国会図書館デジタルコレクションの
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に『大正新脩大蔵経』(大正蔵)が入ったので、
1 SAT 2018で検索
2 CBETAの漢文大蔵経で全体を確認、必要な箇所をコピペ
3 校勘を国会図書館デジタルコレクションで全文検索をかけて、大正蔵の画像で確認
というやり方にした。
Windowsだともっと簡単かもしれないけど、Macなのでいろいろと不便なところはある。
SAT 2018の大正蔵画像はPDFだったと思うけれど、肝腎の校勘の文字が潰れていることがあって、一応データベースでは校勘情報は取れるようになってはいるのだけど、
現物で確認
できるようになったのは大きい。CBETAの古い方の漢文大蔵経は56〜64巻が抜けているし、国会図書館デジタルコレクションの全文検索機能は大変便利。
ただし
全文検索データの元になっているOCRからの文字情報が間違っている
こともあるので、そこはやはり
目で確かめる
ことに。
まあ、国会図書館デジタルコレクションには、『大正蔵』も『南伝大蔵経』も、その他仏典も多数入っているので、
図書館や研究室に行かなくても現物が見られる
のは大きい。時間の節約にも、紙で複写しないから資源の節約にもなる。
あ、そうそう、仏教関連で言えば、
織田仏
も
仏書解説大辞典
も
望月
も入ってますよ。神道関係文献もかなり充実している。
なお、
欧米のインド学の著作
は、どう考えても売れ筋でなく、学術出版がほとんどなので、出版からある程度時間が経つと
全文公開
されていることがままある。ありがたいし、たぶん著者も
世界中の人に簡単に利用してもらえる
方がうれしいだろう。
最近話題のChatGPTは、ウソを吐くかもしれないらしいから、今のところ
地道にGoogle検索
を掛けている。