2009-11-17

NHK専任エンジニア(57)痴漢で逮捕 手を両足に挟まれて逃げられず

痴漢を両足で捕まえておくって、凄いのだが、捕まったのが
 渋谷のNHK勤務の専任エンジニア(57)
というところが、また何とも。
産経より。


女性の両脚に手を挟まれ…痴漢容疑のNHK職員御用
2009.11.17 16:42
 警視庁渋谷署は17日、通勤途中の電車内で女性に触ったとして強制わいせつの疑いで、NHK放送技術局制作技術センターの専任エンジニア、永野勇容疑者(57)=東京都=を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑は、17日午前8時15分ごろから約5分間にわたり、京王井の頭線の下北沢-渋谷間を走行中の上り電車内で、都内に住む20代の女性会社員の下半身を触った疑い
 女性が両脚で永野容疑者の手を挟み、渋谷駅で駅員に突き出した。駅員が110番し、駆け付けた渋谷署員に引き渡した。
 NHKは「職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、深くおわびする。事実関係を調べた上で、厳正に対処する」とコメントした。

57歳で20代に痴漢って
 娘より若い女性に痴漢
か? さすがNHKの技術者は、
 つねに「若々しい」
ですな〜。
8:15に電車に乗っていたとは、NHK職員らしからぬ「早朝」出勤だけど、まさか
 痴漢目的で早出
なんてことは、ないだろうな。

続き。時事は
 スタジオカメラマン
であると報じている。


NHKカメラマン逮捕=電車内で強制わいせつ容疑-東京
11月17日15時51分配信 時事通信
 NHKは17日、電車内で女性の体を無理やり触ったとして、放送技術局制作技術センターのスタジオカメラマン永野勇容疑者(57)が警視庁に強制わいせつ容疑で逮捕されたと発表した。
 NHK広報部によると、永野容疑者は同日午前8時すぎ、京王井の頭線上り電車内で、20代の女性の体に触ったとして逮捕された。NHK放送センター(東京都渋谷区)に出勤途中だったという。
 NHKの話 職員が逮捕されたことは誠に遺憾。事実関係を調べた上で、厳正に対処する。 

永野勇カメラマンの仕事はこちら。
一応魚拓。http://s03.megalodon.jp/2009-1117-1732-52/www.shinsengumi-exp.jp/2005/12/30/index.html

大河ドラマ『新撰組!』のカメラマンだった。


2005.12.30 撮影担当に聞く!!

大事にしたのは三者三様の芝居をじっくりと見せること

撮影担当:永野 勇さん

今回の撮影でチーフカメラマンを務める永野勇さんも、大河ドラマ『新選組!』から引き続いての登板です。土方の最期まで見届けることになり、その生き様に改めて感動したと言う永野さん。正月時代劇『新選組!!土方歳三 最期の一日』へのこだわり、土方に対する思いなどを聞きました。
(略)
— それほど多くはないけれど、今回は土方の殺陣のシーンも印象に残りましたが・・・。

永野  動的な彼の勢いをとらえるために、カメラを三脚に据えて客観的に撮るのではなく手持ちカメラを使うとか、遠くからの長回しで切り込んでいく姿を撮るということはしました。カメラの工夫というより、土方というか、山本くんの気持や勢いを映像にのせていきたいという思いで撮っていました。
(以下略)

ドラマ専属カメラマンかな?
このクラスだったら、年収2000万台じゃないのか、NHK。

NHKが出したお詫び。


(報道資料)平成21年11月17日
NHK広報局
職員の逮捕について

逮捕者 放送技術局制作技術センター・専任エンジニア
永野 勇(ながの いさむ)(57歳)

概要 今朝8時過ぎ、京王井の頭線上り電車の車内で、20代の女性の身体にさわったとして、強制わいせつの疑いで逮捕されました。

〔NHKコメント〕
職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、深くおわびいたします。事実関係を調べたうえで、厳正に対処します。

ああ、なるほど。
 NHK内部の正式な職位は放送技術局制作技術センター・専任エンジニア
ってことなのね。産経はこれに基づいて報道、時事は実際の職掌に基づいたって違いか。

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「マスコミたらい回し」とは?(その152) 「聖地奈良」に新たなヒーロー誕生 朝日新聞東裕二記者 医療ジャーナリスト成り上がり双六

さて、
 朝日新聞奈良総局 東裕二記者
が今後目指すであろう
 医療ジャーナリスト成り上がり双六
は、こんな風になる。
1. スタート 「死に神」記事以降、購読者が減っている朝日新聞は、ともかくスクープが欲しい。
2. 赴任地奈良の生駒市で市立病院問題勃発。デスクから、市立病院問題は市長を擁護するから、ネタを拾ってこい、と言われる
3. 市立病院問題で困っていると思われる各種患者団体と接触
4. 透析患者団体から「仲間が搬送を断られて死亡」という話を聞き込む
5. 家族に取材
6. 土曜午後の医療の薄い時間帯で肝臓癌末期かつ高齢で新型インフルエンザ流行中というファクターをガン無視して「透析患者が搬送を断られて死亡」というミスリードに満ちた記事を書く@11/13
7. 取材した患者団体への「御礼」として透析患者団体の主張を奈良版の記事に取り上げる@11/14
8. 11/13の記事がきっかけとなって、別な低血糖発作を起こした高齢者が土曜深夜に脳卒中を疑われてなかなか搬送できなかった件を聞き込み、「9病院受け入れ不能」記事にする(←いまここ)

で、今後、たぶんこうなりたいんじゃないかという未来を勝手に推測しておく。
9. 奈良の透析患者団体から全国組織を紹介して貰い、なかよくする。透析患者の原疾患として最多の糖尿病の患者団体ともなかよくする。いわゆる「市民派」の学識研究者となかよくする。「市民派」の人達は金がないので、朝日新聞の経費で何回か豪華に飲み食いすると何でもしゃべってくれる上に、向こうから貴重な情報をくれて便利だと気づく。もちろん、バーターで、患者団体や学識経験者の主張を名前入りで記事で紹介して、更に恩を売る。(医療ジャーナリスト心得の段階)
10. 生駒市立病院問題を「全国スクープ」にまで押し上げるよう、毎日のように周辺で起きた「救急搬送問題」をほじくり返し、できるだけ署名記事を書く。
11. 奈良総局での活躍が認められて、本社へ異動。できれば、「生駒市立病院問題」関係で「新聞協会賞」が獲れたらうれしいな。(医療記事のエキスパートとして社内で認められる)
12. 本社では医療記事のエキスパートとして活躍すべく、まだ他のジャーナリストの唾のついてない患者団体となかよくして、情報をもらい、「国の政策の不備」を「医療の怠慢」にすり替えて、医療破壊報道を続ける。
13. 朝日新聞の医療報道エキスパートという肩書きを最大限に利用し、市民団体の開催するシンポに顔を出し、記事を書き、次はパネラーで呼んで貰い、そうした「実績」を積み重ねる。
14. 朝日新聞の金で取材した中身を朝日新聞社から出版。これで「著者」に格上げ。(記者の夢は「単著」。これで立派な医療ジャーナリスト)
15. 新聞そのものが斜陽産業になり、朝日の給料が低くなってきたので、新聞業界に見切りを付けるべく、さらに他のメディアやシンポ・講演会に朝日新聞の肩書きと「著書」で露出、名前と顔を売る。
16. 市民団体や取材中に築き上げた大学関係者とのコネを生かし、大学の医療関係学科教員として採用して貰う。(これで文化人に格上げ)
17. 元朝日新聞記者で医療ジャーナリスト、○○大学教授として、厚労省の学識経験者として各種委員会に呼んで貰う。(この場合著書があるかないかが、官僚を説得できる鍵となる)
18. 退職後の活躍を後輩記者にできるだけ記事で取り上げて貰い、さらに名前と顔を売り込む。
19. 以上の業績を勲章などで国に褒めて貰う。

と言う辺りですかね。
 理想は大熊由紀子大先輩
ですか、東裕二記者。

しかし、スジの悪そうなネタを引っ張ってこようと朝日が必死なのは
 よほど朝日新聞本体の経営状態がよくない
ってことかな、と却って疑いますな。

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「マスコミたらい回し」とは?(その151) 「聖地奈良」に新たなヒーロー誕生 朝日新聞東裕二記者 今度もまた市立病院問題で揉める生駒発かつ土曜日深夜と医療の薄い時間帯での脳卒中を疑われた高齢者の救急要請を「低血糖発作で9病院受け入れ不能」記事に

わたしの父方は、曽祖父から始まってII型糖尿病患者が多い。祖母も、先日膵臓癌で亡くなった叔父も、父もII型糖尿病だ。
祖母は狭心症もあったから、小学校高学年以来、わたしたち同居の孫には
 祖母の様子がおかしかったら、胸のペンダントの中にぶら下げているニトログリセリンを服用させるか、低血糖のようだったら砂糖水を作ってすぐに飲ませる
のが重要な仕事としてあった。祖母がちょっと呂律が回らなくなったりしたら、それは低血糖だったから、台所に走っていって、濃い砂糖水を作って渡した。このくらいなら、小学生でもできる作業である。

だから、次の記事を読んでよく分からないのは
 なぜ家族が低血糖発作を疑わなかったか
という点に尽きる。祖母がトイレで低血糖発作を起こしたときも、わたしは砂糖水を飲ませたことがある。中学生くらいの時だったかな。

家族が通報したというのだが、ひょっとしたら、老夫婦お二人だけの家庭なのだろうか。それとも嚥下障害があるとか、特別な患者さんなのだろうか。老夫婦お二人だけだったとすると、緊急の処置は、簡単なことでもできないことがある。そうであったのならば、実にお気の毒だ。

今度も朝日新聞奈良総局の東裕二記者の記事だ。またしても
 市立病院問題で揉めている生駒市の事例
である。どうも
 生駒市立病院問題の論陣を張るために「朝日新聞に有利な材料を集めて報道している」
ようにしか思えない。こうした情報について、ネットでは
 リーク元は、市長周辺ではないか
とさえ噂されている。
 朝日新聞が現市長とタッグを組んで、生駒市立病院問題を有利に進めようと世論誘導をはかる記事がこれら一連の「生駒発救急搬送問題記事」
ではないか、というのがネットの噂である。ま、あくまでも噂だがな。


9病院に断られ1時間20分後に搬送 奈良で発作の男性

2009年11月17日3時31分

 奈良県生駒市で7日、自宅で低血糖発作を起こした男性(69)が県内や大阪の9病院に搬送を断られ、通報から約1時間20分後に大阪府の民間病院に運ばれたことがわかった。男性は今も治療中。同市では3月と10月にも患者が6~7病院に搬送を断られ、その後死亡しており、県地域医療連携課は「根本的な救急受け入れ態勢を整備する必要がある」と話している。

 市消防本部などによると、7日午後11時45分ごろ、男性の家族から119番通報があった。救急車は6分後に到着。救急隊員は脳卒中の疑いもあるとみて、2次救急の当番病院や県内、大阪府の病院などに照会したが、「処置中」などの理由で断られた。10回目の照会で大阪府大東市の民間病院に搬送が決まり、8日午前1時6分に収容された。

 奈良県は5月、消防が受け入れ病院を検索するシステムに、従来の診察科別のほか「心筋梗塞(こうそく)」「脳卒中」など症状別の可否情報を加えた。市消防本部は今回、「脳卒中」を受け入れ可とした県内2病院に照会したが、いずれも「処置中」で断られたという。(東裕二

ええと、
 11/7夜11時45分ってほとんど日曜日になりかかっている土曜の真夜中
じゃないか。自宅で低血糖発作の処置ができなかったので、もうろうとしたままだったのは、しょうがないにして、
 69歳で夜間倒れた
となると、救急隊は
 脳卒中の疑いがあります
と通報してくるに決まっている。そうすると
 土曜から日曜にかけての深夜で脳外科の準備のある奈良県内の救急搬送先は限られてくる
わけで、照会された
 県内2病院
が、土曜深夜の奈良県医療の最大値に近い筈だ。

以下は
 初診の高齢者で恐らく糖尿病患者の脳卒中疑い例を診てくれる、設備の整った病院
というのは、奈良県外でも限られてくる中に、順繰り電話を掛けていった結果である。確かに
 10病院に照会
というのは数として多いが
 1時間20分で搬送完了
だ。
 脳梗塞のゴールデンタイムは「発症3時間以内」
だから、1時間20分という搬送に要した時間は、それを満たしている。
 生駒市消防本部は頑張った
と誉めるべき事例だろう。
そもそも、
 土曜午後〜月曜早朝までは、全国的に医療資源の薄い時間帯
であり、なおかつ
 脳外科は全国的に「風前のともしび」の診療科
である。土曜深夜に救急応需ができる病院が果たして全国にどれだけあることか。

こうした実態を見ず、単に
 生駒市の救急体制がなってないのは、生駒市立病院問題のせいだ
という論陣を張りたいがために
 疲弊しきっている脳外科に追い討ちを掛ける「為にする記事」を書いている
のが
 朝日新聞奈良総局の東裕二記者
である。
 1時間20分で10の病院に照会を掛けて、ちゃんと搬送でき、脳疾患ではないこともわかった
という
 実に当然の処置
を、
 なんのために記事にして、現場を侮辱するのか
その意図を聞きたいですな、東裕二記者。
まあ、
 毎日新聞奈良支局の高瀬浩平記者は、夜間受診したら、慎重な先生が対応、「walk in SAH(軽度の頭痛でやってくるクモ膜下出血)」を疑って濃厚な検査を受けた
ようですから、次に東裕二記者が頭痛で来診することがあれば、
 フルコースで対応
してもらえることでしょう。以下の話ね。
 2009-11-13「マスコミたらい回し」とは?(その149)「大淀病院産婦死亡事例」で頭部CTは必須だったと煽った毎日新聞奈良支局の高瀬浩平記者 新型インフルエンザ絶賛流行中で混雑している夜間に熱もないのに頭痛で受診 CTで蓄膿症と判明

この点については、「ドロッポ小児科」先生が貴重なコメントをお寄せ下さり、ご教示をいただいた。再掲する。


それは、診察した医師がwalk in SAHを否定したかったのではないかと思います。歩いてやってくるくも膜下血腫の患者は時折みられ、しかも典型的な強い頭痛ではなく、どことなくふわふわするとか軽い頭痛とかという曖昧な症状を訴えることもしばしばあります。
こういうとき、CTがすぐ使えるなら、使っておいた方が無難ですし、CTを撮らず帰して、病状が進行して後遺症が残った場合、患者が新聞記者でなくても裁判で負ける確率が高いだろうと思います。
結果だけを見れば蓄膿症ですが、熱がないのに頭が重く頭痛がして、わざわざ救急受診をする患者というのは、医師側から見れば「地雷が(重症が)埋まっているような」患者です。
 
 とはいえ、新聞記者が不適切な受診をして、医療資源を濫用し、そのことを反省するそぶりもなく記事にすることについては、BLOG主様の指摘するとおりだと思います。
 中で働いている人もやっぱり毎日新聞クオリティなんですねということで。

次は
 生駒市内で、休日深夜など医療の薄い時間帯に脳梗塞を起こして、9より大きい数の病院が受け入れ不能
とかいう記事を書きますか、東裕二記者。

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NHK クロ現 謎の古代都市は邪馬台国か?@11/16 19:30〜19:56

先ほど、0:10からのBS2での再放送を見た。

番組内容。


11月16日(月)放送 謎の古代都市は邪馬台国か?

奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡で、今年、古代史の常識を覆す発掘が行われ注目を集めている。見つかったのは東西方向に規則正しく並んだ4棟の建物の柱穴。周辺からは全国各地の土器が出土し、ここが当時の日本の中心地であったことを窺わせる。これまで最古とされてきた藤原京から500年もさかのぼる3世紀前半、日本最古の都市が存在したことがほぼ明らかになったのだ。さらに、最も大きな建物は政治や宗教行事に使われた可能性も指摘され、女王・卑弥呼がいた「邪馬台国」の中心だったのでは?との見方も出ている。九州・吉野ヶ里などの環濠集落とは大きく異なる古代都市の姿をCGで再現。2月から続く発掘調査の密着ドキュメントを交え、謎に包まれてきた古代日本の姿を探る。
(NO.2817)

スタジオゲスト : 白石 太一郎さん
    (大阪府立近つ飛鳥博物館 館長)

有り体に言ってしまえば
 今後放映されるだろうNスペやハイビジョン特集の前振り番組
である。

弥生の年代観を変えようとしているのは
 国立歴史民俗博物館
で、AMS年代法で
 一気に弥生時代の始まりを紀元前10世紀と500年以上遡らせた
のだった。論文は例えばこれ。
 弥生時代の開始年代 ―AMS -炭素14年代測定による高精度年代体系の構築― 藤尾 慎一郎・今村 峯雄・西本 豊弘(PDF)

このAMS年代法を
 箸墓古墳の周濠や付近から出土している布留0式の土器
に応用して、
 布留0式の年代は240〜260年
とし、
 箸墓古墳も同時期に築造されていて、卑弥呼の年代と重なる
と結論づけた上で
 大々的なマスコミ発表をして世論誘導をはかった
のが、この5月末のことだった。

クロ現がフィーチャーしたのが
 国立歴史民俗博物館の元教授で、古墳研究の第一人者、歴博では中心的な役割を果たしていた白石太一郎氏
だから、
 最初から歴博説主導のプロパガンダ番組
になることは明白である。

ま、卑弥呼との関係は話半分に聞いているのがいいわけだけど
 辰巳和弘同志社大学教授
とか、
 どう考えても強力に畿内説を主張しそうな顔ぶれ
を揃えていて、しょうがねえよ、NHK。

申し訳程度に、吉野ヶ里遺跡現地の研究者を出しているけど、これって
 ほんとにアリバイ
にしかならないんだもん。

こういう
 公平な学術的立場
の振りをした
 プロパガンダ番組
って、しょうがないよな。NHKは歴博一押しってことで。
たとえ、将来、最終的な結論が畿内説になろうとも
 今回のクロ現は卑怯な番組の作り方をした
ことは間違いないし、
 視聴者が専門家の関係(どの説に与する研究者かとか、どういう組織の関係者だとか)を見抜けないのをいいことに「公共放送」の名の元に一つの説に強力に荷担
してるんだもん。

ま、マスコミなんてこんなもんだって代表的な番組作りである。
話として面白く
 学問的正当性は抜きにして、見た目、わかりやすい内容
なら、いいんだな?NHK。

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2009-11-16

豚インフルエンザ 橋下大阪府知事 7人いる子どもの内2人が新型インフルエンザ感染で公務停止 今日から大阪入りされる天皇皇后両陛下に随従できず

凄いタイミング。
読売より。


橋下知事、2児のインフル感染で公務停止

 大阪府は16日、橋下徹知事の子ども2人が新型インフルエンザに感染したため、橋下知事が当面、すべての公務を取りやめると発表した。

 橋下知事自身には感染の兆候はない。この日から3日間予定されている天皇、皇后両陛下の大阪訪問の随従も自粛し、小河保之副知事が代行する。
 橋下知事は妻と子ども7人の9人で同居。府によると、14、15両日に、子ども2人が相次いで新型インフルエンザに感染していたことが判明した。
 橋下知事は、「天皇、皇后両陛下の訪問に随従できなくなりましたことをおわび申し上げます」とのコメントを発表した。

(2009年11月16日11時26分 読売新聞)

さて、これから
 家庭内感染が拡がるかどうか
が公務再開の鍵になりそうだけど。

目立ちたがり屋の橋下知事が
 愛児の感染が原因で公務停止、しかも両陛下への随従自粛
とは、どこにも憤懣の持って行きようがないわけで、歯噛みをしていそうですな。

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2009-11-15

「マスコミたらい回し」とは?(その150) 「聖地奈良」に新たなヒーロー誕生 朝日新聞東裕二記者 奈良版で懲りずに続報 医療費削減の結果起きた「ターミナルケアの問題」を「救急搬送問題」にすり替える意図は「新聞協会賞」狙いか

東裕二記者は
 どうしても奈良の医療報道で有名になりたい
らしい。昨日の朝日新聞奈良版に続報を書いている。webでは出てないところを見ると、なんか含むところでもあるのかな。文字起こしをする。


透析患者ら憤る 7病院搬送不能「みんな不安だ」

 生駒市で10月、意識が低下した人工透析患者の男性(83)が7病院・医療施設に搬送を断れレタ問題は、同市を中心にした県北西部地域の救急医療のもろさを再び浮き彫りにした。透析患者らは「救急を断るのはけしからん」と憤りの声をあげている。
 市消防本部によると、男性の家族から前日にすでに人工透析を済ませていたことや症状などを聞き取り、かつて診察を受けたことのある市内の病院をはじめ、当日の2次救急の当番病院、県立病院などに受け入れを照会した。しかし、男性が透析患者だったことを告げると、「専門医がいない」「専門外」という理由でいずれも断られたという。
 透析患者に異変があった場合、かかりつけ医にまず相談して対処するのが一般的だという。しかし、同市のある透析患者は「表向きそうすることになっていても、実際は夜間や休日はなかなか診てもらえない。みんな不安を抱えている」と打ち明ける。
 県腎臓病患者友の会の多田芳仁・事務局長は今回のケースについて、「消防の照会に対してアドバイスするなり、いったん受け入れてかかりつけ医に相談するなど、手はあったはずだ」と指摘する一方、「入院して透析できる施設がほとんどないため、救急に対応できないという実情もあり、県などに透析患者用救急施設の設置を要望している。新型インフルエンザが流行するなか、私たち透析患者は常に不安にサラされている」と話す。
 県地域医療連携課は「現在、透析患者の救急についての統一ルールはない。春に改正された消防法は、疾病ごとの救急搬送の受け入れのルールづくりを検討するよう義務づけた。今回の事案を調査し、検討したい」という。(東裕二)

今回の事例では、不幸にして亡くなられたと言うことだけがクローズアップされているのだが、
 特定の疾患では受け入れ病院が見つかりにくい
というのは、透析患者に限ったことではない。どうも、東裕二記者は、
 末期癌かつ土曜日夕方という医療の薄い時間帯の救急出動要請
という要素を意図的に書かないで
 透析患者だったから受け入れられなかった
ということをクローズアップしたいらしいな。

これは憶測だが
 家族に腎臓病、特にII型糖尿病患者がいる/いた
のだろうか。まさか自分がII型糖尿病とか、両親がそうだったとかじゃないだろうな。
マスコミ人の場合は
 不摂生でII型糖尿病になる例
は多いだろうな。わたしのような疑り深い読者には、
 自分に迫り来る恐怖に駆り立てられて、生駒市立病院問題に絡ませて「透析患者受け入れ不能記事を書いている」
ように見えますがね。

県腎臓病患者友の会事務局長の
 入院して透析できる施設がほとんどないため、救急に対応できないという実情
という言葉が端的に現状を示している。誤解があれば訂正していただきたいのだが、
 入院して透析が出来なくなったのは国の方針
でしょうが。
 闘う相手を間違えている
というか
 奈良の医療問題で、毎日新聞奈良支局を超えて、オレは「新聞協会賞」を取るんだっ
という間違った功名心に駆られているように見えるんですがね。

透析患者じゃなくても、83歳の末期癌患者の搬送は手間取ると思いますが。

で、なぜそういうことが起きるのか、「だめ医者」先生から貴重なコメントを頂いているので再掲する。「だめ医者」先生、ご教示ありがとうございます。


家族からの通報内容では、救急車を呼ぶ必要性があまり感じられないのですが。
発熱したら、体が震えるのは当然ですし、頭もぼんやりしますから意識レベル低下と消防が発表しても嘘ではないでしょう。しかし、これは救急医療の問題ではなくて、ターミナルケアの問題です。生駒市立病院にとっては不利に働く記事かもしれません。

最近は末期癌でもぎりぎりまで在宅で診るのが主流ですが、それは、末期癌の急変時に施設での受け入れや往診が常に可能であることが前提であって、そのバックアップがないまま在宅ターミナルケアを進めたからこのような事例が起きたのです。

医師不足の中、急変時に往診を推奨する施策は医療経済的に困難ですので、当面は末期癌患者には施設ターミナルケアで対応するよう働きかけるしか無いでしょう。
多くの患者さんやご家族は、最期まで自分の治療にあたってくれた急性期病院での治療を望まれますし、スタッフもそれが一番良いと分かっているのですが、DPC急性期病院では、ベストサポートケアの段階に進行したとき、退院時期が予測しがたい末期癌患者さんにはホスピスや在宅での療養を紹介せざるを得ないのが現状ですね。
(DPC急性期病院で高額な特別室の費用を払える人は、別なのでしょうが。)
これも医療費抑制の結果なのですが、患者さんにとっては癌で亡くなるとき病院に酷い仕打ちを受けたように感じるかもしれません・・・(泣)。

というわけで、
 東裕二記者
に聞くんだけど
 なぜターミナルケアの問題を「救急搬送問題」にすり替えて、「医療費削減の結果」を「個個の医師や病院の問題」にすり替えようとする
のか、説明して欲しいですな。
 自分の功名心
のために
 国の医療政策を批判するのではなく、現場で疲弊しつつも、なんとか現状で最大のケアをしようと努力している医療機関と医療スタッフを侮辱する記事
を書くのは、
 医療破壊行為
だ。それとも
 「新聞協会賞」のためなら、奈良の医療は破壊して構わない
とでも?

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2009-11-14

民主党は「文革政権」宣言 科学技術予算を削り、医療も先細りさせ、専門家を貶め、下放する予定か? 四人組の江青に当たるのは蓮舫か

わたしは文革期に作られた中国語の教科書で中国語を勉強した。
だから、
 文革期の中国がいかにトンでもない状態だったか
を、中国語学習でも知っている。またその内アップするけど
 基礎漢語
は、文革期の中国がどこまで突き進んだかを如実に示す教科書である。
研究室で、その教科書の暗唱をしていると、周りにいる中国人留学生がゲラゲラ笑っていた。
 人民公社? 何それ?
とか
 沙家浜? 白毛女? いつの話?
とか。その頃、
 ラストエンペラー
が上映されていて、研究室で話題になったのは
 文革期の紅衛兵のパフォーマンスと、「自己批判」をさせられて知識人がさらし者になるシーン
だった。あんな光景が、ほぼ毎日のように中国各地で見られたのである。批判されている人間を批判できないと、次にさらし者になるのは自分だ。さらし者になった人間には悲惨な末路が待ち受けていた。地位を失い、一家は住処を追われ、投獄されたり、強制労働につかされたりして、再び戻って来られない者は多数いた。
文革期には
 『毛沢東語録』が金科玉条
だった。これには持ち方がある。中国人留学生たちが
 正しい『毛主席語録』の持ち方
を「領導」してくれた。
 表紙を胸の前に来るように親指と人差し指で挟んで持って、にっこり笑う
のが正しい。ちゃんとポーズを取って見せたら、北京人の留学生に
 バカです
と大笑いされた。当時研究室にいた中国人留学生は、文革期に幼少期を過ごし、
 造反有理(カンニングした学生が、カンニングを正当化して英雄になったり、小学生が教師を批判して、これまた小英雄になって、人民日報などで大々的に有名になった)
の時代の荒波をモロに被り、いつ誰が誰を密告するかわからない人民総スパイ状況を体験した世代だった。たまたま大学受験再開に間に合ったから日本に来ているのだが、彼らより少し年代が高いと
 大学入試がまともに行われなかった時代
に青年期を迎え、この時
 優秀な学生は農村に下放された
ので、そのまま元の都会には戻れずに、いまも地方で生活していたりする。最近も
 文革期の中国で苦難を味わった中国人民のドキュメンタリー
をNHKがBSで流していた。下放で、故郷の北京を逐われた熟年男性が
 わたしの故郷は北京なのに、帰れない、住めないってどういうことだ
と悲嘆していたのが強く印象に残っている。

文革は
 毛主席以外の権威や偶像を破壊し尽くした文化破壊政策
でもあった。初めて中国に行ったとき、
 中国最古の寺院である白馬寺の僧侶たちはおどおどしていた
のを覚えている。文革期には、彼らは、僧侶であること自体が
 革命に対する罪
であり、おそらく紅衛兵による拷問や劣悪な環境での強制労働で痛めつけられて、やっと文革が終わったので、寺院に戻ることが出来たのだが、心の傷は大きいようだった。もちろん、寺院に帰ることなく亡くなった僧尼もいたことだろう。
いま、チベットやウイグルにしているのと同じようなことが
 中国人民に広く行われていた
のが、文化大革命である。

文革期といえば
 四人組
である。老い衰え始めていた毛沢東の妻と側近が、文革の名の下にほしいままに恐怖政治を行っていた。
 江青、張春橋、姚文元、王洪文
の四人である。江青は毛沢東の4番目の妻であった。
四人組は毛沢東が死去した後失脚、全員死刑判決を受けたが、みな刑の執行を待たずして死んだ。他の三人は病死だったが、江青は自殺した。

さて、このような
 悲惨な文化大革命を、仙谷由人行政刷新相が「プラスのイメージで使用した」
ので、普通の知識のある人間はみんな驚き呆れている。
毎日より。


仙谷行政刷新相:「仕分け後、政治判断」--毎日フォーラムシンポで

 毎日新聞の政策情報誌「毎日フォーラム-日本の選択」のシンポジウム「政治は変わったか~民主政権の課題と自民再生への展望」が12日、東京都内で開かれた。

 仙谷由人行政刷新担当相は、「事業仕分け」について「予算編成プロセスのかなりの部分が見えることで、政治の文化大革命が始まった」と意義を強調。そのうえで「見直し、縮減との結論が出た項目でも、予算を付けなければならないことも出てくる」と述べ、最終的には仕分け結果の当否を政治判断する考えを示した。自民党の石破茂政調会長は「スピーディーだが、乱暴だ」と指摘し、拙速な議論にならないよう求めた。

 飯尾潤政策研究大学院大副学長らも加わり、約400人が参加した。【坂口裕彦】
Seng1
Seng2

すげーよ、仙谷行政刷新相。
 恐怖政治を行い、「素人の方がプロより正しい」という「文化大革命の理論を実践」していることを自画自賛
してるってことだから。
で、
 四人組は誰か
って話で
 江青は蓮舫
でほぼ間違いないだろうね。

科学技術関連予算を、どうやら
 使い道がよくわからない状況で勝手に削っている
だけでなく、
 医療を重視
と言いながら、医療関係の予算もガシガシ削っているので、
 若手の研究者の中には、もう日本の未来はない
と絶望的な空気が漂い始めている。ま
 優秀な研究者や医師はどんどん海外で仕事を見つけて下さい
ってことね、民主党。
文化に関する金もケチっているから、まさに
 過去の文化遺産を紅衛兵が破壊し尽くそうとした文革期
に似た状況が、これから起きてくる。中国では直接破壊だったが、民主党政権下では
 文化財などの維持に掛かる金を寄越さない
形で
 緩慢に文化遺産を破壊する作戦
である。
で、本家文革と同様に
 宗教弾圧
もやるんですか?

タリバーンがバーミヤンの大仏を破壊したとき、日本中が大騒ぎしていたが
 同じことは中国で文革期に全国的に大々的に行われていた
のであり、
 これから民主党政権が「緩慢な破壊」という更にエレガントな手法で行う予定
ということですな。

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2009-11-13

中国東北部瀋陽の北朝鮮領事館員が川に死体で浮かぶ@10月末

きな臭いを通り越して
 何が起きている
のかドキドキするニュース。朝日より。


瀋陽の北朝鮮総領事館員、川で死体発見 他殺の可能性も

2009年11月13日18時42分

 【瀋陽=西村大輔】中国・瀋陽の地元当局関係筋によると、瀋陽の北朝鮮総領事館に勤務していた外交官の死体が10月末、市内の川で見つかっていたことがわかった。他殺の可能性もあるとみて、警察当局が捜査しているという。

 北朝鮮側は今回の事件を受けて、館員の一部を召還する措置を検討しているとの情報もある。

まあ、
 他殺の線が濃厚
だとは思うけど、真相はたぶんずっと藪の中。
もっともくだらない殺害理由は
 女性絡み等のトラブルで、瀋陽在住の朝鮮族と間違われて、殺して川に棄てたら、北朝鮮領事館員と判明
だけど、まさかなあ。

年末にかけて、中朝国境地域から目が離せない。

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「マスコミたらい回し」とは?(その149)「大淀病院産婦死亡事例」で頭部CTは必須だったと煽った毎日新聞奈良支局の高瀬浩平記者 新型インフルエンザ絶賛流行中で混雑している夜間に熱もないのに頭痛で受診 CTで蓄膿症と判明

どちらの病院の先生かは存じませんが
 夜間に頭痛で受診してきた毎日新聞記者にCTまで掛けて丁寧にムンテラ
されたようで、お疲れさまでございます。てか昼間に行けよ、高瀬浩平記者。
 毎日新聞奈良支局を始めとするマスコミの総攻撃によって奈良の医療は崩壊しまくり
なんだぞ。わざわざ
 夜間に病院を受診、しかもCT検査までする
って、予約を取って昼間にCT検査が普通なわたしのような一般人からみると実に不思議だ。わたしが掛かっているのは天理よろづ相談所病院憩の家で、奈良県内ではトップクラスの病院だが、こんなにすぐにはCT撮らないよ。

それとも
 毎日新聞関係者と言えば頭部CTは必須
という裏マニュアルでも出来たのかな。
 大淀病院産婦死亡事例
では
 頭部CTさえ撮っていれば助かった
と、
 まるでCTが脳疾患を治療するような主張
を初報からしていたのが、毎日新聞だったな。
 2006-10-17「マスコミたらい回し」とは? 医療現場で起きていること
しかも上記記事内の初報は
 事実誤認
を含んでいるのだが、まるで訂正されてないのである。
CTの危険性については以下に。
 2007-12-19「マスコミたらい回し」とは?(その113)CTは死のトンネル→訂正と追記があります

で、高瀬浩平記者ってこの人である。
 2008-02-04 興福寺追儺会@2/3 青鬼の中の人は毎日新聞奈良支局の高瀬浩平記者

さて
 夜間診療でCTを取ってもらったら、蓄膿症だった
という高瀬浩平記者の自慢げな記事はこちら。


鹿笛:ある夜、頭が重く、少し痛みもあったので内科を受診しようと… /奈良

 ある夜、頭が重く、少し痛みもあったので内科を受診しようと病院へ行った。新型インフルエンザを疑ったが、熱は高くなく、頭部のCT(コンピューター断層撮影)検査をすることになった。

 円形の大きな装置がついたベッドで横になり、あっという間に検査は終わった。「脳の病気だろうか」と心配だったが、鼻の近くの空洞が炎症を起こし、うみがたまる蓄のう症だろうと診断された。今は耳鼻科に通い、抗生物質などを飲んでいる。

 医師は「白く濁って見えるのが、うみです。原因が分かれば安心でしょう」とCTの画像を指さしながら説明してくれた。十分な説明があってこそ、医師を信頼できると思った。(高瀬)
毎日新聞 2009年11月12日 地方版

蓄膿症の診断にこれだけ医療資源を投入して診断せざるを得ないほど、
 奈良の医療はマスコミに追い詰められている
ってことですかね。高瀬浩平記者は
 さすが、新聞記者は扱いが違う
と満足しているようだが、この
 CT検査とムンテラ
のせいで
 夜間本当に緊急の重病で受診していた他の患者さんの診察時間を削っている
点については、まったく思いも寄らないんだろう。
いや〜
 相変わらず飛ばしていますな、毎日新聞奈良支局
は。

しかし
 蓄膿症にこれだけの濃厚な検査と十分なムンテラがないと満足しない
のが
 マスコミ人
なのであれば、新型インフルエンザ流行の昨今、マスコミ関係者は、そろそろあちこちで医療資源を食いつぶす勢いなんじゃないのか。こうした
 声の大きい軽症の患者
の蔭に
 無言で順番を待っている重症の患者さん達
がいるわけなんだがな。もし
 軽症のマスコミ人の診察を優先したせいで、重症者が命に関わる状況になった
としても
 原因を作ったマスコミ人は、病院を責めることはあっても、軽症で夜間掛かった自分の「落ち度」は隠蔽
するだろう。

マスコミ人は
 給料が高いのが自慢
のようだから、
 夜間や休日等に軽症で受診した場合は、自由診療扱い
でもいいんじゃないのか。それくらいの扱いをしても罰は当たるまい。

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「マスコミたらい回し」とは?(その148) 「聖地奈良」に新たなヒーロー誕生 朝日新聞東裕二記者 83歳で肝臓癌 人工透析の男性、新型インフルエンザ絶賛流行中の奈良で搬送先が土曜日夕方に見つからず三日後に「癌で死亡」を1時間45分後に搬送先が見つかっているのに「7病院が搬送断る」とあげつらうセンス しかも「奈良高槻産婦搬送事例」は、搬送される以前に「すでに死産による娩出が進行し始めていた」事例であることをマスコミは当日の警察発表で知っていたのに誤認記事を垂れ流している事例

亡くなられた患者さんのご冥福をお祈り致します。

久々に来た
 「聖地奈良」発救急搬送受け入れ不能記事
だが、今回はなぜか
 朝日
である。突っ込みどころ満載過ぎて、頭が痛い。ポイントは
 1. 10/24は土曜日、かつ搬送を依頼した4時半は夕方で、そうでなくても医療が崩壊している奈良県で、更に医療の薄い時間帯
 2. 83歳という高齢
 3. 意識低下で搬送先が見つからなかったというが、透析患者だから管理できる病院は限られる
 4. 7病院が受け入れ不能だったというが、2時間以内、すなわち1時間45分後には病院が見つかって搬送されている
 5. 3日後に原疾患の肝臓癌で死亡しているので、すでに癌末期だったと思われる
という辺りだ。なおかつ
 6. 市立病院をどうするか揉めてる生駒市の事例
というのが、なんだな。


透析患者、7病院が搬送断る 奈良、3日後に死亡

2009年11月13日4時31分

 奈良県生駒市で10月24日、意識が低下した腎臓病の人工透析患者の男性(83)が、県内や大阪の7病院・医療施設に計8回受け入れを断られ、通報から約1時間45分後に大阪府の病院に搬送されていたことがわかった。男性は3日後に肝臓がんで死亡した。同県では救急患者の搬送不能問題が相次いでおり、県地域医療連携課は「今回のケースを調査し、対応を検討したい」としている。

 生駒市消防本部などによると、男性は同市在住。24日午後4時半ごろ、家族から「発熱があり、体が震えている」と119番通報があった。3分後に救急車が到着。男性が診察を受けたことのある同市内の病院をはじめ、2次救急の当番病院や県立病院、大阪市内の病院などに照会したが、男性が透析患者だったため、「専門医がいない」「専門外」との理由で断られた。

 9回目の照会で受け入れ先となった大阪府大東市の民間病院に午後6時15分ごろ到着したが、27日、持病の肝臓がんで死亡したという。

 奈良県では06年8月、入院中に意識不明になった妊婦が同県や大阪府の19病院に受け入れを断られ、8日後に死亡。07年8月にも下腹部の痛みを訴えた妊婦が、11病院に断られて死産した。今年3月には意識を失った男性が6病院に断られ、約1時間半後に大阪府の病院で死亡した。(東裕二)

ええと、
 恐らく末期癌の83歳の男性が「7病院に受け入れ不能」と言われて、1時間45分治療が遅れたのが原因で「3日後に肝臓癌で死亡」した
と、
 東裕二記者
は考えているようだが、医学的にそんなことがあり得るのか?
詳しいことは何も書かれてないけど、
 原疾患である肝臓癌の悪化
が、
 意識低下の原因
だとすれば、残念ながら
 肝臓癌による死へのプロセスが始まった
のではないのか。もし
 すぐにどこかで受け入れられていても、長期にわたる生命予後が望めないほど、肝臓癌が悪化していた
のではないのか。
で、
 透析患者で肝臓癌
というと、考えられるのは
 II型糖尿病と肝硬変のコンボ
である。もし、そうだったとすれば、そうした疾患を抱えて83歳まで迎えられたのは、大変に長生きではないか。

単に
 7病院が末期癌で83歳と高齢の透析患者を受け入れる設備やスタッフがいなかったけれども、1時間45分で受け入れ先が見つかった
という話で、
 土曜日の夕方という医療の薄い時間帯に、1時間45分という短時間で8つの病院に照会した「迅速さ」
に目を見張るべきであって、これを
 7つも病院があって、断られたから死んだ
という記事にする神経を疑う。てか、
 これを掲載させたデスクも同罪
ね。

以下は憶測だが
 生駒市立病院問題に火を付けたくて「生駒市内に適切な医療を施せる大きな医療機関がなかったから7病院に断られた」という為にする記事を東裕二記者が書いた
のではないかと思う。つまり
 朝日新聞は「生駒市立病院問題」で何らかの「自分に有利な論陣を張る材料」として今回の「7病院が83歳末期癌の透析患者を受け入れられなかった」という至極ありそうな話題を「肝臓癌の死亡と無理矢理結びつけている」
ということではないのか。

朝日新聞に聞くが
 たった1時間45分で83歳と高齢の末期癌の透析患者を8つの病院に照会し、搬送した努力と成果
は、朝日が例に引いた
・2006年大淀病院産婦死亡事例
・2007年奈良高槻産婦搬送事例
・2009年搬送事例
とは違うだろうが。
 透析患者はどこの病院でも受け入れ可能
なわけじゃない。しかも
 恐らく末期癌
である。もし、83歳という高齢でなかったとしても、土曜の夕方という全国的に医療の薄い時間帯に搬送先を見つけるのは相当に難しい。しかも、今は
 奈良県では新型インフルエンザが絶賛流行中
なのだ。
 搬送できたはいいが、院内で新型インフルエンザに感染して死亡
ということもあり得るから、どの病院でも抵抗力が極端に落ちている癌や透析患者の管理には相当神経を尖らせているはずだ。今回の患者さんは
 癌で透析患者で83歳
と、新型インフルエンザ流行中の搬送条件としては三重にしんどい患者さんだったのである。その患者さんを
 わずか1時間45分で搬送できた
のだから、これは幸運だったと言えるのではないのか。

亡くなられたのは残念だが、重い癌だったと思われる。

で、東裕二記者には
 明かな事実誤認
がある。
 2007年奈良高槻産婦搬送事例
だ。この事例は、
 マスコミが「搬送前に死産が始まっていたことを隠蔽」して「搬送が遅れたから死産した」と誤った報道を続けた事例
である。詳しくは
 2007-09-12「マスコミたらい回し」とは?(その109)奈良高槻妊婦搬送問題 救急搬送する以前に胎児は胎内で死亡 病理医学の立場から→マスコミは搬送当日(8/29)の警察発表でその事実を知っていたにもかかわらず、歪曲した報道を続ける
を参照のこと。


 事実関係も精査せず、過去の誤認記事についても訂正せず、単に「7つの病院」という「数」をあげつらって、現場の努力をペンで踏みにじり、士気を低下させる記事
であることは間違いない。
で、
 東裕二記者もしくはその家族が、もし新型インフルエンザや交通事故で救急搬送される事態
になったとしても、やっぱり
 n病院搬送断る(nは任意の自然数)
とか書きますか? 現場はたとえ
 悪口を言い立てた東裕二記者本人が救急搬送される事態になったとしても常に最善の努力をする
筈なんだが、罰当たりだな。
 すでに相当終わっている奈良の医療の崩壊を更に促進させたい
というのか、朝日新聞。
 全国規模で転勤する東裕二記者
にとっては
 奈良はその内異動する「腰掛けの勤務先」の一つに過ぎない
わけだから
 奈良の医療が自分の記事で崩壊を早めようと、「オレには関係ない」
ってことね。
奈良は朝日の購読者多いのにな〜。たぶん
 奈良県民の購読料は、東裕二記者の給料には反映されてない
んでしょうな。

ま、以後、奈良県内の医療機関で朝日新聞関係者がなんとなくよそよそしい対応をされても、それは
 気のせい
だからね。きっとこれからは、朝日新聞関係者には
 奈良では、朝日新聞の方がお気に召すような十分な治療が出来る設備が整っておりませんので

 紹介状
を出してくれるだろうね。
それと、絶対に
 新型インフルエンザじゃないか?ともかく診ろ。オレは朝日の記者だ
などと、毎週土曜日午後から月曜早朝の間や旧祝日、年末年始の医療の薄い時間帯に、無理矢理診療を強要したりしないようにね。

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