ヒューリック杯第96期棋聖戦五番勝負 第1局
ヒューリック杯第96期棋聖戦五番勝負 第1局は日光金谷ホテルで行われ
杉本和陽六段 vs 藤井聡太七冠
は、振り駒の結果、後手となった藤井聡太七冠が144手までで勝利を収めました。おめでとうございます!
振り飛車対居飛車
の対抗形となった本局、玉頭戦となり、最後まで難解な展開になりましたが、最終盤の一手の緩手を藤井聡太七冠を見逃さず、一気に形勢を逆転、勝ち切りました。藤井聡太七冠が詰将棋の名手であるのは有名ですが、杉本和陽六段も、今年の詰将棋解答選手権チャンピオン大会では6位につける巧者、決して終盤の詰めをあっさり見逃すような相手ではありません。
藤井聡太七冠は、対抗形では穴熊に組むのが多いのですが、杉本和陽六段は序盤に工夫を見せ、今後、この指し方はアマチュアの間などで流行するのでは、と見られています。
終わってみれば、いつもの藤井聡太七冠の見事な盤上詰将棋が展開されており、いや〜、どこからこの筋を読んでいたの、プロはもちろん、皆が驚かされるばかりでした。
ところで、杉本和陽六段は
米長邦雄最後の弟子
で、今回奥様に報告に伺ったところ、驚かれたが、師匠の着物を譲っていただけたとのこと。
タイトル戦では和服着用が決まりで、初めてのタイトル戦では、着慣れない棋士のために、白瀧呉服店のご主人が着付けをしてくれるのですが、米長邦雄永世棋聖の一式を改めたところ、全く直す必要がなくぴったりのサイズだった由。
杉本和陽六段は、米長邦雄永世棋聖より少し背が高く、身体は細いそうですが、和服のいいところは
丈で幅が補える
件。将棋の対局では袴をつけるので、多少の丈の長短はクリアできたでしょう。
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