2009-11-16

横浜市戸塚区のマスコット ウナシーの着ぐるみがステキすぎる件→顔の広さ4.3haの「とつか再開発くん」もお忘れなく

そもそも、
 牛だといっているが、どちらかというウミウシをデフォルメして足をつけたように見えるマスコット「ウナシー」
が凄い。
Kihony

で、この謎の生物は
 直立
するのである。
Kihont

ウナシーのプロフィール。戸塚区のサイトより。


もっと詳しく!「ウナシー」戸塚区制70周年を記念して誕生

 2009年の戸塚区制70周年を記念して、マスコットキャラクター「ウナシー」は誕生しました。
 デザインは、公募により集まった595点の中から、審査委員会が選んだ最優秀作品を、横浜市出身の画家ミヤケマイさんがデザインしました。
 愛称も公募により集まった1,314点の中から、審査委員会で選ばれた3点について区民投票を行い、もっとも多く得票した「ウナシー」が選ばれました。
 体の斑点の色の意味は、ピンクが「桜・ハム」、青が「柏尾川をはじめとする川・池・滝」、緑が「森・公園・畑」、茶が「一里塚・大わらじ・東海道」、黄が「ミズキンバイ」、赤が「お札まき」と、戸塚区の名所・名物をあらわしています。
 心優しい、のんびりやの牛です。

「ウナシー」のプロフィール
生年月日
2009年5月10日
戸塚区のマスコット「ウナシー」
星  座 おうし座
た か さ 153cm
お も さ 47kg
好きな食べ物 浜なし
好きなところ 柏尾川河川敷
特技 どこでも寝る

うう
 一般公募作品をプロがデザインした
のか、凄いぜ。

まだ、2Dウナシーは許容範囲なのだが
 3Dの着ぐるみウナシー
は、閾値を超える。

画像はこれ。
Unashi_2

目玉のプロポーションが原画とかけ離れて
 大きすぎる
ために、超不気味な仕上がりに。これが動くんですよ?

横浜畏るべし。

続き。
横浜にくわしいm_araiさんが教えてくれたんだけど
 横浜市都市整備局の戸塚駅西口第1地区第二種市街地再開発事業キャラクター「とつか再開発くん」
というのが、平成6年辺りから存在し、現在の形になったのが平成17年だそうで。
こんな奴だ。
Pro_img_1
プロフィールはこれ。


誕 生 日:平成6年10月4日(現在15歳)
出 身 地:横浜市戸塚区
性 別:男の子
好きなもの:うめぼし入りのおにぎり
顔の大きさ:約4.3ha

なんだよ
 顔の大きさ 4.3ha
って。
 日本一顔面面積の広いゆるキャラ
かよ、横浜市都市整備局。
ウナシーといい、とつか再開発くんといい、戸塚区には
 魔物が栖む
のか?

なお、とつか再開発くんには
 たのしいぬりえが何と12種類も用意されている
のだ。欲しい人は以下へどうぞ。
とつか再開発くん

赤字だったんじゃないのか、横浜市。。。

おまけ。
横浜市交通局が飼ってるのは
 はまりん
という凶悪キャラ。こないだ市営地下鉄に乗ったら、扉にはまりんのステッカーが貼ってあった。
こいつだ。
 2007-02-13 横浜市交通局の凶悪キャラ「はまりん」

自治体関連のキャラデザに関しては、奈良も酷いんだけど
 ジブリに委託したカモメ以外は尽く失敗している感のある横浜
も侮りがたい(ってなにが)。

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2009-11-13

不足している上に、新型インフルエンザワクチン利権に振り回される国民 長妻厚労相 厚労省の利権団体の片棒を担がされる 問題の多い10mlバイアルを製造しているのは厚生労働省医薬食品局所管の公益法人のみ

10mlバイアルの新型インフルエンザワクチンが
 小規模の病院・診療所に押し売りに近い形で供給
されているという。10mlバイアルの問題は
 1. 一度開封したら、24時間以内に使いきらないと行けない
 2. 10mlだから成人20回分の用量なのではなく、注射器で吸い込むために誤差がでて18回分 1mlバイアルならこうした問題は起きず、1mlバイアル10本で20人に接種できる
 3. これから前倒し接種が行われる小児科では更に問題があり、接種する量が大人より少ない小児では10mlバイアルは30回分、乳児では45回分で、小規模の小児科なら1日で捌ける量ではない(24時間以内に使い切れなければ廃棄)
 4. 小児科に10mlバイアルを適用する場合は、小学校などの集団接種に限るのに、民間病院に10mlバイアルを押しつけ、なおかつ「人数分のワクチン」と「数だけ合わせる」厚労行政
といった辺りで、新型インフルエンザ患者が殺到している現場で、寸暇を惜しみ、現役小児科医のYosyan先生がblog「新小児科医のつぶやき」でこのところ、稠密に分析を加えられている。是非、以下の記事を御覧下さい。
 2009-10-28 10mlバイアルはどうなるだろう
 2009-11-09 ボヤキ
 2009-11-10 10mlバイアルを巡る舞台裏
 2009-11-11 今日も10mlバイアルのお話

で、最新の記事
 2009-11-13 長妻答弁を考える
では、
 10mlバイアルを生産しているのは厚生労働省医薬食品局所管の公益法人化血研(正式名称は化学及血清療法研究所)のみ
で、
 就任間もない長妻厚労相が、厚労官僚に10mlバイアル生産を事態を認識しないまま押しきられた
ことを解明している。やはり
 民主党政権に変わったのに、ワクチン利権が今回の新型インフルエンザでも相変わらず暗躍
しているということだ。この
 日本のワクチン利権が、国内のワクチン行政を滅茶苦茶にしている
というのは、以前から指摘されているのだが、今回も
 外国製ワクチンは危険だキャンペーンを張って「国内製ワクチン利権」をしっかり守った
のは、記憶に新しい。てか、
 マスコミも「ワクチン利権の片棒を担いでいる」事実に気がついてない
のが間抜けすぎますな。当然
 長妻厚労相も「ワクチン利権の片棒を担がされた」形
になっているが、もし
 長妻大臣は、国民の福祉よりも自省の利権を守るのか
と追及されたところで
 ワクチン利権に嵌っている人達は「長妻のクビが飛ぶなら、それは好都合」
くらいに思っているに違いないから
 一石二鳥
ということになる。
 医療に暗いのに、年金担当相のオファーを蹴り、本来は仙谷由人行政刷新相が就くはずだった厚労相の椅子をねだった
のが長妻厚労相なのだから、官僚に足元を見られたな。

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2009-10-21

医療崩壊 「命を大切にする政治」の民主党が放つ「田舎の高齢医は引退せよ、零細クリニックは閉鎖せよ」作戦? 開業医の事業税優遇廃止案の行方→「組合」に入れない零細事業主狙い撃ちはベルリンの壁崩壊以前の「階級闘争」史観の亡霊か

もの凄いミスリードの悪寒。
時事より。


事業税優遇廃止案が浮上=開業医の診療報酬−来年度税制改正、政府・与党

 2010年度税制改正をめぐり、開業医の報酬に対する個人事業税(地方税)の非課税措置を廃止する案が政府・与党内に浮上してきた。政府税制調査会(会長・藤井裕久財務相)は租税特別措置などの優遇税制をゼロベースで見直す方針を掲げており、年末の税制改正の焦点の一つとなりそうだ。ただ、同措置の存続を求める日本医師会(日医)などの反発は必至で、来年の参院選を控え与党内から異論が噴出することも予想される。
 治療の対価として医療保険から医療機関などに支払われる診療報酬は、税制面で各種の優遇を受けており、個人事業主の所得の3〜5%を課税する事業税の非課税措置もその一つ。制度創設以来、開業医の事業所得に当たる診療報酬は非課税扱いが続き、50年以上、手付かずの状態となっている。
 同措置については有識者らによる旧政府税調が課税の公平性の観点から速やかな撤廃を求めるなど、自民、公明両党による前政権下でも見直しを求める声が強かったが、日医を有力な支持基盤としていた自民党内の反発で見送られてきた。(2009/10/19-19:17)

この記事だと
 開業医は全員税制上優遇を受けてるのか、けしからん
って感じに聞こえるのだが、実際はちょっと違う。「租税特別措置法の社会保険診療報酬の所得計算の特例」というのが正式な名称だが、簡単に言うと
 保険収入が年間5000万円までの診療所で、一定の%を必要経費と見なす
というやり方で、
 いわばどんぶり勘定で、税金を支払って貰う
のである。よく問題になる
 病院は7割も必要経費が認められる
という暴論は、
 保険収入が2500万円以下の診療所で72%を必要経費とする
というこの特例を曲解したものだ。一番の誤解は
 保険収入=利益
という誤解だろう。保険収入からは
 病院のスタッフの給与、薬屋に支払う薬品の代金、病院設備や医療機材の償却費などを支払わなければならない
のだから、それを支払って手元に残る額が一体いくらか、まず考えて欲しい。だいたい
 年間2500万円
ということは、
 一ヶ月200万円ちょっとの保険収入
だから、土日休んだとして、診察日は一ヶ月で20日前後、一日の保険収入は10万円弱となる。10万円というと驚くかも知れないが、3割負担で
 1500円
とか支払っているなら、保険収入は5000円だ。患者一人5000円として10万円なら
 一日20人しか患者さんが来てない勘定
になる。これは診療所としてはぎりぎりだろう。一般的な病院の診療時間は
 午前9:00〜12:00
 午後14:00〜17:00
などだろうから、そうすると一日6時間クリニックが開いていて
 たった20人の患者さん=1時間に3人前後
だ。ここに
 最低でも看護師さんが1人以上いる
わけで、看護師さんの給与はいくら悪くても25万円くらいだろうから、そうなると基本給(賞与などは除く)だけで
 25万×12=300万円
である。実際にはほかに手当が付くだろう。更に薬屋への支払いや、機材の償却費などを含めると、
 「儲けすぎ」などと誇大宣伝されるような額は残らない
と推察できる。
さて、
 2500万円規模の診療所
といえば
 田舎の老先生がやっている診療所
などが当てはまる。地域医療が崩壊しつつある今、最新の治療は無理にしても、
 いつでも診てもらえるホームドクター
は必要なわけだが、そうした役割を果たしてきたのが、地域の老先生である。この
 事業税優遇措置廃止の影響をモロに受けるのが、こうした地域の老先生の診療所
である。要するに、今回の
 税金を医師から搾り取る作戦
は、
 実は地域の零細医療機関を潰す爆弾
だと思われる。もし、これが導入されたら
 じゃ、病院閉めます、医師も辞めます
という老先生が続出するだろう。そうなると
 基幹病院にさらに患者が殺到する
のだ。

たぶん、この案を考え出した人間は、おそらく官僚で
 開業医の収入を絞って、経営を成り立たなくさせれば、きっと勤務医に戻って、「医療崩壊」解消
とかいう、実にくだらない計算をしているのだろうと思うのだが、
 日本の医師の年齢構成を全く考えてない
のだ。一体
 日本で働いている50歳以上の医師がどのくらいの割合を占めるか
統計を見てみればいい。厚労省の今のところ最新の統計平成18年(2006)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況によると、
 50〜59歳 20.5%
 60〜69歳  8.8%
 70歳以上 10.6%

 50歳以上の医師が日本の医師のなんと4割近くを占めている
ことになる。60歳以上に限って言っても
 5人に1人は60歳以上の医師
なのだ。これが平成18年の統計だから、今は更に高齢化が進んでいる。
結局
 日本の医師の20%に引退を考えさせる政策が今回の「事業税優遇措置廃止案」
なのである。

さて、
 もし60歳以上の医師の半分が引退したらどうなるか
ということを、同じ統計の
 診療科名別にみた医師数
で見ると、さらに恐ろしい話になる。
いま、不足しているといわれる
 小児科・産婦人科・産科
の医師の平均年齢なのだが、病院勤務の医師の場合、平均年齢は
 小児科  41.5歳
 産婦人科 43.5歳
 産科   41.8歳
なのに対し、開業医が中心と思われる診療所の医師では
 小児科  58.6歳(+17.1)
 産婦人科 60.7歳(+17.2)
 産科   55.5歳(+13.7)
と、平均年齢で13〜17歳以上年長の先生方が働いているのである。特に
 診療所で働く小児科と産婦人科の医師の年齢が高い
のが目につく。こうした診療所で、2500万円以下のところは、今回の「事業税優遇措置廃止案」が施行されたら
 真っ先に廃業する診療所
である。つまり
 基幹病院に掛かるまでもない、軽い病気の患者さんや妊婦検診を引き受けてきた担い手を潰す
ことになるのだ。当然ながら
 受け皿を失った患者が、軽い病気でも基幹病院に押し寄せる
のは必至で、
 病院機能は麻痺し、スタッフは疲弊し、患者はなかなか診てもらえないという悪循環
が起き、
 医療崩壊は加速する
のである。

なんだって、こんな愚策が浮上してきたのかね。
 医師は「儲けすぎ」と勘違いしているマスコミがさらにミスリード
しているから、たぶん、このまま民主党がこの案を押しきる形になると
 あっという間に地方の医療は崩壊しまくり、子どもは死に、赤ちゃんとお母さんは助からなくなる
という
 母と子を切り捨てる医療環境
になるのではないかと思いますがね。鳩山首相が、来る臨時国会で次のような演説をすると言うのだが、悪い冗談としか思えないですな。NHKより。


“命大切にする政治”表明へ

10月21日 5時0分
鳩山総理大臣は、臨時国会で行う初めての所信表明演説で、みずからの政治理念である友愛の社会を実現して、人の命を大切にする政治を行う決意を示し、中でも少子高齢化社会の是正が重要だとして、「子ども手当」の必要性を強調することにしています。
鳩山総理大臣は、来週26日に召集される臨時国会で、就任後初めての所信表明演説を行います。この中で、鳩山総理大臣は、みずからの政治理念である「友愛の社会」を実現し、人の命を大切にする政治を行う決意を示すことにしています。さらに、政府の「行政刷新会議」を中心に、税金のむだづかいを徹底的になくすことや、行き過ぎた市場主義を改めること、さらに、みずから掲げる「東アジア共同体」構想など、世界の「架け橋」となる外交を目指すことを表明することにしています。中でも鳩山総理大臣は、日本の将来に対する国民の不安を解消するためには、少子高齢化社会の是正が重要だとして、政権公約に盛り込んだ「子ども手当」の必要性を強調することにしています。また、年金記録問題の解決に集中的に取り組む決意も表明したいとしています。鳩山総理大臣としては、官僚が作った文章を羅列するのではなく、みずからのことばで国民に語りかけたいとしており、21日の与党3党の党首による基本政策閣僚委員会を開いて、詰めの協議をすることにしています。

今より医療環境を悪化させて、なにが
 命を大切にする政治
だよ。
 少子高齢化の是正には、子どもが死なない社会を作る
ことが肝要だが、
 産科も小児科も更に崩壊させる施策を行う
なら、
 羊頭狗肉
の誹りを免れない。てか
 命を大切にする、といいつつ、子どもやお母さんを屠る政治を平気で行う
ってことになりますがね。
(追記 15:26)
今回、
 零細開業医をねらい打ちにした施策を採ろうとしている背景
にあるのは、
 開業医は個人事業主で「組合」がない
ことが一番の要因だろうと思う。要するに
 連合傘下に入れる資格のない人間からは「徹底的に搾り取る」
というか
 事業主=資本家からはいくら搾り取ってもかまわない
という
 ベルリンの壁崩壊以前の「階級闘争」史観の亡霊がいまだに民主党内では勢力を張っている
ってことだ。
 生活実態を見ず、「組合利権」を優先
することが、民主党の施策の根幹にあるとすれば
 未組織労働者や、市民のために働く「零細事業主」からは「盛大に搾取」
することだろう。
しかし、
 ベルリンの壁崩壊以前の社会主義国家でも、医師など医療従事者は大事にしていた
わけで、
 民主党の「零細開業医潰し」施策は、「旧ソ連より酷い」
ってことだな。
 ミスター年金である長妻厚労相が医療分野で「組合利権をどのくらい重視するか」
を、今後見守っていきたいですな。
(追記おわり)

おまけ。
 「租税特別措置法の社会保険診療報酬の所得計算の特例」がちっとも「優遇になってない」
ということについては次のような指摘がある。野村望先生の中之島のBOWより。


医院経営と表計算ソフト

私どものような開業医は医療サービスを業とする零細企業である。企業であるからには経理・経営を無視することはできない。しかし、私ども医師のだれもが、大学時代はもちろんのこと、勤務医時代にも、経理・経営に関するトレーニングを受けたことは皆目なかった。医師は医学のこと、医療のことを考えておれば良いとされ、世間も暗黙のうちにそれを了解していたようだった。 
73年に開業をしたが、診療の必要経費を72%と計算しても良いという特別措置法が存在していて、記帳をしなくても税金の計算を簡単に行うことができるので、経理や経営について勉強することもなかった。  

しかし、この特別措置法は「医師優遇税制」だとする世間の非難のボルテージが高くなるにつれ、本当にこの措置法で医師は優遇されているのかについて疑問が生じて来た。  

そこで、開業10年目の83年に、1年間の薬問屋の支払いなどの経費を計算してみた。これは、ほとんどの請求書や領収書を残していたので実行可能だった。また、水揚げに相当する総収入は、99%が健康保険からの振込なので、経費割合の計算も簡単であった。  

その結果は、予想通り70%近い費用となった。そこで、大阪府医師会に関与している会計事務所に、これを見てもらったところ、抜けている費用がもっとあると指摘され、即座に青色申告を勧められた。その指摘を取り入れ、翌84年から、世間で非難される「医師優遇税制」と決別し、青色申告を採用したが、その結果は1年後に大幅な節税になって戻ってきた。白色から青色に変更して正解だったのである。  

悪名高い特別措置法が「医師優遇税制」では決してないことを、その時にはっきり知った。大部分の医師たちは、記帳と計算に慣れていないので、その手間の要らないこの措置法を使って丼勘定をしてきたというのが真相であろう。

どうやら
 医師は金勘定がヘタ
というのを逆手に取られていたって話みたいですね。

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2009-10-18

「原点資料」を活用 国文学資料館日本文学専攻長挨拶に誤字がある件

いや、びっくり。
 総合研究大学院大学の文化科学研究科日本文学専攻である国文学資料館日本文学専攻長の挨拶
といえば
 日本を代表する国文学資料研究の元締めくらいの意気込み
があるのかと思ったら
 堂堂と誤字を放置
しているんだもん。たぶん、その内、誤字を訂正してバックレるだろうから、魚拓を取って置いた。
専攻長挨拶
これで
 専攻長挨拶の校正を誰もしてないし、webにアップされた専攻長挨拶を誰も読んでない
ことが丸わかりに。
誤字はこの部分だ。


 平成15年(2003)4月に発足した日本文学研究専攻では、国文学研究資料館に集積された膨大な原点資料を活用できる利点を十分に生かしながら、専門性を高め、相対的な思考を深める中から、時代を先導する日本文学研究者の育成を目指しています。

 
国文学資料館が誇る大量の原典資料こそが、国文学資料館の存在意義だし、わざわざ大学院を持った
 専攻を支える根幹
だろうに、よりによってそこで間違いますかね。
専攻長の原稿が間違っていたとは思えないので、webに載せるときに間違って、校正もかからず、そのままになっているのだろう。

恥ずかしいぜ。
いつから放置されているのやら。
このページにアクセスした世界中の日本文学研究者が
 絶対に国文学資料館に大学院生は送るまい
と天を仰いだのではないか。あまりにもかっこ悪い誤字だもん。

個人blogや営利目的サイトとは違って
 国民の税金で成り立っている独立行政法人のサイトの誤字
だ。国文学資料館は、サイト作成を請け負った業者から罰金取った方がいいぜ。あと
 サイト全文の校正を請け負った人物にもペナルティ
ってことで。

しかし、こういう
 広報宣伝の部分で致命的な誤字(しかも「日本文学専攻」)
があるのを放置しちゃうって、国文学資料館の運営がうまくいってるのかどうか、気になるよな。普通、この手の挨拶が掲載されると、大学院担当教員がチェックするんだけど、誰もチェックしてなかったんでしょ、国文学資料館。大学院担当教員の人数だけは沢山いるんだよ、ここ。
 教員紹介
いま数えたら20人以上いるんですけど。

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2009-06-19

豚インフルエンザ 厚労省ようやく「方針転換」国内感染者はじわじわ増加してただいま745人

この意思決定の遅さは
 強毒性の新型インフルエンザなどの新型感染症が日本を襲ったら、まったく行政には期待できない
ってことを強く印象づけますね。
読売より。


新型インフル、全医療機関で診療…厚労省が運用指針改定

 新型インフルエンザの今後の流行に備え、厚生労働省は19日、医療や検疫、休校などに関する運用指針を改定した。
 舛添厚労相が閣議後の記者会見で発表した。
 患者がほとんどいない地域と、増加している地域との二つに分けていた対策を一本化し、原則として、すべての医療機関で患者を診療するとしている。
 指針では、感染の拡大状況から「患者をゼロにするのは困難」と指摘。主な対策として〈1〉患者の自宅療養〈2〉患者発生時の休校〈3〉集団感染を重視した監視・検疫体制――などを掲げた。
 現在多くの地域で入院させている軽症患者は原則、自宅療養に変更持病がある患者は悪化しやすいため、軽症でも入院が必要かどうか医師が判断する。重症化しやすい妊婦や幼児、高齢者も同様の対応とした。
 季節性インフルエンザと同様、原則として全医療機関で診療する。ただし、発熱者の待機場所や診療時間を、他の受診者と分けるほか、都道府県は、透析病院や産院など発熱者を診療しない病院を指定できることとした。
 患者全数を把握していた従来の厳重な監視体制は廃止。その代わり、流行の端緒を早期につかむため、学校などの集団感染に着目した新たな監視体制を敷く。
 旅行者に対する検疫体制は、症状がある場合も隔離せず帰宅させ、同一グループ内で複数の感染があった場合のみ検査するなど大幅に緩和する。

(2009年6月19日11時04分 読売新聞)

というわけで、これからは集団感染でもない限り
 〜県で初の新型インフルエンザ患者確認
というニュースは出なくなるって事ですね。要は
 日本全国どこで感染してもおかしくない
と国が認めたことになる。

今後は
 新型インフルエンザが不幸にして重症化した場合の迅速な対応
が問題になってくる。果たして、
 日本全国どの地域でも、人工呼吸器など、重症患者の治療に必要な装備は揃っているのか
その辺りが、これからあぶり出されることになるだろう。なんせ
 季節性インフルエンザでは軽く済むはずの、基礎疾患がない健康な20-50代の人の一部が重症化する
といわれている新型インフルエンザだ。
 決して季節性インフルエンザとは同じではない
こと、そして
 絶えずウイルスは変異している
ことも、念頭に置いておきたい。

続き。
で、今後は小さい数は出にくくなると思うが、これまでの新型インフルエンザ患者の総数は
 745人
だそうだ。NHKより。


国内の感染者 累計745人に

6月19日 13時23分
国内で確認された新型インフルエンザの感染者は、19日午前11時半までに33の都道府県で、あわせて745人となっています。
19日午前11時半までに確認された新型インフルエンザの感染者は、▽兵庫県で210人、▽大阪府で169人、▽福岡県で77人、▽千葉県で76人、▽東京都で48人、▽神奈川県で40人、▽愛知県で24人、▽埼玉県で12人、▽栃木県で10人、▽京都府と静岡県で9人、▽長野県で6人、▽岐阜県、滋賀県、広島県、山口県で4人、▽北海道で3人、▽岩手県、茨城県、山梨県、新潟県、三重県、愛媛県、鳥取県、宮崎県、鹿児島県でそれぞれ2人、▽秋田県、宮城県、奈良県、和歌山県、徳島県、長崎県、大分県でそれぞれ1人、さらに成田空港の検疫で10人、関西空港の検疫で1人のあわせて745人となっています。

昨日の11時現在で、国立感染症情報センターが把握していた数は
 678人
なんですけど。なんでいきなり70も増えている。統計の母数が違うのか?
一応、昨日の国内感染地図(11時現在)を貼っておく。
典拠はこちら。日本の流行地図( 2009年6月18日 11時現在)Map090618

空港での検疫分11人は、上記地図では居住地に振り分けられているけど、それにしても数が違いすぎるのは何故?

NHKニュースと上記の地図の数値を比較しておく。
▽兵庫県で210人(+4)
▽大阪府で169人(+4)
▽福岡県で77人(+7)
▽千葉県で76人(+2)
▽東京都で48人(+4)
▽神奈川県で40人(+13)
▽愛知県で24人(+20)
▽埼玉県で12人(+3)
▽栃木県で10人(+7)
▽京都府で9人
▽静岡県で9人(+1)
▽長野県で6人(+3)
▽岐阜県で4人(+2)
▽滋賀県で4人
▽広島県で4人
▽山口県で4人
▽北海道で3人
▽岩手県で2人
▽茨城県で2人
▽山梨県で2人
▽新潟県で2人
▽三重県で2人(+)
▽愛媛県で2人
▽鳥取県で2人
▽宮崎県で2人(+1)
▽鹿児島県で2人
▽秋田県で1人
▽宮城県で1人(???)
▽奈良県で1人
▽和歌山県で1人
▽徳島県で1人
▽長崎県で1人
▽大分県で1人(New!)
▽成田空港の検疫で10人
▽関西空港の検疫で1人
合計745人

この地図では宮城が抜けているな。

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2009-06-10

豚インフルエンザ 「ベトナムから東京に帰ってきたらA型インフルエンザに感染していましたが、アメリカや中南米からの帰国じゃないのを理由にPCR検査はしてくれませんでした」

何が何でも
 東京都の感染者は「アメリカか中南米からの帰国者」
ということにしたいのかな。
こんな書き込みを見つけた。東京の新型インフル感染は隠蔽ですか?スレッドより。


820 :可愛い奥様:2009/06/09(火) 21:35:39 ID:M1mfIXvbO
インフルかかったよwwwwwwwwww

彼氏と二人、ベトナムから成田8日帰国。
二人とも発熱、インフルエンザA型って今日病院で結果
出た。

だけど新型の検査は無しwww

発熱センター、保健所、病院、三つとも新型では無いって電話で言われた。
その理由は「アメリカ・中南米に渡航していない」事のみw

新型インフルエンザが発見されないように、
東京は医療機関にマニュアル渡ってるねw
病院、薬局は隔離がひどかったよ。

ただのインフルエンザだったらそこまでしないよね?

短い旅行だったし、ゴミゴミしていなかったけど
簡単にインフルエンザA型にかかったわ。

たぶん日本中(世界中)蔓延しているのは確実と思う

(この内容、どこに晒せばいいかな?)

821 :可愛い奥様:2009/06/09(火) 21:46:58 ID:M1mfIXvbO
820だけど彼氏は訂正、事実婚のダンナ。
熱あるからってダメだな…反省

さてさて、
 アメリカか中南米への渡航歴なしだとPCR検査をしない
のかな、東京は。
ベトナムでの新型インフルエンザ感染者は、8日の段階でこんな感じ。共同より。


2009年6月8日(月)ベトナムの感染者12人に ほか3人に感染の疑い

 【ハノイ8日共同】ベトナム南部ホーチミンの保健当局者は8日、同国の新型インフルエンザ感染者が計12人になったと明らかにした。このほか3人に感染の疑いがあり、確認中。(共同通信)

820さんがベトナムのどこに旅行していたかはわからないが、医療水準から考えて
 新型インフルエンザの感染確認をすることが難しい、発展途上国
だから、
 現在12人
というのは、実際の感染者数からすると、捕捉率はそれほど高くないだろうと思われる。
820さんのPCR検査を都が拒否した理由が
 アメリカや中南米からの帰国じゃない
というのが本当なら
 現在1000人以上の感染が確認されているオーストラリアからの帰国者の検査
はどうなっているのだろうか?
オーストラリアの感染は拡大する一方だ。日経より。


(6/8)新型インフル感染、世界で2万5000人超す WHO発表

 世界保健機関(WHO)は8日、豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザの感染者数が世界全体で2万5288人になったと発表した。本格的な冬場を控えた南半球で、新型インフルエンザの感染拡大が次第に顕著になってきており、実際にオーストラリアでは感染者が1051人、チリでも411人に増えている。
(以下略)

なおかつ、アジアは無視する方向かな。

マスコミが、都内の感染状況をなるべく報道しないのは、
 そういう意向が然るスジから示されている
せいなのか、それとも
 重症例が都内で発生すれば、舛添厚労相と石原都知事をここぞとばかりに叩けるから、手ぐすね引いて待っている
のか、さてどっちだろうか。

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2009-05-24

豚インフルエンザ 東京では新型インフルエンザが起きないわけ 東京都安全健康センターのPCR検査はザル「東京都の規準は厚労省と違い、渡航歴がないとPCR検査せず」→5/22付都の「新型インフルエンザ」の定義では「渡航歴等の検討」は削除

都内の病院にお勤めのとりあたま先生から貴重なコメントを頂いたので再掲する。


私の勤務先(都内の病院)でもA型(+)の高校生が何人かいたりしますけどね。
海外や関西への旅行歴がないので、都安全健康研究センターはRT-PCRを行わないそうです。
検体とって送ろうとして知りました。
厚労省の「疑い基準」ではもう渡航歴が必須でないのに、「東京感染症アラート」ではまだ必須であり、外すつもりがないためと思われます。

そういうわけで、都内にはもう蔓延しているけど検査しないのでわからないだけ、というのが勤務先の救急と感染症担当のドクターの共通認識だったりします。

とりあたま先生、ご教示ありがとうございます。
いや〜
 東京都はまだ「渡航歴あり」をPCR検査の条件にしている
のですね。

噂では
 石原都知事が「東京五輪実現のためにも、絶対都内での二次感染例が出ないよう圧力を掛けている」
なんて言われてますが、案外、真実に近いのかも知れませんね。
 インフルエンザと風邪の区別も付かない都知事
のようですから、現場のご苦労はさぞかしと案じられます。

続き。(20:25)
とりあたま先生とomizo先生から貴重なコメントを頂いたので再掲する。
まず、とりあたま先生から。


都安全健康センターが検査をしないというというよりは、保健所のレベルでストップがかかっているのかもしれません。センターの方々も忙しいでしょうが、検査を門前払いするような組織ではないので。

とりあたま先生、コメントありがとうございます。
そうなんですよね。H5N1型への備えをあれだけ頑張っている東京都安全健康センターが
 検査に消極的
というのが、これまでのイメージとちょっとギャップがあります。先生の仰るように
 保健所のレベルで門前払い
ではないかと危惧しております。

omizo先生からは、次のようなご指摘を頂いた。


東京感染症アラートも症例定義改定されましたので、ご報告

http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/swine-flu/swine-flu-all4.pdf

omizo先生、ご教示ありがとうございます。
で、早速5/22付の文書を開くと、あらたな新型インフルエンザの定義はこんな内容。


新型インフルエンザ
(1)定義
新型インフルエンザウイルスの感染による感染症である。
(2)臨床的特徴
咳、鼻汁又は咽頭痛等の気道の炎症に伴う症状に加えて、高熱(38℃以上)、熱感、全身倦怠感などが
みられる。また、消化器症状(下痢、嘔吐)を伴うこともある。
なお、国際的連携のもとに最新の知見を集約し、変更される可能性がある。
(以下略)

なるほど
 渡航歴云々の検討はなしで、ストレートに「新型インフルエンザ」の定義
ということに変更、ということなのでしょうか。

もし、この定義に従うならば
 あやしい検体は全例PCR検査
になるのだが、果たして月曜日以降、都内の保健所は、
 検体を文句を言わずに受け付ける
だろうか? 注目して行きたい。

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2009-05-23

豚インフルエンザ 東京で新型インフルエンザが起きないわけ「東京都内では相変わらず保健所がPCR検査を阻止、検査会社に直接PCR検査を依頼しました。もし新型だったらどこに通報すればいいだろう?」@5/23→H1N1の検査が出来る会社は国外 1件3万円 検体輸送に時間がかかるので結果は3-4日で

厚労省は
 新型インフルエンザの発生確認数が減少
と発表、能天気なマスコミは
 あたかも新型インフルエンザの国内での発生が減少
したかのような報道をして国民を油断させようとしている。
読売より。


新型インフル患者数、「新規発症は減少」と厚労省
 厚生労働省は23日、神戸市で初めて新型インフルエンザの国内感染が確認されて以来1週間の患者数の推移を公表し、「ピークは20日で、ここ数日は新規の発症者が減ってきた」との見方を明らかにした。

 公表したのは、感染確認日ごとの国内の新規患者数の推移(検疫時の発見は除く)。神戸市で初めて患者が見つかった16日は8人だったが、兵庫県や大阪府に広がった17日は50人を突破。

 19日にはいったん47人に減ったが、20日には77人に達し、その後は21日が27人、22日20人、23日14人(午後4時現在)と落ち着きを見せている。

 新型インフルエンザ対策推進室の難波吉雄室長は減少の原因について「(兵庫県や大阪府などが取っている)休校措置が一定の効果を挙げている」と分析。しかし、学校が再開される25日以降は「患者の広がりについて改めて状況を見極める必要がある」と指摘した。

 一方、大阪府が公表した発症日ごとの新規患者数によると、一番早いのは10日で、その後急増し、17日の29人をピークに減り始めたという。橋下知事は「府内の感染者が初めて把握された17日時点で、すでに相当な人数が感染していたことがはっきりした」と語った。

(2009年5月23日20時33分 読売新聞)

麻酔科医先生からもコメントを頂いているのだが、昨日、こんな報道があった。時事より。


要件から海外渡航歴除外=新型インフルの定義改定−厚労省
5月22日20時18分配信 時事通信

 厚生労働省は22日、新型インフルエンザの症例定義を改定し、都道府県などに通知した。国内発生を受け、海外渡航歴を要件から外した。
 従来の定義では、米国やメキシコなどへの渡航歴があり、簡易検査でA型陽性の場合などで感染の疑いがあるとし、届け出の対象としていた。
 国内で感染者が増加したことから、海外渡航歴を要件から外し、症状と医師の判断で「疑い例」と診断できるように変更。感染者のいる国内の地域での滞在歴も加味することとした。 

これを読むと
 東京都内でのPCR検査抑制は外れたのか
と思ってしまうのだが、現実は違うという。あくまで掲示板の書き込みで真偽不明だが、都内のある先生がこんなことを仰っている。東京で新型インフル感染者が“出なかった”本当の理由 「検査に4万円」「五輪招致にマイナス」スレッドより。
医師が
 新型インフルエンザに感染しているのではないかと疑っても、保健所がPCR検査を受け付けない
というのだ。


362 : シバザクラ・フロッグストラモンティ(千葉県):2009/05/23(土) 08:25:16.69 ID:cbGbChhx
東京で開業している内科医だけど保健所は話にならん
明らかに季節性のインフルエンザAと異なる流行でしかも今年の冬にAに感染している患者まで遺伝子検査断ってきている。しかも同一小学校で少なくても5名感染しているというのに。
保健所が断った理由がまたばかばかしい。学年やクラスが違うから集団感染とは言えないからやる必要が無いとさ。
今小学校が運動会の練習で全校一緒になる機会が多いの知らないのか?
もう、医者の良心(一応あるんだよ)に従い保健所とは別にある検査会社に依頼して新型インフルエンザの遺伝子検査してもらうことにした。
保健所だけじゃないからね、この検査できるところ。この事実を一人でも多くの人に伝えてほしい。
もし今日だした検体が新型と判定されたらどこに通報すればいいと思う?
まず医師会、保健所、役所は握りつぶすのはもう明らかだから。誰か知恵を貸してくれ
新型が疑われる患者は医者に保健所が断るなら検査会社に依頼して遺伝子検査してくれと頼むべきだと思う

一つ疑問なのは
 新型の遺伝子配列が民間の検査会社でも判定できるのか
ってことなんだけど、どうなんだろう?

さて、シバザクラ・フロッグストラモンティ先生が検査会社に出した検体は
 新型インフルザか否か
非常に興味が持たれる。てかさ〜
 保健所はくだらない理屈をこねてPCR検査を拒否
してんじゃねーよ。どこの区の保健所だ?

シバザクラ・フロッグストラモンティ先生の仰ることが本当だとすると、
 東京都内で都内での二次感染例が出ない理由
は、結局、
 保健所の役人が「自己保身のために新型インフルエンザの確認を拒否している」
ってことのようですね。

週明け、こうした
 自主的に検査に回した検体から新型インフルエンザが確認
された場合、
 厚労省はどういう責任の取り方をするのか
じっくり見せて貰おうかな。当然
 PCR検査のサボタージュをはかって検体の疫学的確認を怠った保健所の監督責任は石原都知事にある
んだろうしな。

通報先か。国内は思いつかないけど
 日本の新型インフルエンザ感染に興味を持っている海外の機関
といえば
 WHO
かな。それとも
 CDCに結果をファックスしてみる
とか。たぶん
 日本国内にいるアメリカ軍も日本の新型インフルエンザの動向には興味がある
と思われますが。

親切なヒト達も、一緒に考えてあげている。


365 : オオイヌノフグリ(大阪府):2009/05/23(土) 08:31:15.29 ID:jP/Ib5JA
>>362
WHOとCDCに通報してやれ
赤旗もいいかも

381 : タツタナデシコ(大阪府):2009/05/23(土) 08:50:02.66 ID:Pgk/n75M
>>362
横のつながり(関西の医師とか)、大学の医局、日本感染症学会辺りに
相談してみてもダメなんですかね。2ch的発想で結果公開すると
「この医者を特定しろ、全力だ」とかおかしなことにもなりかねないし。

せっかくの良心が「余計なこと」になるかもしれないとか、この状況おかしすぎる。

424 : マーガレットタンポポ(コネチカット州):2009/05/23(土) 14:46:43.28 ID:MIfcfFwD
>>362
俺らが保健所の不正をマスゴミ等に通報するから、足がつかないようにうpしてくれ。
海外サイトでも可能だぜ。

441 : ダリア(大阪府):2009/05/23(土) 18:24:53.68 ID:PulQvpKg
>>362
外国メディアの東京支社に片っ端からタレこむ

366 : オオイヌノフグリ(大阪府):2009/05/23(土) 08:32:59.26 ID:jP/Ib5JA
>>365
アカ系の医療NPOもいいんじゃないかな

443 : ウィオラ・ソロリア(アラバマ州):2009/05/23(土) 19:47:21.05 ID:vrvpuC3W
>>365
マスコミ各社に一斉配信。
あと特に重要なのが海外マスコミ各社
これは自主規制しないで報道し、海外で流れたらしかたなく国内マスコミも追随するよ。

赤旗はいいかも。
海外マスコミというと
 "NY Times"とか新華社とかロイターとか
辺りかな?

続き。(23:29)
民間の検査会社でも
 新型インフルエンザの確認はできる
という。ただし、国外の会社だとか。
インフルエンザが東京で発生してないのはありえないスレッドより。


446 :817:2009/05/23(土) 08:56:11 ID:5QhviW920
H1N1の遺伝子検査ができるのはSRLじゃないよ。国外の会社。調べてごらん。
ちなみに検査料は約3万円。検査結果は3~4日で判明。検体輸送に時間がかかる。
速報はメールでも知らせてくれる。検体はクール便で送る

自分や家族、親しい友人にインフル様症状でたら保健所に連絡せずこの検査するつもり。
新型陽性に出ても通報しないでタミフル服用して臨時休業するよ。
風評被害は困るし、医者が新型インフル罹患したとかなったらマスゴミが喜んで飛んでくる予感。
昨日初めて2検体を提出してみた。迅速でAだったから

シバザクラ・フロッグストラモンティ先生の使った検査会社は、446先生のところと同じかな?

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2009-05-22

豚インフルエンザ また東京都下 三鷹市の男性が新型インフルエンザに感染 大阪へ旅行歴(速報)

いまニュースウオッチ9の最後でも流れた。
 三鷹市の男性が新型インフルエンザに感染
とのこと。
毎日より。


新型インフル:東京で3人目感染 三鷹市の20代男性

 東京都は22日、三鷹市在住の20代男性について、新型インフルエンザに感染していたと発表した。都内で感染が確認されたのは3人目。20日に大阪から帰京し21日に発熱した。22日に市内の発熱外来の簡易検査でA型インフルエンザ感染が判明し、都健康安全研究センターの遺伝子検査で感染が確認された。

毎日新聞 2009年5月22日 21時44分(最終更新 5月22日 21時52分)

あくまでも
 海外・関西へ旅行歴がないとPCR検査はされない
からなあ、東京都。(22:04)

報ステによると22:30から都庁で詳しい会見があるとのこと。(22:24)

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豚インフルエンザ 日本感染症学会の緊急提言は一般市民の新型インフルエンザ対策にも有効

ssd先生経由
ssd先生も全文掲載されているが、わたしも顰みに倣うこととする。
医療機関向けの緊急提言だが、現在流行している豚インフルエンザにはどのように対処し、また何を恐れ、何を恐れなくていいかが明確に述べられている。


社団法人日本感染症学会緊急提言「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について」(PDF)

平成21 年5 月
社団法人日本感染症学会緊急提言「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について」
~(社)日本感染症学会・新型インフルエンザ対策ワーキンググループからの提言~

 先日、メキシコ共和国に端を発した新型インフルエンザ、swine-origin influenza A(H1N1) (S-OIV と略す)に罹患・発病した日本人が成田空港の検疫で複数名発見され、さらに5 月16 日以降、渡航歴のない関西居住の高校生から多数の感染発病者が発見されるに至り、わが国国内での感染の拡大・流行が強く懸念されています。また、WHO もフェーズ6 の流行段階の宣言を検討しています。
 今回のS-OIV が感染力・伝播力は強い一方で、発症時の臨床的重症度は季節性インフルエンザ(seasonal influenza)と同程度ではないかと楽観視する意見も強まっています。しかし、米国CDC が中心となってまとめた米国カリフォルニア州内の4 月15 日から5 月17 日までの流行状況の報告1)では5%以上の例が入院し、その1/5(全体の1%)はICU で治療を受けたことも明らかにされております。これをわが国に当てはめると、毎年の季節性インフルエンザと同様に1,000 万人以上がS-OIV に感染した場合、短期間に10 万人以上がICU に入院することになります。このことからも感染症を専門とする本学会の立場からは、S-OIV は現時点でも軽症であると言い切ることはできません。さらに、今秋以降は1968 年の香港かぜ以来の大流行が起こる可能性は極めて高くなると多くの専門家が考えています。
 本年2 月17 日に厚生労働省が発出した「新型インフルエンザ対策ガイドライン」は高病原性鳥インフルエンザを想定したものであって、しかも水際撃退作戦を想定したいわば行政機関向けといえるガイドラインであり、今回の新型インフルエンザが実際に流行して蔓延する際には、一般医療機関における対応は当然異なってしかるべきです。医療者、特に臨床医におかれましては予想される状況を正確に把握して適切な対策に務めていただきたく、日本感染症学会・新型インフルエンザ対策ワーキンググループから以下の提言をいたします。

内容
(1) 過去の我が国における新型インフルエンザ流行の実態から学んでください
(2) 新型インフルエンザは、いずれ数年後に季節性インフルエンザとなって誰で
も罹患しうる病気です
(3) 新型が流行すると青壮年層の被害が甚大となるのには理由があります
(4) 流行初期から一般医療機関への受診者が激増します
(5) 重症例にはウイルス性肺炎よりも細菌性肺炎例や呼吸不全例が多く見られます
(6) 一般予防策ではうがい、手洗い、マスクが効果的です
(7) 医療従事者の感染予防にはサージカルマスク、手洗い等が効果的です
(8) 全ての医療機関が新型インフルエンザ対策を行うべきです
(1) 過去の我が国における新型インフルエンザ流行の実態から学んでください
 新型インフルエンザが蔓延するとわが国では32 万人から64 万人が死亡すると厚生労働省が試算していますが、これはスペインかぜの致死率を1~2%として、推定患者数が3,200 万人(人口の25%)と考えられるので、掛け算して出した数値です。最近の報告2)では、スペインかぜは日本国内で1918 年から1920 年にかけて2 回流行し、48 万人の死亡者が出たことが明らかとなりました。これを現在の人口に外挿・敷衍すると108 万人の死亡となり、和歌山県や香川県などの一県分の人口に相当します。スペインかぜは20 世紀最大の疫病と言われてきたことがよく分かります。しかし、当時はインフルエンザウイルスの発見(豚から1932 年、ヒトからは1933 年)前であり、二次感染として多い細菌性肺炎の治療薬である抗生物質が実用化される(1941 年のペニシリンG)よりはるか前の出来事です。
 インフルエンザがウイルス感染症であることが分かってから、及び抗生物質が実用化されてからの新型インフルエンザ(1957 年からのアジアかぜ、1968 年からの香港かぜ)では我が国でいずれも4 万人~7 万人が亡くなったと報告されています3)。香港かぜは、1968 年~69 年の第1 波では2 万人程度と死亡者数が少なかったものの、翌年の第2 波で5 万人を超える大きな被害が出ています。現在の人口に外挿・敷衍すると8 万人から9万人の死亡者となり、比較的軽かったと思われがちな香港かぜは実は大きな流行であり、国民や社会への影響は大きく、特に当時の医療関係者の苦労は相当なものであったと思われます。
 今回の新型インフルエンザ(S-OIV)が今後大流行した場合、わが国の死亡者数や死亡率が香港かぜの場合を大きく超えるようなことはないと思われます。しかし、これまで流行してきた季節性インフルエンザでは毎年1 万人前後の死亡者が出ていて4,5)、医療現場ではその都度多忙を極めていますから、数万人の死亡者が出る流行が起これば入院ベッドが不足し、人工呼吸器や救急車が足りない、病院や診療所の外来は混雑を極めるなど、準備の不足は医療現場の大混乱となって現れるのは必至です。
 ところで、スペインかぜ当時の死亡者の大多数は発展途上国に集中しており、英米の死亡者数は少なかったことも知られています。日本の全人口に対する死亡率は0.87%、英国0.3%、米国0.6%、シンガポール1.4%、インド4.4%と報告されています。当時のわが国はまだ発展途上国から完全には脱していなかったため、死亡者数が英米に比べてやや多かったと考えられています。こうしたことから、新型インフルエンザによる死亡は、各国の経済状態の反映、あるいは医療水準の反映といわれています6)が、日本は、現在、スペインかぜ当時とは、全く異なって経済や公衆衛生の向上は著しく、個人の栄養・感染防御能も著しく向上しております。また、インフルエンザの迅速診断とノイラミニダーゼ阻害薬による治療では圧倒的に世界をリードしており、日本で確立したインフルエンザの診断と治療を生かすことができれば、新型インフルエンザの被害を大幅に制御することが可能と思われます。
 また、20世紀の新型インフルエンザは、国内では、すべて2回の流行を起こしている事実を理解して対策を考えることも重要です。世界では、時に3回の流行も記録されています。前述のごとく、スペインかぜは1918~19年の大規模な第1波、1919~20年のやや規模の小さな第2波と2回流行しました。アジアかぜは、1957年春の第1波、秋の第2波とやはり2回流行しました。香港かぜでは1968~69年の第1波は小さな流行でしたが、翌1969~70年に大きな第2波の流行となりました。ですから、最初の流行が小規模に終わっても、決して油断は出来ないのです。今回の新型インフルエンザ(S-OIV)が、現在は症状も軽く、患者数も比較的に少なくても、今年の秋か、冬に大きな流行になると専門家が警戒しているのは過去の大流行の事実からです。

(2) 新型インフルエンザは、いずれ数年後に季節性インフルエンザとなって誰でも罹患しうる病気です
 今回のS-OIVが出現・流行する以前のわが国では、来るべき新型インフルエンザでは高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)がいずれヒト-ヒト感染性を獲得して主役をなすという想定が支配的であったことや、数年前のSARSで被害が甚大であったことの影響から、どのようなものが出現しても新型インフルエンザは死亡率の高い感染症であり、可能な限り罹患を避けるべき疾患であると大多数の国民から思われてきました。しかし、過去のどの新型インフルエンザでも、出現して1~2年以内に25~50%、数年以内にはほぼ全ての国民が感染し、以後は通常の季節性インフルエンザになっていきます。現在流行している香港かぜもこのようにして季節性インフルエンザとなった歴史を持っており、今回のS-OIVもやがては新たなH1N1亜型のA型インフルエンザとして、10年から数十年間は流行を繰り返すと見込まれます。すなわち、今回の新型インフルエンザ(S-OIV)の罹患を避けることは難しいのです。例えば、1957年のアジアかぜ出現時、全国の保健所職員と家族を調査したところ7)、同年5月から7月の第1波で26%、9月から11月の第2波では30%が罹患したことが明らかにされています。アジアかぜの流行が始まってからわずか半年間に56%が罹患発病したのです。特に、小児では80〜90%が罹患したことも分かっています。しかし、アジアかぜはその後通常の季節性インフルエンザとなり、1968年の香港かぜに代わるまで毎年流行しました。その香港かぜも最初は新型でしたが、今では季節性インフルエンザとなっています。

(3) 新型が流行すると青壮年層の被害が甚大となるのには理由があります
 1918年から大流行したスペインかぜでは青年・壮年層を中心に世界中で4000万人の死亡者が出ました。今回の新型インフルエンザでも初発地のメキシコでは高齢者に被害が少ない一方で若年層に大きな被害が出ています。我が国ではこれについて、若年層では炎症反応が過剰に発現してサイトカインストームによる被害が拡大するためとの見解もあります。しかし、スペインかぜだけでなく、その後のアジアかぜや香港かぜの際にも初期には若い年齢層に被害が多く見られ、数年後に被害は高齢者中心に移行することが観察されています。
 高齢者の多くは過去に型の変異したインフルエンザの洗礼を何度も受けたため免疫のメモリーがありますが、若年層ではそれが乏しいため新型が流行する初期には被害が甚大となるものの、数年して若年層の多くが免疫を保持するようになると全年齢層がほぼ等しく免疫を保持するようになり、その結果、相対的に抵抗力の弱い高齢者に被害の中心が移って行くと考えられています。例えば、スペインかぜでは、高齢者の死亡が少なかったことが報告されています2)が、1873年以前に同じH1 サブタイプの流行があったと推測されています8)。また香港かぜでも、当時77歳以上の高齢者では死亡が少なかったのですが、それは1892年以前のH3 サブタイプの流行の影響と考えられています2)。
 今回のS-OIVにおいても、高齢者の感染者、重症者が少ないことが注目されています。いずれにしても、来るべき新型インフルエンザの蔓延期には通常の季節性インフルエンザの場合に加えて若年層のインフルエンザ患者が多数発生して医療機関を受診するようになることが予想されますので、その対策が必要です。

(4) 流行初期から一般医療機関への受診者が激増します
 厚生労働省では各自治体に対して発熱相談センターの設置や特定少数の発熱外来の設置を行って蔓延拡大を阻止しようとしています。流行初期の水際対策として有効ではありますが、インフルエンザは発熱前から感染性を持つことや、患者が多数発生すればもはや少数の発熱外来では対応しきれず、そのこともあって欧米では発熱外来を設置する動きは見られません。流行の各段階に応じて対応を変える実際的な方策が必要となります。また、患者の中には自分の症状を新型インフルエンザだとは自覚せずに一般医療機関を受診する方が当然存在します。また、普段からかかりつけ医をお持ちの患者は当然のことながらかかりつけ医を受診する確率が極めて高いと思われます。1968 年の香港かぜの初発期には多数の患者が一般診療所を受診しており、深夜まで診療業務に当たられた経験をお持ちの医師が多数おられます。流行拡大期には、自分の診療所ではインフルエンザの診療は行わない、とするのはほとんど不可能となりますが、発熱の有無で時間帯を分けて診察したり、医師会を中心として近隣の医療機関が時間を分けて分担したりするなどの方策が効果的と考えられます。たとえば、仙台市では医師会傘下のすべての開業診療所が発熱外来を担当してより高度の医療が必要な患者を専門医療機関へ転送する方針を打ち出していますが、各地域の実情に合った対応策を考える必要があります。
 なお、数年前のSARSの場合は発熱してから周囲への感染性を持つまでの期間が約1週間と長かった9)ために対応策を準備する時間的余裕があり、封じ込めには成功しましたが、S-OIV の潜伏期は1~5日と短く、発症前から感染性を持つため封じ込めは困難です。このことも、流行の拡大時期における一般医療機関への患者の集中が起こる理由です。

(5) 重症例にはウイルス性肺炎よりも細菌性肺例や呼吸不全例が多く見られます
 今回のS-OIVの流行では、初発地のメキシコを除けば死亡率が通常の季節性インフルエンザのそれを少し上回る0.1%台を現時点で示しており、軽症例が多いとみられています。一方、多数の死亡例が出たメキシコでは、発症から受診までの期間の長短が死亡率と相関している(死亡例のほとんどが発症から1週間以上を経て初診)と言われています。また、死亡例の多くは細菌性肺炎を併発していたとも言われています。実際、過去の新型インフルエンザにおいても同様のことが見られました。スペインかぜの際の死亡原因を詳細に解析した報告があります。当時の死亡者58名の保存病理材料の再調査と8,000人以上の病理解剖記録を詳細に解析した米国NIAID(国立アレルギー感染症研究所)所長のAS Fauciらの報告10)では、死亡の96%は細菌性肺炎であり、約70%が菌血症を併発していたとしています。また、Fauciらはその後の1950年代後半のアジアかぜ、1960年代後半の香港かぜにおいても同様であったとしています。抗菌薬がなかったスペインかぜの当時では細菌性肺炎による多数の死亡は避けられないことでしたが、抗菌薬療法が発達している現在、同じことが起こることはありません
 細菌性肺炎の多くは肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌(インフルエンザウイルスとは異なります)、レンサ球菌などで起こりますが、備えるべきは多数発生する重症肺炎への準備であり、重症呼吸不全に対応するレスピレーターの整備、そして予防です。CDCも今回のS-OIVの流行では細菌性肺炎と脱水が主な入院の契機であり、64%が基礎疾患や合併症を持っており、主なものは慢性呼吸器疾患、免疫低下~不全状態、慢性心疾患、糖尿病、肥満であるとしています1)。しかし、今回のS-OIVの流行ではこれまで大多数の患者が軽症で改善治癒しています。たとえ肺炎を併発したとしても多くは軽症であり、在宅での治療が可能ですし、わが国の市中肺炎ガイドライン11)はその目安を提示しています。なお、細菌性肺炎では肺炎球菌肺炎の頻度が最も高くて重症化し易いですから、接種対象として肺炎球菌ワクチンの添付文書に挙げられている65歳以上の高齢者や慢性の呼吸器疾患並びに慢性心疾患、糖尿病などをお持ちの患者にはこのワクチンの接種を積極的に考慮して下さい。また、肺炎球菌ワクチンの接種については、今回の流行を受けて海外でもさらに推奨する動きがあります8)。

(6) 一般予防策ではうがい、手洗い、マスクが効果的です
 流行が懸念される時期には不要不急の外出を避け、人ごみにはなるべく出ないこと、外出時にはマスク着用、互いの咳エチケットの遵守、外出後のうがいと手洗いが必要です。新型に対するワクチンは、本年の秋から冬にかけて予想される流行には間に合わない可能性も考えられますので、ハイリスク群においてはノイラミニダーゼ阻害薬の予防投与も考慮すべきです。現実的には患者との接触後1週間前後の予防が考えられます。
 先述の肺炎球菌ワクチンの接種については、優先的に接種すべき患者が添付文書にも記載されており、その内容は前項((5))にも示しましたが、これはインフルエンザワクチンの優先接種の対象者とほぼ同じです。ただ、わが国では肺炎球菌ワクチンの再接種は認可されておりません米国その他の先進国では再接種適応者を定めていますが、当局と関係各位との協力によってわが国でも再接種が承認されることを望みます。
 マスクの有効性については賛否両論があります。日本では肯定的な意見が多く、一方、欧米では否定的な意見が多いため、現実にカナダや米国では一般の人はマスクを着用していません。しかし、数年前のSARSの流行時にはサージカルマスクやN95マスクが院内感染予防に効果があったとする報告12)や一般的に呼吸器ウイルス感染の防止対策の一環としてマスクを含めた総合的な対策が有用であるとするシステマティックなレビュー報告13)があり、WHOは後者の報告を引用して今回の新型インフルエンザ対策としての市中でのマスク着用を勧めています14)。ただし、マスクは正しく着用しなければ効果はありませんうがいの有用性については、インフルエンザそのものに対しての効果という訳ではありませんが、上気道感染症やインフルエンザ様気道疾患に対する予防効果が認められるという報告15)があり、同様に急性呼吸器疾患等に対して手洗いの予防効果が認められるという報告16)もあります。

(7) 医療従事者の感染予防にはサージカルマスク、手洗い等が効果的です
 わが国の新型インフルエンザ対策では水際撃退作戦が重要視され、空港や港湾における検疫の強化が取られています。そこで行われる予防策では厳重な防護服やヘルメット、ゴーグル、手袋、等の着用が行われていますが、もし国内で流行が蔓延して爆発的に患者数が増加した際には全ての医療機関を多数の患者が受診することになり、これらはもう実用的ではありません。日本の医療従事者は一般市民と同様、新型インフルエンザに対して強い恐怖を抱いているという報告17)もありますが、ここまでで見たように、また、今回のS-OIVの内外での流行状況を見る限り通常の感染予防策で臨めば大きな心配はありませんし、万が一感染したとしても対応策は万全です。すなわち、医療機関では、サージカルマスクと手洗いを原則とした感染防止策で臨むべきと考えますが、重症肺炎を併発した新型インフルエンザ患者における医療処置(痰の吸引、その他)ではN95マスクやゴーグルなどの使用が考慮されるべきです。なお、必要に応じて抗ウイルス薬(オセルタミビル、ザナミビル)の予防内服も検討すべきです。

(8) 全ての医療機関が新型インフルエンザ対策を行うべきです
 ここで問題なのは、現在の検疫で行われているような、また、昨年来全国で実施されている新型インフルエンザ対策のシミュレーション訓練等で行われている宇宙服のような防護服に代表されるような対策を目の当たりにして「我々の病院では新型インフルエンザ対策は困難なので新型インフルエンザの患者は診療しない」として最初から対策を放棄してしまう病院の多数出ることが予想されることです。新型インフルエンザの流行蔓延期にはすべての医療機関に患者が受診することが予想されます。自分たちが普段から診ている通院患者からも新型インフルエンザの患者は多数出てくると予想され、診療を忌避することは出来ません。全医療施設が取り組むべき対策を構築しておかなければ、助かるべき多数の患者が助からない、といった事態が起こり兼ねません。そのためにも本提言をすべての医療機関においてご検討いただき、効果的な対策の行われることを望みます。関係各位の協力を仰ぎたく、よろしくお願い申し上げます。

文献
1) CDC: Hospitalized patients with novel influenza A (H1N1) virus infection ---
California, April – May, 2009. MMWR.2009(May 18);58:1-5.
2) Richard SA, Sugaya N, Simonsen L, Miller MA, Viboud C : A comparative study
of the 1918-1920 influenza pandemic in Japan, USA and UK: mortality impact and
implications for pandemic planning. Epidemiol Infect. 2009;12:1-11.
3) Viboud C, Grais RF, Lafont BAP, Miller MA, Simonsen L: Multinational impact
of the 1968 Hong Kong influenza pandemic: evidence for a smoldering pandemic.
J Infect Dis.2005;192:233-48.
4) 高橋美保子、永井正規:1987年-2005年のわが国におけるインフルエンザ流行による超過死亡―性別、年齢階層別、死因別死亡による推定-. 日衛誌.2008;63:5-19.
5) 国立感染症研究所感染症情報センター:インフルエンザ超過死亡「感染研モデル」
2002/2003シーズン報告.IASR.2003;24:288-9.
6) Murray CJ, Lopez AD, Chin B, Feehan D: Estimation of potential global pandemic
influenza mortality on the basis of vital registry data from the 1918-20
pandemic: A quantitative analysis. Lancet.2006;368:2211-8.
7) 福見秀雄、後藤敏夫、平山 雄、草野信男:アジアかぜ流行史.東京: 日本公衆衛
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8) Miller MA, Viboud C, Balinska M, Simonsen L: The signature features of influenza
pandemics ― implications for policy. N Engl J Med. 2009;1056:903-6.
9) Peiris JS, Yuen KY, Osterhaus AD, Stöhr K: The severe acute respiratory syndrome.
N Engl J Med. 2003;349:2431-41.
10) Morens DM, Taubenberger JK, Fauci AS: Predominant role of bacterial pneumonia
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preparedness. J Infect Dis. 2008;198:962-70.
11) 日本呼吸器学会「呼吸器感染症に関するガイドライン」作成委員会:成人市中肺炎診
療ガイドライン.日本呼吸器学会,東京,2007年1月15日発行,1-86.
12) Seto WH, Tsang D, Yung RW , Ching TY, Ng TK, Ho M, et al: Effectiveness of
precautions against droplets and contact in prevention of nosocomial
transmission of severe acute respiratory syndrome (SARS). Lancet. 2003;
361:1519 - 20.
13) Jefferson T, Foxlee R, Del Mar C, Dooley L, Ferroni E, Hewak B, et al: Physical
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14) WHO. Advice on the use of masks in the community setting in influenza A(H1N1)
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15) Satomura K, Kitamura T, Kawamura T, Simbo T, Watanabe M, Kamei M, et al:
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16) Luby SP, Agboatwalla M, Feikin DR, Painter J, Billhimer W, Altaf A, et al: Effect
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366:225-33.
17) Imai T, Takahashi K, Todoroki M, Kunishima H, Hoshuyama T, Ide R, et al:
Perception in relation to a potential influenza pandemic among healthcare
workers in Japan: Implications for preparedness. J Occup Health. 2008;50:13-23.

マスコミと厚労省は、この文書を熟読した方がいいのではないか。少なくとも
 マスコミ関係者でこの文書が理解できない人間が豚インフルエンザの記事を書くのは禁止
だ。

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