2009-05-04

老境にある司修の装幀とCG あるいは安部公房の晩年

司修というと、コラージュをやりまくっていたかなり大昔の作品とか、絵本の挿絵を描いていた頃とか、そういうのしか思い出せないんだけど、
 最近、CGを使うのはイイが、すげーことになっている
というのをえびまゆさんが、ご自分のblog「さぶかるちゃん」で詳しく紹介されている。
 May 04, 200901:36 司修をしってるかい?〜このところ講談社が文庫化している大江作品の装丁がすさまじい件

ご老体がCGをやってみたのはいいけど、ということですかねえ。
最近、視力が落ちたので、そもそも本屋にあまり行かないから、よりによって大江健三郎の文庫の装幀で、こんな凄い事態が起きているとは思わなかった。

えびまゆさんが発掘したところによれば、94年頃には、CGを自分の作品でどう取り込もうかを、まだ模索してたそうだ。ううむ、
 そもそもソフトの選定とか、それ以前にコンピュータとの馴染み方
に問題があるような気がする。もう15年試行錯誤してるってことなんでしょう?

で、ついでに思い出したのが
 安部公房の晩年と日本語ワープロの関係
で、「ユープケッチャ」(『新潮』1980.2)を初出で読んで、それが『方舟さくら丸』になり、どうして安部公房のそれまでの言語世界が崩れてああなっていくのかよく分からなかったんだけど、87年にマシンを買ったときに、遊びに来た当時日立勤務の高校時代の友人が
 あ〜、安部公房って、最近ワープロ使ってるから、すっかり日本語ヘタになっちゃってさあ
とひょこっと口にした。87年当時というと、一太郎Ver.3が出たばかりで、安部公房はパソコンではなく、ワープロ専用機を使っていたとおぼしいから、書院だろうが、文豪だろうが、当時のローカライズされまくりスタンドアローン上等のワープロ専用機のあの使いにくい仕様では、溢れ出る日本語のイメージを書き留めるのは、実は無理だったのである。なんせ
 日本語タイプライター並みに使いにくかった
のである。文字は出ないは(そもそもJIS第一水準以外は出てこなくても不思議はない)、変換効率は悪いは、フォントはガタガタだは、と、いいところはあまりなかった。でも、なんかユーザは、各派に別れて、それぞれ自分の使っている機種こそが最高だと信じていた。
遅くても拡張性の点は大丈夫、というのなら、漢字ベタ打ちで、中国語文言テクストを入れる分には、EPSON 286-V STDのFDベース辞書で、アクセスするたびカタカタ音のする一太郎Ver.3を使っている方が、よほどストレスがなかった。
そんな日本語ワープロの黎明期に、なぜかプロの書き手がワープロを導入してしまったのが、晩年の安部公房の悲劇なんだろうな、と思ってるんだけど、さて、一体どうやって原稿を書いていたのか、裏は取ってない。

技術が使い手に見合う水準ならいいけど、遙かに劣っているか、あるいは使い手が使いこなせないかという状態だと、手仕事に戻った方がいいことがある。

伯父は、司修よりは遙かに年上だが、もう16年前からIllustoratorやPhotoshopを使いこなして、好きに絵を描いている。(一応、美術関係でご飯を食べている)
司修の場合は
 手ほどきをしてくれている人物が問題あり
なのか、CGソフトの使い方の理解に問題アリなのか、それとも
 もともとコンピュータに馴染みにくい体質
なのかは謎。

おまけ。
司修が嘗て描いた『不思議の国のアリス』挿絵。
ふしぎの国のアリス
文はまどみちおという、今では考えられない豪華コラボ。

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2009-04-14

東博「阿修羅展」公式アイテムの海洋堂製作「阿修羅像フィギュア」絶賛発売中(その3) 本日完売

yasuさんからコメント欄でご教示頂いたのだが
 阿修羅像フィギュアが完売
とのこと。

朝日の国宝阿修羅展公式サイトより。


<お知らせ>阿修羅フィギュア完売について(2009年4月14日)

(2009年4月14日)

 「国宝 阿修羅展」会場限定販売の公式グッズ、阿修羅像のフィギュアは、14日午前10時45分に残り480個分の整理券を配布し終えました。同日で整理券利用による予約受付は終了し、予定していた15,000個は完売、6月7日までの会期中に追加販売はございません

この阿修羅像フィギュアにつきましては、予想を大幅に上回る反響をいただき、ありがとうございました。

あらら〜、
 4月中
どころか、4月半ばまで保ちませんでしたね。
やっぱり
 発注数を少なく見積もりすぎた
ってことだろうな。

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2009-04-07

東博「阿修羅展」公式アイテムの海洋堂製作「阿修羅像フィギュア」絶賛発売中(その2) 4/7朝の時点で残り7000個 現在は予約販売のみ→「お人形はないんですか」というお年寄りも 高野山監修・海洋堂製作「両界曼荼羅シリーズ」とか「新薬師寺十二神将」があったら、絶対買うぞ

 2009-04-02 3/31に開会したばかりの東博「阿修羅展」公式アイテムの海洋堂製作「阿修羅像フィギュア」予想を超える売れ行きで販売は1人1個に制限@4/2→2/28募集締切の先行前売り券限定「阿修羅ファンクラブ」はもう12000人超えてるのに、用意した阿修羅像フィギュアは15000個ってホントか?
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2009/04/3311142-1b5d.html
の続き。

4/7朝の段階で
 すでに8000個が売れ、残り7000個、現在は予約販売のみ受付
だという。上野経済新聞より。


海洋堂「阿修羅像フィギュア」、1週間で8千個売り上げ-残り7千個

(2009年04月07日)

高さは約14センチで手の平に乗る大きさ。手彩色で、普段見ることができない背中部分も再現されている。

 東京国立博物館(台東区上野公園内)で開催されている「国宝 阿修羅展」で限定販売されている「阿修羅像フィギュア」が、1週間で8,000個を売り上げた。

 フィギュアは海洋堂(大阪府門真市)が同展に合わせて15,000個限定で製作・販売しているもので、価格は2,980円。初回店頭販売分は同展初日3月31日の午前中に完売した。4月2日の再入荷分も即完売し、その後は予約販売のみとなった。4月7日朝の時点で残数は約7,000個となっている。

 予約販売は同展会場で受け付ける。商品代金のほかに送料500円が必要で、生産完了次第発送する。

で、今日は美智子さまがご観覧。
皇后さまが阿修羅展を鑑賞 「とても素晴らしいですね
皇族が観覧されると、その後、入場者が増える。

ううむ、阿修羅像は、4月中はおろか、もっと早くに
 完売御礼
しそうだな。
ヤフオクには順次出てるけど、最初の頃あった5000円即決はすでになく、現在は
 10000円で売るつもり
らしい。転売やーが多いね。同一IDで何回も出品しているIDは、明らかに転売目的。

続き。
阿修羅像フィギュアは、海洋堂ファンだけが買っているわけでもないらしい。
【美術】海洋堂製作の「阿修羅像フィギュア」が大人気…東京美術館「国宝 阿修羅展」スレッドより。


66 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 14:47:09 ID:vTjI6J+F0
これ、意外と需要あるんじゃない?
マニアだけでなく、じーさん、ばーさんにも売れそうだし。

85 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 14:51:53 ID:jtFEtUyd0
フィギュアとか言うと最近の物みたいだけど

奈良時代の頃から念持仏と言って
数センチのミニ仏像を
自分の部屋に供えたり身につけてたりしたからなあ

その名残なんじゃないかな

228 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 15:42:24 ID:GVNwxCu0P
「お人形はないんですか?」と物品コーナーで店員に聞いていたお年寄りは
多かった
よ。
徳のある人が作ったわけじゃないけど仏像そっくりの人形が3000円前後で
買えるなら欲しいんじゃないかな。
お年寄りが和室に飾れる数少ないフィギュアだw

251 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 15:54:42 ID:6m+eZLt50
>>228
>「お人形はないんですか?」と物品コーナーで店員に聞いていたお年寄りは
>多かったよ。
>徳のある人が作ったわけじゃないけど

そのシーンを想像して死ぬほど笑った。徳があるどころか煩悩の固まりじゃんかよ、
美少女フィギュアの造形師なぞwだまされてる、だまされてるぞ、おじいちゃんw

218 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 15:36:03 ID:saaoiAii0
先週阿修羅展で売ってるの見たけど

確かに、品切れだったけが、
それほど、できのいいものでもなかったな

ただ結構年行った人たちも購入の手続きしてたのは、
驚いた

「お人形」ってところがナイス。

確かにそこそこの出来の仏像フィギュアなら年配の方々にも売れるだろうな。

仏像フィギュアマニアの暴走する妄想。


43 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 14:42:17 ID:3zlFIgXd0
仏像だと、凄い種類作れるな
集めて金剛曼荼羅とか胎蔵曼荼羅を作ったりするんだろうな

50 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 14:44:13 ID:ir54mGaO0
五大明王とか四天王とか、まさにフィギュア向けの異形だからな。
コレクション欲にも訴えるし

51 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 14:44:20 ID:seOoKw/Z0
そもそも仏像は着物のしわまでリアルな実物大フィギア。
だから仏像や仏閣に萌えた日本人が、どっと仏教に走った。

72 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 14:48:38 ID:j9g9sWqR0
フィギュアで両界曼荼羅つくったらすごい。

74 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 14:49:06 ID:CRJXH10ZO
千手観音、阿修羅、馬頭観音、地蔵、弥勒菩薩の
仏ゾーンセットが欲しい。

96 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 14:53:38 ID:kLmiTkws0
>>50
コレクション向けというなら新薬師寺十二神将最強

105 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 14:55:13 ID:bJYemaDr0
原型師は仏像作ってるうちに解脱しちゃいそうだな

106 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 14:55:30 ID:1JmJnT8Y0
仏像フィギュアは欲しいなあ
乾漆とか個人が管理するには荷が重いし、それ以前に本物の仏像なんて買えない
ぜひスケールのバリエーション増やしてシリーズ展開して欲しい

107 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 14:55:55 ID:UT3VXQx10
滋賀・向源寺の十一面観音菩薩立像を出してくれたら一万でも買う
頭の上の顔とかを再現出来てたら失禁もの

124 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 15:00:40 ID:LzaNYUw40
>>107
俺は石道寺派だな。愛らしい。

119 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 14:59:49 ID:UnqoAIMR0
>96
それ俺買うわw
あと東寺の四天王セットでお願い

175 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 15:14:04 ID:ymuq8JSp0
天龍八部衆
十二神将
八大明王
四天王

205 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 15:29:03 ID:70IVKSRiO
等身大阿修羅フィギュアとか50万でも買う奴いるんじゃね?
アヤナミ等身大が40マソだから

216 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 15:34:51 ID:nmmsndvt0
運慶・快慶は偉大なフィギュア職人

219 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 15:36:46 ID:1D+0k6Tq0
>>205
五百羅漢コンプリートセットとかあったら、マニアは大喜びするかなw

226 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 15:40:46 ID:t+mAA4c50
>>219
羅漢像いっぱいあるの見るといつも泣きそうになるのは自分だけか?
なんかこみあげてくるものがあるんだよな
つか三十三間堂のやつコオンプリートとか結構スペース的に迷惑かもw

229 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 15:42:46 ID:bnkdp2HDO
フィギュアで三十三間堂再現する猛者はおらんのか

231 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 15:45:04 ID:rq8Xw4BW0
>>229
三十三間堂自体、当時のフィギュア倉庫みたいなもんだろうが

258 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 15:58:50 ID:dervR+fc0
俺作って欲しいふぎああるんだけど
青鬼と赤鬼が灯籠抱えてるやつ
青鬼のが頭に乗っけてて赤鬼のが肩に抱えてるの
どこの誰が作ったのか知らんけど小さいのがあったら部屋にかざりたい

273 :名無しさん@九周年:2009/04/07(火) 16:07:48 ID:neHCGkg80
>>258
天燈鬼と竜燈鬼だね

天燈鬼と龍燈鬼ならわたしもほしいぞ。
新薬師寺の十二神将も。

しかし
 フィギュアで両界曼荼羅
だと
 マジで立体曼荼羅再現
だし、
 三十三間堂再現
だと、すごい数になるな。

 高野山監修 海洋堂製作 両界曼荼羅シリーズ
なんて売り出したら、たぶん、売れる。おそらく
 コンプリートに燃えるマニア
も出てくる。わたしも買うぞ。

奈良とか高野山とか、参拝者限定販売にして出来のいいフィギュアを売り出せば、
 この手の記念フィギュアで参拝者掘り起こし
ができるんじゃないのかな。特に
 興福寺国宝館

 フィギュアにして欲しい仏教彫刻の宝庫
だ。あとは
 正倉院展以外、今一入場者数が伸びない奈良博も是非いくつかの収蔵品をフィギュアに
するのがいいのでは? 是非一度ご検討下さい。

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2009-04-02

3/31に開会したばかりの東博「阿修羅展」公式アイテムの海洋堂製作「阿修羅像フィギュア」予想を超える売れ行きで販売は1人1個に制限@4/2→2/28募集締切の先行前売り券限定「阿修羅ファンクラブ」はもう12000人超えてるのに、用意した阿修羅像フィギュアは15000個ってホントか?

今日、東博平成館で開催中(会期は3/31-6/7)の
 国宝 阿修羅展
に出かけた家人から電話が。
 海洋堂の阿修羅像フィギュアがすごい人気で、最初の在庫が完売。今日また再入荷して、「1人1個」という販売制限が付いた
とのこと。
ブツはこちら。
 「阿修羅展」公式アイテム 阿修羅像
お値段は
 税込み 2980円也
である。海洋堂でこの値段なら、仕上がりは文句ないはず。

最初は
 お1人様2個まで
と言ってたはずだけど、東博の予想を遙かに超える人気で
 会期中に完売するかも
との話だ。
 海洋堂ファンは早めに東博へ
急げっ。

まだ、会期始まって3日目なんですけど、大丈夫か東博。
家人は
 絶対、東博は発注数を間違ってる
と言っていた。
 阿修羅像フィギュアを買うと、チケットにハンコを押される
そうで、ハンコを押されたら、それ以上は購入できない、という仕組み。

で、展示の方は
 興福寺国宝館で狭いところにひしめき合っているのと比べると、ゆったり空間をとって、格段のすばらしい展示
だそうだ。国宝館はうちから歩いて10分くらいだけど、非常に狭い空間に、これでもか、これでもかというくらいの名品が無造作といってもいいほど詰め込まれているからな。
 阿修羅さんの背中が見える展示
って、興福寺では望めないから、八部衆ファンは是非。
 四天王も良かったよ
というのが、家人からの報告である。

続き。
こちらが本日無事ゲットした阿修羅像フィギュア。
Asyura
背景は
 ムダに豪華な図録(なぜか布張ハードカバー)
だ。
家人は、ピンバッジと引き替えできる先行前売り券を買ったので
 阿修羅ファンクラブ
に同時に入会したことになっている。
Pin
これが阿修羅ファンクラブのピンバッジ。先行前売り券を持っていくと、会場入り口でピンバッジが貰える。
で、
 『阿修羅ファンクラグ』公式サイト
の会員限定ページには、先行前売り券についているパスワードを入れないと入れない。
で、この
 阿修羅ファンクラブの加入人数は12000人を既に越えている
のである。


東京展の会員総数発表! 特典は3月20日以降に会員限定ページでご確認を。

たったいま、2月28日に募集締切となった東京展の会員数が集計されました。
発表します!
なんと、、、1万2687人!!!
ご入会いただいたおひとりおひとりに事務局より厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
開幕まであと1ヶ月。
ファンの皆様と一緒に「国宝 阿修羅展」を盛り上げていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。
なお、会員特典の詳細につきましては、3月20日(金)までに、会員限定ページ(パスワードをお忘れなく)にてお知らせします。音声ガイドのシークレットトラックの聴き方や、ファンクラブ特別鑑賞会の実施要項を、お出かけ前にチェックしてください。

今日、家人が聞いてきた範囲では
 用意した阿修羅像フィギュアは15000個
だそうで、
 阿修羅ファンクラブの人たちが1人1個買ったら、残りは2400個弱

 足りるわけないじゃん
と呆れていた。

で、東博のお詫び。


<お詫びとお知らせ>阿修羅フィギュアの販売について

(2009年4月1日)

 「国宝 阿修羅展」会場限定販売の公式グッズ、阿修羅像のフィギュアについて、予想を大幅に上回る反響をいただき、31日午前中で品切れとなってしまいました。会場でお求め頂けなかったお客様に心よりお詫び申し上げます。

 本展に向けて、初回生産分として15000個を用意しておりましたが、会期半ばに販売終了となる恐れがあります。一人でも多くのお客様にお求め頂くため、販売個数は当初ご案内した「お一人様2個」を改め、「お一人様一個限り」とさせて頂きます。また、現金のみの受け付けとさせていただきます。ご了承ください。

 今後の販売についてですが、順次入荷する予定でございます。次回は4月2日朝より販売を予定しておりますが、ご来場いただいた時点で、品切れとなっている場合もございます。品切れとなった場合は予約販売を「国宝 阿修羅展」フィギュア販売コーナーで承ります(送料はお客様負担となります。離島などをのぞき一律500円)初回生産分を超えての販売・予約受付はいたしません

 再生産に向けて努力いたしておりますが、海外生産で手彩色のため納品までかなりの日数を要します。また、原材料の確保や生産工場の状況によってはやむをえず売り切れとなる場合がございます。万一、売り切れとなった場合には当サイトにてお知らせいたしますので、あらかじめご了承下さい。

う〜ん、東博、
 発注数を完全に間違っている
な。

なお、
 阿修羅展は九博にも巡回(7/14〜9/27)
するが
 九博では、別途、阿修羅ファンクラブの会員募集と特典の提供を行う
そうで、詳細は未発表。

更に続き。(4/3 11:20)
すでにヤフオクには
 阿修羅像フィギュア
が出品されている。
入荷状況が不透明なので、東博に直接行けない人は、早めにオクで適価で落とすとかも手かな。

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2008-05-19

平城遷都1300年記念事業の最低キャラ「鹿坊主(仮称)」の破壊的インパクト(その18)平城遷都1300年祭へ向けて オリジナルキャラクターWeb投票開始5/19-5/25

こちらはおなじみ「せんとくん」という名前の付いた鹿坊主。
Nara1300

「こんなキャラが平城遷都1300年祭マスコットキャラなんてイヤ!」
という声を汲んで、地元奈良県在住のクリエーターが
 オリジナルキャラクター募集
をしたところ、なんと600件以上の応募があり、その中から厳選した30件について、今日から
 web投票を開始
した。
平城遷都1300年祭へ向けて オリジナルキャラクターWeb投票
それぞれの画像をクリックすると、作者によるデザインコンセプトや名前が見られる。
投票締切は5/25(日)。

で、個人的にツボにはまったのは、こちら。
C39_2
ご覧の通り、
 平城京そのものの直球勝負
だ。

なおサイトによると、投票は奈良市中心街の商店街でも5/24まで受付中。5/25には街頭投票もある。


投票ありがとうございました

奈良市中心市街の商店街では、投票用紙を配布して一般投票を受け付けています。
投票手順はポスターの張ってあるお店でお尋ねください。
期間は5月24日(土)までです。
5月25日(日)には、近鉄奈良駅前で街頭投票を行います。
投票の集計後、最終選考を経て、6月2日(月)に採用作品を発表します。

近鉄奈良駅前の投票時間が書いてないけど、その内告知があるのかな?

おまけ。

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2008-04-30

魔除けの御札 勿忘六四天安門(1989年6月4日の天安門事件を忘れるな!)

画像は拾いもの。(クリックすると拡大します)
こんなものがネットで配布されていた。Mayoke
黄色い紙に朱で、
 勅令 勿忘六四天安門
と書いてある。よくある道教の御札のパロディ。

おまけ。胡錦涛におねだりしようとしているパンダ一つがいにつき1億のレンタル料という噂があり、作られたイラスト。
Panda
パンダの幼稚園があることで有名な臥龍自然保護区は、四川省阿[土覇](ガパ)蔵族羌族自治州の中にある。すなわち、臥龍はチベットの地理区分で言えば、アムド地方にあるのだ。

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2008-03-27

平城遷都1300年記念事業の最低キャラ「鹿坊主(仮称)」の破壊的インパクト(その15)寺院の団体が「鹿坊主(仮称)」に異議申し立て「仏様を冒涜、世界の笑いものに」

そりゃ
 白毫に耳輪垂[土垂]の童子の頭に鹿の角
だもん。耳輪垂[土垂]というのは
 耳が大きく垂れている相
で、これは仏陀の身体的特徴である三十二相をさらに補助する
 八十種好
の一つである。
NHK奈良のニュースより。
念のために魚拓。
http://s01.megalodon.jp/2008-0327-2059-05/www.nhk.or.jp/nara/lnews/01.html


角の童子キャラに寺が異議

シカの角を生やした童子のようなデザインが物議を醸している奈良の「平城遷都1300年祭」のマスコットキャラクターについて、奈良や京都の寺でつくる団体が「仏を連想させるものでありシカの角を生やすデザインに違和感を禁じ得ない」として、キャラクターを考え直すよう求める意見書を主催団体に提出しました。
このマスコットキャラクターは、再来年に行われる奈良の「平城遷都1300年祭」をアピールするもので、頭にシカの角を生やした愛きょうのある童子のような姿をしたデザインをめぐって、「気持ち悪い」などという批判が寄せられ物議を醸しています。
このキャラクターについて、奈良市の十輪院など奈良県と京都府の20の寺でつくる団体「南都二六会」の会長らが、27日主催団体を訪れ意見書を提出しました。
意見書は、「キャラクターには仏の特徴である長い耳や光を放つといわれるみけんの白い毛・白毫があり明らかに仏を連想させる」と指摘しています。
そのうえで、「仏の頭にシカの角を生やすことに、違和感や嫌悪感を禁じ得ない」などとして、キャラクターのデザインを考え直すよう求めています。
これに対して、主催団体の「平城遷都1300年記念事業協会」の一柳茂会場運営部長は、「キャラクターはあくまでも架空の存在であり、仏教を冒とくするような考えは一切ない。意見はしんしに受け止めるが、現時点でデザインを変更する考えはない」と話しています。
意見書を提出した南都二六会の橋本純信会長は、「記念行事には協力したいと思うが、僧りょとして仏様をちゃかしたようなキャラクターは受け入れられない。ほかの寺などにも協力を求めていきたい」と話しています。

いくら一柳茂会場運営部長が
 あくまで架空の存在
と言い張っても、見るヒトが
 どう見ても仏様に鹿の角
と受け取るなら、平城遷都1300年記念事業協会の言い分は
 強弁
にしかならない。
尚、上記ニュース本文には出てこないが、映像では、インタビューに答えた南都二六会のお坊さんたちが
 仏様を冒涜
 世界の笑いものに
などと発言していた。

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2008-03-13

特別陳列「お水取り」@奈良博 2/2〜3/16

奈良博の紅梅。(画像はクリックすると拡大します)
Um1


毎年、修二会の時期には、奈良博で
 特別陳列「お水取り」
が行われる。昨日は夜間開館で、ゆっくり見られるので、二月堂からの帰りに寄った。

修二会の本尊小観音の像容。


重要文化財類秘抄 1巻(るいひしょう)
紙本白描、縦29.5cm 長2062.0cm
鎌倉時代 承久2年(1220)
奈良国立博物館

『類秘抄』の小観音像

十一面観音の中でも珍しく、頭上の十面が左右正面の三面が下三段、最上段が正面一面の構成になっている。図録『特別陳列 お水取り』(1000円 平成18)によると、類似の図像は、
 インド・ムンバイ郊外のカーンヘリー石窟第41窟の浮き彫り(同図録 p.12)
にあるという。カーンヘリー石窟第41窟の浮き彫りは7-8世紀の作らしい。
なお痛ましいことに、同時に展示されている『覚禅抄』には、
 左右有其跡 二月堂有補陀落跡
と記された
 左右面を欠き、四段正面のみ四面が残った観音像
が描かれており、これは小観音だと考えられている。なんらかの事故で、小観音の左右面六面が、『覚禅抄』の成立した元亨四(1324)年までに失われていたらしい。(同図録p.29)
大観音の頭部は、同じ『覚禅抄』のすぐ手前に描かれている。(同図録p.29)
 二月堂 頂上仏面 无化仏
とあって、十一面観音像ではよく見られる頭部正面の化仏(阿弥陀如来立像)がない。

なお、図録のp.60の「食堂作法」の写真は
 後ろに達陀(だったん 本当は口偏がつく)松明が置いてある
珍しい写真。

昨日は
 ミュージアムショップが在庫セール
をやっていて、古い図録や絵はがきなどを値下げ販売していたので、めぼしいものをいくつか買いあさってきた。

続き。
「お水取り」は小さい展示なので、別に
 特集展示「涅槃」
 平常展 仏教美術の名品
も、新館で開かれている。
「涅槃」では
 寝釈迦がごろんと寝ている木像
が展示されている。足の裏も見えるので確認したんだけど、
 足下安平立相だったけど、足下二輪相は判別不能
だった。お釈迦さまの足の裏には法輪の模様がある筈なんだけどな。これは広島照源寺の所蔵で類例が多いことから
 人気のあった、本歌となった涅槃像の存在
が想定されているのだが、本歌の方は既に存在しないみたいだ。涅槃図はいくつか掛かっていたが、
 白い象が背中を地面にこすりつけて身もだえし、釈迦涅槃を悲しむ図像
で有名な
 兵庫浄土寺の涅槃図
も展示されていた。この象さんが、実に悲しそうなのよね。
「仏教美術の名品」では
 西大寺の鉄宝塔
が出陳されていた。これはいつ見てもいい物ですね。鉄鍛造の塔と聞いただけで
 いかなる技術がこの美しいバランスを保った宝塔を作り上げたのか
と驚嘆する。現代の技術では到底及ばないだろう。しばらく見惚れていた。あとは所謂天平写経(別訳雑阿含経巻十 「五月十一日経」の内)に見とれる。だいたい、特別展に行っても、文書ばかり見ているからな。奈良時代の書蹟や隋唐写経は、見るだけで時を忘れる。文字と料紙の醸し出すゆったりした気風は、後の時代には失われてしまう。

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2008-03-12

平城遷都1300年記念事業の最低キャラ「鹿坊主(仮称)」の破壊的インパクト(その14)NHK奈良でやっと取り上げる

奈良ローカルの18:10-19:00のニュース番組
 ならナビ
で、たったいま
 鹿坊主(仮称)問題
が取り上げられた。担当は武永勉記者。
冒頭は近鉄奈良駅前とおぼしきところで
 鹿坊主(仮称)を見せて、街頭の反応を編集
していた。ほとんどが否定的見解。
また、署名活動もちゃんと撮影、代表者のインタビューを流した。
奈良県側の発言は
 総務省出向キャリアの杉田憲英総務部長(38)
が中心。なんかしばらく見ないうちに、憔悴してますね、杉田部長。

作者籔内左斗司本人からは、インタビューではなく、
 サイトの見解
を編集して流す形に。
 芸術作品に好悪の感情があるのはしょうがない
 これだけ話題になるのは、インパクトがあったということ
といういつもの主張。

 奈良県はこのキャラクターをそのまま採用する
という話で、杉田部長は
 親しまれるようにしたい
と若干の手直しを示唆する発言をした。
キャラクター愛称募集には
 すでに1万通を超える応募がある
とのこと。
スタジオに戻ったときの反応は
 やや困惑
って感じ。女性キャスターが
 初めて見たとき、キャラクターというのに生々しいのに驚いた。手の皺とか、目つきとか
と否定的コメントを続けようとしたので、鏡アナが軌道修正。

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2008-03-09

平城遷都1300年記念事業の最低キャラ「鹿坊主(仮称)」の破壊的インパクト(その13)読売新聞奈良版も「キャラクター不評」と報じる@3/8→昨日の朝日×松岡正剛シンポについて朝日奈良版は不思議な報道

3/7の奈良県議会特別委員会で
 「鹿坊主(仮称)」問題
が取り上げられ、朝日・産経・毎日が報道していたが、読売奈良版も辛口の論調だ。


選考法県議会も“逆風” 1300年祭マスコット不評

 2010年に県内で開かれる「平城遷都1300年祭」で、市民らからデザインの変更を求める声が出ているマスコットキャラクター=イラスト=を巡り、7日の県議会や奈良市議会で、議員から選考過程やルックスなどを批判する意見などが相次いだ。愛称を募集している平城遷都1300年記念事業協会側は釈明に懸命。9日にはデザイン撤回を求める市民の署名活動が予定されており、“逆風”が強まっている。

 ■協会、苦しい釈明終始■

 「マスコミがキャラクターを宣伝してくれている。協会もここまで考えて選んだのか

 県議会の特別委員会で、ある県議は、そう皮肉交じりに質問をぶつけた。

 同協会によると、キャラクターを巡る報道は6日までに関東、関西の各テレビ局の計24番組で取り上げられ、放送時間は約1時間48分。新聞各紙でも取り上げられた。

 同協会側は「厳しい意見もあるが、多くのテレビニュースなどで取り上げられた」と説明した。

 また、別の県議は一般公募ではなく、500万円かけてデザイナーら12人によるコンペ形式で行われたことを指摘。今回、作者の彫刻家に500万円支払われたことも挙げ、「なぜコンペにしたのか。ほかにどんな作品が出たのか明らかにすべき」と批判した。

 協会側はコンペ形式にした理由を「祭の趣旨が全国展開なので、専門性の高い人によるものが良い」などとし、他のコンペ参加者については「応募して落選した人の評価にかかわり、非公開」とした。

 協会が2月12日から始めた愛称募集は報道を受けて今月に入り急増。一気に7000件に達した。一方で、批判的な意見もあるという。市民の有志グループは、「白紙撤回して一般公募すべき」として9日に署名活動をする予定だ。

 ■「かわいくない」奈良市長意見認識■

 一方、奈良市議会の代表質問でも話題に。市議からは、同協会の副会長を務める藤原昭市長に対し、改めて感想を求める質問が出た。これに対し、藤原市長は「『かわいくない』などの意見があることは認識しており、真摯(しんし)に受け止める必要がある。企業やメディアと協力して、みんなに親しまれるものにしていきたい」と話した。

(2008年3月8日 読売新聞)

藤原奈良市長の発言は、ガス抜きか、それともメイン会場が奈良市なので、キャラクターの出来いかんで来場者数が変わることを心配してのものかは不明。

しかし、
 朝日・産経・毎日・読売
と並べてみると、やはり
 朝日が「提灯記事」で突出している
のが異様だ。

で、昨日平城遷都1300年記念事業協会のシンポが開かれ
 コーディネーターが小滝ちひろ朝日新聞編集委員
だった訳だが、わたしの目が悪いせいか、なんかこの写真の中にいないように見えるんだが。たしか、このメンバーだったはず


○パネルディスカッション 「平城宮跡を活用し、未来の世代へ」(仮題)
   小滝ちひろ氏(朝日新聞社編集委員)(=コーディネーター)
   松岡 正剛氏(編集工学研究所所長)
   荒井 正吾氏(平城遷都1300年記念事業協会副会長、奈良県知事)
   藤原  昭氏(平城遷都1300年記念事業協会副会長、奈良市長)

小滝ちひろ編集委員を現場でみかけたことはないが、知り合いの記者に聞いたら
 小さいおばさんだよ
と教えてくれた。それに該当する人物は、下の記事中の写真にいないみたいなんだけど。
(追記 15;20)Rooさんに
 男性じゃないのか
とご教示いただいた。わたしに「小さいおばさん」と教えてくれた人は某紙の記者だったんだが、担がれたんだろうか。奈良の取材歴の長い人だったんだけどな。
(追記おわり)
朝日新聞奈良版より。


遷都1300年 入魂を
2008年03月09日

平城遷都1300年についてさまざまな話題が話し合われた=奈良市春日野町の県新公会堂で(写真)

 ◎平城宮跡活用策など語る
 平城遷都から1300年を迎えるのを機に奈良をどう発展させていくかを考える「平城遷都1300年記念シンポジウム」(平城遷都1300年記念事業協会主催)が8日、奈良市春日野町の県新公会堂であった。主会場となる平城宮跡をどのように活用し、未来の世代に引き継いでいくか——などをテーマに、荒井正吾知事や藤原昭・奈良市長らが語り合った。
 冒頭、評論家で編集工学研究所長の松岡正剛氏が「古代と未来をつなぐ都市文化」と題して基調講演。遷都1300年について「これまでに何が消えて、何が残ったのか点検してみることが大事」と指摘し、「平城京も今や、遠い記憶。だが、かえって忘れそうな古代を語ることで何か新しいことが生まれるのではないか」と述べた。
 その後は「天平の夢、未来へ」とのテーマで松岡氏や荒井知事、藤原市長らによるパネルディスカッション。松岡氏が「魂の感じられない式典にしてはいけない」と述べると、荒井知事は「連綿と伝わる歴史を祝い、感謝する。方法はいろいろあるが、それをどう表現していくか考えていく」などと話した。
 藤原市長は「平城宮跡だけでなく、伝統文化が根付く奈良町を感じてもらえるような企画も考えていきたい」と話した。

出たな、松岡正剛、
 魂
か、なんかいつも同じ調子で結構ですな〜。こういう、
 イベント関連のプレゼンやシンポで自治体関係者を騙くらかす20世紀末のやり方が21世紀の現在になっても通用する
あたりが、情けない。
ま〜
 魂
と言っておけば、何か不始末があっても責任取らなくていいし、頭のいいおじさんだよね、松岡正剛。もっとも、魂と言われて、なんじゃそれ、と返せない他のパネラーは情けない。知事に市長ですか。たぶん、松岡正剛が何を言ってるのか、あんまり考えてないんでしょうな。

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平城遷都1300年記念事業の最低キャラ「鹿坊主(仮称)」の破壊的インパクト(その12)NHKがこの問題を取り上げないなと思ったら4月からのNHK教育小学校高学年向け「見える歴史」に籔内左斗司作のキャラクター「とび丸くん」を採用

「鹿坊主(仮称)」問題をNHKがやらないなあと思ったら、
 4月から放映予定のNHK教育の小学校高学年向け「見える歴史」のキャラクター「とび丸くん」を籔内左斗司が作った
のね。
籔内左斗司公式サイトに、その話と「とび丸くん」の動く人形の画像が掲載されている。
「とび丸くん」
ただ今、コマ撮りでアニメーション制作中だとか。

4月になると
 「鹿坊主(仮称)」の兄弟分が実際に動いている映像が「見える歴史」で流れる
ので、
 着ぐるみになった「鹿坊主(仮称)」の動き
も類推できるだろう。

しかし、さすがにNHKですな。自分のとこに関係ある話だと、出来る限りスルーするからな。

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2008-03-08

平城遷都1300年記念事業の最低キャラ「鹿坊主(仮称)」の破壊的インパクト(その10)朝日新聞奈良版に見る「平城遷都1300年事業」へのすりより方

本日、平城遷都1300年記念事業協会は、
 朝日×松岡正剛(バックは電通)のバブルの残り香漂うシンポジウムを開催中
だ。
 2008-02-26 平城遷都1300年記念事業の最低キャラ「鹿坊主(仮称)」の破壊的インパクト(その2)電通が牛耳るこのイベント、デザインコンペではなく、籔内佐斗司に絞ってデザイン料は500万円って県民の税金の無駄遣い 来月は朝日×松岡正剛というバブルの残り香漂うシンポも開催→県立病院医師の残業代はバックレても、電通に県民の税金をほいほい使う奈良県
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2008/02/13002500_99e7.html

奈良の文化記事をたくさん書いている
 小滝ちひろ編集委員がコーディネーター
なので、朝日がこの
 平城遷都1300年記念事業とはベッタリ
なのは明白。
したがって、
 鹿坊主(仮称)問題についても、提灯記事
を書いている。
朝日新聞奈良版より。


身捨てて浮かぶPR?
2008年03月08日

  ◆遷都1300年キャラ/“かわいくない”…TV触手
 県などでつくる事業協会は、愛称を募集している平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターの「宣伝効果」を広告代に換算して試算する。テレビの情報番組などで連日取り上げられ、愛称の応募件数も急増して気をよくした。が、番組での取り上げられ方は主に「キャラクターの容姿が批判を集めている」。図らずも“捨て身の戦法”となってPRに成功したかっこうだ。
 2月12日に公表されたキャラクター=写真=はリアルな画風で、公表直後から「かわいくない」などとインターネット上で批判され始めた。協会によると、全国ネットのテレビ番組で取り上げられだしたのは2月末から。東京のキー局で15番組、計1時間18分。関西のテレビ番組では9番組計約30分。ネットニュースでも流れている。
 その効果あってか、愛称の応募は先月末時点で2300件だったのが、7日までに7千件を突破した。批判に気をもんでいた協会も「費用対効果を示したくて」と行け行けムード
 締め切りは12日。

この記事に貼られている「鹿坊主(仮称)」の画像は
 紙に印刷された物を撮影
という、非常に汚いものだな。なんじゃ、この処理は。

出たな、官僚得意の
 「費用対効果を示したくて」と行け行けムード
発言。どう考えても
 総務省出向キャリアの杉田憲英総務部長(38)
あたりの発言でしょう。でもって
 毎日新聞奈良支局の花澤茂人記者には逆ギレした「協会担当者」
は、
 朝日には機嫌良く取材に応じている
わけね。単に
 日本中に奈良の行政にセンスがないという恥をさらしているのに「気をよくしている」
そうだから、
 奈良の平城遷都1300年記念事業協会関係者は「スキャンダルでも有名になればいい」という感覚の持ち主
ってことですな。ということは
 県民税の使い方に不透明な流れという不祥事報道があってもOK
なんだろう。

次は産経。鹿坊主(仮称)発表当初から、厳しい見方を示していた。


平城遷都1300年祭キャラ 「厳しい意見あり頭抱える」
2008.3.8 03:29

 平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターについて、県などでつくる事業協会の杉田憲英総務部長は7日、県議会の特別委員会で「愛称の応募件数が7000件を超えた」と報告する一方、反響については「厳しい意見もあり、頭を抱えている」と述べた。また、マスコットについてはこれまで、東京キー局のニュース番組や情報番組で計1時間18分放送されたとの統計も紹介。今後、その宣伝効果について検証していく意向を示した。
 マスコットの愛称は、同協会がマスコットを発表した2月12日から1カ月間募集している。答弁で杉田部長は、応募のペースがここ最近急増していることを報告。「非常に反響がある。県内だけではなく、全国から応募がある」と述べた。
 一方、テレビでは、これまでに東京キー局だけで15番組に取り上げられたほか、「関西キー局でもかなりある」と報告。「週刊誌やインターネットでも紹介されており、取材依頼は相次いでいる」と述べた。

え〜と、産経と朝日のニュースソースが同じ
 県議会の特別委員会の取材
だとすると、
 全く方向が違う
んですが。いかに
 朝日が提灯記事を書いているか
が明白ですね。

朝日と奈良県の文化キャンペーンの話をすると
 朝日が正倉院展のPRを一手に引き受けていたときには、正倉院展の入場者数はそれほど伸びなかった
のだが、
 読売に変わったとたん、積極的に全国にPRを展開し、一気に入場者数が増加した
のである。要するに、奈良県内では、
 朝日の文化キャンペーンの無力さ

 はっきりと数字に表れている
のだ。
そんな恥ずかしい経過があるので、朝日としては
 平城遷都1300年事業に乗っかって、一気に失地回復
というハラがあるのではないか、と邪推。

小滝ちひろ編集委員は、編集委員となった当初はともかく、最近は
 筆を枉げる
ことが増えた。
 誰しもエラくなると、有力者とのつながりが深まり、自由に書けなくなるジレンマを地で行っている
印象があるね。ま、この程度の器量の人物が奈良の文化担当なんで、今後、朝日の奈良の文化記事は
 大本営発表に近い
と見た方がいいだろう。だいたい、いつも
 朝日の文化記事の出方は他紙より遅い
しな。遅くて充実しているのならいいが、最近はそうでもない。

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2008-03-07

平城遷都1300年記念事業の最低キャラ「鹿坊主(仮称)」の破壊的インパクト(その9)平城遷都1300年記念事業協会担当者が毎日新聞奈良支局花澤茂人記者に逆ギレ「取材に応じなければよかった」

2008-03-02 平城遷都1300年記念事業の最低キャラ「鹿坊主(仮称)」の破壊的インパクト(その3)奈良県民が反対運動始める 詰め腹要員は総務省からの出向キャリア 平城遷都1300年記念事業協会杉田憲英総務部長か 12人のデザイナー21案に奈良県はいったいいくら払ったのか
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2008/03/13003_1300_1221_0253.html
の続き。

上記記事で、3/2付の花澤茂人記者の記事
平城遷都1300年祭:マスコットキャラに市民から批判
を引用したが、


(略)シカの角を生やした童子のイメージで、東京芸術大大学院教授の彫刻家、籔内佐斗司(さとし)さんの作品。著作権は500万円で買い取った。

 先月12日に公表し、愛称を募集中。約2週間で2000件を超える応募があった半面、ホームページなどを通じて約200件の批判意見が寄せられた。「仏に角を生やすなんて侮辱だ」「一般公募で再検討を」などが多いという。

 奈良市のマジシャン、陽群(ひむら)誠さん(26)がインターネットで反対運動を呼び掛けると120人以上が賛同。1日には「1300年祭を救う会」を結成し、署名集めなどで撤回を求めていくことにした。

 協会の杉田憲英総務部長は「大切なのは事業で何をするか。現時点では変えるつもりはない」と話している。【花澤茂人】

と書いた花澤記者に
 平城遷都1300年記念事業協会の担当者が逆ギレ
しているという。
同じく3/5付の花澤記者の記事。


鹿笛:平城遷都1300年祭のマスコットに批判が… /奈良

 平城遷都1300年祭のマスコットに批判が出ているという記事を書いたことについて、事業協会の担当者からなじられた。「仏に対し侮辱」という意見が見出しにあるが、あのキャラは仏ではなく架空の童子だと取材の時に言ったではないか、と。

 確かにそう力説していた。しかし実際にそういう批判があるし、多くの人が見た瞬間に仏だと感じているのもまた事実。眉間には立派な白毫(びゃくごう)もある。

 一生懸命説明したことが書かれておらず悔しい気持ちは分かるが、新聞は協会の広報紙ではない。捨てぜりふのように「取材に応じなければ良かった」と言われたが、思い違いも甚だしい。(花澤)

毎日新聞 2008年3月5日

おおおおおおお。
誰だ、逆ギレした担当者って。
ひょっとして
 総務省出向キャリアの杉田憲英総務部長(38)
ですか? テレビには顔出ししてコメントしてましたね。

担当者が誰だかこの記事では明らかじゃないけど、
 あらゆるメディアは、1300年記念事業協会の言うことに逆らうな、賛成意見だけを垂れ流せ
という態度はいただけませんな。こんなことで一々逆ギレしているようでは
 マスコミ対応できない
というレッテルを貼られて
 外に出せない人物
ってことになる。花澤記者がここまで書くってことは
 相当尊大で高圧的な態度を取った
ってことでしょう。一体この逆ギレした担当者は誰なんだろうね?

まあ
 お役所のマスコミへの趣旨説明が、ミスリードされる
なんてことはよくある話で
 よほど場慣れしてない担当者
なんだろうが、
 メディアに逆ギレする時点で、広報担当としては失格
だ。

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2008-03-05

平城遷都1300年記念事業の最低キャラ「鹿坊主(仮称)」の破壊的インパクト(その8)籔内左斗司が批判メールに自分のサイトで回答中 変化する白毫つき童子は籔内左斗司版「ご当地キティちゃん」らしいぞ

「鹿坊主(仮称)」について
 作者の籔内左斗司が批判メールに回答中
だ。
転載不可なので、以下を御覧下さい。
http://www.uwamuki.com/j/1300qanda.html

なお、メールへの回答で目に付いたのは、
 電通に指名された
 500万円は妥当な金額
 「童子」に白毫がついているが、観音菩薩のように「籔内左斗司の童子」は変化する存在
というあたり。

しかし
 観音菩薩のように変化する
というと格好がいいが、要するに
 ご当地キティちゃん籔内左斗司バージョン
って話ですな。キティちゃんには元々白毫はついてないけどね。
白毫は
 仏の三十二相
に含まれる。
 仏陀が備える特別な身体的特徴の一つ
で、
 眉間に右巻の白い毛がある相
だ。仏陀になる前の修行段階である「菩薩」も白毫相を備える。仏像や菩薩像の眉間の丸いのはほくろじゃなくて、この白毫。
だから、籔内左斗司は
 童子
とはいうけど
 仏・菩薩の象徴が眉間にある
わけで、ええ加減な造像ですな。三十二相は
 仏陀の偉大さ
を表す約束事であり、そのうち何相かを身に得ている菩薩は、一生補処の菩薩で、
 来世は仏陀となると約束されている
わけだから、軽々に角の生えた童子形にする感覚が分かりません。てか、それは仏さんを軽うにみてるのと違いますか。それをしも
 仏教が遠くなってるから、身近にするための方便
というのは、
 妖怪の化け観音でも、観音信仰ではOK
と言ってるのとあんまり変わらないように思いますが。なんか違うよな〜。よほど
 キティちゃん大仏
の方が
 パロディや見立て
だと分かるから、罪がない。

この違和感は
 子どもの無垢さを商売に使って、しかも言い訳にしている
ところから来るのだと思われる。これが
 ハナから漫画などだったら誰も文句を言わない
のですよ。要は
 芸術という皮をかぶっているから非難される
のだ。
 えらそうなくせに、盛り込む「精神性」の卑小さがイヤ
なのだ。で、回答は
 尊大
だもんなあ。

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2008-03-04

平城遷都1300年記念事業の最低キャラ「鹿坊主(仮称)」の破壊的インパクト(その7)アリモノに鹿の角を付けただけと作者籔内左斗司が明言 そんなデザインに奈良県は500万円も県民の税金を出すのか 平城遷都1300年記念事業を藪内左斗司宣伝のための踏み台にするつもりか

今朝、とくダネ!で
 鹿坊主(仮称)問題
を取り上げていた。で、作者の籔内左斗司が
 これはわたしがこれまで作ってきた「童子」に鹿の角を付けたものです
と明言していた。要するに
 みただけで籔内左斗司とわかるキャラクターに「鹿の角を付けただけ」
なのだ。
 オリジナルキャラクターじゃなくて、アリモノに間に合わせの鹿の角を付けた
ってことなんだけど、なんだってこんな
 使い回しキャラクターを平城遷都1300年記念事業キャラクターに選んだ
のか、選考委員会の真意を知りたいですな〜。
これじゃ
 籔内左斗司の宣伝
にはなるけど
 平城遷都1300年記念事業のメインキャラにはふさわしくない
じゃん。それとも
 平城遷都1300年記念事業は、籔内左斗司が今後「商売」を手広く、盛大にやるための「踏み台」
なんですか。
こんなにコケにされていて、よくほいほいと500万円も県民の税金を払うものだ。
 その500万円があれば、他にしなければならないことに使える
だろうが、県立病院職員の残業代バックレてるくせに、奈良県。

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2008-03-03

平城遷都1300年記念事業の最低キャラ「鹿坊主(仮称)」の破壊的インパクト(その6)汐留の電通新社屋には籔内佐斗司の彫刻が 電通が作品お買い上げの御用達作家

電通が仕切る
 平城遷都1300年記念事業
だが、実は
 鹿坊主(仮称)の作者籔内佐斗司は電通お気に入りの作家
だった。
電通がお買い上げして、汐留の電通新社屋に置かれた作品は、籔内佐斗司ご本人のサイトに、ちゃんと掲載されている。
電通新社屋

要するに
 電通が県にデザイナーを推薦
した段階で
 電通御用達作家から選んだ
ってことですな。
ちなみに
参議院
にも
東大寺整肢園
も籔内左斗司作品がある。東大寺整肢園は作者からの寄贈かも知れないけど。

籔内左斗司に決まった経緯について、2/13付の産経の記事が触れている。



平城遷都1300年祭 協会「走りながら考える」

2月13日7時51分配信
(略)
 また、マスコットキャラクターの選考過程にも疑問が残る。公募することもなく、大手広告代理店を通じて選んだデザイナー候補者の中から、すでに昨年3月には1人に絞りこんでいたという。

 国宝彦根城築城400年祭の「ひこにゃん」を顕著な例として、マスコットキャラクターが大規模イベントに果たす役割は決して小さくない。なのに、なぜ公募もなく約1年も前にキャラクターを内定し、かつ公表しなかったのか。愛称募集でも盛り上がりに欠けることが懸念される。

 デザイン料や著作権料は500万円。前回の仏の手をイメージしたシンボルマークには1300万円をかけた。こうした出費の「説明責任」を、関係者は満足に果たしているだろうか。

(土塚英樹)

昨年3月というと、まだ
 柿本善也前知事の任期中
である。昨年4月8日に選挙が行われていた。
すると、この籔内左斗司に決定した時系列は
1. 2007年3月以前 電通から、11人のデザイナーの21案が出される
2. 2007年3月 電通が推薦したデザイナーの中から籔内左斗司に決定、おそらくデザインも決定
3. 2007年10月20-11月25日 興福寺で「籔内佐斗司 in 興福寺 興福童子の秋祭り」開催
4. 2008年2月12日 「鹿坊主(仮称)」を含めた平城遷都1300年事業の計画が奈良県荒井正吾知事によって発表される
という流れだ。

つまり
 籔内左斗司の「鹿坊主(仮称)」に昨年3月あたりに決定
していたから
 興福寺の「籔内佐斗司 in 興福寺 興福童子の秋祭り」というイベントが成立
したのではないか、とネットでも散々指摘されているのだ。

「籔内佐斗司 in 興福寺 興福童子の秋祭り」については、見に行った方の報告がある。testuwancoさんのblog「神戸阪神地域芸術文化情報」より。
久しぶりの奈良(13)籔内佐斗司 in 興福寺 興福童子の秋祭り 2007年 11月 04日
上記記事には、ポスターなども掲載されている。

なんか、
 電通仕切りの地方イベントでありがちな「利益誘導」の匂い
がぷんぷんしてますね。しかも
 財政が厳しい奈良県から電通に多額の県民の税金が流れる
という異常事態だ。

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平城遷都1300年記念事業の最低キャラ「鹿坊主(仮称)」の破壊的インパクト(その5)2ちゃんねらーが代わりにキャラクターを描いてみました

こういう時の2ちゃんねらーの職人さん達の仕事は速い。
 代わりのキャラクターを描いてみました
いずれも画像は拾い物。いずれもクリックすると拡大します。

まずは
 鹿坊主(仮称)マイナーチェンジ編
だ。

顔をかわいくしてみました。
Upup0010
1202487384_0041
1202487384_0055
ちょっと手を入れただけで、かわいくなるじゃん。

三ツ目が通る。
Img20080226234808
これは手塚先生に怒られるかも。


ビックリマンシールにしてみました。
Iup566542


ビックリマンシールで、これは鋭い突っ込み。
1202487384_0063
黒い、黒すぎる。


記念事業の工事の最中から働いて貰います。
Vlphp150843
ギャラ高いんだから、その分仕事しろよ。


これは直球勝負。
Lys80302212451
どう答えるよ、奈良県庁。


次は
 オリジナル編
を。
大仏と鹿。
Viploader2d327884
ほのぼの系ですね。


萌え絵路線なら、こんな感じで。
1204472440948
う、すげー。

で、現在
 一番人気
は、こちら。
ID:CScuRCiF0さんの2作品だ。
【奈良】「かわいくない」「仏に角を生やすなんて」 平城遷都1300年祭マスコットキャラに批判相次ぐ 白紙撤回活動も始まる★4スレッドの


32 :名無しさん@八周年:2008/03/02(日) 13:54:32 ID:CScuRCiF0
俺もやっつけで描いてみたぜ!10分で描けた
http://up2.viploader.net/pic2/src/viploaderf124213.jpg

【奈良】「かわいくない」「仏に角を生やすなんて」 平城遷都1300年祭マスコットキャラに批判相次ぐ 白紙撤回活動も始まる★7スレッドの


902 :名無しさん@八周年:2008/03/02(日) 23:29:24 ID:CScuRCiF0
予想外に好評だったようなので調子に乗ってもう一枚描いてみた
http://up2.viploader.net/pic2/src/viploaderf124247.jpg

とがそれぞれのデザインの初出。

Viploaderf124213
Viploaderf124247

あまりの完成度の高さに
 すぐにグッズ展開
してくれた人が。
マグカップはいかがでしょうか。
Uporg1282033

団扇も作ってみました。
Uporg1282092
こりゃあ、どっちもすぐに売れそうだね。

無名・匿名の絵師さんたち、どうもありがとうございました。

おまけ。
 鹿坊主応援FLASH
が出来ていた。
平城遷都1300年祭のアレを紹介するFLASH

続き。(12:30)
Tシャツも作ってみました。
Uporg1282275
おお。これは売り物になりそうな。


ポスターも作っちゃいました。
Iup567050
このポスターを作った人の一言。【奈良】「かわいくない」「仏に角を生やすなんて」 平城遷都1300年祭マスコットキャラに批判相次ぐ 白紙撤回活動も始まる★8スレッドより。


985 :名無しさん@八周年:2008/03/03(月) 06:35:37 ID:CXsB+JTg0
子供達には見えるはず
http://www.imgup.org/iup567050.jpg

でも飽きたから寝る ノシ

985さん、お疲れさまでした。

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2008-03-02

平城遷都1300年記念事業の最低キャラ「鹿坊主(仮称)」の破壊的インパクト(その4)「鹿坊主」選定の真犯人を捜せ 1300年記念事業の4人のプロデューサー

ところで、鹿坊主(仮称)選定に絶対に関わったと思われる人物が4人いる。
 平城遷都1300年記念事業のプロデューサー
だ。
現在、以下の4人である。
鹿坊主選定に中心的に関わっているのはこの人の筈。


チーフプロデューサー 福井昌平
ご尊顔

現 職 : (株) コミュニケーション・デザイニング研究所代表取締役社長

 所属団体等 : 日本デザインコンサルタント協会会員
日本CI会議体会員
日本イベント学会会員
東京ファッション協会会員
 主な公職: 通産省/(財)日本ファッション協会「ファッションタウン推進委員会」委員(平成6年度から継続中)
(略)

2005年日本国際博覧会(愛・地球博)チーフ・プロデューサー(平成13年度~17年度)

 著   書: 「ファッションタウンへの道」(ぎょうせい出版/通産省/日本ファッション協会)(共書)
「ファッションタウンへの旅-ライフスタイル・産業・文化がつくる世界のファッションタウン-」(財団法人日本ファッション協会)

職掌から言って、この人も積極的に関わってないとおかしい。


会場整備プロデューサー 杉本洋文

ご尊顔

 現 職 : 東海大学工学部建築学科教授/(株) 計画・環境建築代表

 所属団体等 : 日本建築家協会 正会員
日本建築学会 正会員
東京建築士会 正会員
NPO法人小田原まちづくり応援団 副理事長
NPO法人アーバンデザイン研究体 副理事長
NPO法人愛地球博・地球市民村・お茶応援団 名誉顧問
主な公職:
(略)
平塚市「景観検討委員会」副会長(平成17年度から継続中)
気象庁「入札監査委員」委員(平成17年度から継続中)
海上保安庁「入札監査委員」委員(平成17年度から継続中)
平塚市「都市計画第2次マスタープラン作成委員会」会長 (平成18年度から継続中)
秦野市「都市計画審議会」会長 (平成19年から継続中)

 著   書: 「木造建築の魅力と可能性」( ㈱新建築)
「竹の建築」(東海大学研究紀要)
「マチとモリをつなぐ」(㈱新建築社)
「小田原スタディ」(小田原政総研紀要)
「‘き‘づかいの建築」(日本建築家協会)

以下は意見くらいは当然言う立場の人たち。


ランドスケーププロデューサー 賀来宏和

ご尊顔

現 職 : 株式会社 グリーンダイナミクス 代表取締役
千葉大学産学連携・知的財産機構 特任教授

 所属団体等 : 英国王立園芸協会日本支部(RHSJ)理事
日本市民農園連合幹事
日本都市計画学会会員
日本造園学会会員
社団法人松戸青年会議所OB会員
NPO法人日本園芸福祉普及協会会員
主な公職:
(略)
愛知万博・海上地区会場計画モニタリング委員会委員
著   書: 「みどりの都市へ」(環境緑化新聞社)
「花から華へ」(主婦の友社)

もう一人。


平城京・広域ネットワークプロデューサー 林 信夫

ご尊顔

現 職 : 21世紀ディレクターズユニオン代表

 所属団体等 : 大阪市舞台芸術総合センター運営部会部会長
大阪府緑のトラスト財団評議委員
大阪府立弥生文化博物館企画委員
大阪府・市年輪ぴっく基本計画検討委員
大阪市教育振興公社キッズプラザ企画プロデューサー

 主な公職: 豊中市文化芸術振興審議会副会長
国交省近畿整備局「みちの広報検討委員会」座長
堺市文化振興財団「堺自由空間」審査委員長
大阪市政100周年記念式典プロデューサー
なみはや国体開閉会式プロデューサー
花博ランドスケープオペラ「ガイア」プロデューサー
大阪府立青少年文化施設「プラネットステーション」プロデューサー
(以下略)

もちろん、
 キャラクター選定会議に出席すれば、手当が出る
わけですよ、県民税から。それ以外に
 記念事業プロデューサーとしての手当
も別に出ていると思われる。
で、
 地域イベントのプロデューサーが「とんでもキャラ」選定に関わった
ということで、末代までの笑いものですな。デザイナーとしての矜持は、ギャラを貰う代わりに、どぶに捨てたんでしょう、きっと。

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2008-02-28

小村雪岱『日本橋檜物町』平凡社ライブラリー

版心が印刷されているこの書物は、元本は木版摺だったらしい。印刷に移すときに、平凡社がその体裁を残した。罫線にゆったりと活字が組んである。
挿絵と装幀で名を成し、舞台美術でも活躍した小村雪岱の絵を初めて見たのはいつだったろうか。わたしが記憶しているのは、たぶん、泉鏡花の書物の挿絵と装幀でだと思う。平凡社ライブラリーに収められた本書では、口絵に16ページを割き、小村雪岱の生涯の仕事が、一目で分かる構成になっている。
題名になった日本橋檜物町は、雪岱が暮らした町の名である。

泉鏡花の幻想の世界が、小村雪岱という才能を得て、書物の形に美しく花開いたのは、まさに奇蹟であったと言ってもいいだろう。口絵の8ページ目には、小村雪岱が手がけた泉鏡花の作品の単行本が、並んでいる。見返し、表紙の今はやや色褪せた様子からでも、当時の美しさが忍ばれる。実に手の込んだ、趣向を凝らした造本で、こんな書物を作る技術は、もはや日本からは滅びた。丸背の本をきちんと作れる安い工賃の職人がいないからだ。

鏡花も雪岱も生粋の江戸っ子ではないのだが、他国の人故に、却って、厳しく選び取られた江戸趣味の最上の部分が、そこに残っている。江戸好みの着物の粹は、はんなりとした色気を好む京好みの着物とは、まったく別物だ。関西の着物は「いつも春みたい」などと称されるが、お江戸の水に磨かれた粋は、背筋をぴんと伸ばして、きりっと着こなさないと、「なんて野暮ったい」と不平が聞こえそうな、切れ味の鋭い、凜とした勁さがある。
小村雪岱は、舞台美術家として、装置だけではなく、衣裳のデザインも手がけた総合舞台芸術家である。今では細分化されている舞台美術の職掌の、ほとんどの部分のデザインを考案し、指示を出した。その舞台装置も、芝居小屋によって舞台の大きさが違うのに、脚本のト書きには、四軒、軒を連ねてなんて無茶なことが書いてあるのを、その通りに再現するのである。現代ほど情報化されてない戦前の舞台で、作者のわがままを出来るだけ通して、その通りに建て込んで舞台を作る苦労を、小村雪岱は本書の中で語っているが、舞台は生き物、雪岱苦心の舞台装置も、資料としてはあまり残っていないのではないか。そして、その舞台を実際に見た人たちも、ほとんど死んでしまい、雪岱の舞台美術は、本書の随筆の中にしか残っていないものが多いのではないか。
近代日本の舞台美術家としては、伊藤熹朔がその最初の専門家だが、小村雪岱はそれに続く。本書に収められた戸板康二の文章によれば、小村雪岱が初めて舞台装置の図面を書いたのが大正十三年、それから徐々に舞台美術の仕事を担当するようになった。大正十五年新橋演舞場での「安土の春」の装置が評判となり、歌舞伎座の舞台装置を任されるようになる。戸板康二は小村雪岱の舞台装置の三絶(ベストスリー)を「春日局」「桐一葉」「一本刀土俵入り」としている。実際に舞台を見た戸板康二の文章からしか、その小村雪岱の舞台装置を想像するしかない。舞台装置は、役者が映えてこそのもので、演技を際だたせるための「装置」なのだから、残された図面だけでは、その装置の効果は決して分からないのだ。

小村雪岱の描く女達は、ちょっと春信めいた嫋々とした風情の女達だが、やはり近代の水を潜っている。それでも、まだ、着物が身近にあった時代の女達なのだ。
明治の末に生まれた祖母から、いろんな昔話を聞かされたわたしは、見たことはないが明治の中頃の様子を思い浮かべることができた。小村雪岱は祖母より20年年長で、本人も見てはいないのだが、幕末の江戸周辺のことを聞かされて育っただろう。小村雪岱にとって、絵や舞台の上に描く江戸は、わたしにとっての明治の如く、まだしも、地続きの近しい過去であっただろう。それは、当時の役者も、舞台を見る人たちも同様だったと思う。そうしたある意味幸福な「時代劇」「歌舞伎」の時代は、もはや残っていない。六代目歌右衛門の死とともに、往時の美しい舞台も見物も、記憶の彼方に消えていった。六代目歌右衛門は、大正6年生まれだが、『歌右衛門の六十年―ひとつの昭和歌舞伎史』で伝え聞いた舞台の話を生き生きと語っている。

昭和十五年、小村雪岱は浴室で倒れ、帰らぬ人となった。その後、東京は空襲で焼け果て、関東大震災にも耐えて残っていた江戸の名残は息絶えた。
その意味で、小村雪岱は、江戸を昭和に伝える幸せな人生を全うできたと思う。

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2008-02-07

『佛教藝術』296/2008-1 毎日新聞社

定期購読している『佛藝』が朋友書店から届いた。
今号は、どれもちょっとずつ専門と引っかかる論文。
題目と斜め読みだけ記しておく。
・菩薩立像の身体比率からみた法隆寺金堂壁画 松原智美
法隆寺金堂壁画には藍本(手本)があったことは確かだが、その藍本が唐のいつの時代のものであったかを、頭部とそれ以外の部分の身体比率を画像から測定して、比較検討した労作。CGの援用が、藍本の年代比定に「印象批評」ではなく、数値的に使えるということを示したことでも画期的だ。
松原氏は、写真による身体比率測定が、あくまで歪みなどがあると断った上で
1. 金堂大壁の菩薩立像は唐・高宗期の藍本による
2. 3号壁の藍本は、大壁の藍本から菩薩像を抜き出して利用している
3. 3/4/7号壁の身体比率は、高宗初期のものではなく、高宗後期から末期の可能性
4. 大壁の藍本は遅くとも天智朝には将来された
5. 法隆寺金堂再建時に、大壁の藍本が利用されると共に、当時の趨勢であった高宗後期から末期の身体比率が3号壁などに援用されて菩薩像が描かれた
と推定している。なお、初唐のインド風の画像は、貞観年間末に玄奘や王玄策がもたらした大量のインドの文物の影響によるとする。
・鶴林寺太子堂内陣荘厳の意想 林温
鶴林寺太子堂内陣の絵画の意匠を細かく分析し、荘厳の意図と現在は失われている普賢菩薩像が本尊ではなかったかと述べる。
・院政期 興福寺にかかわる大仏師 根立研介
麻木脩平氏の根立論文への反論に対する再論。
・快慶及びその周辺作品にみる来迎形阿弥陀三尊像の成立と展開 大澤慶子
初期快慶の作を細部にわたって検証し、来迎三尊像の造形の新たな展開の背景を探る。

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2007-11-13

猫が可愛すぎるので描いてみた。~食べ盛りの子猫~@ニコニコ動画


ペイントツール(イラストレーターかな?)だけで、愛らしい子猫を描いていくムービー。
この猫が実に可愛い。
職人技が炸裂する作画の過程も凄いけど、ムービーについてるBGMの選曲センスがステキだ。
途中で、適宜ギャグを挿入するセンスもいいなあ。

ツールの使い方とか、色の選び方とか、すごく勉強になるなあ。なるほど〜。

猫好きのヒトにも、ペイントツールを使ってる初心者のヒトにもおすすめ。

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2007-09-11

東京芸大で文化庁支援事業として「映像表象技術セミナー(全六回 3万円)」をこの秋開講@11/9締切(画像はクリックすると拡大します)

東京芸大の建築系の
 黒川哲郎研究室
で、今年の秋からの
 映像表現技術セミナーの参加者を募集中
だ。
Omote

文化庁が支援する、若い人材を育成するためのプログラムである。場所は東京芸大で、11/23-25の三日間と2/9-11の三日間の合計6回でショートムービーを制作する。
募集は30人。


                           2007年9月7日
各位
 最近の進歩著しいIT映像技術を、若い人たちに自由な発想で学んでもらう試みです。
 東京藝大建築科黒川研究室とNPO法人ペタアートネットジャパンが協力して、文化庁の今年度の人材育成支援事業として取り組んでいます。
若い人を育てる非常に意義ある事業と自負していますので、ぜひ貴誌紙面にて短信ででもご紹介をお願いできれば幸甚と存じます。

  「映像表象技術セミナー」(全6回、各回10時〜16時)
    2007年11月23日(金・祝日)、24日(土)、25日(日)
    2008年 2月9日(土)、10日(日)、11日(月・祝)
   場所:東京藝大美術学部総合工房棟4階
   講師:内田英治映画監督、百束昭幸映像プロデューサー、ほか
   受講料:3万円(全6回)
   定員:30名(締切11月9日)
   申込み:メール、電話、ファックス(050−5525−2235)
    http://www.geidai.ac.jp/labs/kurokawa
問い合わせ:03−3478−2189(小田切ようこ)
主催:東京藝大建築科黒川研究室、NPO法人PAN-J
          
以上

申し込みフォームはこちら。


<申込方法>

下記の事項を明記して hyosho@hotmail.co.jp までメールにてお申し込み下さい.

氏名(ふりがな)/電話番号/住所/E-mailアドレス/所属先/制作テーマ


セミナーの詳しい内容。(クリックすると拡大します。下にFAX用申込用紙がついていますので、適宜ダウンロードしてお使いください)
Ura

撮影用機材はもちろん、プロ用の機材がばっちり揃っているそうで、11月にロケ、2月にパソコンでノンリニア編集をやるとか言う話。この手の講習でプロの機材を使えて、プロに指導を受けられて、全部で3万円なら、破格のお値段だと思うけど、どうだろう。
セミナーで制作した作品の著作権も、受講生にくれるしね。(この手のセミナーでは珍しいかも)
いいな、東京はこういうチャンスがあって。
 俺もカメラ振って、監督になりてー
という人は是非。

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2007-03-21

原稿が涌いた

伯父が表象芸術関係のNPOをやっているのだが、いつの間にか
 文科省に出す報告書に載せるレポートを書く
ことになっていた。しかも締め切りは今夜だと、2時過ぎに電話が掛かってきた。ピーンチ!

NPOの話し合いに出た後、奈良に帰ってきてから、帯状疱疹で半分臥せっていたので、なにも準備はしてなかった。googleさんにお伺いを立てて、電子化された原典テクスト(漢文)を掘り出し、それを参照しつつ、MacBookに入れてある資料を適宜駆使して、5時間弱で5000字ほどを書き上げ、先ほど送った。なんとか間に合ってほしい。
問題はunicodeなので、添付したテクストが化けないかということで、念のためにPDFでも送った。まさかPDFリーダを持ってないとか、そういう話はないよね? 一応芸術畑の人達だし、わりと信頼してるんだが。

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2007-03-05

Nスペ 歌麿 紫の謎@3/4 21:00-21:50 NHK総合

浮世絵が題材のNスペということは
 NHKエデュケーショナル制作だとアウトだな
と思ったら、案の定エデュケの制作で、
 おいしいものをまずく料理する編集の典型
でがっかりした。
 NHKスペシャル 歌麿 紫の謎
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070304.html
 NHKエデュケーショナル
http://www.nhk-ed.co.jp/

エデュケは、NHK本体からの出向と自前の採用でスタッフを形成しているが、最近の本体からの出向組は片道切符で、本体に戻してもらえない、という話を聞いている。そのせいなのか、非常に士気の低い番組で、エデュケのダメっぷりを晒している。

話の軸は三つ。
1. ボストン美術館秘蔵のスポルディングコレクションで、高精細のデジタルアーカイブを作成中。これまで褪色していて、確認できなかった、鮮やかな本来の色彩を目の当たりにする
2. 本来の色彩による作品(ただし木版。肉筆ではない)を見直すと、これまで色が飛んでしまってわからなかった「歌麿の紫」が全面的に出てきた
3. 「歌麿の紫」は「藍+紅(呉藍)」の「二藍」ではなく、「青花+紅」による紫で、青花を使うと発色は鮮やかだが、褪色が早期に進んだ

なんか変なのは2〜3の検証部分。まず
 木版の浮世絵は褪色した作品で評価を余儀なくされている
というのは常識なので、
 保存状態のよい作品が発見されると、それまでの作品観は変化する
といっても、そもそも
 「原作とは違う色」という保留付きで作品論があるのが浮世絵
なので、そのあたりを知っていると、実に気味の悪い編集になっている。てか、浮世絵論やるひとはエクスキューズとして
 現在残っている作品では、発表当時の色彩はわからないが
と必ず一言添えるはずなので、
 浮世絵のプロの作品観が変わる
としたら、変じゃないの? 油絵の洗浄とはちょっと事情が違うだろう。
編集の方向が
 新たな発見
に向いちゃってるから、そういうことになる。むしろ
 歌麿の豊かな色彩の再発見
くらいにしておけば、更に話がふくらんだものを。なんだか
 NHKが初めて公開します
みたいな、意味のないPDやCPの功名心が、せっかくの上質の素材を台無しにしている。
それと、
 二藍じゃなくて、青花+紅の紫
を選択したのは
 本当に歌麿
なのか? 木版浮世絵は
 絵師
 彫師
 摺師
の分業によって成立している。歌麿はあくまで絵師であって、木版画としての製品は
 絵師の肉筆のタッチを創意工夫によって版画に反映させようとする彫師の彫刻刀の冴え

 摺り切れないほど細い線を彫られても、忠実に紙の上に摺り出す摺師の意地
とがせめぎ合う職人技の世界だ。果たして
 絵師に摺り色の指定権があったのかどうか
は、わからない。確かに
 摺られた作品は青花+紅
だけど、浮世絵は版元あっての作品。普通は版元指定だと思うけどどうなのか? 番組ではあたかも
 歌麿が青花+紅の色指定をした
ことになってるけどね〜。今でも
 印刷物の色指定は編集者の仕事
なんですが、そこまで歌麿が容喙できたのか? 謎。どうも
 歌麿の作品
という言葉の解釈を間違ってるように思うんですが。

で、
 歌麿の紫の検証
も、せっかく
 団十郎に「助六の鉢巻き」の「江戸紫」
について語らせながら、全然実証的でない。団十郎が
 江戸時代は芝居小屋が暗かった
と言ってるのだから、江戸時代の芝居小屋といえば、讃岐の金比羅さんに現存する
 旧金比羅大芝居
にでも行って
 江戸時代の照明下で「江戸紫」の効果を再現する
くらいはできたはず。まったく説得力がなく、つまらなかった。

本当に
 歌麿の紫を再現したい
とは思ってない編集で、話になりませんね。

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2006-12-01

YMCA

takechiさん経由。

YMCA
http://bitsandpieces1.blogspot.com/2006/11/ymca.html

では、皆さんご一緒に!

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2006-09-01

「腕が落ちたな」 北朝鮮の合成写真 (その2) 空中浮遊?する金正日総書記

anakataさん経由。
またしても
 出来の悪いステキな合成写真を北朝鮮が8/28に発表
した。
前回の分はこちら。
 「腕が落ちたな」 北朝鮮の「合成写真」 40日ぶりに姿を現した金正日総書記写真はホンモノか
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/08/post_8e9e.html

まずはご覧頂きたい。
 北朝鮮・軍部隊を視察する金総書記
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060829-04673660-jijp-int.view-001
あの〜、金正日総書記の足元に影がないんですけど。
ひょっとして
 空中浮遊
してますか?

この写真についてる時事のキャプション。


朝鮮人民軍第1643軍部隊を視察する北朝鮮の金正日総書記。視察日、場所は不明。朝鮮中央通信が28日報じた。金総書記は7月5日の弾道ミサイル発射以降、40日間にわたって公の場から姿を消していた。(朝鮮通信=時事)21時20分更新

そりゃ、
 こんな場所にはいたはずがない
ので。

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2006-08-18

「腕が落ちたな」 北朝鮮の「合成写真」 40日ぶりに姿を現した金正日総書記写真はホンモノか

baatarismさん経由。
昨日あたりから話題になってるのは
 金正日総書記40日ぶりに姿を現す
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=78869&servcode=500
が、
 出来の悪い合成写真
だという話。確かに
 Photoshop初心者が作ったみたい
に見える。光源の位置が滅茶苦茶だし、切り取った人物の処理が変。

こちらはanakataさん経由。
 北の地下鉄修理工場
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=78572&servcode=500
作業している人の縮尺がバラバラ。手前で作業している女性の背丈からいくと
 巨人用地下鉄
だし、屋根の上で作業してるお兄ちゃんたちの大きさから行くと
 下で作業してる人達は子ども並の身長
になるし。遠近法的な人物の大きさの配置も滅茶苦茶。
アセチレンバーナーのお兄ちゃんは使い回し。

社会主義国家の
 国技とも言える合成写真技術
も地に墜ちたモノですね。

おまけ。
そのうちにmixiのPhotoshopコミュあたりで
 腕試し 北朝鮮の合成写真をもっと「それらしく」加工するコンテスト
が開かれたりして。すでに
 お札を作るのは上手なのに
などと突っ込まれている模様。

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2006-06-12

盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その40) 和田義彦氏、国画会を退会

退会勧告を出されていた和田義彦氏から正式に国画会あてに退会届が到着、退会が認められた。
読売より。


盗作疑惑の洋画家・和田氏が「国画会」を退会

 盗作疑惑で芸術選奨文部科学大臣賞、損保ジャパン東郷青児美術館大賞を取り消された洋画家・和田義彦氏(66)が12日、所属する美術団体「国画会」を退会した。

 退会勧告をしていた同会事務局に同日、和田氏から退会届が届いた。

(2006年6月12日19時12分 読売新聞)


さて、これで
 和田氏は国画会会員ではない
と言って、営業活動に励みますか?国画会のお歴々の先生方。しかし、これまで和田氏の盗作を
 見過ご見逃していた過去
が消えるわけではない。

メディア、特に新聞社系の追求がグダグダになってるのは
 カルチャーセンターの講師に火の粉が掛かり、集客に影響が出るのが困る
 これまで開いた展覧会や、これまで掲載した「展覧会評」に「盗作疑惑」の矛先が向くのは避けたい
 今後も「美術関係」はおいしいコンテンツ(美術展開催やその周辺のメディアミックスでの展開、なにかと便利な「文化人枠」の人材確保、現役文化部記者・編集委員の退職後の「美術評論活動」の場を予約などなど)なので、できるだけケンカしたくない
というあたりで、要は
 メディアと画家と評論家が三位一体になって金儲けと「名誉欲」にたかってる
からだ。今回の米倉守氏・瀧悌三氏の例からわかるように
 新聞社の美術記者上がりの「美術評論家」がメディアとの関係を武器に、ある作家を持ち上げ、売り出す
という構図がなくならない限り、いつまで経っても
 「盗作・剽窃」疑惑のある画家や彫刻家
は減らないだろう。そして、こうした
 金儲けのための「売り出し」で地位を得た画家

 タニマチの有力者に推されて、文化功労者・文化勲章へ
というルートが確約されているわけで、ま、
 鎖国美術国家日本
らしい話である。

北斎のような独創的なグラフィックデザイナーがいるのに、なぜアメリカまで来てデザインの勉強をするんだ?
とNYの有名なイラストレーターが言ってたけど、結局
 目を養えない貧困な文化環境
が、現在の情けない状況を生み出し、再生産している。
 声のでかい画家の絵が高く、絵の高い画家がエライ
というのは、本末転倒で、
 画家の死後に絵の価格が下がる
のは、どう考えても
 作品ではなく「人物」につけられたご祝儀価格
だからだろう。

くだらない高い絵を買うよりは、不当に安価に売られている日本の工芸品を収集した方がまだしも日本文化のためになると思う。

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2006-06-10

盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その39) 6/8付け社説で朝日新聞が遠回しに読売批判 ちなみに芸術選奨取り消し騒動の最中の6/2に、河合隼雄文化庁長官は奈良で朝日と県主催のフルートコンサートを開催

朝日OBの美術評論家米倉守氏が持ち上げていた和田義彦氏の盗作疑惑を朝日新聞が6/8付けの社説で取り上げた。ところが、どうにも座りのわるい文章で、単に
 「和田義彦展」を主催した読売新聞へのあてこすり
にしか読めない部分がある。その上、冒頭の部分に
 産経の5/31付け社説を引用
してる態度が悪ふざけに近い。


盗作疑惑 並べて鑑賞してみたい

 色づかいや構図ばかりではない。2人の作品は、人物の動きや表情まで驚くほど似通っている。芸術選奨文部科学大臣賞を受けた日本の洋画家の絵とイタリア人画家の油絵のことだ。

 ゴッホは浮世絵に影響を受けたが全く異なる。魂の格闘があり、発展があった。この問題を自省の鏡に、原点に立ち返るべきだ。

 ——と、知らん顔して書いていったなら大問題になるだろう。なぜなら、この文章は5月31日付の産経新聞の社説から拝借したものだからだ。言い回しを多少は変えたからいいではないか、と言ったところで、黙っていれば盗作と厳しく指弾され、ただでは済むまい。ことは美術の世界も同じではないか。

 受賞した洋画家、和田義彦氏は、疑いを強く否定している。だが、そう見られてもやむをえないとして、文化庁は賞を取り消した。

 なぜこんなことが起きたのか。どうしてもっと早くわからなかったのか。

 和田氏はイタリア留学の後、大学教授などを務めながら油彩を描いてきた。近年、受賞が続いているが、必ずしも著名な画家とはいえない。一方のアルベルト・スギ氏は、日本では無名に近い。実際の作品に触れた人が少ない分、疑惑が表面化するのが遅れたようだ。

 スギ氏とは30年以上のつきあいであり、形を同化したうえで、独自の世界を創造した。これが和田氏の言い分だ。


 日本の近代美術は、西洋に学んで成長した歴史がある。多かれ少なかれ、かの地の芸術家の影響を受けている。どこまでがまねで、どこからが創造か。線引きが難しいのは確かだが、今回は多くの作品がそっくりに見える。

 和田氏がそこまで言うのなら、自ら2人の作品を並べた展覧会を開いてはどうか。文化庁も実物を見て、盗作かどうかについての最終判断を下せばいい。

 その文化庁は、高松塚古墳の壁画にカビが大量発生した問題でも批判されている。古代の遺産の保存で失策を重ね、現代の盗作は見逃す。これでは信頼をなくす。賞の権威にとどまらず、自らの足元も揺らいでいる自覚が求められる。

 どの賞であれ、候補者と審査員の人間関係が選考に影響することがある。ましてや芸術選奨の美術部門は、絵画、彫刻、写真、建築など幅広い。その分野の専門家でないと、作品を見ていないことだってありうる。審査員の人選を含めて見直しが求められる。

 解せないのは、昨年11月、茨城県のつくば美術館で開かれた和田氏の回顧展に先立ち、疑惑を告発する投書が届いていながら、「スギ氏へのオマージュ(敬意を払った)作品」として予定通り開催されたことだ。回顧展を主催した新聞には「独創性にため息」という見出しの記事が載っている。

 疑惑は限られた当事者の間にとどまっていたのか。朝日新聞も多くの美術展を開催している。自戒に努めたい。


え〜、まず
 産経社説を冒頭にいきなり引用で「黙っていれば盗作」
って、
 加藤周一の文章を「盗用」した朝日新聞OB米倉守氏への嫌がらせ
でしょうか?
この問題を「蒸し返した」今週売りの『週刊文春』6/15日号p.143から該当箇所を引用しておく。

なぜなら米倉氏にも「盗用」の過去があるからだ。『週刊文春』(90年6月21日号)「"盗作"で停職1カ月 朝日美術記者の評判」は、当時、編集委員だった米倉氏が書いたゴッホ展についてのコラムが加藤周一氏の文章のほぼ丸写しであったことを報じている。編集部の取材に、同氏はその事実を認めた。
 記事は米倉氏に停職1カ月という朝日では異例の重い処分が下ったところで終わっていたが、実は翌月、米倉氏は依願退職していた。

この「盗作」が、一般人の想像の範囲を超えて
 斜め上を行く
のは、加藤周一は朝日新聞文化欄にずっと連載を持っており、1990年当時は「夕陽妄語」の連載中だったということなのだ。自社の文化欄にコラムをもってる「大先生」の文章を文化担当の編集委員が「盗作」するって、倫理観以前の問題じゃないか。そもそもバレるに決まっている。

で、
 和田義彦展を主催したのは三公立美術館(三重県立・つくば・渋谷区立松濤)と読売新聞
なわけで、後半は
 主催した以上、読売は態度をはっきりせんかい
という揶揄である。ま、
 高松塚といい、キトラといい、今回の芸術選奨といい、失態続きの文化庁を批判しておく
のもいつもの手だけど
 朝日から本を出したり、講演や執筆をお願いしている、文化庁長官河合隼雄先生については言及しない
のがミソだ。営業的に困る訳ね。
で、河合隼雄長官に関しては、こんなヨイショ記事を関西版に写真入りで載せている。


文化庁長官・河合隼雄さんフルート演奏会 奈良市
2006年06月02日


フルートを演奏する河合隼雄さん=2日午後、奈良市の県立図書情報館で
http://www.asahi.com/kansai/news/image/OSK200606020063.jpg

 文化庁長官・河合隼雄さん(77)らによるフルート演奏会「四季花鳥図をめでる夕べ」が2日、奈良市の県立図書情報館ホールであり、約250人が四季をテーマにした童謡などに聴き入った。

 日本画家の上村淳之(あつし)さんが奈良の四季をイメージして描いた屏風(びょうぶ)絵「四季花鳥図」が同館に寄贈されたのを記念した催し。上村さんと親しい河合さんが「絵とフルートで共演したい」と提案。川口京子さん(歌)、平井裕子さん(ピアノ)と絵のかかる同ホールで共演した。

ちなみに、このフルートコンサートが開かれた「奈良県立図書情報館」の館長は
 千田稔・国際日本文化研究センター教授
である。このコンサート企画は、河合隼雄・元国際日本文化研究センター所長から声を掛けたのか、千田先生がお願いしたのか知りませんが、県の施設で開いたってことは、準備と開催その他に県民税を使ったわけでしょう? 勘弁してよ、千田先生。そういや千田先生は、今週水曜だったか、朝日放送の夕方のニュースで、高松塚古墳壁画損傷問題について、顔出しインタビューをされていて、いつもは愛想のいい千田先生が珍しく苦悩の表情でありきたりのコメントをしてたんだけど、それにはこんなあたりが影響してるんでしょうか。

で、県立図書情報館のサイトに、お詫びの文言すら書いてあるのは、利用者からクレームが付いたんでしょうね。なおかつ、よく見ると
 主催は朝日新聞
だ。やれやれ。


文化庁長官・河合隼雄さんのフルート演奏会「四季花鳥図をめでる夕べ」

日本画家の上村淳之さん作「四季花鳥図」が当館に寄贈されたのを記念して文化庁長官・河合隼雄さんのフルート演奏会「四季花鳥図をめでる夕べ」として平井裕子さん(ピアノ)、川口京子さん(歌)を招いて、四季をテーマにした童謡の演奏をおこないました。
当日はご利用者の皆様にはご迷惑をおかけしましたがご協力ありがとうございました。
主催
朝日新聞社、奈良県立図書情報館
日時 平成18年6月2日(金) 18:30〜20:00
会場 奈良県立図書情報館 2階メインエントランスホール
参加者数 約250名


しかし、6/2といえば、文化庁は大変な時期だ。
 高松塚古墳壁画の損傷問題聞き取り調査はラストスパート
 芸術選奨取り消しで揉めている
最中の6/2に、フルートの腕前を奈良で披露してたんですか、河合先生は。他にすることがあったんじゃないのかとは思うけど、
 文化庁長官は行政については責任を取らなくてイイ
らしいからな。たぶん、お咎めナシなんだろうな。もし、これが民間企業の代表だったら、一挙に退陣に追い込まれるような話だ。重大災害があった時にゴルフをしていた首長や自治体の管理職のクビは飛ぶけどな。
で、もう一つ問題は
 コンサートは平日の午後六時半から
開かれたということで、この日は
 関西出張に設定されてた
ってことですね? だって、東京から奈良まではどんなに頑張っても午後五時に出て六時半には間に合わない。てことは
 河合長官が笛を吹くのは公務の一部という認識
なんですか? 「文化庁長官」って肩書きでコンサートを開いているってことは、まさか
 出張手当が出ている
ということですか? それとも文化庁長官はそうした勤務時間その他とは関係がない活動を認められているってことなんでしょうか。所轄の職員の前でフルートを吹くのは、まあしょうがない。でも、「文化庁長官」って肩書きでフルートを吹く、しかも文化庁が相当ひどい問題を複数抱えてる時期に奈良まで出てきてコンサートを開くのは、いくらなんでも行きすぎだと思うけどな。それとも、河合先生の周囲はイエスマンばかりで、
 長官のフルートは大変素晴らしい、是非国民に広く聞かせるべきです
とか、おべんちゃらを言ってるんでしょうか。77歳のフルート吹きというのは、鍛錬を積んでいるプロであっても、演奏するのも、聞くのも、かなりしんどいのですが、長官室で、プロを凌ぐ練習をなさっているのでしょうか。
誰か止めろよ〜。
河合先生と同僚だったある先生は、「落語やな」とおしゃっていたことを申し添えます。

とまあ、6/8付け社説は、腰が砕けまくってるわけで、それもこれも一つには
 河合隼雄長官にはヘソを曲げられたくない朝日新聞文化部の事情
が絡んでいると思われる。
もう一つは、しょっちゅう美術展を開いて、メディアミックスで儲け、カルチャーセンターで絵画教室を開いて、結構な収入のある朝日新聞が、今回の件を叩きすぎると
 他にもいるかもしれない「盗作・剽窃」している現代作家の展覧会や朝日が出してる図録、カルチャーセンターの講師
に、コトが及ぶ可能性があるからだろう。いや〜、掲示板では
 某有名画家
についての噂で一部盛り上がってますけどね。あのヒトに後ろ暗いことがあるようだと、日本の洋画界は壊滅するかも。

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2006-06-09

盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その38) 「和田義彦展」を開催したつくば美術館、お詫びにもなってない説明文を掲載 しかも文書名がトンでもない状態

公共美術館のいい加減さが全面にあふれ出ている、すばらしい「説明文」をつくば美術館が出している。


「和田義彦展」について

 茨城県近代美術館つくば分館(つくば美術館)では、平成17年11月26日から12月25日まで、三重県立美術館、渋谷区立松涛美術館とともに、公立美術館3館の巡回企画展として、読売新聞社と共催で「和田義彦展」を開催いたしました。
 和田氏は、東京芸術大学大学院修了後から国画会展に出品し、平成14年に第25回安田火災東郷青児美術館大賞を受賞するなど、洋画界で高い評価を得ていました。
 和田氏は本年3月これまでの画業とこの巡回展の内容が評価され、平成17年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞しました。ところが、周知のごとく「盗作疑惑」が発生し、本年6月5日、芸術選奨文部科学大臣賞授賞取り消しの事態となりました。
 当館は、開催直前の情報により、和田義彦氏とイタリア人画家アルベルト・スギ氏の作品の間に、図像上、明らかに直接的な関連があることを認め、和田氏に確かめたところ、二人は長年にわたって親密な関係にあり、お互いに芸術上共鳴し合うものがあって、作品を見せ合う間柄である旨の説明がありました。それにより、当館では、両氏の交流関係があることなどを、パネル等で説明するとともに、図像上直接関連がある作品については、和田氏のスギ氏へのオマージュ作品であることを明示するなど最大限の対応をして、展覧会を実施いたしました。
 ここにあらためて、上記展覧会実施の経過をご報告申し上げるとともに、今後、展覧会の開催にあたりましては、より慎重な調査研究を行ない、皆様方に信頼いただける美術館活動に取り組む所存でございますので、今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
 
 平成18年6月8日
茨城県近代美術館長 加藤 貞雄  

あ〜、要するに
 盗作のタレコミ投書をどうしてスルーしたかのいい訳
ですね、加藤貞雄館長。

ちなみにこの文書、わたしが見た時点では
 一太郎10/9/8
とかいう文書名でアップされている。いや、もう、こういう
 手抜き
が、
 公表内容の信頼性を著しく損ねる
んですが。つまりは
 うるさいこと言われてるから、とりあえずいい訳
って、やる気のない態度がアリアリと見えてますね。

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2006-06-07

盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その37) 和田義彦氏の作品「湯上がりの女」ただいまヤフオクに出品中

今話題の和田義彦氏の作品
 油彩裸婦像「湯上がりの女」
が、なぜかヤフオクに出品されている。
和田義彦 油絵 絵画 「湯上りの女」 20号
ただ今の価格は
 99500円
だ。

説明は以下の通り。


今話題の和田義彦画伯の10数年前の珍しい裸婦の作品です。F20号で画面サイズ72,7x60,6cmです。 額は角に少しキズがありますので新品に取り替えてお送り致します。 真正は保証致しますが、話題の作家作品ゆえ他の理由での返品はご容赦下さい。宅急便の送料はご負担下さい。

「他の理由での返品」って何だろ? モデルが日本人とは思えない容貌なのでアレ、ってことでしょうか?
まだ、落札最低価格には達してない。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その36) 和田義彦氏の守護天使・美術評論家米倉守氏の旧悪を、明日発売の週刊文春が取り上げる

和田義彦氏を「東郷青児賞」に推していたと覚しい美術評論家米倉守氏だが、朝日新聞を退社したのには、あまり芳しくない理由があったと言われている。とても古い話なので、ネットで検索をかけても、ちゃんとした結果が出てこないのだが、明日発売の週刊文春が、その問題を取り上げる予定。


週刊文春 2006年6月15日号 / 6月8日発売 / 定価320円(本体305円)

「世紀の盗作」和田画伯を持ち上げた「元朝日盗用記者」

週刊新潮が、和田氏の盗作問題を取り上げるかどうかは不明。新潮社は
 芸術新潮
を持ってるから、そっちに期待しよう。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その35) 東郷青児賞取り消しで、各地の和田義彦氏の作品所蔵美術館はどう出るのか

和田義彦氏が2002年の東郷青児賞を取り消されたことで、9月に和田氏の作品を展示する予定だったひろしま美術館の悩みは解消された。まずは、取り消し前の状況について。中国新聞より。


和田氏作品 広島で9月出品予定 '06/6/6

 ▽ひろしま美術館 盗作疑惑に困惑

 盗作疑惑を指摘された洋画家和田義彦氏の絵が、広島市中区のひろしま美術館で九月から開かれる「損保ジャパン東郷青児美術館大賞と池口史子展」に出品予定であることが五日、分かった。同館は「展示を見合わせる可能性もある」と困惑している。

 出品リストにあるのは、和田氏が二〇〇二年に「安田火災(現損保ジャパン)東郷青児美術館大賞」を受賞した「想」。イタリア人画家アルベルト・スギ氏が一九九八—九九年に制作したとされる「交差点のバー」と、構図などの類似が指摘されている。

 展覧会は九月十六日から十月一日までで、ひろしま美術館と損保ジャパン東郷青児美術館、中国新聞社が主催。

 ひろしま美術館の渡部徳義副館長は「降ってわいたような話。展示するかどうかは、絵を所蔵する東郷青児美術館と相談した上で検討したい」と話している。(道面雅量)

今日、正式に東郷青児賞が取り消されたので、「想」がひろしま美術館に貸し出されることはなくなった。

で、損保ジャパン東郷青児美術館は、「想」などの和田義彦氏の作品を持ってるはずだけど、どうすんだろうね? 授賞取り消し、しかも理由は「盗作」だから、正規コレクションに入れておけなくなった。
三重県立美術館も、「郷土の画家」なので、たぶん作品を所蔵してるだろう。スーギ氏によれば、和田氏の「盗作」は最低でも60点はあるようだから、三重県立美術館のコレクションにも、この手の「スーギ氏模写作品」が含まれるだろう。
和田義彦氏の作品を所蔵している美術館が、そのコレクションを始めたのが、2002年の東郷青児賞がきっかけだったとしたら、これは罪深い。で、
 和田氏を持ち上げていた美術評論家が関与している公立美術館が、税金で作品買い上げ
なんてしてたなら、これは、市民オンブズマンに徹底的に追求されるだろうな。
去年の図録を手に入れて、現在、和田氏の作品をどこが持ってるか、調べてみるのはいいかもね。てか
 現代美術買い上げ
って、闇の部分が大きいからねえ。
 現代美術の錚々たる美術評論家と「公立美術館」のコレクションの関係
をあぶり出すのには、今回の事件はいい手だてになる。ま、国公立の美術館・博物館は
 贋作や盗作などを買わないように、買った後でわかっちゃったら、公表して謝罪するように
ってことですかね。個人寄託には時々「爆弾」があるそうだけど、
 わたしたちの税金で買い入れた作品
については、ちゃんと責任取ってよ。それこそ
 日本の文化水準を問われている
わけだから。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その34) 損保ジャパン東郷青児美術館、和田義彦氏の2002年東郷青児賞を取り消し→再検討には米倉守氏も出席

受賞作「想」が、アルベルト・スーギ氏の作品「交差点のバー」の盗作と指摘されていた和田義彦氏の2002年東郷青児賞だが、先ほど、損保ジャパン東郷青児美術館は正式に
 2002年東郷青児賞の取り消し
を公式サイト上で発表した。


News Release
2006年6月7日
財団法人 損保ジャパン美術財団
第25回安田火災東郷青児美術館大賞授賞の取消しについて
財団法人 損保ジャパン美術財団では、本日開催しました第 79 回理事会に
おいて、第25 回安田火災東郷青児美術館大賞(現 損保ジャパン東郷青児
美術館大賞)受賞者和田義彦氏に対する授賞を取り消すことを決定
いたし
ました。
関係者をはじめ、多くの皆様のご信頼を損ねる事態を招いたことを遺憾に
思うとともに、弊財団では、今後、本件を教訓として、より厳選した審査を
行い、再発防止と本賞の運営の充実に努めてまいります。

賞 :第25 回安田火災東郷青児美術館大賞
作 家 :わだよしひこ
 和田義彦

作 品 :《 想 そう 》2001 年、油彩・キャンバス、162.0 ×194.0cm (130 号F)
授賞日 :2002年3月20日
取消理由:
本賞は、1977 年に創設され、画業に優れ、優秀な絵画を発表した作家1名
に授与してまいりました。
和田義彦氏の授賞作品「想(そう)」は、アルベルト・スーギ氏の作品
「交叉点のバー」と極めて類似
しており、本賞審査基準に照らし合わせて、
「感覚の新鮮さ」「技法の確かさ」「独自の世界の形成」の観点から逸脱して
いると判断いたしました。

以 上


要するに
 盗作だから、授賞取り消し
ということですね。ちなみに
 東郷青児賞の選考委員の一人は、和田義彦氏の守護天使・美術評論家米倉守氏
である。
http://www.toonippo.co.jp/bunka/bun2005/bun20050326_2.html

で、米倉守氏は、どう
 和田義彦氏を推した責任を取るのか
が見物だな。それとも、
 イタリア現代美術の勉強が足りなかった
と言って、逃げますかね。

続き。読売が報じる。


盗作問題の和田氏、東郷青児美術館大賞も取り消し

 洋画家の和田義彦氏(66)がイタリア人画家アルベルト・スギ氏(77)の作品と酷似した絵を発表していた問題で、損保ジャパン美術財団は7日、和田氏に対する2002年の第25回安田火災(現・損保ジャパン)東郷青児美術館大賞の授賞を取り消した。


 同財団は選考委員会と理事会を開き、受賞作「想」(01年)がスギ氏の作品「交差点のバー」と極めて類似しており、「感覚の新鮮さ」「独自の世界の形成」などの同賞審査基準から逸脱していると判断した。スギ氏は自作を1990年代末の制作としている。

 同美術館の宇野智久館長は、「和田氏に裏切られたというのが正直な気持ち。見抜けなかった自分たち、審査システムについても反省している」と語った。

(2006年6月7日20時11分 読売新聞)

宇野智久館長、ちゃんと自分たちの責任に言及して反省しているところはエライじゃないか。

で、この東郷青児賞を受けて「和田義彦展」を三公立美術館と主催した読売新聞の文化企画関係の担当者は、どう考えてるのか。そろそろ、聞きたいのだけれども。

更に続き。朝日によると
 再検討には米倉守氏も出席
したそうだ。


「盗作」の和田氏 東郷青児美術館大賞も取り消し
2006年06月07日21時00分

 洋画家和田義彦氏(66)の盗作疑惑で、損保ジャパン美術財団は7日、02年に和田氏に贈った「第25回安田火災(現・損保ジャパン)東郷青児美術館大賞」の取り消しを決めた。

 同財団は選考委員を集めて再検討した結果、和田氏の受賞作「想」(01年)が、イタリア人画家アルベルト・スギ氏(77)の「交差点のバー」(97年)と酷似しており、審査基準の「独自の世界の形成」などに逸脱していると判断。理事会で取り消しを決定した。

 再検討には当時の選考委員5人のうち、陰里鉄郎・女子美術大教授、米倉守・多摩美術大教授、石井敏彦・元同館長が出席。同館の宇野智久館長は「和田氏に対しては、残念さを超えて悲しさを覚える。今後このようなことが起きないよう、選考方法を考え直し、不名誉を克服していきたい」と話した。

 同賞は77年に創設、実力のある中堅画家に贈られてきた。02年には、東郷青児美術館で和田氏の受賞記念展「和田義彦展 煌(きらめ)く刻(とき)」を開催。同展図録で作風について「深い内面性と象徴性を感じ取ることが出来ます」としていた。


委任状だけ出して「芸術選奨」の審査会を欠席した瀧悌三氏よりはマシですな、米倉守氏。で、米倉氏の言い分を是非お伺いしたい。瀧氏も米倉氏も、現代美術関係の媒体に執筆の場は大量にあるみたいだから、ちゃんと自らの不明を愧じる旨を表明してくれるだろうなあ。元新聞記者なんだから、
 誤報・誤認には責任を取る
って、身にしみてるでしょう?

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その33) フランスでも報じられる

今度はAFP経由で、フランスでも
 和田義彦氏のスーギ氏の作品盗作
が報じられた。


Accusé d'avoir plagié un peintre italien, un artiste japonais est sanctionné
05-06
09:55:37

Le ministère nippon de l'Education et de la Culture a sanctionné lundi un peintre japonais, Yoshihiko Wada, pour avoir plagié l'oeuvre du maître italien Alberto Sughi.

Suivant les recommandations d'un comité de sélection qui a reconnu à l'unanimité le peintre nippon coupable de plagiat, le ministère a purement et simplement annulé le prix artistique qu'il avait récemment adjugé à M. Wada, 66 ans.

C'est la première fois que le ministère de l'Education et de la Culture prend une telle sanction depuis la création du prix en 1950. Le prix annulé récompense chaque année les artistes japonais les plus méritants.

Le peintre japonais a avoué s'être inspiré des oeuvres d'Alberto Sughi (né en 1928) "sans son accord" mais sans intention de le copier, dans un entretien au quotidien Yomiuri.

"Mon style consiste à m'approprier les structures des oeuvres des autres artistes en y ajoutant mes propres idées. Seuls les artistes ayant étudié à l'étranger peuvent saisir les différences de nuance subtiles" avec un simple plagiat, s'est défendu M. Wada, qui avait effectué un stage dans l'atelier du peintre italien dans les années 1970.

Le ministère de l'Education et de la Culture avait ouvert une enquête après avoir reçu une lettre anonyme de dénonciation en mai dernier.


結構恥ずかしいぞ、この報道のされ方は。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その32) 和田義彦氏の「盗作」は確認できただけでも60点にも及ぶ

和田義彦氏がアルベルト・スーギ氏の作品を「盗作」した数は、日々増えている。
日テレのニュースより。


スーギ氏「ほかにも盗作らしき作品がある」
<6/6 18:37>


 盗作疑惑が持たれている画家・和田義彦氏について、文化庁が芸術選奨の取り消しを決めたことについて、イタリア人画家、アルベルト・スーギ氏は5日、「告訴しない」と温情を示しながら、ほかにも盗作と思われる作品があると指摘した。
 文化庁が今回、盗作の疑いが強いと判断した絵は23枚だが、スーギ氏はカタログなどから60枚に及ぶ盗作と思われる作品を見つけたという。

 一方、和田氏は、6日朝も日本テレビの番組で盗作を否定した。

文化庁認定の「23枚」だけでも相当な数だけど
 60枚に及ぶ盗作
って、
 想像を絶する数
なんですが。他の番組でちらっと紹介されてたところによれば、
 1. 構図も色もほぼそのまま
 2. いくつかの作品を「組み合わせた」もの
の二種類が確認されてるらしい。1はすぐわかるけど、2は切り貼りだから、つぶさに検証しないとね。

ちなみに、和田氏は
 名古屋芸大在職時に学生の作品をパクっていた
という噂もあるので、
 オリジナルの構想がまったくない
タイプなのかも。それこそ
 模写・修復の専門家
として生きれば良かったのに。ただ、模写・修復では
 名声も、金も、得られない
から、耐え難かったんだろうね。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その31) 和田義彦氏を「芸術選奨」に強く推したのは、欠席して、委任状を提出した瀧悌三氏

web版には載ってないのだが、6/6付け朝日新聞朝刊の文化欄に、はっきりと
 和田義彦氏を「芸術選奨」に推したのは瀧悌三氏
と書かれている。その部分だけ抜粋。


文化「賞」選ぶ難しさ 投書で発覚/知名度低く 対応遅れ
(山盛英司・西田健作)
(略)
 5日、選考審査員7人のうち4人が欠席した。1月の審査会で和田氏を推した美術評論家の瀧悌三氏までが欠席。これまで和田氏を弁護していたが、委任状には「和田君のオリジナリティーの考えは矛盾」し「通らない」と、授賞撤回の考えを示した。
(以下略)

ま〜、
 日本一の無責任男
ですな、瀧悌三氏は。今後も
 美術評論の重鎮
としてやっていくつもりでしょうかね。

で、和田義彦氏が「芸術選奨」候補に浮上するには、瀧悌三氏の推薦だけでは無理なので、
 国画会の大物とかそれ以外の「業界」の口利き
が功を奏したと考えられる。

例によって掲示板の書き込みだから、真偽は不明だが、こんな穿った見方もある。【盗作】和田義彦 その二【倒錯】スレッドより。


684 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/05(月) 16:51:58
芸術選奨に押したのは島○章三あたりだろうな。
瀧悌○あたりと事前に・・・

708 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/05(月) 20:33:34
763 :名無しさん@6周年:2006/06/05(月) 15:13:43 ID:5bHVpwd20
出席者
酒井忠康  選考委員長
美術評論家、世田谷美術館館長、美術館連絡協議会理事長、前神奈川県立近代美術館長
草薙奈津子
 美術評論家 平塚市美術館館長 元山種 美術館学芸課長 
建畠哲
 建畠 哲 美術評論家 詩人 多摩美術大学教授 国立国際美術館館長

欠席者
鈴木博之
 東京大学大学院工学系研究科教授 専門分野は建築史
瀧梯三
 美術評論家
福田繁雄  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E7%94%B0%E7%B9%81%E9%9B%84
 グラフィックデザイナー 東京芸術大学助教授 1997年紫綬褒章受章 東京国立近代美術館運営委員 日本グラフィックデザイナー協会会長 東京芸術大学美術館評議委員
吉田喜重 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E5%96%9C%E9%87%8D
 映画監督 2003年フランス政府より芸術文芸勲章オフィシエ賞

803 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/06(火) 13:17:53
まとめと疑問?

芸術選奨の選考委員全員に大いなる責任があるとして、
とくに問題は瀧梯三 (美術評論家、元新聞記者 )という選考委員のようです。
こいつがY倉という美術評論家で元新聞記者とツルんで和田を推した、がここまでのまとめです。

わたしは門外漢なのだがY倉とは?そして彼らがいた出身新聞社名は?だれか教えれ。

806 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/06(火) 13:35:43
Y倉は多摩美の教授。○悌三は日経じゃなかったろうか。
審査員は今をときめく評論家ばかりだね。○術の窓あたりにたくさん論説があるんじゃないかな。
会派内部裏では、島○章三が押しているだろう。会の大ボスだしね。

816 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/06(火) 14:11:01
Y倉って米倉の事か?元朝日

817 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/06(火) 14:38:01
806 トンクス。暇なのでいま調べてみた。間違ってたら逝ってくれ。
瀧梯三(美術評論家)、米倉守(多摩美教授)、島田章三(国画会)
和田を強く推した3人のようだ。

選考委員の瀧梯三は日経新聞出身の評論家。

米倉守(多摩美教授、美術ジャーナリズム論)は
1938年三重県出身 朝日新聞の美術担当記者を経て美術評論家、
多摩美術大学教授そして松本市美術館館長。

国画会の島田章三氏(1933年神奈川県出身。東京芸大卒)は
芸術院会員、文化功労者ですね。いかにもってのが笑えるねw.

どいつもこいつも権力欲と名誉欲の塊みたいで胸が悪くなりそうだ。


裏にある構造としては
 1. 今回の芸術選奨洋画部門は「国画会」の年、「国画会」の重鎮がしかるべき人物を部内で推薦、会として更に推薦
 2. 日本現代絵画評論の重鎮で、芸術選奨選考審査員の瀧悌三氏が、国画会などの意を受けて、強く推す
3. 他の審査員で、「生きる日本近現代美術史」瀧悌三氏の意見を覆すだけの人物がおらず、「芸術選奨」授賞決定
てな流れですかね。で、罪深い話をするならば
 盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その20) 国画会は知っていた 2002年の東郷青児賞受賞時からすでに噂に
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/06/202002_7c68.html
で取り上げたように、
 アルベルト・スーギ氏の作品「交差点のバー」を「模写」した和田義彦氏の「想」により2002年東郷青児賞を受賞
したワケだが、この受賞がきっかけとなって、「芸術選奨」授賞理由となった
 昨年の和田義彦氏の回顧展が企画
されたのである。要するに
 スーギ氏の作品を「模写」して、東郷青児賞受賞→スーギ氏の作品の「模写」を大量に含む「回顧展」を三公立美術館で開催→「回顧展」が評価されて「芸術選奨」受賞
という流れなのだ。ま、今回「芸術選奨」取り消しになったのだが、もし、このまま和田義彦氏の盗作が見逃されていたら
 次は「文化功労者」→「文化勲章」受賞
ということになりかねなかったのだ。「芸術選奨」は賞金は30万円だが、年金のつく「文化功労者」への足がかりとして知られている。文化功労者への年金は
 文化功労者年金法施行令
http://www.houko.com/00/02/S26/147.HTM
によると、現在
 年額350万円
である。文化功労者に選ばれると、次は文化勲章が待っている。
で、
 他人の作品を盗作し続けて、文化勲章を受ける
という事態だけは、今回未然に避けることが出来た。

和田義彦氏の「盗作」事件は
 日本の文化「栄誉・金儲け」システムがいかに腐っていて、実力ではなく、「会派の根回し」で受賞者が決められ、かつ、「文化勲章」までの階段が作られているか
というのを、芸術業界に疎い素人にも、分かる形で示してくれた。いや〜、その意味では
 和田氏は優れた「反面教師」
である。もし、和田氏がこれだけあからさまな「盗作」ではなく、
 注意深く見なければわからない「剽窃」
で、画業を続けていたならば、本当に文化勲章を貰うまでに上り詰めていたかも知れないのだ。その点については、和田氏に感謝しなくちゃね。

しかし、
 盗作画家を芸術選奨に推薦しちゃった「国画会」
はどうなるんだろう。
 芸術選奨の「一回飛ばし」
くらいで、文科省は許してくれるんだろうか?
なおかつ
 国画会会員で、文化勲章をねらえる位置にいたエライ画家達
は頭を抱えていることだろうな。

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2006-06-06

盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その30) 三重県立美術館、「和田義彦展」について館長名で謝罪文掲載

盗作認定により、「芸術選奨文部科学大臣」が取り消された和田義彦氏の受賞理由となった展覧会
 ドラマとポエジーの画家 和田義彦展
を開催した、和田氏の故郷三重県の三重県立美術館が、6/5付けで、謝罪文を公式サイトに発表した。


お詫び

三重県立美術館では、平成17年(2005年)4月9日(土)から6月12日(日)まで、「ドラマとポエジーの画家・和田義彦展」を開催いたしました。
和田義彦氏は三重県の出身で、東京芸術大学大学院修了後から国画会展に作品を発表するほか、個展開催や各種展覧会にも出品して注目を集め、平成14年(2002年)4月に第25回安田火災東郷青児美術館大賞を受賞するなど洋画界で高い評価を得ていました。
こうしたことから、当館では和田氏の画業を紹介することに意義があると判断して、読売新聞社との共催により本展覧会を開催したものです。
和田氏は、本年3月にこれまでの画業と本展覧会の内容が評価されて平成17年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞しました。
ところが、このたび本展覧会にイタリア人画家アルベルト・スギ氏の作品から盗作したと見られてもやむを得ない作品が出品されていたことが判明しました。
展覧会開催に当たって、当館では和田氏の画業ならびに出品作品について同氏との面談や美術雑誌、展覧会図録、その他関係の文献資料等を通じて調査を行いましたが、問題を把握することはできませんでした
本展覧会を開催したことによって、アルベルト・スギ氏、展覧会をご観覧いただいた方々並びに多くの関係各位にご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫びn申し上げます。
 私どもは今回の事態を真摯に受け止めて、今後、展覧会の開催に当たりましてはこれまで以上に慎重な事前調査を行うとともに、皆様方に信頼をいただける美術館活動に取り組む所存でおります。


平成18年(2006年)6月5日

                                         三重県立美術館長

                                               井 上 隆 邦

おお、三重県立美術館、素晴らしい。ちゃんとお詫びをしてるじゃないか。

では、同時期にこの展覧会を開催した他の美術館の対応はどうか。
 茨城県立つくば美術館
http://www.tsukuba.museum.ibk.ed.jp/2006index.html
今のところ、なんの音沙汰もない。

 渋谷区立松濤美術館
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/museum/index.html
独立したサイトがないんだな。今のところアナウンスは見あたらない。てか、和田氏は、
 松濤美術館審査委員
だからなあ。渋谷区は身内の不祥事にどう落とし前をつけるんだろ?

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その29) BBCが「受賞取り消し」を報道

BBCのサイトが、東京発で
 和田義彦氏の盗作、芸術選奨受賞取り消し
を報道した。

Last Updated: Monday, 5 June 2006, 17:56 GMT 18:56 UK Top Japanese artist 'plagiarised' By Chris Hogg BBC News, Tokyo

A leading Japanese artist has been told to return a major prize after it was revealed he had copied several works painted by an Italian artist.
Yoshihiko Wada initially denied he had plagiarised the work of Italian artist Alberto Sughi, saying the two artists had painted "in collaboration".

Now he has agreed to return the prize he was awarded by Japan's government.

It is the first time that has happened since the scheme was set up to reward artists more than half a century ago.

Yoshihiko Wada, as one of Japan's leading artists, became even more famous when he received the major prize in March.

Soon after, though, officials received an anonymous tip-off that questioned the authenticity of Wada's work.

Several of his paintings, it was said, were similar in colour and composition to those of Alberto Sughi.

'Subtle differences'

The Japanese sent investigators to Rome.

Wada claimed the two artists inspired each other and had drawn together.

But Sughi told a very different story. He said the Japanese man had come to his studio five times and photographed his work from different angles.

He had thought he was a fan, not a painter.

Wada is still somewhat reluctant to admit that what he did was really wrong.

"I borrow others' compositions and add my own ideas," he insisted. "Only artists who've studied abroad can understand the subtle differences in nuance."

The Japanese government disagrees - Wada, it says, must give the prize back.


ああ、恥ずかしいニュースだ。

和田義彦氏が
a leading Japanese artist
というのは語弊があるけど、
 文化庁が「芸術選奨」文部科学省大臣賞にふさわしい画家
と一度は認めたんだから、国際的な判断からすると、そう書かれちゃってもしょうがないわね。
で、BBCの取材では
 和田氏はスーギ氏のアトリエに五回行って、いろんな角度から写真を撮った
ということになってますね。もっと頻繁に行ってた、という話もあるけど、どっちが本当なんだろうか?

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その28) 朝日新聞、和田義彦氏の名古屋芸大での「依願退職の理由」を取り上げる 6/6

「芸術選奨」に和田義彦氏を強く推したと思われる
 日経出身・瀧悌三氏
と、このところずっと和田義彦氏を誉めあげていた
 朝日出身・米倉守氏
は、二人とも新聞記者出身という共通点もあってか、個展のパーティなどでは揃って現れ
 御神酒徳利
などと、陰口をたたく向きもあるようだ。
例えば、秦恒平氏が見た、平成11年6月21日の光景。秦恒平・私語の刻 3  生活と意見より。


* 六月二十一日 月

* 表参道の画廊で橋本博英氏、青木敏郎氏らのグループ展、オープニングレセプションに行った。展覧会は予想通りのものだつた。美術評論家の瀧悌三が挨拶したが、いい加減なものであった。乾杯に、もと朝日記者の米倉守氏が出てきておやおやと思った。久闊を叙した。細川弘司が来ていなくてがっかりしたが、上杉氏、四ヶ浦氏らに会った。出掛けていった目当ての青木敏郎とも話せた。安定した力の人たちの展示ではあったが、穏やかに分を守って出ずという雰囲気だつた。その気になれば、どれも楽しめる繪であった。橋本さんの風景がやはり落ち着いていてよかった。青木氏のものも期待通りだった。他は、ま、どうでもよかつた。

で、この二人が一押ししていた和田義彦氏なのだが、朝日がやっと
 名古屋芸大在職時の問題行動
について取り上げた。ま、今日発売の週刊朝日もセクハラ疑惑について記事があるみたいだし、所謂
 雑誌との連動記事
ってことかも知れませんがね。


盗作疑惑の和田氏、教授時代もトラブル 02年に退職
2006年06月06日06時04分

 イタリア人画家の作品の盗作疑惑で芸術選奨文部科学大臣賞の授賞の取り消しが決まった洋画家の和田義彦氏(66)が名古屋芸術大学(愛知県北名古屋市)に教授として在職していた02年当時、入試の面接をした女子受験生に対し、自分に連絡を取るように伝え、「入試の公平性を揺るがす重大な問題」として、大学の調査委員会に取り上げられ、依願退職していたことが分かった。

 和田氏は80年に同大の絵画科の助教授で採用され、86年に教授に就任した。

 大学の説明によると、02年2月の入試の際、女子受験生の1人が面接終了後、和田氏から連絡するように電話番号を書いたメモを渡されたとの情報が、受験生が通う塾から寄せられた。このため大学は同年3月、調査委員会を設置した。

 調査委に対し、和田氏は事実関係を認めたという。大学側は退職を勧め、和田氏も「一身上の理由」で02年6月8日付で退職願を提出、7月31日付で退職したという。

 和田氏は朝日新聞の取材に、「大学を辞めたのは、作家活動に専念するためだ。こちらから受験生に声をかけたことはなく、複数の受験生に声をかけられ、大学の電話番号を教えたことはある。大学側に言っても聞き入れてもらえなかった。自分を攻撃するために勝手に言われていること」と反論している。

この事件は
 まだマシな方
だ。
朝日新聞と週刊朝日が取り上げたから、次は週刊文春か週刊新潮あたりかな〜。フライデーが突撃するとか。しかし、漏れ聞こえてくる情報では
 全貌はとても文章に出来るような内容ではない
そうだから、各メディアには、被害者が報道の二次被害に遭わないような報道姿勢を、強く望む。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その27) Go! Go! 「盗作」バスターズ!

博士一万人計画は頓挫している。学位を出しても、就職先がない。少なくとも、アカデミックポストは長期減少傾向、学位のない「天下り教員」が更に学位持ちを圧迫し、企業は
 博士は使いにくい
と採用を渋っている。

しかし、今回の
 盗作問題
で、
 美術史学位持ちには新しいビジネスチャンス到来
かも知れない。美術史って売れないからねえ。一番売れないのは純粋美学だけど。
和田義彦によって露呈された公募展の弊害スレッドより。


199 :書跡 :2006/06/04(日) 13:28:18
んでも、一部の幹部の優柔不断で自己保身的行動のおかげで、沈没
寸前に追い込まれているわけでしょ?門戸が云々のレベルではなく、
無能集団と判定されても言い逃れできない状況に追い込まれている
訳さ。

まあ、国画の絵画は、沈没まで行かなくとも、公の場では当分割り
食うわな。幹部が全員辞めて、自ら先を切って盗作捜査会でも
外部委託で作るとか、綺麗さっぱり整理せん限りはね。

自分としては美術史出身で職にあぶれたOD/PDを集めてチェック機構
を作って、企業化するという、ビッグビジネスの予感
がして、誠に
かんばすい限りだがw。

203 :出品者つづき3:2006/06/04(日) 13:52:36
>>199
>自ら先を切って盗作捜査会でも
>外部委託で作るとか、綺麗さっぱり整理せん限りはね。
いいアイデアだね。そのぐらいやるべきだとは思うんだけど、俺がカキコした現状
でそれができると思う?まあ、やったら見直すけどね。

結局、和田も狭い美術界で保身に勤めているみじめな絵描きの一人だったというわ
けだが、今回の事件がマイナスではなく、日本の美術界がどう分断してしまってい
るか、閉鎖的であるか、市場が未熟であるか、様々なことを考えるいい機会になれ
ばと思う。
閉鎖的云々言えば何もアカデミズムに限ったことではない。現代アートと称するも
のにも閉鎖性(今回の事件だって海外のアカデミー美術の状況について知ってい
りゃみんなで見破れたでしょうよ)を感じるし、このままいくといち団体どころか、
日本のアートシーンそのものが沈没してしまう。

210 :書跡 :2006/06/04(日) 18:04:31
いや、美術史や美学の連中が、勝手連で乗り込んでいけば良いと
思うよ。若くて優秀な連中と意見交換もできるし。とにかく、
データとして個人アーカイブを持っている美術史の側と、実作の
のつながりがなさ過ぎた
からねえ。


そうなんだよね〜。
 絵描きは現代美術の動向を知らない
んだもん。研究者は
 IT技術発達のおかげで、個人でもでかい画像アーカイブをもてる時代
なのに。それに、なんだか知らないけど
 データベース科研は当たりやすい
と言われていて、
 〜の画像データベース
なんてテーマで出すと、大変に当たる確率が上がるという説もあった。で、そのデータベースをアーティストが使ってるかというと、全然、である。というか
 科研の画像データベースの利用者
って、
 そのデータベース関係者とその周辺
くらいじゃないのか? 著作権の関係で、公開されてるとは限らないし。あれだけ結構な額の科研費の成果が、埋もれてるんだからもったいない。

ともかくも
 盗作バスターズ
は、ビジネスになるならないは別として、是非やってもらいたい。てか、文化庁が
 美術研究者にこうした業務を委託する
のもアリじゃないの? それも、忙しい先生方じゃなくて
 若手研究者
に振るのがいいんじゃないのかな。勉強になるしね。すくなくとも学位を持ってる美術史研究者のデータベースは簡単に作れるでしょ、文科省。リストを作って、そうした研究者の助けを必要とする美術館などに
 個人情報の管理に留意しつつ、人材情報を提供する
というのはアリかもね。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その26) 芸術選奨に「強く推した」のは瀧悌三氏か?

和田義彦氏の芸術選奨受賞取り消しが決まったが、
 選考時に強く推した委員
は、毎日の記事によると、どうやら
 瀧悌三氏
らしい。


絵画酷似問題:芸術選奨取り消し決定 選考方法の改善指示

(略)
 文化庁芸術文化課の鬼沢佳弘課長によると、午前に開かれた臨時審査会では事前に意見収集した高階秀爾氏ら4人の有識者が全員「盗作とみられてもやむをえない」との見方で一致したことが報告され、3月の審査会で和田氏を推した美術評論家の瀧悌三氏(5日は欠席)から「(両氏の作品の)酷似は模写の一形態で、和田君のオリジナリティーに帰することは出来ません」などとする書面も示された。作品が酷似している23点を検証し、「構図、色彩、モチーフの基本が同じで、盗作したと判断せざるをえない」として出席した審査員3人の全員一致で取り消しが決まった。
 審査会は両氏の調書も検討。和田氏がスギ氏に謝罪し、酷似作品をイタリアに送るのに同意した部分からも盗作を否定する和田氏の釈明には説得力がないと判断した。
 和田氏に対し、5日から1週間程度の弁明期間を設けたうえで取り消しが確定し、賞状と賞金30万円の返還を求める。スギ氏には在伊日本大使館を通じて取り消しを報告し謝罪する。
 賞取り消しを受けて文化庁は「審査員の増員や、文化庁による候補者の調査の充実を検討する」(鬼沢課長)という。【米本浩二、手塚さや香】
(以下略)


しかし、3月の選考時に強く推したのなら、
 昨日は審査会に出席して自分の不明によって歴史ある芸術選奨の権威に泥を塗った
ことを
 自らメディアの前で詫びる
べきだろうな、瀧悌三氏は。なんでも
 日経出身の「美術記者歴四十余年」の大御所
らしいが
 エライ人ほど、潔く謝らなければならない
んじゃないの? それとも
 日本はこの「会長」クラス年代が謝らない国
になったのか? 世も末ですな。

文化庁は、在イタリア日本大使館を通じて、アルベルト・スーギ氏に謝罪するつもりらしいが、これを契機として
 イタリア現代作家企画展
を国立美術館で開けばいいんじゃないかな。こんな盗作が堂々とまかり通ってたのは
 海外の現代作家についてあまりにも無知
だったからだろう。スーギ氏だけでなく、日本でイタリアの現代作家を広く紹介すれば、今回の
 日本の文化行政の不手際
が、ケガの功名となって
 日伊文化交流の更なる深まり
をもたらすことが出来るだろう。かつ
 日本でイタリア現代作家をパクってる不届き者の洗い出し
にも使えるだろうしね。

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2006-06-05

盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その25) 文化庁、和田義彦氏の「芸術選奨」授賞取り消し(速報)

テレ朝の昼のニュースでたった今(11:53)、
 文化庁が審査会を開き、和田義彦氏の「芸術選奨」授賞取り消しを先ほど決定
と報じた。


2006/06/05(10:58) 盗作疑惑の洋画家和田氏 芸術選奨を取り消し

 芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した洋画家・和田義彦氏の盗作疑惑を受け、文化庁は臨時の審査会を開き、賞の取り消しを決めました。

 和田氏をめぐっては、イタリア人画家・アルベルト・スギ氏の作品、20点以上を盗作した疑惑が持たれています。文化庁は、5日午前10時から芸術選奨の選考に当たった委員7人のうち3人が出席し、臨時の審査会を開催しました。取り消し理由として、和田氏の受賞を取り消す決定をしました。芸術選奨の取り消しは、初めてのことです。4日夜、和田氏からは「賞を返上したい」という内容のファクスが文化庁に届いていますが、盗作疑惑については、これまで「作品はオリジナルで盗作ではない」と反論していました。

フジは村上ファンド会見中心で全国ニュースにこの話題を乗せなかった。

これからNHKの昼のニュース。
NHKは
 臨時審査会で「盗作と見られてもやむを得ない」と結論、受賞取り消しへ
という報道。(12:10)

少なくとも文科省と芸術選奨の審査会メンバーは、自らの不明を恥じ、アルベルト・スーギ氏に直接詫びるべきだろう。

続き。産経に短く一報。


和田氏の作品「盗作と判断」 芸術選奨を取り消し

 今春の芸術選奨文部科学大臣賞に選ばれた洋画家、和田義彦氏(66)の作品がイタリア人画家、アルベルト・スギ氏(77)の絵に酷似していた問題で、文化庁は5日、芸術選奨美術部門の選考審査員を再招集し、臨時選考審査会を開いた。
 文化庁の調査内容や和田氏側の主張を踏まえた審査の結果、「盗作と判断せざるを得ない」と全員一致で判断、芸術選奨を取り消す結論を出した。

 受賞の取り消しは、芸術選奨が創設されて以来、初めて。

 和田氏は4日夜になって「賞取り消しという不名誉を受けたくない」として賞の返上を文化庁に申し出ていた。また、2人の作品が酷似していることについては「(盗作と)受け取られても仕方がない」という旨の内容を文書で提出する一方で、一貫して盗作疑惑を否定。「私なりの手法で表現したもの」と強調していた。

(06/05 12:15)


毎日が「取り消しへ」を「取り消し」として記事を手直しして掲載。

絵画酷似問題:盗作認定、芸術選奨取り消す 文化庁

盗作の有無を審議する草薙、酒井、建畠の各審査員(左から)=5日午前10時5分、手塚さや香写す
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/images/20060605k0000e040037000p_size6.jpg

 芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した洋画家の和田義彦氏(66)の作品がイタリア人画家、アルベルト・スギ氏の作品と酷似している問題で、文化庁は5日午前、盗作の有無を判断する臨時審査会を開き、「盗作とみられてもやむを得ない作品があった」として授賞の取り消しを決めた。同日午後、文科省が正式発表する。賞取り消しは1950年の芸術選奨の創設以来初めて。選考のあり方も厳しく問われそうだ。
 審査会には、3月に和田氏への授賞を決めた美術部門の審査員7人のうち、3人が出席(欠席した4人のうち3人が委任状提出)。終了後に会見した文化庁芸術文化課の鬼沢佳弘課長らによると、主な授賞理由となった回顧展「ドラマとポエジーの画家 和田義彦展」を中心に、和田氏とスギ氏の対面調査での発言、調書、図録などを検討。「盗作でないと証明する十分な根拠がない」という結論に至った。美術評論家の高階秀爾氏ら有識者4人にも意見を求めたが、「盗作の可能性をぬぐいきれない」との声が強かったという。
 今年4月に匿名の投書が社団法人日本美術家連盟と文化庁に寄せられたことから、疑惑が浮上。文化庁の聴取に対し、和田氏は「スギ氏とは長い付き合いで、一緒に習作やデッサンをして影響を受けた。作品はスギ氏へのオマージュ(尊敬から似た作品をつくること)であり盗作ではない」と主張。スギ氏は「和田氏は私の絵のファンだと思っていた。画家と思ったことはない。和田作品を見て驚いている。明らかな盗作」と述べ、全面的に対立した。
 さらに、和田氏は4日夜、毎日新聞社や文化庁に疑惑を否定したうえで賞を返上する意向を文書で伝えた。この中で和田氏は、「三十五年間に渡る深い交流を通じて啓発し合いながらの成果」「形を同化して私なりの空間、造形性を……盛り込み、独自の世界を創造することが、この時代のテーマだった」と説明したが、審査会では議論の対象にならなかった。
 和田氏は東京芸術大大学院を修了。美術団体「国画会」に所属していたが、盗作問題で5月31日に退会勧告を受けている。【米本浩二、手塚さや香】
毎日新聞 2006年6月5日 10時41分 (最終更新時間 6月5日 12時17分)


ところで、
 芸術選奨の選考過程で「ある委員が強く推した」
という噂があるのだが、今日出席あるいは委任状を寄せた委員は六人。一人だけ、欠席して委任状も出してない委員がいるのだけど、どうして? まさかその人が「噂の和田義彦氏を一押しした委員」じゃないよね?

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その24) 文化庁、和田義彦氏の「芸術選奨返上」願いに関わらず、本日審査会を開く予定

NHKが文化庁に尋ねたところ
 和田氏の「返上」願いとは別に、6/5の審査会を開く予定
だそうだ。
NHKニュースより。


盗作を否定 選奨は返上の意向

(略)
文化庁は、5日に芸術選奨の選考委員を務めた専門家らを集めて審査会を開き、盗作かどうかの判断を下す予定ですが、和田氏は、4日夜、NHKの取材に対し、5日に文化庁に賞を返上したいとする文書を提出する考えを明らかにしました。この文書で、和田氏は「構図が酷似しているのはローマの画家との深い交流の成果だ」として、盗作ではなく共同制作だとあらためて主張したうえで、「今の情勢でわたしの主張が聞き入れられるとは思えず、賞の取り消しという不名誉を受ける前に返上したい」としています。一方、文化庁は、5日の審査会で、この文書とは関係なく、盗作かどうか検討し、文部科学大臣賞の扱いを検討することにしています。

06/05 00:25


まあ、小坂文部科学大臣が
 6/5に審査会を開く
と明言してるんだから、当事者が何をやってもそれが覆ることがないのが官僚主義ってことなんだろう。

なんせ、高松塚古墳壁画損傷問題で、ただ今、文化庁は
 大臣に信用されてない
とびくびくしているらしい。
朝日より。


「報告した」「記憶にない」 国宝壁画損傷、解明足踏み

2006年06月04日12時08分

(略)
 文部科学省からもプレッシャーがかかる。小坂文科相は、調査委の結論を待って関係者の処分を検討する考え。文化庁単独で対応してきた。文化財のカビ対策について「専門家会合」を設け、省内に事務局を置く意向も示した。ある文化庁職員は「大臣は我々を信用していない」とショックを隠さない。
(以下略)


大臣に信用されてないというのは、官僚にとっては、驚天動地だろう。
芸術選奨も壁画の管理も、文化庁の
 美術学芸課の管轄
なわけで、新聞記事や記者会見を見ていると
 両方で同じ名前が出てくる
のに気がつく。
(追記 11:19)
例えばこんな記事。
朝日より。

「文化財保存、村民も」/高松塚古墳
2006年04月14日

(略)
 高松塚古墳の極彩色壁画(国宝)の劣化が発覚した04年6月以降、村は文化庁への不信感を募らせていた。今年1月、初めて村で開いた住民説明会で、同庁の加茂川幸夫次長が出席し、「情報公開が不十分だった。信頼回復に努めたい」と約束した。

 「文化庁からの連絡はそれ以降増えた。今回発覚したことは過去の文化庁の体質だと信じたい」。明日香村の脇田文化財課長は、同庁の変化を期待する。

(以下略)


スポニチより。

和田氏“盗作”否定 文化庁に文書提出
(略)
 芸術文化課によると、和田氏は約1時間にわたり同庁の加茂川幸夫次長と面談。酷似が指摘された作品について「スギ氏と共同制作したり、オマージュとして描いたものだ」と説明、スギ氏の「盗作だ」との主張に「きちんと反論したい」と疑惑を否定したという。

 同課は「芸術選奨の権威にかかわる問題なので早く結論を出したい。今後は選考方法の改善も検討したい」としている。
(以下略)


文化庁の実質的な「責任者」は、現在加茂川次長。前職は「高等教育局私学部長」だったそうだ。加茂川次長の前の素川富司次長は、2004年7月1日付で「スポーツ・青少年局長」に転出している。
第148回宗教法人審議会
和田義彦氏に文化庁の実質的トップが直々に話を聞いたわけ。官僚組織的にはでかい話みたいだけど、一般人にはこのあたりの機微は分かりにくい。しかも、和田氏は全然分かってなかっただろう。

そういえば、河合文化庁長官と以前同僚だった先生方に
 何で高松塚にしてもこの話にしても、河合さんは出てこんのや?
と聞かれた。一応、その都度
 長官は責任が及ばない職らしいです
と答えている。この点については、2005年10月に大地舜氏が確認している。


注1
文化庁長官は行政的な責任を取らなくてよい。したがって国会答弁なども次長が行う。だが形式的な人事権は所有している。(文化庁文化財課島田健治課長補佐)

(追記 ここまで)

ま〜、
 高松塚の一件で大臣に強い不信感があったところに、自分の名前を冠した「芸術選奨文部科学大臣賞」が盗作
とあっては、小坂文科相の怒りも宜なるかな、だ。いつものような
 官僚主導
というわけには行かないだろうね。

今回の「盗作疑惑」で傷ついた「芸術選奨」の価値を守るためには
 文化庁自らが、断を下す
以外に手はない。そして、
 同じことが二度と起きないように、事前の審査体制を抜本的に刷新する
必要がある。今まで絵画に関しては
 関係団体の推薦
などで決めてたようだけど、「盗作」疑惑はこれからも起きうるから
 類似した先行作品がないかどうかをチェックする第三者機構
に調査をさせないとね。また、国際的に恥をかくぞ。

しかし、和田氏のタニマチだったトヨタの奥田碩氏は、さぞかり腸が煮えくりかえってることだろう。せっかくF1に参戦して、多額の儲けをつぎ込み、会社のイメージアップを図り、ヨーロッパ市場の拡大を図ろうとしてたのに、この盗作事件は、今まで払拭しようとしていた
 やっぱり、日本人はヨーロッパの猿真似しかできない
という悪評を、ヨーロッパの人々に思い出させ、日本人を揶揄するネタになったのだから。それも贔屓の画家が引き起こした事件なのだから、念が入っている。フランス・イタリアの自動車会社あたりが、今回の経緯を知れば、トヨタの不見識をせせら笑うに違いない。
 やっぱりヨーロッパの猿真似をする奴は、イタリア人の猿真似をした絵がお気に入りなんだね。オリジナルを作る力もなければ、本物を見抜く力もないのだね。
と。トヨタのダメージは結構大きいかも。というか、ヨーロッパの階層社会では、このあたりの
 芸術に対する「見識」
は、F1に参戦するような自動車会社の経営者であれば
 当たり前に身に付いている教養
ではないかと思われるからなのだ。アメリカはどうだか知らないけど、ヨーロッパは手強い。

おまけ。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その23) 和田義彦氏、「芸術選奨」を返上(速報)

とうとう、和田義彦氏が腹をくくった。芸術選奨を返上するという。ところが相変わらず
 盗作ではない
と言い張っている。
文化庁や上級省庁の文科省のみなさまは、
 自分たちが「芸術選奨剥奪」という「前例のない不祥事」に荷担せずに済んだ
とほっと胸をなで下ろしていることだろう。なんせ
 前例がない
というだけで、官僚の世界では
 あってはならないこと
だからな。しかも不祥事。これで
 なんとか処分は免れた(もしくは、あったとしても軽くなった)
と思っているのかもね。でも、安心するのはまだ早い。問題は
 文部科学大臣名義で与える賞なのに、盗作のチェック機能が全くない
ってことで、今後は
 授賞に至るまでの過程を抜本的に改革しない限り、同じことは何度でも起こる
だろう。

共同通信より。


和田氏、賞の返上申し出 「不名誉受ける前に」

 今春の芸術選奨文部科学大臣賞に選ばれた洋画家和田義彦氏(66)の作品がイタリア人画家アルベルト・スギ氏(77)の絵画に酷似していた問題で、和田氏は4日、文化庁に賞の返上を申し出た
 和田氏はこれまで、文化庁の調査について「(盗作という)結果ありきだ」と批判していたが「今の情勢では主張が聞き入れられるとは思えず、賞の取り消しという不名誉を受ける前に返上する」と説明している。
 作品の酷似については「(スギ氏との)深い交流を通じて啓発し合いながらの成果」と主張、今後の作品で疑惑を晴らしたいとしている。
(共同通信) - 6月5日0時15分更新


賞の返上を決めたのは、誰かが引導を渡したんだろうね。守護天使の美術評論家米倉守氏だろうか?

しかし、81年から半世紀にわたって盗作を続けてきた画家が
 疑惑を晴らしたい
と言っても、
 他の作家を盗作するだけじゃないのか
と思われるだろうな。果たして、
 和田義彦氏のオリジナルと言える画風は存在するのか否か
だ。実際、
 スーギ氏以外の画家からも盗作しているのではないか
と95年頃に噂があったようだからねえ。和田氏が勘違いしてるとすれば
 今はインターネットで画像が公開されていれば、世界中どこからでも見ることができる時代になっている
ことだ。以前のように
 海外の作品にアクセスできるのは、洋行帰りだけの特権
ではないのだ。もし、画集が必要であれば、オンライン書店などに手配して、望みの画家の画集を手に入れることも出来るだろう。つまり
 真似しても真似しても、ネタ元を暴きにくる人達が狙っている
わけで、今までのような牧歌的な状況ではない。似た画像をピックアップできるソフトもあるようだし、
 疑いを掛けられたら、結構しんどくなる
だろうね、和田氏に限らず、日本の洋画家達は。

続き。毎日が詳しい記事を載せている。和田氏から芸術選奨返上のファックスが届いたのだという。


絵画酷似問題:和田氏、芸術選奨返上へ 疑惑は重ねて否定

 芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した洋画家の和田義彦氏(66)の作品がイタリア人画家、アルベルト・スギ氏の作品と酷似している問題で、和田氏は4日深夜、賞を返上する意向を毎日新聞社などにファクスで明らかにした。併せて文化庁にも返上を文書で申し出た。盗作の有無を判断する文化庁の審査会が5日開かれるが、和田氏は取材に対し「賞が取り消される可能性が大きく、非常に不条理だ」と疑惑を重ねて否定した。
 ファクスは冒頭に「芸術選奨文部科学大臣賞 返上願い」と書かれたB4判の紙1枚。スギ氏の作品と酷似している理由を「三十五年間に渡る深い交流を通じて啓発し合いながらの成果」「出来る限り、形を同化して私なりの空間、造形性を技法とマチエール(材質感)で盛り込み、独自の世界を創造することが、この時代のテーマ」だったなどと説明している。
 その上で「今の情勢では私の主張が聞き入れられるとは思われず、賞の取り消しという不名誉を受ける前に、この際、芸術選奨文部科学大臣賞を私の方から返上致したいと思います」と記した。
 さらに賞は副産物にすぎず、今後の作品が疑惑を晴らしてくれるなどと創作活動への意欲もにじませている。
 和田氏は4日、電話取材に「取り消される前に(返上願いを)出すことで、私のメンツが立つ」と語った。【油井雅和】

毎日新聞 2006年6月5日 0時33分


人間、プライドだけが肥大するとこうなる、という見本みたいなファックスですね。

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2006-06-04

盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その22) スーギ氏からのファックスを翻訳してみました 和田義彦氏の最初の翻訳は自分に都合のいい「超訳」という結論に

今回の件で一貫して、和田義彦氏を擁護してるのは作家の森村誠一だが、公式サイトに
 スーギ氏からのファックス原文
を載せている。
 和田義彦氏盗作疑惑について
http://www.morimuraseiichi.com/opinion/op_20060603.html

このイタリア語で書かれたファックスについて、疑問の声が上がった。【絵画盗作疑惑】和田氏の賞取り消しも 絵画酷似問題で文科相スレッドより。


485 :名無しさん@6周年:2006/06/03(土) 23:05:38 ID:3I/fTEk90
森村サイトに載ってる「スギ氏からのFAX」ていうの見たけど、どう見てもこれおかしいよ。
和訳は「和田義彦へ」ってなってるけど、原文には宛先がない。
仮に和田宛だったとしたら、文中の「僕は和田義彦のことを追憶している」なんて不自然。
当然「君のことを〜」と書くよね。これ、誰に向かって、なんのためにわざわざ書いているのか
変な手紙だ。何か脅迫されて無理矢理書いたような感じ。
作家として、森村さんはそこらへん、何も感じないのでしょうか?

491 :名無しさん@6周年:2006/06/03(土) 23:14:50 ID:JjXpxVHI0
>>485
スギ氏本人がそんなの送ってないって言ってるから誰が書いたのかさえ疑わしい。
一番重要なのは最後の署名が手書きじゃないってことだね。

http://www.morimuraseiichi.com/opinion/op_20060603.html

493 :名無しさん@6周年:2006/06/03(土) 23:16:54 ID:aGz5LFVp0
>>485
激しく同意。

いちいち本人宛の手紙にフルネームを入れるのは不自然。
文中はtu(君)で表現するよね。それにしてもあの日本語訳は
意訳しすぎじゃない?

494 :名無しさん@6周年:2006/06/03(土) 23:18:20 ID:JjXpxVHI0
>>493
イタリア語できるならだいたいでいいから訳してみてよ

495 :名無しさん@6周年:2006/06/03(土) 23:21:50 ID:aGz5LFVp0
>>494
チョト待ってて。Aspetta un po'.

497 :名無しさん@6周年:2006/06/03(土) 23:23:08 ID:3I/fTEk90
>>493

あと、スギ氏がご自分のサイトで発表している声明では、「義彦」をIoshihiko と
イタリア風の綴りで書いてるのに、この森村サイトのFAXではYoshihikoになってる。
原文で「Wada」と、書いているのも、かってに「君」なんて和訳されているし。
ひじょ〜にあやしいFAXだと思うんだけど。森村さん、そこらへんいかがですか?

という経緯で、昨夜、493=495さんが問題のファックスを翻訳した。
502 :名無しさん@6周年:2006/06/03(土) 23:37:17 ID:aGz5LFVp0 私は「和田モシャ彦(フルネーム!)」が最初はチェゼーナ、そしてローマの スタジオで私と仕事をしていた時間をしばしば思い出す。 真の友情と文化的経験の交換が生まれ、そしてそれは、年老いたイタリア人 画家にも日本人の若い画家にも互いの仕事を充実させる機会を与えた。 このため、私たちの友情ーーもうかれこれ40年も続いているがーーは、 私たちの作品について意見を交換し、比較するための貴重なものである。 「ワダ」とのこの関係は、お互いに人生がくれた贈り物であると考える。

  おスギ

老画家なら、もう少しかっこいいイタ語を書きそうだが・・・。
乱雑な訳で失礼。

503 :名無しさん@6周年:2006/06/03(土) 23:38:12 ID:JjXpxVHI0
>>502
どうもありがとん

506 :502:2006/06/03(土) 23:43:38 ID:aGz5LFVp0
連投ゴメソ
最後のほうの「貴重なもの」は「貴重な基準」の
ほうがいいのかなあ。riferimentoの訳語だけど
「基準」ってしっくりこないんだけどなあ。

508 :名無しさん@6周年:2006/06/03(土) 23:57:41 ID:AwPUWFyF0
>>506
「参照点」って感じでは?
referenceと同じような意味だよね。


つまり
 共同制作
なんて言葉は一切出てこないのだ。で、この翻訳によって、このファックスの性質は
 和田義彦展への宣伝用メッセージ
だということが明らかになった。

509 :名無しさん@6周年:2006/06/03(土) 23:58:59 ID:6nhAqdqo0
>>485
仮に捏造ではないとすれば、おそらく「個展を開くんで祝電のFAXチョーダイ」とモシャ彦が
しつこいのでスギ氏の秘書かなんかが適当に書いたんでは。虚飾ばかりで空疎な文章で
親しい間柄なら、具体的にあの作品はどうとか、この前来たときは〜とか書くと思う。

で、FAXの下のほうに番号らしきものが書いてあるところをさして「スギ氏のFAX(番号)」
というようなことが書いてあって、スギ氏のFAX機から発信されたものだからホンモノと
主張しているようだが、FAXああいうのはFAX機の設定で実際の電話回線とは別の電話番号を
設定できるのでなんの証拠にもならない。

さらに40年来のつきあいならFAXが登場する以前は手紙のやりとりしていただろうで、
そういうのが残っていない、証拠として提示できないのはおかしいってことになる。

516 :名無しさん@6周年:2006/06/04(日) 00:50:00 ID:/yY7eevy0
>>510
いえいえ、こちらこそ。
私にはすぐ全文訳出なんて芸当はできませんで。お見事&乙でした。

>>511
ネットで拾ったテレビのキャプ画像を見ると、このファックスはタイプで打ち直したものじゃないのかな。
もう一枚スギ氏の手書きのファックスがあるように(二枚を)並べてある。差出人の刻印とかがあるのはこの手書きのほう。
転記する際に書き直した、とかいう言い訳が出てきそうな予感。


それにしても、2ちゃんねるは人材が豊富ですね。英仏独のみならず、イタリア語もすぐに訳出。493さん、508さん、ありがとうございました。

今朝の産経が別のヒトの翻訳を掲載、やはり
 これまで公表されていたのは「超訳」だった
という結論に。
産経より。


盗作疑惑、伊画家書簡を不自然翻訳 「共同制作」強調か

 盗作の疑いが出ている洋画家、和田義彦氏(66)の回顧展で掲示されたイタリア人画家、アルベルト・スギ氏(77)からの書簡の日本語訳の一部が原文の意訳を超えた不自然な文章になっていることが3日、関係者の指摘で分かった。翻訳は和田氏自身で行い、「このすべての同時体験に近い仕事が私たちの現在の基盤になった」などと「共同制作」を示唆する翻訳だったが、原文からは読み取れない表現だった。
 共同制作を和田氏は「あった」、スギ氏は「なかった」と主張している。盗作の認定には共同制作の有無が重要な争点になるとみられ、判定は5日の芸術選奨選考審査会で審議される。

 問題の書簡はスギ氏が和田氏にファクスで送った昨年11月23日付のもの。和田氏は昨年4月から12月にかけ三重、東京、茨城で回顧展を実施。これが芸術選奨受賞の理由となった。一連の回顧展の中で和田氏は、11月26日から始まった茨城での展覧会で、この書簡を、自身による訳文と並べて掲示した。

 この直前の11月15日、和田氏の作品がスギ氏の盗作でないかとする問い合わせが茨城の会場に寄せられていた。この後、和田氏がスギ氏に依頼して2人の親密な関係などを書いてもらったのが、問題の書簡だった。

 学習院大講師の押場靖志氏(イタリア語)が書簡原文を確認したところ、和田氏の翻訳で「友情を超えて、互いに絵画観について意見交換しながら、いくつかの絵画をうんだ」とあった部分は、「真の友情と文化的経験の交流が生まれ、互いの仕事を豊かにする機会が与えられた」が適切と認められた。


 また「このすべての同時体験に近い仕事が私たちの現在の基盤になったのだ」(和田氏訳)の部分は、押場氏の訳では「私たちの友情は、互いの仕事を対照し、作品についての意見を交換するための参照点(基準点)となっている」基盤の主語和田氏の訳では「同時体験に近い仕事」となっているが、押場氏は「『友情』が主語のはず」と指摘「すべての」は原文になく、共同制作のニュアンスを強調するために意訳された可能性もある。

 押場氏は「ある程度の意訳は許容できるだろうが、一部の訳し方は不自然。自分の思いを投影して都合のいいように訳しているように見える」と指摘した。


【2006/06/04 東京朝刊から】

(06/04 08:49)

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その21) 「盗作」「著作権侵害」天国日本の実態 広告の場合

今回の盗作疑惑について、あちこち見ていたら、こんなサイトを見つけた。
 ソックリ広告博物館
http://www.artparadise.com/museum/index.shtml

日本の企業や自治体
 他人の著作物を勝手に広告に使用してバックレている実例
を大量に集めたサイトだ。

まあ、すごいものですね。広告のレベルでは
 他人の絵をパクるのは自由自在、自分たちはクライアントから制作費を濡れ手に粟のつかみ取り
ってのが、バレバレ。で、こうした
 広告クリエーター
って、しかるべき美大とか専門学校卒なんでしょ? 美術系の大学や専門学校って
 他人が作ったイイものを文字どおり「盗む技術」
も教えてるの? 

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2006-06-03

盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その20) 国画会は知っていた 2002年の東郷青児賞受賞時からすでに噂に

和田義彦氏が所属している(まだ退会したかどうか不明)国画会の入会基準は結構厳しい。


Q6: 国画会の会員にはどのようにすればなれるのですか?

A: 先ず一般出品からスタートし、連続5回以上の入選、または10回の入選,あるいは受賞して 会友となります。さらに、受賞や経験を重ね作品審査の上絵画部会員全員の投票により準会員となります。(準会員はその後、無鑑査となり落選することはなくなります。)次に、準会員を対象に絵画部会員による作品審査、投票を経て、人柄なども考慮した上で会員推挙とその承認を得て会員となります。


つまり
 入選連続五回or入選十回で会友→会員の審査・投票で準会員(ここで無鑑査に)→会員の審査・投票で会員
という三段階を経て、ようやく「国画会会員」を名乗れるというわけだ。で、突っ込みどころは赤で示した通り
 人柄なども考慮
ってところか? まあ、和田義彦氏は、
 魅力的に映る人柄
なのだろうね。そうでなければ、あれだけ大量のタニマチを惹きつけることは出来ない。

で、実は
 スーギ氏の作品を「模写」したと覚しい作品が「東郷青児賞」を取っちゃった
ワケなのだが、この件について、どうやら
 国画会内部では、「アレはマズイだろ」という話になっていた
というのである。やれやれ。

まずは、「東郷青児賞」の疑惑について。5/31付けの産経より。


絵画盗作疑惑 東郷青児美術館大賞の作品でも酷似

自作「交差点のバー」の横に立つアルベルト・スギ氏=ローマ市内のアトリエ(共同)
http://www.sankei.co.jp/news/060531/sha089-1.jpg


≪スギ氏に同様の構図の作品≫
 今春の芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した洋画家、和田義彦氏(66)が、イタリア人画家のアルベルト・スギ氏(77)の絵に酷似した作品を多数発表している問題で、和田氏が平成14年に「安田火災(現損保ジャパン)東郷青児美術館大賞」を受けた作品も、スギ氏に同様の構図の作品があることが31日、分かった。

 スギ氏の画集やホームページには載っていない作品で、類似作品の数はさらに増える可能性がある。

 問題の作品は、和田氏が13年に個展で発表した「想」。「深い内面性と象徴性を感じさせる代表作」と評価され、翌年の大賞に選ばれた。ところが、スギ氏は構図などがよく似た自作「交差点のバー」をアトリエに所蔵しており、1998〜99年に制作したとしている。サイズは「想」より小さい。酒場の風景とみられ、テーブルや柱、人物の配置や姿勢、瓶やグラスなどの小道具もほぼ同じ。

 和田氏の「想」は、芸術選奨の主な受賞理由となった平成17年の巡回展「ドラマとポエジーの画家 和田義彦展」にも出品された。

 文化庁が多数の酷似作品について調査を進めているが、和田氏は「盗作ではない」とし、スギ氏は「自分の作品の模写だ」と主張するなど言い分は対立している。

(05/31 17:00)


Togo
拾いものの比較画像。産経の記事では正面から絵を撮ってないので、補正してくれたヒトがいる。

で、国画会関係者とか国画会会員の教え子がこんな書き込みをしている。和田義彦盗作疑惑スレッドより。


37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/31(水) 22:44:27
国画会の内部では、「和田の作品はヤバイよ」と以前から噂だった。
アルベルト・スギの画集は日本では手に入らないので、イタリアから取り寄せて、
和田の図録と見比べていた、まさにそのタイミングでマスコミに
出てしまった。
「あれは盗作と言われても弁解の余地なし」
と、国画会所属の東京芸大出身の先生が話してくれた。

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/02(金) 11:50:37
出品者です。けど特にシンパシー持ってません。芸術の「学校」みたいに
思ってます。
2ちゃんにある無知でアサッテの会への中傷には腹立つけどね。

>>37
なんたって、4年前損保の賞貰ったときから国画で噂になってたらしいよ。
あれはヤバイって。

じゃあなんでその時に調査しなかったのよ。セクハラ疑惑も含めて、前から
問題児だったんじゃないのか
ね。
…どこの団体もそうだろうと思うけど、そう簡単に首を切れない事情っての
はあるんだろうが、損保ジャパン大賞を前に会のメンツが優先してしまった、
と思われても仕方ない。80周年どころじゃないだろ。なんか手元に記念誌
とか来たけどさw。
これは団体展だけでなく、日本の美術全体を揺るがす重大問題だよ。
(絵描きの端くれとしては、これでウミがでて、少しは風通しよくなるかな、
と期待していたりする)

「ばれなきゃイイや、会員が賞取れば、国画会としてもイイ宣伝だし」ってことかな〜。
しかし、各地のカルチャーセンターなどで
 油絵・デッサン 講師(国画会所属)
というヒトがたくさんいるわけですが、今頃、頭痛いんだろうなあ。ま、ついてる生徒さんたちは善良な素人さん達だろうから、センセイを疑うなんてことはしないけどね。
この問題を、あまり新聞社が追求しないのは、
 各社がそれぞれカルチャースクールを運営していて、そこからの実入りが大きく、講師をお願いしている洋画関係者に火の粉が掛かると大変
というソロバン勘定が先に立っているというのも理由の一つだ。たぶん、どの新聞社のカルチャースクールにも
 国画会会員のセンセイ
は複数いるはずだ。なんせ、カルチャースクール絵画って、
 素人絵描きさんからお金を巻き上げるための、大事なシステムの一角
だからね。

国画会ではないが、母がある団体展の会員だ。彼女は60歳になって、腱鞘炎がひどくなったので、それまでやっていたお花の先生を辞めて、絵を始めた。それから20年。この数年は、団体展の常連となり、毎年の団体展図録に作品が掲載されている。入選する度に、いくつかの画商から電話が掛かってきて、
 先生の作品をお預かりしたいのですが
とか
 先生の作品をカタログに掲載して、皆様にご紹介したいのですが
と言ってくるのだが、画商はタダで預かったり、カタログに掲載してくれるワケじゃない。母はその都度
 わたしは主婦で、素人ですから
と言って断っている。去年の入選作は今までで一番いい出来だったから、電話の本数も多かったけど、横で見ていて
 おお、こうやって素人絵描きから金を巻き上げるのか
と感心した。
わたしもあの絵は好きだ。その内額装して、家に飾ろう。100号以上あるから、普通の民家であるわが家では、壁一面になるけど。

公募団体展というのは
 高級カルチャーセンターの胴元
みたいなもので
 その団体に所属する先生について絵の勉強をする
 そこそこの腕になると「何々展」に出品しないか、と先生から声が掛かる
 作品を何点か(母の場合は毎回100号くらいの油彩を3点くらい)出品
 審査には、先生が参加していて、弟子の作品をプッシュ、他の審査員がイイ作品だと認めれば、入選
というのが、母の「趣味の絵描き」生活から見えてくるパターンだ。もちろん、先生は
 出品作の元になる写真選び(自分で撮った写真を一枚いくらで売りつけることもある)
 出品作の制作過程での助言
などはしてくれる。入選を繰り返し、ある程度の段階になると、「カルチャーセンターでついてた先生」からは離れるようだ。母の場合も、たまたま近所の絵画教室でついた先生の団体に出品してるだけで、最初からその団体に興味があったわけではないらしい。ま、入選すれば別に先生にお礼を包むし、ある意味
 日本の家元制度の悪いところを引き継いでいる
のが
 現在のカルチャースクール絵画とそこから新たな「出品者」を募っている「団体展」
だと思って間違いない。で、善良な素人絵描き達に君臨するのが
 芸大・美大出の正会員の先生達
というわけである。

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2006-06-02

盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その19) 文化庁に電話してみました

渦中の文化庁に電話してみたヒトがいる。【絵画】和田氏の盗作疑惑、スギ氏「画家だとは知らず、私の大ファンだと信じていた」「完全に私の作品の盗作だ」 [6/1]スレッドより。


866 :とおりすがり ◆PaaSYgVvtw :2006/06/02(金) 11:30:31 ID:qpzO06/g0
文化庁に電話したら、月曜に審査会を開くと言っていた。
今回の事件を重く受け止めているようで、できるだけ
迅速な対応をしたい
とのこと。電話は込み合っている模様。
ただ、現時点では公正な判断がでていないので、文化庁
としては、贋作認定はできないとも言っていた。

〒100−8959
東京都千代田区丸の内二丁目5番1号
電話 代表03(5253)4111


国際問題だからな、文化庁。
てか、和田義彦氏って
 イタリア政府給費留学生
として、最初イタリアに渡ったんでしょう?つまり
 イタリア政府の金=イタリア国民の税金
で留学しておいて、
 イタリア人作家の盗作
をしたってことは、
 恩人の家に泥棒に入った
ってのと一緒ですね。
同様の
 留学先から泥棒して「創作」活動
をしている画家が他にもいそうで、激しくイヤですな。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その18) 事件の波紋 長崎県美術館でのワークショップは講師変更、メナード美術館は作品撤去、国画会は退会勧告

現在開催中の「没後20年 鴨居玲展」のワークショップ「自分を描く」は、当初、和田義彦氏が講師として招かれていたのだが、一連の騒動を受けて、急遽講師が変更された。


ワークショップ「自分を描く」
 講師:滝純一(福岡教育大学教授、二紀会委員)

友達の美学研究者が教えてくれたのだが、長崎県美術館の館長
 伊東順二氏
館長あいさつ
って、あの
 小川知子
の夫なのね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/小川知子_(女優)

また、今日6/2から、メナード美術館は、和田義彦氏の作品展示をやめた。


絵画盗作問題:和田作品を撤去 愛知・小牧の美術館

 愛知県小牧市のメナード美術館で開催中の「国展80周年記念 国画会の画家たち」展に展示されている和田義彦氏の作品「卓上静物」を、同美術館は2日から撤去することを決めた。
 和田氏の所属する国画会が、今回の問題をめぐり退会勧告を出したため。同展では会員の作品約50点を展示している。
毎日新聞 2006年6月1日 22時51分 (最終更新時間 6月1日 23時31分)

これより先、和田義彦氏が所属する国画会は、退会勧告を出した。和田義彦氏の絵の展示を予定していた高島屋も、和田氏の作品を除外することを決めた。


盗作疑惑:和田作品は盗作、断定し退会勧告−−所属の美術団体

 芸術選奨文部科学大臣賞に決まった洋画家、和田義彦氏(66)の複数の作品が盗作した疑いがあると文化庁が調査している問題で、和田氏が所属する美術団体「国画会」の絵画部・会務委員会は31日、「盗作行為」と断定し、退会を勧告する文書を和田氏に送った。応じない場合には除名する方針。
 会務委員会には15人の委員のうち10人が出席。「仲間として盗作は許せない」との声が相次ぎ、全員一致で退会勧告を決めたという。一方、百貨店の高島屋は7日から全国5店で開くグループ展に、和田氏の作品を出展しないことを決めた。
毎日新聞 2006年6月1日 東京夕刊


もっとも、国画会は、かなり早い時期に
 和田氏の作品がアルベルト・スーギ氏の作品の盗作である
という告発を受けていたのに、本人が「盗作でない」といったからお咎めなし、というトンでもない甘い処分をしていたわけで、何を今更、だ。要するに
 和田氏を国画会会員としておくことで、「同類」と見なされ、自分たちの絵画の市場価値が下落するのを恐れての処分
なのである。高島屋の場合は
 こんなもん売って、客に損させるつもりか!
というクレームを未然に防ぐためで、どっちにしても
 欲の皮の突っ張った話で、まったく芸術性とか倫理観に基づく処置ではない
のである。ま、日本の絵描きもデパートを含む画商も、一皮剥けばこんなもんだ。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その17) 和田義彦氏の経歴の謎 和田氏が生まれたという三重県の神社のヒト発見

mixiの日記検索をしていたら、なんと
 和田義彦氏が生まれたという「三重県の神社」はウチです
というヒトがいた。なんでも、その地域にある神社は一つしかないのだそうだ。和田氏とそのヒト一家とは血縁関係はないという。
昨年の三重県立美術館で開かれた和田氏の展覧会図録の解説に、同館の毛利伊知郎学芸員は次のように書いている。


ドラマとポエジーの世界

 1940年、和田義彦は三重県北牟婁郡引本町(現海山町)で神社の神職を父に生まれている。(略)しかし、三重県での生活はさほど長くはなかった。和田家はその後現在の中国東北部(旧満州)に移住、終戦後引き揚げてからは愛知県名古屋市に居を構えることとなった。1959年(昭和34)に愛知県立旭丘高校美術科を卒業した和田は、現役合格できなかったら父の跡を継いで神職に就くという約束で東京芸術大学油画科を受験、見事に現役合格を果たすことになる。


和田氏が幼くして離れたと言う三重の神社には、取材の電話が掛かってきたそうだ。

不思議なことがあるものだな。
神社なら、歴代宮司の記録が残っているはずだ。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その15) イタリアの美術専門サイトでも「盗作疑惑」が報じられる

文化庁がぐずぐずしている間に、イタリアの美術専門サイトでも、今回の「盗作疑惑」が取り上げられた。


Alberto Sughi plagiato in Giappone? [01.06.2006]

Un incredibile caso di plagio vede protagonista Alberto Sughi.
L'artista giapponese Yoshihiko Wada è stato infatti accusato di avere realizzato una serie di dipinti estremamente rassomiglianti ad altrettanti lavori dell'artista cesenate.
La notizia sta riscuotendo enorme interesse in Giappone dal momento che tocca direttamente il Ministero della Cultura Giapponese e
il Sompo Japan Museum of Art di Tokio (noto per aver acquistato i Girasoli di Van Gogh) che hanno di recente insignito Wada di premi e spazi museali e che ora si rendono conto che il lavoro di Wada comporta la piu' completa rassomiglianza al lavoro di Alberto Sughi.
Nel frattempo la Painting Division of Kokugakai, un' associazione d'artisti Giapponese, ha deciso di chiedere a Yoshihiko Wada di lasciare l'organizzazione o di rimuoverlo nel caso l'artista rifiuti.
A seguito del clamore suscitato dalla vicenda, il sito di Alberto Sughi ha ricevuto solo nella giornata del 31 maggio ben 58.000 dal solo Giappone.
La notizia nei siti giapponesi, con l'immagine di uno dei quadri esaminati.

Segnaliamo anche che sono da oggi integralmente pubblicate nel sito albertosughi.com "L'uomo, la societa', l'artista", tre interviste di Sergio Zavoli con Alberto Sughi fatte tra gli anni 1981 e 2006.
Riportiamo nel seguito un breve estratto che ci pare emblematico dell'uomo e dell'artista Alberto Sughi:

Tra tutti gli arbítri che l'arte si può prendere non c'è quello di essere autoreferenziale. Troppa pittura, nel nostro tempo, prende il centro della scena perché afferma chiassosamente la sua esistenza. E' solo stoltezza, manifestazione del vuoto culturale in cui siamo precipitati. L'arte è un'altra cosa: è la ricerca ansiosa della strada che dovrebbe portarci dove si intravede la verità. La verità resterà, forse, sempre nascosta, ma il lavoro dell'arte testimonia sul viaggio intrapreso per conoscerla.


あ〜、みっともない。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その13) 「開運! なんでも鑑定団」出演永井氏の永井画廊、サイトから和田義彦氏関連の記述を削除

つい昨日までだが
 テレ東の「開運! なんでも鑑定団」の鑑定士永井龍之介氏
http://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/kanteishi/nagai.html
の画廊
 永井画廊
http://nagai-garou.com/
では、和田義彦氏の作品を強力にプッシュしていた。キャッシュを拾っておく。


いま最もホットな作家たち

永井龍之介氏メッセージ

和田氏は、天性に加え、長年の絵画修養のうえに築き上げられた卓越したデッサン力、ヨーロッパルネサンス以来の数々の名画の模写、修復を通して獲得した素晴らしい構成、造形、表現力、そして豊かな感性を通して、詩的でドラマチックでロマン溢れる作品を描き続けています。当代屈指の画家です。

歴代実力者が受賞している安田火災(現在損保ジャパン)東郷青児大賞や洋画、日本画、現代美術の垣根をはずし、グレードの高い絵画全般のなかから選出される「両洋の眼展」河北倫明賞を受賞されるなど、近年美術界での評価も急上昇です。本年は、三重県立美術館、渋谷区立松涛美術館、茨城県つくば美術館の公立三館で個展開催中です。現役洋画家が同一年に公立三会場で個展を開催されることは稀有であり、画期的な出来事です。いま最も話題の画家として本コーナー第一回目にご紹介をさせて頂きます。また、10月には永井画廊にて和田義彦デッサン・挿絵展を予定しておりますので、是非お越し下さい。

略歴
1940 三重県に生まれる
1959 愛知県立旭丘高等学校卒業
東京芸術大学油画科入学
1965 東京芸術大学大学院油画科修了
国画会初出品、以後毎年出品(1972〜1977イタリア留学中を除く)
1972 イタリア政府給費留学生として渡伊。ローマ美術学校、ローマ国立中央修復学校にて修復技術及び古典技法を学ぶ
スペイン・プラド美術館、イタリア・ビーリア美術館にて研究模写を行う
(ベラスケス、ルーベンス、リベラ等)
1977 イタリアより帰国
1979,81,82 明日への具象展出品(日本橋高島屋)
1993 パリ国立美術大学、キャロン教室に招待される
2000 両洋の眼展出品(三越本店他)、以後毎年出品
2002 第25回安田火災東郷青児美術館大賞を受賞
2005 両洋の眼—新美術主義の画家たち展(日本橋三越他)河北倫明賞受賞
和田義彦展開催(三重県立美術館、渋谷区立松涛美術館、茨城県つくば美
術館)
個展・グループ展多数開催
森村誠一著作装丁、表紙絵、挿画
現在、 国画会会員、日本大学総合科学研究所教授、武蔵野美術大学講師


今年1月には、和田義彦氏を含む三人の画家の絵を展示販売していた。これもキャッシュを拾っておく。

タイトル 「臥龍之會」馬越陽子・豊島弘尚・和田義彦 3人展

開催日 2006年1月13日(金) − 2006年1月27日(金)11:00〜19:00 日休
会期・会場2 永井画廊

コメント
 弊廊創業35周年、南青山移転10周年、鑑定団出演10周年を記念して、馬越陽子先生、豊島弘尚先生、和田義彦先生、当代実力画家3人及び私の名もとり「臥龍之會」を企画しました。当会のキーワードは“東西文化の超克”。
(略)
 和田先生は、イタリア留学で油絵研究、名画修復、模写を通して、油絵を極め、人間の生命の躍動、魂の叫びを描いています。現在新たに墨に挑戦中。由緒ある神官に生まれたルーツをふまえ、未来からの問いかけに現在東西の画材を極めることで答えようとしています。普遍的な人間実存の表現を前に祈るばかりです。
(略)
※ 「臥龍」とは、優れた能力を持ちながら世間に知られていない人物。在野の傑物。諸葛孔明の例え。 (日本国語大辞典〔小学館〕より)

和田義彦
『机上静物』 F10 油彩 945,000円
『龍の居る机上静物』 P50 油彩 1,890,000円
『バー』 F30 油彩 1,470,000円
『窓』 F6 テンペラ 525,000円
『森の中へ』 27×24 デッサン 189,000円

まあ、「臥龍」というと聞こえがいいが、早い話
 今はそこそこですけど、これから有名になって絵の値段が高騰する「有望株」ですよ! お利口なお買い物ですよ
と投機目的の絵画購入者を煽ってるのと一緒だ。骨董屋の
 これは化けまっせ
という耳打ちと品位という点ではあまり変わらない。

長年にわたる「盗作」を見抜けなかったのは
 「開運! なんでも鑑定団」鑑定士 永井龍之介氏
も同様で、
 「鑑定団」のレギュラーを下ろされないように、さっさと削除した
のか、と勘ぐってしまう。まさかね〜。
で、去年、今年と和田義彦氏の絵を積極的に売ってたんだけど、今回の一件で、顧客から文句言われたりしてませんか、永井画廊。テレビで得た名声は、失うのも早いですよ。

その点、大手の日動画廊は、まだ、和田義彦氏の名前を取り扱い作家から削除してはいない。
日動画廊 取り扱い作家

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2006-05-31

盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その11) 和田義彦氏の守護天使・美術評論家米倉守氏

この盗作疑惑に関して、どうも新聞の動きが鈍い。和田義彦展を主催した読売が取り上げたくない気持はわかるが、朝日も及び腰だ。何故だろう、と思ったら、森村誠一公式サイトにその答があった。
 第25回安田火災東郷青児美術館大賞授賞式
http://www.morimuraseiichi.com/shashinkan/b/b_06.html
前列中央に和田義彦氏、後列左から二人目が綿貫民輔議員、そして右端が美術評論家の米倉守氏だ。
米倉守氏は、和田義彦氏の守護天使である。

今年の2月22日、SBC信越放送の「ちょっといい夜」という番組に、米倉守氏が出演した。米倉氏は平成14年4月に開館した
 松本市美術館の館長
である。
 館長あいさつ
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/artmuse/p1/p1-index.html
その関係で、この番組に出たのだ。で、紹介されている米倉守氏の経歴は次の通りだ。


【ゲスト】米倉 守さん(松本市美術館館長 多摩美術大学教授)

《プロフィール》

1938年三重県出身 朝日新聞の美術担当記者を経て美術評論家、多摩美術大学教授そして松本市美術館館長。評論の他、美術展の企画を多数手がけている。
著書も多数、安曇野出身の萩原碌山と共に新宿中村屋サロンに出入りしていた中村つねの評伝も。
最近作は芸術随想「夢なら正夢〜美のつぎはひに誘う100章」(月間美術に10年近く書いたものをまとめたもの、松本も沢山出てきます)


なるほど、朝日の腰が引けてる理由は
 大先輩の美術評論家米倉守氏のお気に入りの洋画家・和田義彦氏
だからか。「朝日人」なんて摩訶不思議な機関誌がある会社だからなあ。朝日は美術評論で米倉守氏の署名原稿載せてるしね。最近はどうだったかチェックしてないけど。
で、
 和田義彦氏 1940年三重県生まれ
 米倉守氏  1938年三重県生まれ
というわけで、二つ違いの同郷人だ。そりゃ、米倉氏が眼をかけたくもなるでしょうよ。
あとは、米倉氏が審査や推薦に関わってる賞や催しにどのくらい和田義彦氏が絡んでるかをチェックすると、結構面白いかもね。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その12) 和田義彦氏の所属団体「国画会」の「国展80周年記念 国画会の画家たち」現在開催中 和田義彦氏の絵画も展示中(の筈)

話題の画家和田義彦氏は、
 国画会
に所属している。国画会は今年、創立80周年を迎え、記念展覧会が
 愛知県小牧市のメナード美術館
http://www2.menard.co.jp/museum/home/index.htm
で開かれている。
 特別企画展 -国展80周年記念- 国画会の画家たち    4月28日(金)‐6月25日(日)
http://www2.menard.co.jp/museum/exhibition/exhibition0603.htm
当然、和田義彦氏の作品も展示されている。
 和田義彦 《卓上静物》 2006 個人
今年描いた絵ですね。個人蔵ってことは、もう売れましたか?それとも手持ちの作品?

国画会の歴代メンバーって、日本の洋画界では錚々たる面々なんだけどなあ。
国画会の画家たち 出品リスト
第三部の「今、これから/現・国画会会員より」に絵を並べている人達が
 和田義彦氏を芸術選奨に推薦した面々の一部分
なんだろうな。てか
 パクリなのは知ってたけど、知らん顔してた人達の作品が一堂に会している
ってことで、メナード美術館の展覧会は、一見の価値があるかも。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その10) 95年頃にも、スーギ氏の作品以外から「盗作」の噂があった? 美大卒業生の語る「和田義彦氏の絵の謎」

今回の話題の主、和田義彦氏に関しては
 知名度の割に絵の値段が高い、ということで有名
 95年頃にも「盗作」の噂が流れたらしい
 しょっちゅう劇的に作風が変わるが、その前触れとなる「変化の兆し」なしで、いきなりがらっと変わる不思議な画家
という。美大卒業生というヒトが語る。【和田氏・盗作?】 「2人の絵を並べた展覧会、開いてみようよ」 日本の文化庁に、伊人画家側が提案★4スレッドより。


945 :名無しさん@6周年:2006/05/31(水) 01:35:18 ID:o+xf24GaO
さっきの美大卒ですが和田さんて重鎮?なんですか???
僕の勝手なイメージでは重鎮とは荻須・平山・東山。(重鎮=存命じゃないとダメかな?)
和田氏は絵は高いが見たことが無い=手本とした記憶が無い
という感じです…とにかく高いんですよね、なぜか。
200万ぐらいする。それがとても不思議だった。そして売れる。個展でも大作が売れる
今回の倒錯シリーズは、明らかにスギ倒錯なんだけど
確か95年あたりにも
一度噂があったらしいですよ。スギじゃなかったけど。

ちなみにこの作家さんは劇的な作風の変化があり
昔と全く違う絵を書くようになった
んですよね。
何かにインスパイアされると、そうなる芸術家はいます。
画家ではピカソやクリムトも作風チェンジ組ですよね。
だいたい作風チェンジ組には、チェンジを予感させるようなタッチで描かれた
予兆作品や習作があるはず
なんだけど
ざっと探しても無い(発表されてない)みたいです。

何故、絵が高いのか。まあ、なんか
 絵画取引のカラクリ
があるんでしょうね。高ければいい絵ってワケじゃないから。つまり
 和田義彦氏の絵を購入する人達の価値観が「高ければいい絵」だ
ってだけの話だ。
 「和田先生の新しい絵を買いましてね」
 「この間の個展で発表された作品ですか」
 「ええ、あの150号の絵を」
 「ああ、あれは素晴らしい(値段だ)」
てな価値観のヒトに好まれていたのでしょう、たぶん。

しかし、95年頃に流れた
 スーギ氏以外の画家からの「盗作」疑惑
って、どの作品のことで、誰のマネをしたと思われたのか、是非知りたい。だって
 劇的に作風が変わるのに、その前触れとなる習作などの「試行錯誤の痕跡」がない画家
って、明らかにおかしいでしょう? もし、
 「日本で知られてない絵」を写真に撮って、それを「模写」して自分の作品として発表
していたのであれば、そう不思議でもないけど。

続き。美大卒さんが、また書き込んでいた。【和田氏・盗作?】 「2人の絵を並べた展覧会、開いてみようよ」 日本の文化庁に、伊人画家側が提案★5スレッドより。


476 :名無しさん@6周年:2006/05/31(水) 04:17:20 ID:o+xf24GaO
前スレでも書いた美大卒です。
和田氏はある時期から劇的に作風が変わった。
それ自体はよくあることだからたいした問題じゃない。
芸術家は感性が鋭いから、何かに触れてインスパイアされると
表現方法が変わったりすることがよくある。
例えばピカソやクリムトも劇的な作風チェンジ組。
でも劇的作風チェンジ組にはだいたい作風のチェンジを
予感させるような作品群があるのが普通。
さっきから何となくざっと和田作品を古い順に見てるけど、予兆作品群がない
表情とか鼻の描き方とか、特に人物のタッチが明らかに変化している。
スギのサイトなども見たけど、町の風景や人の顔等に
だんだん興味を持つようになり、そのうちにあの凛とした、
棒切れのような人物表現に行き着いた
んだなあというのが
素人の僕にでも、とてもよく分かる。
うまく言えないけど、生まれて初めて犬買った風景画家が
何となく犬を描くようになり、風景にいつも犬を入れるようになり
ついには風景ナシの犬の絵をメインに描くようになる感じです。
この場合、犬のデッサンや犬入りの風景画の習作などが
予兆作品群ということになるのかな。そんな感じ。
和田氏のインタビュー様子が変ですね

普通は、美大卒さんの言うように
 画風は少しずつ変わっていく
んだけどね。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その9) アルベルト・スーギ氏のサイトに和田義彦氏問題関連のリンク集できる

文化庁、早く決断しないと、国際的に大恥をかきますよ。

和田義彦氏の「盗作」に怒るアルベルト・スーギ氏の公式サイトに、今回の事件関連のリンク集が出来た。
http://www.albertosughi.com/f_prima_pagina/2006-pp_japan.swf
毎日・共同などの英訳ニュースだけでなく、武蔵野美術大学の和田義彦氏の経歴紹介ページや
http://www.musabi.ac.jp/abura/faculty/wada/wada.html
三重県立美術館で開かれた、今回の受賞理由となった展覧会の英文の案内
http://www.pref.mie.jp/bijutsu/hp/English/Exhibitions/E_Wada.htm
などにリンクが貼られている。武蔵野美術大学と三重県立美術館は、世界中のアルベルト・スーギ氏ファンとこの手の
 前代未聞の絵画スキャンダル
に興味を持つジャーナリスト・海外メディアに、
 美術に関わるものとしての見識
をモロに問われている。三重県立美術館の和田義彦展英文ページには
 スーギ氏の作品の「盗作」
と目される絵が掲載されているだけに、かっこ悪すぎだ。武蔵野美術大学の経歴紹介には


東京芸術大学大学院修了
2002 「第25回安田火災東郷青児美術館大賞受賞展」(損保ジャパン東郷青児美術館)
東郷青児美術館、松濤美術館審査委員

という情報も含まれるから
 東京芸大の油絵科関係者のみならず日本から海外留学しているすべての画家
 東郷青児美術館
 松濤美術館
も、世界中に見識を問われているわけだ。特に、海外留学しているすべての画家達は
 お前も、俺の作品を泥棒に来たのか
という嫌みの一つも言われてるかも知れないし、
 今後は日本人はアトリエ出入り禁止
になるかも知れない。

この問題が大きくなる前には、アルベルト・スーギ氏の名前でググると、12万件くらいヒットしたのだけれども、この
 和田義彦氏の「盗作」問題リンク集
開設以降、この数字がどうなっていくかには興味がある。ヒット数が伸びれば伸びるほど
 日本の政府機関、教育と文化を預かる「文部科学省」とその下にある「文化庁」の不手際
が、世界中に喧伝されている、ということになるからだ。
問われているのは
 日本の見識
なのである。文化庁や文科省の
 役人の面子
には、世界中は興味を持ってない。もし、
 役人の面子を優先して、対処を遅らせるようなことがあれば、日本は「国際文化交流」の場から嘲笑をもって迎えられ、以後、まともな「先進国」としては認められなくなる
だろう。そりゃ
 お財布代わりに使える国
くらいには、思ってもらえるだろうが、今問われているのは
 日本には、本物の「国家としての文化に対する見識があるか否か」
なのだ。

続き。英語版Wikipediaのアルベルト・スーギ氏に関する記事に、
 今回の盗作疑惑
の項目が新設されている。
http://en.wikipedia.org/wiki/Alberto_Sughi


Controversies

In May 2006, news emerged that the prize-winning Japanese artist, Yoshihiko Wada had been accused of plagiarizing the work of Alberto Sughi, having produced several pieces of art virtually identical to pieces from Sughi.(1). The story made national news in Japan. Wada denies these claims, and stated that he had known Sughi ever since he studied in Italy in the 1970s, and had been influenced by him and had worked together with him on several designs. Sughi, when interviewed stated that he was unaware that Wada was producing work so similar to his own accused Wada of plagiarism.

おまけ。文化庁の著作権に関するQ&Aから。


Q 私は台湾人ですが、私の書いた絵画は日本で保護されますか。

A  保護されます。
 台湾は、ベルヌ条約等の国際著作権条約に加盟していませんが、、WTO(世界貿易機関)には加盟しており、その協定の付属書のTRIPS協定(知的所有権の貿易関連の側面に関する協定)の適用を受けます。TRIPS協定は、知的財産権の国際的保護を定めた国際協定ですが、著作権の保護については、基本的にベルヌ条約の内容によることになっていますので、同じくWTOの加盟国である日本は、この協定により台湾人であるあなたの絵画(著作物)を保護する義務があります(第6条)。

http://bushclover.nime.ac.jp/c-edu/ref.asp#300
保護を受ける著作物  我が国の著作権法によって保護を受ける著作物は、次のいずれかに該当するものです(第6条)。

(a) 日本国民(法人を含む)が創作した著作物(国籍の条件)
(b) 最初に日本国内で発行(相当数のコピーの頒布)された著作物(外国で最初に発行されたが発行後30日以内に国内で発行されたものを含む)(発行地の条件)
(c) ベルヌ条約、TRIPS協定等の条約により我が国が保護の義務を負う著作物(条約の条件)


なんか今の状態では、文化庁が著作権を守ってないことになってるんですけど。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その8) アルベルト・スーギ氏の声明文

昨日、アルベルト・スーギ氏が、自身のサイトで声明文を発表した。


The following is a statement from Alberto Sughi where he expresses his views on the story seeing Japanese artist Yoshihiko Wada being accused of having won broad recognition at home by having plagiarised Alberto Sughi's work.

"I was informed, at first by the Japanese embassy in Rome and then directly by officials from Tokyo, of an investigation by the Agency for Cultural Affairs of Japan on accusations brought against Japanese artist Yoshihiko Wada. Wada, who was recently awarded an important Education Minister's prize, is accused of having plagiarised my work. Through an examination of the catalogues and photographs presented to me, I was able to verify that most of Wada’s work is an exact copy of my paintings. I was very disturbed.

This gross plagiarism violates the rights of the artist as sole owner of his image: a very serious offence under international law, which Wada perpetrated to obtain considerable personal advantages.

At the same time I consider all the relevant committees have acted carelessly by giving credit to a plagiariser who has ultimately defrauded them too.

The entire episode must have caused a sensation when you consider that I have been literally surrounded by media, journalists, from Japanese radio and television for the last couple of days! "

Alberto Sughi

Rome 30 May 2006


親切な人が翻訳してくれている。【和田氏・盗作?】 「2人の絵を並べた展覧会、開いてみようよ」 日本の文化庁に、伊人画家側が提案★3スレッドより。

150 :名無しさん@6周年:2006/05/30(火) 21:22:07 ID:x4TZLXe20
杉さんがこの件に関して声明文を発表
http://www.albertosughi.com/f_archive_testi_online/2006_may_29.htm

=========================================

私は、まず、在ローマ日本大使館によって、つぎに、東京の関係者から直接、「和田イオシヒコ[義
彦]の疑惑に対する文化庁の調査」について知らされました。和田は最近大変重要な文化庁による
賞を受賞したそうですが、この和田に対して、私の作品を盗作した疑惑がかけられていると言う事で
す。私が、彼の作品のカタログおよび写真を調査したところ、和田の作品のほとんどが私の作品の
完全なコピーであるということを確認しました。大変に遺憾です。

この著作権違反は、アーティストが作品の唯一の所有者であるとする権利を傷つけるものであり、こ
れは大変に重大な国際法違反であります。和田は、個人の利益のために、この国際法違反をおか
しました。

同時に、私は、関係者はこの最終的な犯罪者(和田)に対して賞を与えた事は、大変な不注意で
あったと考えます。

この数日間、私は日本のメディアやジャーナリストに文字通り取り囲まれたことから、この件は大変
な騒ぎを巻き起こしていると想像します。

Alberto Sughi

Rome 30 May 2006


スーギ氏は相当お怒りだし、海外で日本の洋画家の声望は地に墜ちた。洋画家だけでなくて
 日本人は猿真似民族、オリジナリティはない
と、昔から言われてきた話を「再確認」させられることとなった。文化庁は速く手を打たないと、
 日本の文化と文化行政の質まで疑われる
ことになるぞ。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その7) 和田先生に絵を教わろう! 和田先生の心温まる作品を拝見しよう!

長崎付近にお住まいの皆様、今話題の和田義彦先生に人物画を習えるチャンスです。本日締切です。


■ 名称 ワークショップ「自分を描く」
■ 会場 アトリエ
■ 期日 2006年6月17日(土)12:45~18:00、18日(日)10:00~16:00(2日連続)
■ 主催
■ 概要 企画展「没後20年 鴨居玲展 -私の話を聞いてくれ-」関連企画として、ワークショップを開催します。

内容:自画像制作に油絵の具で取り組みます
講師:和田義彦(画家・国画会会員)
定員:25名
対象:高校生~一般
参加費:3,000円

参加のお申し込みは、ハガキまたはFAXにて、参加者氏名、年齢(学校名・学年)、住所、電話番号、FAX番号を明記の上、
「長崎県美術館 鴨居玲展ワークショップ係」まで(5月末日必着)
〒850-0862 長崎市出島町2番1号
FAX 095-833-2115
※応募多数の場合は抽選となります。
 


たった3000円で、二日間に渡って、イタリアで修復技術を学び、模写の天才と言われる和田義彦先生の教えを受けられるんですって!

和田義彦先生の心温まるアートは、昨日まで水戸に巡回していました。次は神戸です。


第11回NHKハート展巡回スタート

障害のある方々が作った詩と、著名人の描いた絵のコラボレーション「NHKハート展」。
 東京の日本橋三越本店(3月7日〜12日)でスタートし、今後、沖縄や神戸、千葉など全国十数か所を巡回する予定です。
 今回のハート展には過去最高の4890編の応募があり、50編の入選作品が決まりました。その詩に詩画作家の星野富弘さんや俳優の児玉清さん、お笑いタレントの太田光さん(爆笑問題)、田中裕二さん(同)など各界で活躍する方々が絵をつけました。
(略)
作画者 和田義彦
(略)
水 戸 展
18年5月25日(木)〜5月30日(火) 水戸京成百貨店
神 戸 展
18年6月11日(日)〜6月22日(木) NHK神戸放送局 トアステーション
甲 府 展
18年6月29日(木)〜7月5日(水) 岡島百貨店
千 葉 展
18年8月1日(火)〜8月7日(月) 三越 千葉店
大 阪 展
18年8月19日(土)〜8月26日(土) 国際障害者交流センター ビッグ・アイ
高 崎 展
18年9月27日(水)〜10月2日(月) 高崎高島屋 6階催事場
静 岡 展
18年10月13日(金)〜10月22日(日) 静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ
熊 本 展
18年11月7日(火)〜11月12日(日) 熊本県立美術館分館
福 岡 展
18年11月14日(火)〜11月26日(日) NHK福岡放送局放送会館 ハイビジョンホール
及びギャラリー
スタジオパーク展
18年12月1日(金)〜12月14日(木) NHK放送センター スタジオパークギャラリー
長 野 展
19年2月16日(金)〜2月21日(水) ながの東急百貨店


いくら何でも、ハートアートの絵は、盗作じゃないでしょう。見てないから分からないけど。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その6) Photoshopで和田氏とスーギ氏の作品を重ねてみました

Han2
「スーギ氏の作品は、アクリルで描いてあるが、私の絵は油絵。材質も盛り上げも違う」
などと、すごい主張を展開している和田義彦氏なのだが、突っ込むのは取りあえずおく。すばらしい主張の数々は、NHKのサイトでまだ確認できる。
 作品酷似 芸術選奨画家が反論
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/05/31/k20060530000200.html(動画あり)

一昨日のニュースでは
 二人の絵が完全に重なり合う
のを見せていたNHK。Photoshopなどの画像加工ソフトを使えば、誰にでも検証できるのだが、実際にやってみたヒトの報告。【和田氏・盗作?】 「2人の絵を並べた展覧会、開いてみようよ」 日本の文化庁に、伊人画家側が提案★4スレッドより。


135 :名無しさん@6周年:2006/05/30(火) 23:33:54 ID:lRhouhv80
photoshopでレイヤーで重ねてみて判ったんだが、
右側からのぞき込んで写真を撮った物をトレースした場合
ほぼ配置がぴったり来るようだよ。
和田氏の絵が右側がスギ氏の絵よりも間延びしている。
1の参考画像じゃトリミングが判らないが
和田氏の絵(上)男性のワイシャツが切れているのは
スギ氏の絵を和田氏が写真に撮った時に
写真に収まりきらなかったせいではないかと思う。

つまり、
 正面からではなく、右側から撮った写真をトレースして描いた
ってことが、素人の検証から明らかなのだ。
怖い時代になりましたね〜。誰でも画像加工ソフトさえ手元にあれば、今回の
 盗作騒動の検証
がマスコミよりも速くできちゃうのね。やり方は簡単。和田氏とスーギ氏の作品を別々のレイヤーにして重ねるだけだ。
今回の騒動、クロ現にはぴったりのネタだと思うので、NHK科学文化部には是非頑張っていただきたい。昨年の9月4日放映の「新・日曜美術館」の「アートシーン」で、
 和田義彦展
を取材、放映してるらしいじゃん。

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2006-05-30

盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その5) なぜ他の画家達は和田氏の「画業」について口を噤んでいたか

NHKの九時のニュースをつけたら
 盗作ではない
と平然と語る和田義彦氏と、
 まったくの盗作だ! 文化庁は何をやってるんだ!
と怒るアルベルト・スーギ氏のインタビューが流れていた。このところ、
 テレビカメラの前で平気で嘘をつく人達
を連続して見続けているので、
 嘘つきに対する耐性
は出来てきた、と思ってたのだが、和田氏の受け答えはちょっと閾値を超えていた。ううむ、氏の健康状態は大丈夫か? どっか悪いところがあるんじゃないの?

で、この話の不可解なところは
 目が節穴のキュレーターは騙せても、ヨーロッパで同じように「ネタ探し」に明け暮れていた他の画家は騙せない
筈なのに、みんな口を拭っているところだ。

これには、こんな裏があるという。【盗作】和田義彦【似てるだけ】スレッドより。最初の115は、他の個人blogにつけられていたコメントだが、荒らされるのが気の毒なので、元のurlは貼らないでおく。


115 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/05/30(火) 06:45:32
小生、長年の和田ファンです。

どうしてこんなことになってしまったんだろう??
という思いしか今は沸いてこない。

振返ってみれば、十数年前に最愛の奥様に先立たれた後に歯車が狂ってきたのかもしれない。
彼の技量と才能は高校当時から周囲が認め、超難関の芸大へも現役での入学だったというのに。
そこで、奥様と知り合い傍目から見ても実に"せつない"夫婦だったと思う。

代々木に居をかまえ、程なく奥様を亡くされた時の落胆振りは今でも鮮明に思い出す。
このままつぶれてしまうんじゃないだろうかと周囲が心配したぐらい。

評論家の米倉守氏がかつて難解な評論を美術雑誌に書かれた時に、ご本人が心から悦んでおられたことも思い出した。

この先、おそらく海外へ行って制作の日々を送ることになるのではないかと思っているが、いつかもう一度復活を願わずにはおられない。

| フィレンツェ | 2006/05/29 8:26 PM |

145 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/05/30(火) 11:39:51
>>115

チラシの裏
イタリアに行っている画家の多く某御大がかかわった盗作事件の
隠蔽に協力
し、その恩恵にあずかった人たちが多く、その見返りとして
日本のデパートの画廊での販売の利権(M坂屋、その他)をもらっている。

もしかしたらこの書き込みをした人もそのお仲間かな。
九州の美術館でワークショップをする予定だったというが、
ここの関係者もその某御大の子飼いで、その事情はもう周知の事実だったんじゃない?
日本の洋画だって明治期のイタリアのフォンタネージュのパクリの連続だし、
オリジナリティーを問われればあやしいものだけれども、ここまでするのは
むしろセンスがなさすぎると思われ。


ほお、145さんの話が本当ならば、要するに
 イタリアで見たことを黙っている見返りに、日本の画廊で絵を売れるよう計らって貰ってた
って訳ですか。日本の洋画界は腐りきってますね。そりゃあ
 絵が売れなければ、おまんまの食い上げ
ですからね。大先生が
 お前があの件を世間にばらさなきゃ、絵を売れるようにしてやる
とでも、言い含めたんでしょうかね。

で、こんな不正をまるまる見逃していた文化庁は、一体なにを
 イタリアで調査
してるんでしょうか。
 文化庁の調査費は、わたしたち国民からせしめた税金
なのですが。くれぐれも、いたずらに調査を長引かせ、国税を浪費しないようにお願いします。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その5) なぜ他の画家達は和田氏の「画業」について口を噤んでいたか

NHKの九時のニュースをつけたら
 盗作ではない
と平然と語る和田義彦氏と、
 まったくの盗作だ! 文化庁は何をやってるんだ!
と怒るアルベルト・スーギ氏のインタビューが流れていた。このところ、
 テレビカメラの前で平気で嘘をつく人達
を連続して見続けているので、
 嘘つきに対する耐性
は出来てきた、と思ってたのだが、和田氏の受け答えはちょっと閾値を超えていた。ううむ、氏の健康状態は大丈夫か? どっか悪いところがあるんじゃないの?

で、この話の不可解なところは
 目が節穴のキュレーターは騙せても、ヨーロッパで同じように「ネタ探し」に明け暮れていた他の画家は騙せない
筈なのに、みんな口を拭っているところだ。

これには、こんな裏があるという。【盗作】和田義彦【似てるだけ】スレッドより。最初の115は、他の個人blogにつけられていたコメントだが、荒らされるのが気の毒なので、元のurlは貼らないでおく。


115 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/05/30(火) 06:45:32
小生、長年の和田ファンです。

どうしてこんなことになってしまったんだろう??
という思いしか今は沸いてこない。

振返ってみれば、十数年前に最愛の奥様に先立たれた後に歯車が狂ってきたのかもしれない。
彼の技量と才能は高校当時から周囲が認め、超難関の芸大へも現役での入学だったというのに。
そこで、奥様と知り合い傍目から見ても実に"せつない"夫婦だったと思う。

代々木に居をかまえ、程なく奥様を亡くされた時の落胆振りは今でも鮮明に思い出す。
このままつぶれてしまうんじゃないだろうかと周囲が心配したぐらい。

評論家の米倉守氏がかつて難解な評論を美術雑誌に書かれた時に、ご本人が心から悦んでおられたことも思い出した。

この先、おそらく海外へ行って制作の日々を送ることになるのではないかと思っているが、いつかもう一度復活を願わずにはおられない。

| フィレンツェ | 2006/05/29 8:26 PM |

145 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/05/30(火) 11:39:51
>>115

チラシの裏
イタリアに行っている画家の多く某御大がかかわった盗作事件の
隠蔽に協力
し、その恩恵にあずかった人たちが多く、その見返りとして
日本のデパートの画廊での販売の利権(M坂屋、その他)をもらっている。

もしかしたらこの書き込みをした人もそのお仲間かな。
九州の美術館でワークショップをする予定だったというが、
ここの関係者もその某御大の子飼いで、その事情はもう周知の事実だったんじゃない?
日本の洋画だって明治期のイタリアのフォンタネージュのパクリの連続だし、
オリジナリティーを問われればあやしいものだけれども、ここまでするのは
むしろセンスがなさすぎると思われ。


ほお、145さんの話が本当ならば、要するに
 イタリアで見たことを黙っている見返りに、日本の画廊で絵を売れるよう計らって貰ってた
って訳ですか。日本の洋画界は腐りきってますね。そりゃあ
 絵が売れなければ、おまんまの食い上げ
ですからね。大先生が
 お前があの件を世間にばらさなきゃ、絵を売れるようにしてやる
とでも、言い含めたんでしょうかね。

で、こんな不正をまるまる見逃していた文化庁は、一体なにを
 イタリアで調査
してるんでしょうか。
 文化庁の調査費は、わたしたち国民からせしめた税金
なのですが。くれぐれも、いたずらに調査を長引かせ、国税を浪費しないようにお願いします。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方 (その4) あなたにも出来る「パクリネタ」探し

さて、和田義彦氏の画業について、盗用されたと思しいアルベルト・スーギ氏の弁護士は、こんなコメントを出している。
共同より。


2人の絵、並べて展示を 伊画家の弁護士が提案

 【ローマ30日共同】29日のイタリアのANSA通信によると、洋画家の和田義彦氏に作品を盗作されたと訴えているイタリア人画家、アルベルト・スギ氏の弁護士は、盗作であることを証明するために「東京で両氏の絵を並べて展示する展覧会を開くよう日本の文化庁に要望していく」と語った。
 イタリアのメディアが今回の問題を報じたのは初めてで、ANSAは「日本でスキャンダルが起きている」と紹介した。
 ANSAによると、スギ氏の友人の弁護士は「(和田氏の行為は)イタリアでも、日本でも犯罪だ。スギ氏の展覧会を開き、できれば、和田氏の絵の出来の悪さを示すために2人の絵を並べてほしい」と話した。
 和田氏は今春、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。受賞対象作には、スギ氏の絵に酷似する絵が多数含まれていた。賞は文化庁が主管している。
(共同通信) - 5月30日9時32分更新


もし実現したら、「世界ビックリニュース」級の珍しい展覧会になりそうですね。
モダンアートは、なかなか国境を出ない。そのため、スーギ氏の「模写」をしていたのがバレなかったのだが、残念ながら、スーギ氏は、ヨーロッパでは成功した、かつイタリア画壇では、大物の画家だったようだ。スーギ氏のサイトの人物紹介を引いておく。

Alberto Sughi (Cesena  1928) a self-taught painter, by the end of his formative years he had become one of the greatest Italian artists of his generation. He started painting in the early 1950s, choosing realism in the debate between abstract and figurative art in the immediate post-war period. Even from his early works, however, Sughi’s paintings have avoided any attempt at social moralising. They depict moments from daily life with no heroes, allowing Enrico Crispolti, in 1956, to define his work as "existential realism". His artistic expression proceeds, almost always, in thematic cycles, in the manner of film sequences. First of all, there were his so-called "green paintings", devoted to the relationship between man and nature (1971-1973), then the "Supper" cycle (1975-1976), after that the 20 paintings and fifteen studies of "Imagination and memory of the family", dating from the early 1980s; the series "Evening or reflection" started from 1985. His most recent series of large canvases, exhibited in 2000, is entitled "Nocturnal".
Sughi has taken part in all the most important collective exhibitions of contemporary art, from the International Biennale art exhibition in Venice to the Quadriennale in Rome, as well as various exhibitions that have been held abroad, charting the history of Italian art from the 1970s until today. Italian and foreign museums have held large retrospective exhibitions; among the most significant are the Gallery of Modern Art in Bologna (1977), the Manezh Gallery in Moscow (1978), the Museum of Castel Sant' Angelo in Rome, the Fine Arts Museum in Budapest and the National Gallery in Prague (1986), the Civic Modern Art Gallery in Ferrara (1988), the Casa Masaccio in San Giovanni Valdarno (1990), the Assis Chateaubriand Art Gallery in Sao Paolo in Brazil (1994) and the Civic Museum of San Sepolcro (2003). The artist has taken part in the cycle of exhibitions entitled "The search for identity" in Cagliari, Palermo and Ascoli Piceno (2003-2004), the exhibition "Evil. Exercises in cruel painting" at the Hunting Lodge of Stupinigi, in Turin (2005), and the exhibition "Intimate Portraits from Lotto to Pirandello", at the Regional Archaeological Museum in Aosta (2005).
In 1994, Alberto Sughi was appointed director of the Ente Quadriennale Nazionale d' Arte in Rome.

ところで、昨日アップした「告発文」には、気になる箇所がある。


出品作品のほとんどがどこかから盗っているなと直感しますがウラが取れたものは同封のコピーの作品です。

つまり、
 和田義彦氏の絵は、殆ど「他の作品を模写」したものだ
と主張している訳なのだ。

で、これだけオンラインで、世界中の絵が見られるようになっているのだから、その気のある人は、是非
 ヨーロッパ、特に和田氏が滞在したイタリアとフランスの画家中心に検証
してみて欲しい。今指摘されてるのはアルベルト・スーギ氏の「盗作」だが、これ以外にも、
 明らかな盗作
があるかも知れないのだ。是非、和田義彦氏の画集を傍らに、
 先行する類似作品
を探してみて欲しい。
本当は
 和田氏の画業検証サイト
を英語で立ち上げて、昨年の展覧会の図録に掲載されてる作品をアップして、
 盗作された作品をご存じの方はご一報を
って書いておくと、割合短期間で情報が集まると思うけどね。文化庁がそこまで徹底して調査をするなら、このところの不祥事に対する失われた声望は、少しは回復できるんじゃない? やらないだろうけど。あとは、昨年和田義彦氏の展覧会をやった美術館の学芸員が責任を持って探すとか、だけどな。だって、展覧会を開いたってことは
 和田義彦氏の画業はオリジナルだ
と信じてたわけでしょう? 疑惑が出てきた今、学芸員に出来ることは、こうした地道な
 自らの鑑賞眼に対する疑いの目を払拭するための作業
じゃないの?

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2006-05-29

盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その3) なぜ画家は欧米に留学したがるのか?

最近はどうだか知らないが、一時期、文系研究者が海外留学する理由の一つは
 横のものを縦にして、かつ自分の名前で発表するネタを捜すため
などと悪口を言われていた。英仏独のメジャー言語の論文はともかくとして、イタリア語あたりになったとたん、チェック率は低くなる。もっとマイナーな言語なら、他人が書いた論文を翻訳して、自分のものとして発表しても、 ばれないどころか
 留学の成果
と胸を張れる、なんてブラックジョークがあった。

今回、話題の主になっている和田義彦氏もイタリアを皮切りに、フランスなどへしょっちゅう行って「勉強」していた、と周囲は考えていたのだが、美術界における「欧米留学」の実態はこんな感じだそうだ。【盗作】和田義彦【似てるだけ】スレッドより。


55 :書跡研究者 :2006/05/29(月) 22:57:07
>>48 やれるなら、やってごらんよ。明らかに盗作だ。悪質なね。

画家や画学生の給費留学、派遣研究員で向こうに行くヤシらの目的は
大体においてネタ探しなのは公然の秘密ってか、彼らにとっては当
たり前の事だ。碌に作品を味わう事をせずに、大きなカメラもって
うろついているよ。彼らにとっては、イタリアやヨーロッパのロー
カル作家は絶好のパクリネタらしい。

以前、カーポディモンテのマリアロンダーニの聖母子像を飽かず眺
めていたら、エカキらしい顎鬚生やしたえらそうなオヤジが熱心に写真を
撮っていたので、「これ、一回日本に行ってるから、使えんよ」と
注意したら、「何のことですか?」とばかりに驚いたふりして逃げて
いった事があった。

古典技法のベンキョウに来ました、とぬかして碌な技術も持ち帰らん
ヤシらばっかりだった。


「給費留学」「派遣研修」って国や受け入れ国から税金を貰って、留学してるんじゃないの? 要するに
 わたしたちの税金は、「パクリ洋画家の養成」に長年使われてる
ってことですか? 芸術系の海外派遣制度って、他の分野より簡単に行けそうな感じがするが、行ってやってることが
 欧米の画家のマネ
なのだとしたら、黒田清輝以来の伝統は、今なお脈々と息づいてるってことですか。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方(その2) タニマチの政治家・実業家はこの人達

ところで、今回の疑惑の主人公和田義彦氏は、森村誠一の小説の挿絵を描いていたらしい。
恐らく、昨年の
 和田義彦展
の際のパーティで撮影された写真が、森村誠一のサイトに出ている。
http://www.morimuraseiichi.com/shashinkan/b/b_35.html
この中に写っている人物で、目を引くのは、
 奥田碩前経団連会長
 綿貫民輔衆議院議員
 鳩山邦夫衆議院議員
あたりだろうか。奥田前会長とは、三重出身の和田氏が名古屋芸術大学の教員だったという東海つながりだろうし、綿貫議員とは、和田氏が神官の家に生まれ、綿貫議員が神官である関係からだろう。奥田前会長以外にも、トヨタのえらいさんが写っている。と言うわけで
 トヨタと政治家にタニマチのいる洋画家
なワケである。芸術選奨の推薦圧力は、トヨタから掛かったか? てか、その程度の圧力で芸術選奨が獲れちゃうとしたら、世の中の
 芸術関係の賞
って、
 政財界のタニマチの口利きで決まる
って噂は本当だったことになりますがね。
 
NHKの9時のニュースによれば
 芸術選奨の選考会議って一回しか開かれない
んだって。つまり
 推薦されたら、よほどのことがない限り通る
ってことだよね?

文化庁のサイトにある贈賞理由。突っ込みどころは赤で。


平成17年度芸術選奨 受賞者及び贈賞理由

美術 和田(わだ) 義彦(よしひこ)
 和田義彦氏は早くに西欧古典技法を習得、氏の高度な油画技術と正確な素描力と重厚な着彩とは、既に定評がある。その氏が平成17年に行った「ドラマとポエジーの画家 和田義彦展」(三重県立美術館、4月〜6月ほか)は、初期から現在まで46年の作歴を示し、骨太な表現と変化に富む内容は圧巻であった。氏の作画世界は、群像等で劇的な情景を設定しているが、示唆するものは社会の不条理や人々の不安、孤独など内面の実存である。常に問題意識が現代の核心に触れていて、その時事性もまた評価できる。


要するに
 去年の展覧会の作品の中でも、スーギ氏を「模写」した作品の「群像の表現」が評価の対象となった
ってことじゃん。誰が推薦したか知らんけど、無茶苦茶ですな。

で、最初のタレコミを2ちゃんねらーが総力を挙げて解読したのがコレ。【社会】「同じモチーフで制作、盗作ではない」 洋画家・和田義彦氏の作品、酷似指摘で調査(画像あり)★2スレッドより。


362 :名無しさん@6周年:2006/05/29(月) 18:35:55 ID:utq3b4mI0
>>349>>359
あんがと。これで完全体になりましたw
--
        御中

前略     只今開催中の和田義彦氏の個展作品の中にイタリアの Alberto Sughi氏の作品の
盗用が認められますので通告いたします。出品作品のほとんどがどこかから盗っているな
と直感しますがウラが取れたものは同封のコピーの作品です。なおこれ以外の国画会出品
作品2点も盗用だと思われます。今出品中の作品の中で「食べる」を誰かに告発されたの
か反省することもなく「Sughiへのオマージュ」とタイトルを付け加えて出品しているよう
ですが、そんな事で許されるものではありません。今回の露骨な盗用を 1976年ローマの画
廊でSughi氏の個展を見て感動した者として断固告発します。国画会会員が、大学の先生
が、盗用作を自分の所属する会、集大成であろう公立美術館での個展に大量出品するとは
どういうことか。盗用の常習犯を会員にしておくとは問題だと思います。ただちに本人か
ら事情聴取をし、除名を視野に入れ検討すべきだと思います。

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盗作疑惑 芸術選奨受賞画家の行方

今朝から大騒ぎになってるのが
 今年度の芸術選奨受賞画家の受賞対象作品に「盗作」が含まれている可能性
というニュースだ。あちこちで、
 洋画家 和田義彦氏とアルベルト・スーギ氏の作品比較
がされてるのだが、どう見ても真っ黒に近い。
サンスポより。


洋画家・和田義彦氏、作品酷似で文化庁に調査うける


スギ氏「ノクターン1」(1998年)(上)と、和田氏「ナイトクラブ」(2000年)=両氏の作品集より
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200605/image/06052905tousakusugiKYD02249G060528T.jpg
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200605/image/06052905tousakuwadaKYD02249G060528T.jpg

今春の芸術選奨で文科大臣賞を受けた洋画家の和田義彦氏(66)が、主な受賞理由だった昨年の展覧会に、知人のイタリア人画家の絵と酷似した作品を多数出展したとして文化庁が調査していることが28日わかった。
「盗作された」とする伊画家に対し、和田氏は「似た作品」と認めながら「同じモチーフで制作したもので、盗作ではない」と主張している。
酷似が指摘される作品は、昨春から三重、東京、茨城を巡回した回顧展の作品のうち少なくとも7点で、昭和56年から平成16年の制作。いずれもローマ在住の画家アルベルト・スギ氏(77)の作品と構図などが酷似しており、回顧展以外にも同様の作品が複数ある。
芸術選奨を主管する文化庁に今月、「和田氏の作品は盗作」という匿名投書があり、同庁が両氏から事情を聴くなどしている。「双方の言い分を検討し、必要なら専門家の判断を求める」(芸術文化課)とし、仮に和田氏の盗作が判明すれば「授賞見直しを検討せざるを得ない」という。
和田氏は「スギ氏とは長年の友人。同じモチーフで制作することは伝えてあった」とし「比べて見れば、違う作品だとわかる」と話している。だがスギ氏は、文化庁の調査で初めて事実を知ったといい「明らかな盗作だ」としている。

昭和56年から平成16年というと、1981〜2004年になる。

ところで、昨年開かれ、今回の芸術選奨受賞理由となった
 和田義彦展
の解説に興味深い記述がある。読売新聞社が主催したこの展覧会
 http://info.yomiuri.co.jp/release/200507298018-1.htm
の図録に、三重県立美術館の毛利伊知郎学芸員が、解説を寄せている。注目箇所を赤で。


2005.4
ドラマとポエジーの世界
(略)

 このような時期の後に訪れるのが、1971年(昭和46)に始まるイタリア留学である。この留学がその後の和田義彦にとって決定的ともいえる大きな意味を持つことになるのはいうまでもない。ローマに着いた和田はローマ美術学校に入学するが、一年ほどで国立中央修復学校に転校、油彩画技法と修復技術を学び始める。和田によれば、小品や素描を除くとイタリア時代に自身の作品を制作することはほとんどなかったという。
 それは長い歴史を持つ油彩画技法によって自身の作品を創造していこうとするとき、その技法を徹底して修得することによって、いわば制作の基礎固めを行おうという画家の姿勢によるものと解してよいだろう。
 いうまでもなく、日本からヨーロッパに留学する画家たちが、油彩画発祥の地でどのような研究を行うかは一様でない。たとえ遠回りになっても、自己が取り上げる技法を自身の血肉とすべく修練を積もうとするその行動は極めて堅実というべきで、いかにも生真面目な画家の性格の現れといえるかもしれない。
 滞欧は5年半ほどに及んだが、その間に和田はローマを基点に古典絵画の研究を重ね、マドリッドにも足を伸ばしてプラド美術館でルーベンスやリベラ作品の模写を行っている。
 こうした技法研究と平行して、和田は多くの素描をローマで行っている。その一部は本展にも出品されているが、例えば《習作(女性像)》(no.2-3)などを見ると、その後の和田作品に登場する人物像の生の姿—骨太な人物像の骨格といったものが現れているように思われる。
 1977年(昭和52)秋に帰国した和田は翌年から国画会に復帰、ヨーロッパでの収穫を自己の作品に具現化することになる。そうした70年代末から80年代前半は、イタリア留学の体験と密接に結びついた作品によって自己のスタイルを確立した第一の高揚期といってよいだろうし、その後1990年代に至る和田作品に登場する各種モチーフをはじめ、和田芸術の基本構造が提示された時期ということもできるだろう。
(略)
 1991年(平成3)、50歳を越えた和田に新たな西洋体験が訪れることになる。この時期、和田は名古屋芸術大学に勤務していたが、その休暇中にパリ国立美術学校のピエール・キャロン教授に招かれて渡仏、画学生にまじってデッサンや制作を行い、以後しばしばパリを訪れるようになったという。また、1996年(平成8)からはベルギー出身でパリを拠点に制作活動をしている画家ジャン・ルスタンから招待されてヴェニスやアントワープ、パリに滞在するようになったという。
 パリを訪れるようになった1990年代以降、和田作品に変化が現れる。それは、ルネサンスやマニエリスム、バロック美術との関連を窺わせる舞台仕立てが影を潜め、カフェやクラブなどが場面設定として頻繁に登場するようになったこと、中間調の色彩でまとめられた作品、あるいは明度の高い色彩による作品が見られるようになったことなどである。
 この時期の作品にも複雑な感情を示し、他者と微妙な関係を結ぶ多くの人間が登場する。彼らは、作品の中で様々な人間ドラマを演じているのである。同時に、風景と単独の人物とを組み合わせた1990年代以降の作品は、美しい色彩効果とあいまって、独特の詩情を強く漂わせている。この展覧会の副題を「ドラマとポエジーの画家」と命名した所以である。
 そうした意味で、1990年代から2000年代初期を和田の第二期ととらえることができるだろう。そして、この時期の作品によって画家和田義彦のイメージは広く知られるようになったのである。では、パリを訪れるようになって、和田は西洋絵画や自らの制作についてどのような考えを抱くようになったのだろうか。
 フランス近代絵画に接することによって、イタリアルネサンス以降、近代に至る西洋絵画の展開を実感したことも大きな成果であったというが、一つのスタイルに固定することなく、常に変化し続けることの重要性をルスタンらから教えられ、常に新しい表現を求め続けることを和田は非常に重要なことと考えるようになったと画家自らしばしば語っている。
 また、色調の変化と関連づけて、イタリアやスペインの絵画は強い明暗法が大きな特徴であるが、フランス絵画の特質はむしろ強いコントラストを抑制して、中間色で作品をまとめることにあると認識するようになったという。
 パリ滞在にはイタリア留学時代に研究したことを再確認するという意義もあった。たとえば、古典絵画の模写や修復を通じて学んだ絵画技術の「技術」という言葉に含まれる精神性をも含んだ意味の深さと重要性を、和田はジャン・ルスタンらとの交流を通じて再認識したという。


サンスポの記事だと
 1986年あたりから、スーギ氏の作品の「模写」に近い「盗作」
を始めたようだが、それが顕著になるのは、1991年の渡仏以降であり、皮肉なことに

パリ滞在にはイタリア留学時代に研究したことを再確認するという意義

があったと和田氏自身認めている。これが
 スーギ氏の作品を写真に撮り、自分の作品に「投影」する
作業だったとしたら、そして、この「盗作」によって
 画家としての声価を高めた
のだとしたら、あまりにも罪深い話だと思う。
更に和田氏の経歴によれば、

和田義彦 非常勤講師

1987 イタリア作家スカルコ、ポントルモ、ファラーニと四人展(ホルニ画廊、ボローニャ


とあり、サンスポの記事が指摘する1986年の「盗作」は、この1987年のボローニャの四人展の準備期間に描かれたものという可能性がある。
「盗作」はインスピレーションを失った芸術家の常套手段だ。誰しも、いつまでも、同じように創作活動を続けられるわけではない。書けなくなった作家はいつの間にか消えていくが、描けなくなった大学の油絵の先生が、描けないまま許されるほど、絵の世界は甘くはない。恐らく、和田氏の芸術家としての転機は46歳頃に訪れたのだろう。日本人は
 年を取れば取るほど、ありがたい巨匠
だと思ってる節があるが、芸術家は死ぬまで成長し続けるワケではない。それが可能なのは、世界でもごく一握りの天才だけである。日本の洋画壇に現在そんな天才画家がいるのかどうか、寡聞にして知らない。

しかし、文化庁の芸術選奨選定って、誰が決めてるの? こんなタレコミがあるまで、盗作に気がつかなかったということは、
 これまでにも同様の例はあったかも知れないが、判明してない疑惑の受賞
が他にもあるかも知れない、ってことじゃん。日本のキュレーターの目は節穴ですか。
 

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2006-05-27

背筋の伸びた重源さん

昨日は、奈良博恒例、金曜日の観覧時間延長日。歯医者の帰りに
 大勧進 重源ー東大寺の鎌倉復興と新たな美の創出ー
を覗いてきた。入館時間は五時半過ぎで、小雨模様なのだが、思ったより人が来ていた。

重源といえば、東大寺にある
 国宝 重源上人坐像(ちょうげんしょうにんざぞう)
http://www.narahaku.go.jp/exhib/2006toku/chogen/chogen-01.htm
である。晩年の重源坐像で、背は曲がり、老いの影深い重源の姿を捉えた傑作だ。今回の展示では、
 背筋の伸びた重源さん
の坐像も出陳されている。東大寺の像より若い重源さんを写したものらしく、
 大勧進をやり遂げる意欲
に満ちた重源の気迫を感じ取れる。もう一体、
 すこし年を取ったけど、東大寺の像よりは若い重源さん
の像もあり、重源の生涯の戦いを坐像から読み取ることが出来る。そりゃ、芸術的価値というか仏師の腕前は、東大寺の重源坐像が一番なんだけど、それより若い重源さん像の向こう側にあるものを透かして見るのは、許されるだろう。
重源さんの三種の坐像を見て、山折哲雄先生を思い浮かべたのは何故だろう。

重源は浄土宗の開祖・法然との関係が深いので、
 え、これがあるのか!
という浄土宗関係の重要な展示が多い。
 京都・二尊院蔵・南宋から将来した浄土五祖図
http://www.narahaku.go.jp/exhib/2006toku/chogen/chogen-07.htm
とかね。展示を見ながら、鎌倉仏教の復習ができる。

しかし、東大寺の
 快慶作 僧形八幡神坐像
http://www.narahaku.go.jp/exhib/2006toku/chogen/chogen-02.htm
は、いつ拝見しても美しいお像だ。東大寺と八幡神とは切っても切れない関係にあるが、この八幡神坐像は秘仏として伝持されているために、保存状態がすばらしい。展覧会でもなければ、近くでお像を拝見する機会はないのだが、今回はゆったり展示されているので、飽かず眺めることが出来る。なんとももったいない話ではある。

おまけ。

続きを読む "背筋の伸びた重源さん"

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2006-01-27

シリコンバレータロット@1998

久しぶりにタロットを手に取った。中学の頃に嵌ったが、その後はそんなにリーディングをすることもなく済んだ。最近、『周易』の説明をしていて、なんとはなしに思い出した次第。
今回、アマゾンから買ったのは「ボッシュ・タロット」「オールド・イングリッシュ・タロット」とライダー版だったのだが、ライダー版の説明書に乱丁が。しかもケルト十字法の説明のところで157ページが155ページになっているという変な乱丁だ。早速問い合わせてるんだけど、アマゾンはこうした事故処理が遅いからな。

carro

ところで、「ボッシュ・タロット」というのは、ヒェロニムス・ボッシュの絵を下敷きにして新たにデザイナーが描き起こしたもので、ボッシュ作のタロットがあったわけではない。まあ、ボッシュっぽいといえばボッシュっぽい絵柄ではある。描き起こすなら、ボッシュ同様
 板に油彩
で描いて欲しいものだ。

で、ネットサーフィンしていて見つけたのは
 シリコンバレータロット
http://www.svtarot.com/net/
だ。1998年に作られたもので、インターネットバージョンがあり、オンライン占いも出来る。
 オンライン占い(英語)
http://www.svtarot.com/spread/

これは通常の
 大アルカナ22枚 小アルカナ56枚
の78枚バージョンより少ない
 大アルカナ22枚 小アルカナ48枚の70枚バージョン
なので、78枚使う占いには使えない。大アルカナは数は揃っているが、伝統的なタロットとはカードの名前が違う。一応、大アルカナは伝統的なタロットと整合性を取っている。
 大アルカナの対照表
http://www.svtarot.com/MArcana.html


0. The Hacker (The Fool)
1. The Guru (The Magician)
2. The Futurist (The High Priestess)
3. The Garage (The Empress)
4. The Mogul (The Emperor)
5. The Consultant (The Hierophant)
6. IPO (The Lovers)
7. El Camino Real (The Chariot)
8. Double Latte (Strength)
9. Encryption (The Hermit)
10. The Server (The Wheel)
11. The Sysadmin (Justice)
12. The Hive (The Hanged Man)
13. The Layoff (Death)
14. Flame War (Temperance)
15. Spam (The Devil)
16. Firewall (The Tower)
17. Stock Options (The Star)
18. Venture Capital (The Moon)
19. Next Big Thing (The Sun)
20. Bugs (Judgment)
21. The Net (The World)

というわけで、カードの寓意を混ぜ込んだ
 ハッカー占い
も出来そうではある。いかんせん1998年のものなので、今とはちょっと状況が変わっているから、ギャグのキレも今一だけれども、往事をしのぶよすがとはなる。

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2005-08-06

本日の「松崎しげる 愛のメモリー祭り」の神

新・Mac板の合作。
アップル Mac OS X iMemory
http://fromme.cool.ne.jp/5-111/imemory.html

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2005-07-15

にんげんドキュメントで「女拓」 (その3) 嶋本昭三はイヴ・クラインのマネをしただけ?

ところで、NHK「にんげんドキュメント」を制作した真野PDは
 日本では評価されてないが、海外では高い評価を受けている芸術家
だという嶋本昭三だが、
 人拓
 上から投げつけて絵を描くパフォーマンス
については
 夭折したイヴ・クラインの劣化コピーじゃないの?
という批判がある。

続きを読む "にんげんドキュメントで「女拓」 (その3) 嶋本昭三はイヴ・クラインのマネをしただけ?"

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