にたまふことなかれ 「暑さ対策は基本的に自己管理、始発で間に合わない競技には終電集合、徹夜で競技開始を待つ」
twitterより。武田砂鉄さんのtweetを読んで驚倒。
寝かせないのか!
— 武田砂鉄 (@takedasatetsu) August 16, 2019
「早朝に行われる競技については、ボランティアの会場入りが始発の交通機関でも間に合わないため、終電での会場入りを想定。その場合は待機時間が見込まれるため、ボランティア同士の交流機会や、士気を高めるような取り組みを検討していく」 https://t.co/qMTeQ8H7LY
マジですか。
で、リンク先はこれ。2020年東京五輪の「ボラサポ財団」の
第四回ボランティア検討委員会の記事だ。
ボランティア運営に関わる有識者や経験者などからなる「ボランティア検討委員会」の第4回が、7月3日に東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の主催で開催されました。(略)
同委員会は座長の清家篤氏(日本私立学校振興・共済事業団理事長、慶應義塾学事顧問)をはじめ、オリンピアンの萩原智子氏、パラリンピアンの河合純一氏(ともに水泳)ら計11人の委員で構成され、この日はボラサポ参与の二宮雅也・文教大学准教授や、ボラサポ常務理事の小澤直、中島光両氏を含む計9人が出席しました。
冒頭、清家座長から「今回の議題は、大会ボランティアの募集8万人のところ、20万人以上の応募があった中で、マッチングいただけない方へどうコミュニケーションをとっていくのか。次に、具体的な10月からの共通研修の内容。そして、暑さ対策、飲食物、交通面、宿泊施設などの活動環境をどうするのかがテーマ」とあいさつがあり、この3点について議論が交わされました。
(略)
一方、大会時のボランティア活動の環境について、暑さ対策は基本的には自己管理としつつ、研修内で休憩の重要性を伝えるほか、水分補給のための環境づくりに努め、今夏に実施されているテストイベントにおいても活動シフトのパターンをいくつか試すなどして、本番に備えることとしました。また、食事については、弁当のほか、温かい食事の必要性も議論され、引き続き検討していくこととなりました。
さらに、マラソンなど早朝に行われる競技については、ボランティアの会場入りが始発の交通機関でも間に合わないため、終電での会場入りを想定。その場合は待機時間が見込まれるため、ボランティア同士の交流機会や、士気を高めるような取り組みを検討していくこととなりました。
えっとぉ
研修内で休憩の重要性を伝える ていうのと
終電での会場入りを想定。その場合は待機時間が見込まれるため、ボランティア同士の交流機会や、士気を高めるような取り組みを検討 って
思いっきり矛盾
してないですか、検討委員会。
真夏の五輪、長時間に及ぶ競技のマラソンに随伴するボランティア
が
前日は「宿泊せず、待機」
って何?
ボランティアを過労と熱中症で競技中に殺す気
ですか? しかも
暑さ対策は基本的には自己管理 って
熱中症でボランティアが倒れたり、死亡しても、検討委員会は無罪 ってことですか? ええええ?
来年、
ボランティアとして学生を供出する予定の各大学
におかれましては、このような
劣悪な労働条件で、学生たちが生命の危険に晒される
という事実を勘案されて、安全管理上の責任を誰が取るのかという観点からも
今一度、ボランティアへの学生供出の態勢について再考
されるのが、よろしいのでは、と愚考します。
ああ 五輪ボランティアよ君を泣く 君死にたまふことなかれ……
ボランティア検討委員会は 炎天に
おほみづからは出でまさね、
かたみに人の汗を流し、
熱中症に死ねよとは(以下略)
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