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2020-01-23

武漢肺炎(新型コロナウイルス肺炎)感染状況@1/21 春節(1/25〜)の大移動に伴い中国国内の感染拡大および世界各地に感染者到達

武漢市で流行が最初に確認されたため、
 武漢肺炎
というありがたくない俗称になっている
 新型コロナウィルス肺炎
だが、春節(1/25〜)の大移動に伴い、感染者が中国国内および世界各地で見つかっている。
ついに中国当局である国家衛生委員会が会見を開いて、
 武漢肺炎の蔓延を認める
ところまで来た。これまでは、
 武漢肺炎の「蔓延」はデマ
として、ネット等での情報拡散に厳しく対応していたが、春節で感染者が世界各地に散らばり、感染が確認されてしまっているので、感染動向を世界に公表しなくてはならない状況に来た。

 

世界各地の医療機関が治療や病態等の解明に当たっているのだが、今のところ、分かっているのは
1. 病原は新型コロナウイルスで塩基配列はWHOに報告済み
2. 新型コロナウイルスの宿主である動物が特定されていない
3. まだ治療法はなく、ワクチンもない
4. 感染様式がよく分かっていないが、これだけ感染が拡大しているところから見ると、ヒトヒト感染しているらしい
という辺りである。

 

香港の「明報」が簡潔にこれまでの感染拡大の状況を報道しているので、それを元にここまでの状況を日本語で。
元記事 1/22付
內地320宗確診 遍四成省市 衛健委專家中招 台現首例 袁國勇警告第三波爆發

 

1/21現在 香港を除く中国国内での新型コロナウィルス肺炎確定診断例の増加数 320例
現在四つの省(湖北省・広東省)と直轄市(北京・上海)で流行中
1/21夜までに初めて感染者が確認された直轄市と省 天津市・重慶市・浙江省・河南省・山東省・四川省・雲南省・湖南省
1/21までに台湾で初めて感染者が確認される

 

医療者への院内感染例 少なくとも21名
湖北省の武漢と黄岡で少なくとも20名の医療関係者に感染
・武漢両間医院では15名が感染 その内1名は脳外科の患者で、そこから14名に院内感染
・黄岡市では医師1名と看護師4名に院内感染
新型コロナウィルス肺炎を調査している国家衛生委員会の委員1名に感染
・武漢で新型コロナウィルス肺炎の感染状況の解明に当たっている国家衛生委員会委員の王広医師(北京大学第1医院呼吸・危重症医学科主任)が感染して治療中。外部が過度に個人の状態に関心を持たないことを希望。なお、今月10日のCCTV(中国中央電視台) の取材では「新型コロナウイルスの毒性は比較的弱く、流行を制御出来る」と話していた。

 

武漢での流行状況
1/21までに60例増加 患者の年齢は15歳から88歳までで、いずれも18日より前に発病
新たな重症者17名 危篤3名 死者2名
死亡者の経過
・48歳女性 糖尿病・脳梗塞・胆石の既往症
 12/10 発病
 12/27 呼吸困難に陥る
 12/31 金銀潭医院に転院
 1/20 多臓器不全により死亡
・66歳男性 慢性閉塞性肺疾患(COPD)・高血圧・II型糖尿病・慢性腎臓病の既往症
 1/11 発熱
 1/16 入院
 1/17 呼吸困難に陥る
 1/20 多臓器不全により死亡
武漢市全体では1/21現在までに 重症51例 危篤12例 死亡6例
 武漢市での重症率は26.7%

 

北京・上海・重慶・浙江等の流行状況
広東省
1/21までに17例増加
その内、武漢に居住または旅行した患者は深圳・珠海・湛江の男性1名女性2名
新たな重症者5名 危篤2名
北京市・上海市・重慶市・浙江省
1/21までに5例増加
これらが湖北省以外で患者数が増加した地域

 

現在流行の第三波が来ている
香港大学微生物学科感染症講座の袁国勇教授は、先日検討のために武漢を訪れ、1/21香港で会見、今回の新型コロナウィルス肺炎の流行状況を三段階に分けて説明した。
1. 最初は武漢で散発的な流行が始まった。大部分は、華南海鮮城と関係している。
2. 第二波の流行では、華南海鮮城付近の2つの狭い地域と武漢のその他の地域に拡がった。
3. 第三波の流行は家庭内感染と院内感染である。
第三波の爆発的な流行を防ぐために、十分な予防措置が必要。新型コロナウィルス肺炎は、SARSより病状は軽いが、ウイルスは変異する可能性があり、それは感染力や重症患者の割合、死亡率に関わる。

 

現在治療薬はない スーパースプレッダーが出現しないか心配
国家衛生委員会のトップクラスのグループのリーダー鍾南山医師は会見で
 現在、新型コロナウイルスの特効薬はない。(感染を拡大する)スーパースプレッダーが出現しないか心配だ。院内感染の主因は、感染防止対策がうまく行ってないからだ。今のところ、新型コロナウイルスの宿主である動物が特定できていない。これまでの感染症の研究から考えると、(食用にされる)タケネズミから感染した可能性が高いのではないか。
鍾南山医師はタケネズミを宿主と想定しているが、タケネズミが宿主であるか否かは不明。

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