陶磁器・ガラス製食器のリサイクルイベント@奈良
近所の公共施設で
奈良市民対象の陶磁器・ガラス製食器のリサイクルイベント
があるというので、覗いてきた。ユニークなのは
壊れた食器もOK
という点。欠けた明治期伊万里の染付等、なんとなく捨てられなかった食器を持って出かけた。欠けているけど、金継ぎするほどではない食器たちだ。
回収コーナーで、食器を回収してもらうと、向こう側に
リサイクルコーナー
があって、自由に持って帰っていいらしい。見ると
Adam & Eve(たち吉の洋食器ブランド)
デザイナーもの
といった
昭和の引出物の生き残り
があったり、会社の記念事業の食器があったり。
コロナ禍以来、すっかり縮小した親戚づきあいのあおりを受けてか
大きな角皿(ちらし寿司や炊き合わせを盛るのに最適)
パーティ用大皿
などもたくさん出ていた。
あとは
海外の有名ブランドに似たデザインの国産食器
などなど。
まあ、回収した後に、売れる物は売ってリサイクル事業の資金にしているだろうから、値の付くような食器はない。
大体、この手のイベントに来る人達は
食器が好き
なので、
帰りはリサイクルの食器を連れて帰る
ことに。
持って来たのより、たくさん持って帰ることになっちゃった
などと歎く人多数。まあ、駐車場にたくさん車が停まっているわけで。
わたしは、回収に出した食器(のぞき)を充当するべく、明るい絵付けのたぶん昭和期の蕎麦猪口と、手元にあったのを全部割ってしまって難儀をしていた、五寸の丼をもらってきた。丼は、たぶん、茶道の菓子器。
最近、どこの百貨店やスーパーも、
家庭用陶磁器のコーナーを縮小
していて、欲しいものが簡単には手には入らなくなっている。
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