2011-10-18

マスコミ血祭り前の構図 朝日 vs. NHKになるか 国の怠慢でポリオ発症の危険性のある生ワクチン接種を続けてきた厚労省 小宮山厚労相(NHK出身)「神奈川県のポリオ不活化ワクチン接種は好ましくない」

この発言が出てきたことで
 次の「炎上政治家」ターゲットは小宮山厚労相
というのが決まってしまった。朝日より。


ポリオ不活化ワクチン提供、厚労相「望ましくない」

 ポリオの予防接種で、神奈川県が国内ではまだ承認されていない不活化ワクチンを提供する方針を打ち出したことについて、小宮山洋子厚生労働相は18日の閣議後の会見で「健康被害が生じた際に救済制度がないなど、行政上望ましいことだと思わない」と述べた。
 厚労相は「(生ワクチンに対する)国民の不安をあおって、結果として全国的に生ワクチンの接種を控える人が増え、免疫を持たない人が増加する恐れがある」とも指摘した。
 厚生労働省は、病原性をなくした不活化ワクチンが導入されるのは早くても来年度末になるとし、それまでは、生ワクチンの接種を受けるよう呼びかけている。

ポリオ不活化ワクチンは
 ワクチンラグの最たるもの
である。
 ポリオにならないためにワクチンを接種するのに、生ワクチンでは「ポリオに罹ってしまう危険」が常にある
のだ。日本では、昨年民主党に患者団体「ポリオの会」が
 より安全な不活化ワクチンの早期導入を陳情
している。ロハスメディカルより。


不活化ポリオワクチンの緊急輸入を民主党に陳情 ポリオの会
(2010年11月25日 15:08)

 ポリオ発症の危険がある生ワクチンから不活化ワクチンへの切り替えを求めて署名活動を行っているポリオの会が25日、国会内で民主党に陳情を行った。会側が、国産不活化ワクチンの開発承認が済むまでの間、緊急輸入することを求めたのに対して、窓口として陳情を受けた柚木道義代議士と相原久美子参院議員は、前向きな対応を約束した。(川口恭)
 同会が行っている署名活動の趣旨は、既報の通り。
 柚木代議士は「前の足立政務官の時代に不活化ワクチンを含め製薬メーカー側にも開発を要請していて、そして要請するだけでなく私たちも与党政府一体となって、今部会の中で、ワクチン8種類ぐらいだと思いますが、研究をさせるための検討会を行っているんですよね。ポリオの不活化ワクチンについては来年の終わりぐらいには何とか薬事の承認というように聞いてますが、それまでの期間はあるわけですね。今、緊急性をおっしゃったわけですから、その間、輸入のものをですね、まさに承認に時間がかかると言えども、ワクチンラグをどうやって解消するんだと取り組んでいる中で、何らかの形で、ここは海外で承認を受けているものであればね、少なくとも来年末までの間何とかできないかという風なことをですね、郡先生(紹介議員の郡和子代議士)と一緒に相原先生と一緒に、私たち党から政府側に働きかけをしていきたいと思いますので、ぜひ一緒に取り組んでいきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います」と述べた。
 相原参院議員も「しっかりと受け止めさせていただきました。解決策はあるものですからね、うん、やっぱりそこにきちんと私たちも手を組んで頑張りたいと思っています」と述べた。

この時
 来年末までには
という話が出てたんだけど、同じ民主党でも
 小宮山厚労相はこの「早期ワクチンラグ解消」をガン無視
している。この、ポリオの会が昨年署名運動を始めたのは
 ポリオ生ワクチンによる「二次感染」がきっかけ
だった。ポリオの二次感染については、昨年2月18日に、神戸市が発表している。


ポリオ(急性灰白髄炎)ワクチン関連の健康障害事例
記者資料提供(平成22年2月18日)
保健福祉局保健所予防衛生課 白井・内野
TEL:078-322-6798 内線3437
ポリオ(急性灰白髄炎)ワクチン関連の健康障害事例
神戸市内における、ポリオ(急性灰白髄炎)ワクチン関連の健康障害事例についてお知らせします。
なお、報道に際しては、ご本人やご家族のプライバシーに十分配慮していただくとともに、ご家族ならびに医療機関への取材についてはご遠慮いただくようお願いします。
1.患者概要
神戸市在住の9か月児(男児)

2.経過
平成21年12月28日 発熱(38.5度)
平成22年1月 1日 受診(感冒の診断、解熱)
平成22年1月 4日 つかまり立ちができなくなる
平成22年1月 5日 母親が、はいはいする時に下半身が動いていないことに気づく
平成22年1月7日~1月17日 筋緊張低下と下肢の麻痺のため入院
平成22年1月21日 受診(検査のため)
平成22年1月27日~2月2日 入院(治療のため)この間に病院から保健所に相談がある  
平成22年2月 5日 検便の結果、ポリオウィルスII型と同定 ポリオ(急性灰白髄炎)と診断
平成22年2月17日 神戸市環境保健研究所において分離されたウイルスを、国立感染症研究所において「ワクチン株」か「野生株」かを精査した結果、II型ワクチン株と同定

3.ポリオワクチン接種歴
なし
(平成21年11月のポリオワクチン集団接種は体調不良のため未接種)

4.現症状
全身状態は良好で右下肢の麻痺は改善したが、左下肢の麻痺は現在も残っている

5.その他
本件はポリオ生ワクチン接種時に体調不良のためにワクチン接種を受けることができなかった児が、ワクチン由来のポリオウィルスに感染した極めてまれな事例です。
患者さんとの濃厚接触があったと思われる方々の中で、体調不良の方は見つかっていないことから、周辺への感染拡大の危険性はないと考えられますが、引き続き健康状態の確認を行っていきます。
ポリオは、ワクチンで防ぐことができる病気です。ポリオワクチン接種は、安全で有効なポリオの感染予防対策として全世界で行われています。今後も、ポリオワクチン接種を引き続き進めて参りますが、まだポリオワクチンを受けていらっしゃらない方は、接種をされることをお勧めします。
(以下略)

この心痛むポリオ二次感染を受けてのポリオの会の動きについては、ロハスメディカルより。


村重直子の眼9 小山万里子・ポリオの会代表(上)
(2010年6月27日 16:45)
(略)

村重
「5月18日から、ポリオワクチンを海外で使われている不活化したものに切り替えるよう署名活動を始めてらっしゃいますね」

小山
2月に神戸でポリオ生ワクチンの二次感染被害が発生しました。これで、もう黙っていられないと思いました。以前から政府行政には不活化ワクチンへの切り替えの要望を続けてきましたが、ワクチン接種が世の中の人に怖いものと思われたらいけない、パニックをひき起こしたり、生ワクチンの接種を受けない子と受けた子が出たら大変危険だと考えて、社会に訴えかけるようなことは控えてきました。でも、このままだと、また次の被害者が出ます。もう耐えられません。今は新規のポリオ患者は、すべて生ワクチンが原因です」

村重
自然発生はもうないのに、生ワクチンを使っているためにワクチン接種後に発症されるんですね。多くの国では不活化ワクチンなので、ワクチンの後に発症することはないと」

小山
「そうなのです。アメリカは1999年までは不活化ワクチンを2回注射した後で生ワクチン2回投与でした。不活化を2回打てば生ワクチンを投与してもその人は発症しない。ただし、生ワクチンを飲んだことでウイルスをまき散らし、ほかの人に感染させる恐れはあったので、2000年に完全に生ワクチン投与は停止しました。で、その頃に日本も生ワクチンから不活化に切り替えを検討しましたが、それからもう10年経っています」
村重
「今でも厚労省は国産にこだわって輸入せず、国産の混合ワクチンを開発しますと言っていますからね。その間に、生ワクチンでポリオ発症する被害者が増えてしまいます」
小山
「4種混合は何年も前から言われていて、2005年に日本ポリオ研究所が治験に失敗して、そのままになってしまっています。2年前の平成20年3月の時点で、福田首相が国会答弁で初めて数字をあげて、平成年度のポリオの生ワクチンによる被害が80人、2次感染が5人と言いました。19年間で80人ですから、1年間に4人以上の発症です。2次感染によるポリオ発症の統計は平成16年までなかったので、16、17、18、19の4年間で5人。年に1人以上。2次感染として認められた方の数です。これが政府の認めた数ですけれど、実際にはもっと被害者は多いはずです」
村重
「統計に出てない方の数も多いと」
小山
「この数字より大きいでしょう。ほとんどの医師はポリオのことを知りませんから、診断がつきません」

というわけで
 統計に出ているだけでポリオ生ワクチンが原因でポリオに感染した患者数が1年に4人以上
いて、更に
 ポリオ生ワクチンによる二次感染が毎年1人以上
いるわけだ。ポリオは
 糞口感染(腸管で増殖して大便と一緒に排出され、その大便に触れたり、汚染されたものを触った手で口を触ることで感染)
するウイルスである。おむつを替えているような、排泄の自立が出来ていない乳幼児から感染することがあるのはそのためだ。
 ポリオウイルスは、生ワクチン接種後、約1ヶ月間にわたって排泄される可能性
がある。つまり
 ワクチンを接種したのを忘れた頃でも、ポリオウイルスは子どもの糞便中に排泄されている
ってことなのだ。
 家族のように濃厚接触がある関係で、大人等にポリオの免疫がない場合
には、
 ポリオ生ワクチンを接種した子どもの腸管で、ごくまれに神経毒性を回復したポリオウイルスが増殖し、周囲に感染させる恐れ
がある。確率は200万分の1と言われているが、実際問題として
 毎年1人以上の二次感染
が出ている。しかも
 昭和50〜52年生の大人たちは、接種した生ワクチンがうまく効いておらず、ポリオの抗体価が低い
ことが分かっている。これらの大人が、ポリオワクチンの追加接種をしてない場合は
 おむつを替えることで、感染の危険に晒されている
ことになる。
 子どもの頃、国に定められたとおりにワクチン接種をしていても、家庭内で大人が感染する恐れがある
のが、現在の日本国内のポリオの状況で
 これがワクチン禍でなかったら、何がワクチン禍
なのか。

しかも、上に見えるように
 不活化ワクチンの導入を厚労省が10年以上サボタージュしている
のである。
この地図は、
 ポリオの会作成の「不活化ワクチン」使用と「生ワクチン」使用の国を図示
したもので、青が「不活化ワクチン」使用国、オレンジが「生ワクチン」使用国、黄色が「切り替え中」の国だ。(2010年9月更新)
Pmap

この地図が示すように
 日本は堂々たるポリオワクチン後進国
である。てか
 野生ポリオの集団発生が起きた中国よりもワクチン行政が遅れていて、北朝鮮並み
って、どういう冗談だ?

小宮山厚労相は
 誰の利益を守りたい
のか、知りたい。普通の親であれば、いくら厚労相に脅かされても、
 生ワクチンによるポリオ感染の危険性>不活化ワクチンによる事故
と考えるだろう。厚労省と小宮山厚労相がすべきことは
 不活化ワクチンの早期導入
であり、承認前の不活化ワクチンによって万が一事故が起きた場合は、
 国の責任で、ワクチンラグを招いたための事故なのだから、全面的に治療その他の支援を行う
べきである。それが
 政治家としての役割
ではないのか。

さて、今後のシナリオだが、次の3つを想定している。起きてはいけないことだが、万が一、不幸な事態が起きた場合、どう転んでも厚労省と国は指弾されるだろう。
1. 不活化ワクチンで問題が起きた→不活化ワクチン導入をサボっていた厚労省と国の責任
2. 生ワクチンで問題が起きた→不活化ワクチン導入をサボっていた厚労省と国の責任
3. 家庭内二次感染が昭和50〜52年生の大人に起きた→抗体価の低いワクチンを接種させ、その後のフォローと周知徹底が不足している厚労省と国の責任
というわけで、こうした事態が起きてしまった場合、
 小宮山厚労相がマスコミの血祭りに上げられる
のは間違いなさそうだ。

子どもがいれば、ポリオワクチン接種時に、
 昭和50〜52年生の両親はスクリーニングされる
けれども、
 独身の男女がワクチンの情報に触れる機会はかなり少ない
だろう。
 昭和50〜52年生の働き盛りにポリオによる被害
が起きないよう、願っているのだが。

ポリオのワクチンラグによる
 ポリオ感染被害
については、朝日が頑張っている。一方
 小宮山洋子厚労相はNHKの出身
だ。
 朝日とNHKは不倶戴天の敵
とも言われる関係なので、
 今後更に、朝日の小宮山厚労相への批判は強まる
だろう。
そして、不幸にして、上記3つのような
 厚労省と国の不作為によって引き起こされた「避けられた筈」の悲劇
が起きたならば、いまの内閣は、そこから瓦解する恐れなしとしない。それどころか
 国民が被害に遭うのを、権益保持のために座視していた民主党政権
という烙印を押されるだろう。

はっきり言うが
 そんな「不幸」を手を拱いて待つ愚を犯す
よりは
 厚労省が決断して、「悲劇を未然に防ぐ」
のが
 政治の正しいあり方
だ。

現在
 中国で流行しつつある野生のポリオの集団発生
については、以下に。
 2011-10-04 中国旅行・出張予定者はポリオワクチン(特に34-36歳の人は抗体保有率が低い)の追加接種を 国慶節で民族大移動時期の中国で野生型ポリオの集団発生確認 北京でもウイルスキャリアが見つかる→不活性ポリオワクチン接種医療機関情報付き
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2011/10/34-36-32b5.html

ちなみに、民主党は、中国からの観光客を増やそうとしているが、人の出入りが多くなれば
 中国から日本に、野生のポリオに感染している人、あるいはキャリアが入国してくる
ことも、当然考えられる。
 ポリオの感染から発症までの潜伏期間は4〜35日(平均15日)
であり、
 感染していても気づかず、発症する前に来日する場合
も、当然あり得る。
 野生のポリオ集団感染は対岸の火事ではない
のだ。

わたしが子どもの頃、
 ポリオで手足が不自由になった大人や子ども
をたくさん見た。麻痺が起きるのは片足が多かった。ポリオ特有の麻痺によって、細く、垂れ下がった足と松葉杖という組み合わせは、街中で頻繁に見られる光景だった。そうしたポリオの後遺症を抱える人たちを、わたしたちは無理に追い越したりして危険な目に遭わせないように、家でも学校でも躾けられた。大学病院の小児科病棟には
 鉄の肺
がいくつも設置された部屋があった。鉄の肺は、ポリオで胸の筋肉が麻痺し、呼吸ができなくなっている患者を救う装置だった。

1960年代初めに日本では生ワクチンが導入されて、ポリオ感染と後遺症の麻痺は劇的に減ったとは言え、
 生ワクチンによるポリオ被害
が今なお放置されているのが
 豊かな国 日本の厚労行政の実態
である。しかも
 日本でポリオ撲滅運動、国内の生ワクチン導入に力があったのは日放労(NHK労組)の上田哲(社会党)
だったというのに、
 NHKの後輩である小宮山厚労相
のやっていることは、そうした功績に泥を塗るような
 厚労省の国民の福祉向上を無視した責任逃れ
ではないのか。それとも、
 1948年生まれの小宮山厚労相は、鉄の肺も、下肢が麻痺して松葉杖で歩いていた人も見たことがない
というのか。あの
 悲惨なポリオの記憶
を、キレイさっぱり忘れ去ったとでもいうのか。学年に1人以上はいたはずの
 ポリオの被害者
を、小宮山厚労相は、その虫も殺さないような笑顔で
 ポリオの子とは、一度も学校で一緒になったことがない
と言うつもりなのか。

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2011-10-04

中国旅行・出張予定者はポリオワクチン(特に34-36歳の人は抗体保有率が低い)の追加接種を 国慶節で民族大移動時期の中国で野生型ポリオの集団発生確認 北京でもウイルスキャリアが見つかる→不活性ポリオワクチン接種医療機関情報付き

中国で、
 野生型ポリオの集団発生が確認
された。厚労省検疫所は
 中国渡航者へポリオワクチンの追加接種
を呼びかけている。


2011年09月30日更新 野生型ポリオへの感染が中国で確認されました。

 ポリオは、感染した人の糞便から口を通して感染するウイルスによる病気で、手足がまひして動けなくなることがある病気です。
 予防接種を受けていない子どもに起こることが多いのですが、免疫をもっていないと大人もかかる可能性があります。
 日本では予防接種の効果もあり、ポリオの流行は最近みられていませんが、世界では今でもアフリカ、インドなどポリオが流行している地域があります。

 中国衛生部は、2011年7月3日から27日までの間に4人の子供(4か月から2歳)が麻痺を発症し、これらの症例から野生型ポリオウイルス1型(WPV1)を分離したとWHOへ報告しました。4人は新疆ウイグル自治区、ホータン地区出身です。分離されたウイルスの遺伝子配列から現在パキスタンで循環しているウイルスと遺伝学的に関連したウイルスであることが示唆されました。中国で最後にWPV症例が確認されたのは1999年で、インドからの輸入によるものでした。中国国内での最後のポリオ発生症例は1994年でした。
 国内の臨床医、検査専門家、疫学者、公衆衛生専門家が調査、対応策の計画のために発生地に派遣され、必要に応じて国際支援隊が合流することになります。国、新疆ウイグル自治区と地区保健所が現在、接触者の便検体収集やワクチン接種率評価を含めた疫学調査を行っています。
 衛生部は9月上旬に初期対応予防接種キャンペーンを計画しており、発生地域の15歳以下の小児380万人、新疆ウイグル自治区の発生地域外の5歳以下の小児が対象となります。
 なお、最近の北京市による調査の結果、新疆ウイグル自治区からの学生について、症状はありませんがポリオウイルスが検出され、北京市は対策を強化しているとの情報があります。

中国への旅行者へ(WHOの推奨より抜粋)

定期予防接種(*日本では経口生ワクチン2回)だけでは不十分です。少なくとも出発前に追加接種(生ワクチン)を1回受けましょう。また、過去に3回あるいはそれ以上のワクチン接種を受けた方でも、出発の前にもう1回接種(生ワクチン)を受けることをWHOは推奨しています。
(日本では、特に昭和50年~52年生まれの方はポリオのワクチン効果が低かったことが分かっています。追加接種を受けておくことをお勧めします。)
・ポリオワクチンを受けていない方は、医師にご相談の上、可能な限り複数回接種を受けましょう。

食べ物に気をつけましょう

飲食の際には、完全に火が通り、温かい状態で出されたものだけを食べて下さい。
乳製品は殺菌処理されたもののみを口にするようにしましょう。
果物や野菜は安全な水で洗い、自分で皮をむいたものだけを食べて下さい。
飲み物は、ボトル入りの飲料や最低1分間沸騰させた水に限るようにしてください。水道水やわき水、氷は避けましょう。

手をしっかりと洗いましょう

こまめに石けんときれいな水を使って手洗いをするようにしましょう。
石けんやきれいな水が使えない場合には、手洗い後、殺菌用のアルコールを含んだハンドジェルを使ってください。

ええと
 糞便から感染
するということは
 洗浄が不十分な環境、下水道が整備されてない環境は危険
ってことだが
 中国全土その状況
じゃん。てか
 子どもにお尻の部分が開いているズボンをはかせて、地下鉄車内等公共の場で平気で排泄させたりする習慣がある国
だから
 どこででも、ポリオ感染者の糞便に直接・間接に接触する恐れがある
ってことになる。そもそも、水が日本のように豊富ではないから
 日本人みたいに何かあればすぐ手を洗う習慣もない
わけだ。

というわけで
 中国渡航予定者は、ポリオワクチンの接種を是非
とここで声を大にして言っておく。特に
 昭和50〜52年生まれ(現在34〜36歳)の人

 そもそもポリオの抗体保有率が低い恐れ
があるので、
 ワクチンを接種しないで中国に出かけるのは、ポリオに感染してもしょうがない
ってことだ。もし、
 会社の出張命令
が出たら、上記厚労省検疫所の注意書きをプリントアウトして、上司なり総務なりに見せて
 ワクチン接種してからじゃないと行けません
と申告した方がいいですよ。業務で行って、ポリオ感染なんてシャレにならない。

てかさ〜
 折しも国慶節で、中国中がホリデーシーズンの大旅行を楽しんでいる時期
だ。てことは
 全国にポリオワクチンがばらまかれている恐れ
があるわけで、今後、中国全土でポリオの集団感染が見られる可能性は低くない。しかし
 なんで民族大移動のタイミングでポリオ
なんだろう。
 旅行中は衛生を守りにくい国

 衛生に気を配らなくてはならないポリオの発生
って、もう、タイミングが最悪。

ちなみに
 不活性ワクチンを希望
するなら、以下へアクセス。
不活性ポリオワクチン接種医療機関リスト
随時更新されているので、リストは直接貼らない。

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2011-09-03

アメリカで幼児二人が新型の豚インフルエンザ(H3N2)に感染@CDC 9/2

新たな
 豚インフルエンザ(H3H2)に2人の子どもが感染
と、米・CDC(疾病予防センター)が発表した。
感染が確認されたのは
 5歳未満の幼児2人
で、最初の報告はインディアナ州の男の子、7/23発症でH3N2に感染したのが確認されたのが8/19、2人目はペンシルバニア州の女の子で、発症は8/20で感染が確認されたのが8/26だ。
最初の症例では、直接豚に接触した経歴はないというのだが、発症1週間前に無症状の豚との接触があったと世話人(具体的にどういう状況か不明)から報告があり、2人目は発症直前の8/16に地元の農業フェアで豚を含む多数の動物との直接の接触があった。2人とも、現在は恢復している。

取り敢えず、原文を張っておく。

ところで、共同は次のように伝える。


米で新種の豚インフル H1N1の遺伝的特徴

 【ワシントン共同】米疾病対策センター(CDC)は2日、米国内の子ども2人が新種の豚インフルエンザウイルスに感染したと発表した。

 2人の健康状態は既に回復している。ウイルスは2009年に発生し、世界的に流行したH1N1型インフルエンザの遺伝的特徴を持っており、同センターは感染拡大を防ぐために監視強化を呼び掛けている。

 米メディアによると、感染したのはインディアナ州の5歳未満の男児とペンシルベニア州の5歳未満の女児。2人が互いに接触した様子はなく、今のところ感染の広がりはない。

2011/09/03 07:56

CDCでは
 H3N2型 A型インフルエンザ
として発表してるんだけど、この
 H1N1型の遺伝的特徴をもったウイルス
って書き方は、誤解を招く。

Swine-Origin Influenza A (H3N2) Virus Infection in Two Children --- Indiana and Pennsylvania, July--August 2011 Early Release September 2, 2011 / 60(Early Release);1-4

Influenza A viruses are endemic in many animal species, including humans, swine, and wild birds, and sporadic cases of transmission of influenza A viruses between humans and animals do occur, including human infections with avian-origin influenza A viruses (i.e., H5N1 and H7N7) and swine-origin influenza A viruses (i.e., H1N1, H1N2, and H3N2) (1). Genetic analysis can distinguish animal origin influenza viruses from the seasonal human influenza viruses that circulate widely and cause annual epidemics. This report describes two cases of febrile respiratory illness caused by swine-origin influenza A (H3N2) viruses identified on August 19 and August 26, 2011, and the current investigations. No epidemiologic link between the two cases has been identified, and although investigations are ongoing, no additional confirmed human infections with this virus have been detected. These viruses are similar to eight other swine-origin influenza A (H3N2) viruses identified from previous human infections over the past 2 years, but are unique in that one of the eight gene segments (matrix [M] gene) is from the 2009 influenza A (H1N1) virus. The acquisition of the M gene in these two swine-origin influenza A (H3N2) viruses indicates that they are "reassortants" because they contain genes of the swine-origin influenza A (H3N2) virus circulating in North American pigs since 1998 (2) and the 2009 influenza A (H1N1) virus that might have been transmitted to pigs from humans during the 2009 H1N1 pandemic. However, reassortments of the 2009 influenza A (H1N1) virus with other swine influenza A viruses have been reported previously in swine (3). Clinicians who suspect influenza virus infection in humans with recent exposure to swine should obtain a nasopharyngeal swab from the patient for timely diagnosis at a state public health laboratory and consider empiric neuraminidase inhibitor antiviral treatment to quickly limit potential human transmission (4).

Case Reports
Patient A. On August 17, 2011, CDC was notified by the Indiana State Department of Health Laboratories of a suspected case of swine-origin influenza A (H3N2) infection in a boy aged <5 years. The boy, who had received influenza vaccine in September 2010, experienced onset of fever, cough, shortness of breath, diarrhea, and sore throat on July 23, 2011. He was brought to a local emergency department (ED) where a respiratory specimen later tested positive for influenza A (H3). The boy was discharged home, but was not treated with influenza antiviral medications. He has multiple chronic health conditions, returned to the ED on July 24, 2011, and was hospitalized for treatment of those health problems, which had worsened. The boy was discharged home on July 27, 2011, and has since recovered from this illness. As part of routine CDC-supported influenza surveillance, the respiratory specimen collected on July 24, 2011, was forwarded to the Indiana State Department of Health Laboratories, where polymerase chain reaction (PCR) testing identified a suspect swine-origin influenza A (H3N2) virus on August 17, 2011. The specimen was forwarded to CDC where the findings were confirmed through genome sequencing on August 19, 2011.

No direct exposure to swine was identified for this child; however, a caretaker reported direct contact with asymptomatic swine in the weeks before the boy's illness onset and provided care to the child 2 days before illness onset. No respiratory illness was identified in any of the child's family or close contacts, the boy's caretaker, or in the family or contacts of the caretaker.

Patient B. On August 24, 2011, CDC was notified by the Pennsylvania Department of Health of a suspected case of swine-origin influenza A (H3N2) virus infection in a girl aged <5 years. The girl, who had received influenza vaccine in September 2010, experienced acute onset of fever, nonproductive cough, and lethargy on August 20, 2011. She was brought to a local hospital ED where a nasopharyngeal swab tested positive for influenza A by rapid influenza diagnostic test. She was not treated with influenza antiviral medications and was discharged home the same day. The girl has completely recovered from this illness.

A nasopharyngeal swab and nasal wash specimen were obtained at the ED and forwarded to the Pennsylvania State Department of Health Bureau of Laboratories for additional testing as part of routine CDC-supported influenza surveillance. On August 23, 2011, the state public health laboratory identified a suspected swine-origin influenza A (H3N2) virus by PCR testing, and both specimens were forwarded to CDC. On August 26, 2011, genome sequencing confirmed the virus as swine-origin influenza A (H3N2). On August 16, 2011, the girl was reported to have visited an agricultural fair where she had direct exposure to swine and other animals. No additional illness in the girl's family or close contacts has been identified, but illness in other fair attendees continues to be investigated. No additional confirmed swine-origin influenza virus infections have been identified thus far.

Epidemiologic and Laboratory Investigations
As of September 2, 2011, no epidemiologic link between patients A and B had been identified, and no additional cases of confirmed infection with the identified strain of swine-origin influenza A (H3N2) virus had been identified. Surveillance data from both states showed low levels of influenza activity at the time of both patients' illnesses. Case and contact investigations by the county and state human and animal health agencies in Indiana and Pennsylvania are ongoing, and enhanced surveillance for additional human cases is being implemented in both states.


続きを読む "アメリカで幼児二人が新型の豚インフルエンザ(H3N2)に感染@CDC 9/2"

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2011-08-20

中国のペスト@隋代

山本太郎『感染症と文明』(岩波新書1314)を読んでいたら、William. H. McNeillの『疾病と世界史』(佐々木昭夫訳 中公文庫)の孫引きで
 隋代に中国でペストが流行した
と書いてあるんだけど、『疾病と世界史』の該当個所を当たると、これまた
 王吉民・伍連徳 "History of Chinese Medicine"(1932)
の孫引きで、注には、伍連徳の英訳を引用して、
 出典は巣元方『諸病源候論』
としてある。ところが、手元にある宋版『諸病源候論』では該当個所が見つからない。

もし、伍連徳の英訳した『諸病源候論』の該当個所を御存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示下さい。
一応「桃李」で原文を調べたのですが、見つかりませんでした。

伍連徳が見た『諸病源候論』は恐らく通行本だと思うんだけど、一体何を見たんだろう。

ついでに。
山本太郎『感染症と文明』は古い時代のペストに関する記述が旧来のまま。
最近、新しい観点が出ているのと、立場の違う見方があるので、その辺りはこちらを参照して下さい。慶應の鈴木晃仁さんのblog「身体・病気・医療の社会史の研究者による研究日誌」の
 ユスティニアヌスのペスト 2009/8/13(木) 午前 10:03
 ユスティニアヌスのペスト2 2009/8/14(金) 午後 2:59

山本太郎氏、本書内で鈴木晃仁さんの他の論文には触れてるんだけど、このblogの記述には気がついてないのかな。

個人的には、大陸との人の行き来がある状態で、日本に長期間ペストが入らないのは変なので、少なくとも隋代という非常に古い時代には中国にはペストはなかった、と思う。
日本は遅くとも唐という古い時代から、中国から大量に書籍を輸入している。書籍を運ぶ船底には必ず鼠が一緒にくっついて来る。それでも、ペストが入らないのだから、おそらく中国沿海部にペストが来るのは、相当遅いのではないか。

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2010-12-26

かつてヘリ取材で営巣を妨害、結果的にトキを絶滅に追い込んだNHK、高病原性鳥インフルエンザH5N1型蔓延の恐れのある出水のツル飛来地でバイオテロ行為に荷担→特別天然記念物のツルに感染しても、爆発的な感染がない限り殺処分不能という極めて難しい条件を全く理解せず

まあ
 天下のNHKの「医学知識」なんてこんなもの
という情けないニュース。しかも
 出水の飛来地で特別天然記念物のナベヅル・マナヅルがH5N1型高病原性鳥インフルエンザに感染して死亡
という、非常に処理の難しい問題を
 継続して取材、報道しているNHK鹿児島のやった行為
である。
 知っててやった
としか思えない。そもそも、出水のツルは
 国際的には日本が「冬の一時期預かっている貴重なツル」
であり、家禽のようには殺せないのである。。

天然記念物、絶滅危惧種に関して言えば、NHKには前科があり
 自然に営巣していた最後のトキをヘリで追っかけ回して、最終的に絶滅に導いた
という
 輝かしい自然破壊の過去
を持つ。その点については、以下に。
 2005-05-24 NHK「プロジェクトX」5/10放映分 「ムーブ!」で検証第二弾 (その2) プロX以前に作られたNHKドキュメンタリー、そして担当PD
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2005/05/nhkx5102xnhk_b82d.html

で、今回は、早い話、
 H5N1型に感染した野鳥の糞をそこらにまき散らす恐れのある行為を敢行
したわけで、
 今後、出水でツルの死亡数が増加
したり、
 周囲に高病原性鳥インフルエンザH5N1型に感染した鶏など家禽類を含む鳥類が増加
したら、どうするつもりなんだ?
現状、
 H5N1型のヒトへの感染は希
であるとはいえ、濃厚接触して感染した場合の死亡率はほぼ6割。感染が確認された家禽類は、動物衛生研の鳥インフルエンザQ&Aにあるように、


Q8.農場で発生した場合には、どのような防疫措置が採られますか?
A.高病原性鳥インフルエンザの防疫措置は農林水産省が発出した「高病原性トリインフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針」に沿って行われます。
 本病であることが確認されますと、発生農場及び発生農場と同一飼養者が管理している農場の家きんはすべて殺処分され、死体は焼却・埋却または消毒されます。また、農場全体は閉鎖、消毒され、人の出入りも禁止されます。
 また、発生農場を中心とした半径5~30Kmの区域では、21日間以上、生きた家きん、死体、その生産物と排泄物の移動が原則禁止されます。しかし、採卵養鶏場について規定の検査でウイルスの存在が確認されない場合は、鶏卵の出荷は認められます。また、区域内の全ての養鶏場について、2回にわたりウイルス感染の有無を家畜防疫員が調べることになっています。
 最終発生の防疫措置が終了してから、21日間に続発がなければ、基本的には移動禁止は解除されますが、その後も3ヶ月間は区域の監視が継続されます。全ての農場で、清浄確認検査によりウイルス感染が否定された場合に、清浄宣言が出されます。

と、多大な経済的損失を被る。しかも、このあと
 風評被害
もついてくるのだ。

というわけで、
 NHKの不注意な取材
が元になって
 周囲の農場等に鳥インフルエンザウイルスを持ちこんだり、立ち入り規制地域外の未感染の野鳥などに感染させた場合

 経済的損失はとてつもなく大きい
上に、
 飛来地のツルの被害を拡大させる恐れ
だってある。なんで
 国が出水のツルを特別天然記念物に指定
しているのか、理解してるのか?
てか
 NHKは自分の取材が原因で、高病原性鳥インフルエンザウイルスを他にばらまいた場合

 責任は取れるのか
よ。家禽の被害も大きい上に、
 野鳥は勝手に飛んでいく
んだぜ。

毎日より。


鳥インフル:立ち入り規制区域でNHK撮影、謝罪 鹿児島

 ナベヅルの鳥インフルエンザ感染を受け、立ち入り規制中の鹿児島県出水市のツル渡来地で25日、NHK鹿児島放送局の取材班が、事前の市の取材自粛要請を無視して立ち入った。市の抗議を受け、同局は謝罪した。
 同局によると、記者とカメラマンら計3人は25日、環境省のふん便調査取材のため、タクシーで消毒ポイントを通過して立ち入り、ツルの様子を数十秒撮影したという。撮影した映像は使用していない。現場は22日以降、市が関係者以外の立ち入りを規制。報道機関に対し、ふん便調査の取材自粛を要請していた。
 NHK鹿児島放送局の森田泰孝副局長は「取材自粛の要請に対する認識が不十分だった。取材方法について改めて徹底する」と話した。【阿部周一】

この記事では
 立ち入り規制中の現場に侵入した後の「消毒」
について、なにも書いてないけど、
 きっちり消毒
したんだろうな?

さて、12/26朝7時現在
 NHK鹿児島のサイトでは一切お詫びは出てない
上に、
 こんな地域ニュースをトップ3項目の1つとして掲載
している。


鹿児島県のニュース 鹿児島放送局 感染防止対策徹底を申し合わせ
 出水市でナベヅルから鳥インフルエンザウイルスが検出された問題で出水市は25日、担当者を集めた会議を開き引き続き感染防止の対策を徹底していくことを申し合わせました。
 ツルの越冬地として知られる鹿児島県出水市では絶滅のおそれのあるナベヅル2羽から毒性の強い「H5N1」型の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
 出水市役所では25日も午前中、担当する市の職員を集めて会議を開き、渋谷俊彦市長は「感染の拡大は何としても押さえ込んでいかなければならない。不安に思っている人もいるので正しい情報を伝えていきたい」と話しました。
 出水市ではツルが集まっている場所の周辺の道路に消毒ポイントを設けて車の消毒を続けているほか、24日からは市内すべての養鶏農家などに消毒用の薬剤の配布を始めています。
 会議ではこうした防疫対策を徹底していくことを申し合わせました。会議のあと椎木伸一副市長は「家畜に感染が広がらないよう対策を徹底したい」と話していました。
12月25日 12時31分

 NHK鹿児島放送局の森田泰孝副局長
にお聞きしますがね、
 なんかのギャグ
ですか?

出水が苦悩しているのは、
 特別天然記念物はそう簡単には駆除できない
からである。つか
 NHK鹿児島がニュース出稿
してるわけで、
 本当に、理解してニュース出しているのか
という疑問がある。
12/23付NHKニュースより。


鳥インフル マナヅルも陽性に
12月23日 18時43分

 ツルの越冬地として知られる鹿児島県出水市で、絶滅のおそれのあるナベヅル1羽から毒性の強い鳥インフルエンザウイルスが検出された問題で、23日になって死んだ同じく絶滅のおそれのあるマナヅルというツル1羽から、鳥インフルエンザの疑いのある陽性反応が出たことが分かり、環境省は、詳しい検査を行うことにしています。
 ツルの越冬地として知られる鹿児島県出水市にある鳥獣保護区とその周辺では、これまでに国の特別天然記念物で、絶滅のおそれのあるナベヅル6羽が死んだり衰弱したりしているのが見つかり、簡易検査で鳥インフルエンザウイルスの陽性反応を示した4羽のうちの1羽から、毒性の強い「H5N1」型のウイルスが検出されています。この鳥獣保護区には、一回り大きいマナヅルというツルも毎年3000羽ほどがロシアなどから飛来して越冬していますが、21日に衰弱して保護され、23日朝に死んでいたマナヅル1羽を県が簡易検査したところ、鳥インフルエンザの疑いのある陽性反応が出たことが分かりました。マナヅルは、ナベヅルと同じく環境省のレッドリストで絶滅のおそれのある種に指定され、国の特別天然記念物にもなっています。環境省は、死んだマナヅルがウイルスに感染しているかどうか、鳥取大学に送って詳しく分析するとともに、専門家に意見を聞いて対応を検討することにしています。また、現地では、ほかにナベヅル2羽とカモ1羽が死んでいたことが分かりました。このうち、ナベヅル1羽とカモは簡易検査で陰性でしたが、環境省は念のため、さらに詳しく調べることにしています。

で、
 絶滅の恐れのあるナベヅルとマナヅル
は、
 家禽のように、感染が確認されたからと言って、簡単には殺処分できない動物
なのである。
読売九州版より。


マナヅル1羽も陽性、文化庁「殺処分可能」

ナベヅル(後方から2羽目)と共に羽を休めるマナヅル(最後方)(21日、鹿児島県出水市で)=大原一郎撮影

 鹿児島県出水市で高病原性鳥インフルエンザに感染したナベヅルが見つかった問題で、環境省と市は23日、別種のマナヅル1羽が衰弱死し、簡易検査で陽性反応を示したと発表した。
 すでに強毒性ウイルスが検出された1羽を含め、陽性反応が出たのは5羽目。この日、新たなナベヅルの死骸も確認され、ツル越冬地周辺で19日以降に死んだ野鳥はナベヅル8羽、マナヅル1羽、カモ1羽の計10羽となった。
 出水市によると、21日朝、市の保護監視員が衰弱しているマナヅルを保護したが、23日に死んだ。検体を鳥取大へ送り、詳細分析を行う。
 同市の干拓地や休耕田は国内最大のツル越冬地として知られ、出水平野の約245ヘクタールに飛来したツル全体が特別天然記念物に指定されている。今季はナベヅル約1万2000羽、マナヅル約1000羽のほかクロヅル、ナベクロヅル、カナダヅルが確認されている。
 今回、陽性反応が出たマナヅルは中型のツル。ナベヅルと同様、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。ロシア南部などで繁殖し、出水平野のほか中国や韓国で越冬する。
 一方、文化庁の文化財調査官が23日、市役所を訪問。天然記念物に手を加える場合は同庁長官の許可が必要だが、感染が爆発的に拡大した場合などは、市長の判断で殺処分できることを伝えた。ただし渋谷俊彦市長は「現時点で処分は考えていない」としている。市はこの日、新たな防疫対策を決定。監視態勢を強化するため、現在3人の保護監視員を6人に増やす。ツルの密集による感染の拡大を防ぐため、24日以降は、餌をまく範囲を広げるという。

(2010年12月24日 読売新聞)

というわけで
 ツルに爆発的に感染が広がらない限り、天然記念物の駆除は行われない
のである。てか
 爆発的に感染が拡大していることが確認された段階
って、
 周囲の養鶏農家等にはすでに目に見える被害が出ている段階
じゃないのか。つまり
 ほぼ、周辺への高病原性鳥インフルエンザH5N1型の感染被害を防ぐための駆除は不能
ということなのだ。

この出水周辺も含め鹿児島は
 日本有数の養鶏農家密集地帯
だ。毎日九州版より。


鳥インフルエンザ:「徹底的に消毒するしか…」/有数の養鶏地、緊張/鹿児島

 鹿児島県の出水平野に飛来したナベヅルへの鳥インフルエンザ感染が21日夜、判明した。鹿児島は全国有数の養鶏県で、出水市でもブロイラーと採卵用を合わせ、計386万羽が飼育されている。国の特別天然記念物になっているナベヅルは移動制限措置などが取れず、鶏などへの感染拡大が最も懸念される。他県での発生例を受け、地元では早めに対策を進めていたが、関係者は感染判明の知らせに表情を曇らせた。
(略)

 これを受け、県畜産課は20日から発生地周辺10キロ圏内の養鶏農家約160戸を対象に、緊急の聞き取り調査を始めた。顔がはれるなど、鳥インフルエンザ特有の症状が出た個体の有無を尋ねたが、異常があるという報告はなかったという。

 約6万羽の鶏を育て、1日当たり約3トンの鶏卵を出荷する出水市の養鶏業者では、敷地周辺や鶏舎出入り口への石灰の散布、車両や靴などの消毒作業に追われた。鶏舎に入る際は消毒済みの衣服に着替え、野鳥などが入ってこないよう金網のネットを張っている。
 役員によると、11月下旬に島根県で鳥インフルエンザの疑い例が発生した時点から、農協が作ったマニュアルに基づいて、水鳥には近づかない▽集会や旅行は自粛--などの対策を取っていた。20日に訪れた県職員と「野鳥から鳥インフルエンザが出るんじゃないか」と話したばかりだったという。別の養鶏業者は「空気感染しないが、感染経路は多い。とにかく消毒などを徹底するしかない」と自身に言い聞かせるように語った。
(以下略)

いま、周辺の養鶏農家は感染が拡大しないように日夜、細心の注意を払っている。
そのさなかに
 取材規制自粛を無視して、H5N1型高病原性鳥インフルエンザに汚染されているかも知れない地域に突入
したNHKは実に罪深い。で、当然
 NHK鹿児島は、養鶏農家への取材
もしてるんだな。12/22付のNHKニュースより。


鳥インフル 養鶏場は異常なし
12月22日 23時15分

 ツルの越冬地として知られる鹿児島県出水市で、ナベヅル1羽から「H5N1」型の鳥インフルエンザウイルスが検出された問題で、鹿児島県は、このツルが見つかった場所から半径10キロの監視区域にある養鶏農家を対象に立ち入り検査を行い、異常がないことを確認しました。
 この問題は、鹿児島県出水市に飛来した絶滅のおそれのあるナベヅル4羽に鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出て、21日、このうちの1羽から「H5N1」型のウイルスが検出されたものです。これを受けて鹿児島県は22日、ウイルスが検出されたツルが見つかった場所から半径10キロの監視区域にある養鶏農家を対象に立ち入り検査を行いました。監視区域内には160余りの養鶏農家がありますが、一部の農家では21日に検査が終わっているため、22日の検査は110余りの農家を対象に行われました。県の家畜防疫員などおよそ40人が20のグループに分かれて、死んだ鳥がいないかや、感染防止の対策が万全かどうかなどを確認しました。また飼育しているニワトリに異常があった場合は、すぐに県などに連絡するよう呼びかけました。検査は夕方までに終わり、鹿児島県によりますと、すべての農家で異常がないことを確認したということです。

このニュースを出稿していて
 立ち入り規制地域に入る
んだからな。
 NHKの常識は、世間の非常識
ってことだ。

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2010-06-05

人呼んで「赤松口蹄疫」 宮崎県口蹄疫は4/20の発生から44日間で18万頭殺処分決定のパンデミック規模(その41)逃げ足だけは速い赤松農水相→菅内閣では「事実上の更迭」の模様

菅ちゃんが火曜日まで組閣を延ばしたので、総辞職したはずの鳩山内閣は、ただいま
 職務執行内閣
である。時事より。


職務執行内閣、異例の5日間に=野党が批判「危機管理に問題」

 鳩山内閣は4日午前に総辞職したが、新首相に指名された菅直人民主党代表が組閣を8日に先送りしたことで、この間は、法的には鳩山由紀夫氏が首相のままで、鳩山内閣が必要な職務を執行することになる。
 憲法は6条で「天皇は、国会の指名に基づいて、内閣総理大臣を任命する」と定めており、菅氏は8日の皇居での首相任命式を終えた時点で、首相に就任する。一方、憲法71条は、内閣が総辞職した場合「あらたに内閣総理大臣が任命されるまで引き続きその職務を行う」としている。内閣総辞職から首相任命式までは「権力の空白」期間とも言え、政界ではこの間の内閣を「職務執行内閣」と一般的に呼んでいる。
 内閣総務官室によると、「職務執行内閣」の権限に関する規定はないが、過去に「職務執行内閣」が国政に関する重要な決定をした例はなく、政治的な意思決定はできないとの解釈が一般的だ。このため、大規模災害やテロが発生した場合の迅速対応など、危機管理上問題との見方もある。
 平成以降では、1993年の細川、94年の羽田両内閣の発足時に、「職務執行内閣」はそれぞれ4日間に及んだが、今回は異例の5日間となる。こうした事態が生じたのは、民主党の小沢一郎幹事長ら執行部が一連の日程を決め、代表選に勝利した菅氏がこれを変更したため。民主党の事情によるものだ。
 こうした状況について、野党各党は一斉に批判した。自民党の谷垣禎一総裁は「危機管理上、いかがなものか」と述べ、みんなの党の渡辺喜美代表は「国家の非常事態が起きたらどうするのか」と強い懸念を示した。(2010/06/04-21:13)

で、
 何かあったらとても困る状態
が、火曜まで続く。

というわけで
 口蹄疫関連の責任者も相変わらず赤松農水相
だ。農水省のサイトより。


赤松農林水産大臣退任記者会見概要

日時 平成22年6月4日(金曜日)15時10分~15時59分 於:本省会見室
(略)
大臣 今日は、最後なので、副大臣とか、政務官も一緒に立ち会いたいと言ってますので、同席させていただきますが、お許しいただきたいと思います。
 今朝9時からの閣議で、総理の退陣表明を受けまして内閣総辞職ということになりました。当初の予定ですと、今日のうちにも組閣ということだったものですから、新たな大臣がすぐ来られた時に、いろいろご迷惑かけちゃいけないというので、それなりに、(大臣官房)秘書課長と相談して、日程組んで、今日の首班指名の後、(政務)三役会議をやり、そして、皆さんに、お別れ会見と言うか、最後の会見をさせていただいて、お礼も申し上げて、この後、また、多くの皆さんに集まっていただくというのもあれなものですから、幹部の方だけ、課長級以上の方だけ集まっていただいて、私の方からお礼を申し上げる場を作っていただいております。その後、退庁させていただくということで、一応予定は組ませていただいてます。
 そうしましたら、急に、いろいろな、どういう事情か、私は分かりませんが、火曜日にどうやら組閣はなるようなので、天皇陛下のご都合もあるようでございますけれども、一応、退任して、もう大臣でないことだけは事実ですが、ただ、いろいろな緊急事態があった時に、これは農水省に限りません、どの省においても、きちっと対応できるようにということで、「職務執行代行者」みたいな形で、そういう用意と準備だけはして欲しいということが、最後の閣議の時もお話ありましたので、そういうつもりでおりますし、それから、新総理の菅総理と、ちょっと相談をして、先ほど、ご了解を院内(国会内)でいただきまして、特に、口蹄疫がこういう状況のままで、今、止まっておりますので、山田副大臣については、是非、現地の対策本部で、次の方が決まるまで、続投ということになるかも知れませんが、これは、分かりませんが、少なくとも、新たな方が、火曜日に決められるにしても、その間、本人の希望もありますし、私どもも、危機管理上、政治家が、誰もいなくなってしまうと、小川(首相)補佐官も、もう、その役職を外れましたので、誰もいなくなってしまうということは、いささか問題もあるということで、お許しをいただいて、そのまま本部長として、土曜・日曜含めて、次の副大臣等が決まるまで、現地でがんばっていただくということにさせていただきました。立場としては、もちろん国会議員ではありますけれども、副大臣の職務執行者ということで、そういう扱いで、今までどおり、現地対策本部長として、宮崎の方でがんばっていただくということになりました。
 では、あと、お礼を申し上げたいと思いますが、本当に、9月16日以降、第161代の農林水産大臣に、図らずもでございますが、就任をさせていただき、特に、「今まで、農水族でもないのに、大丈夫か」ということで、皆さん方からも、ご心配の向きもあったと思いますけれども、大変、浅学非才の者ですけれども、本当に、副大臣、政務官、もうこの4人の方は、本当に、私の何倍も優秀な農水関係のプロですから、この4人の方に、本当に支えていただいて、そしてまた、職員もですね、事務次官以下、歴史的和解の中で、本当に、誠心誠意、政務三役を支えていただいたということで、本当に、心からお礼を申し上げたいというふうに思っております。

で、
 鬼神の速さの逃げ足モード
に。


大臣 あと、申し訳ないというところであれなのは、やはり口蹄疫の問題についてはですね、私自身が、かつての例に倣いながら、指針もありますし、それから、先生方のご意見もありますし、そういうことに従って、一生懸命取り組んだつもりですけれども、結果的にはしかし、えびの(市)は昨日で、幸いにして、清浄化宣言できましたけれども、東部の川南(町)をはじめとする地域では、今なお、それを抑え切れていないということについては、現地の皆さん方に、本当に深くお詫びしたいと思いますし、また、引き続いて、何としても、早くこれを抑え込むように、とにかく埋却して、消毒して、それしかもうないわけですから、それを徹底してできるように、がんばって、農水としてはやっていきますし、また、そのことを、次の方にはお願いしておきますが、どういう、いろいろなことがあるにせよ、私自身がその責任者であることは事実ですから、それが抑えられなかったということについては、深くお詫びをしながら、本当に、そのことだけは残念だったなと、今、この職を離れるにあたって、本当に、これだけは残念な気持ちでいっぱいでございます。
(略)

記者 それから、ちょっと、ぶしつけな質問で恐縮ですが、ご自身の去就と言いますか、現時点で、どのような見通しをお持ちでしょうか。

大臣 僕はどうするかという話ですか?

記者 ええ。

大臣 それは、分かりませんね、はっきり言って。分かりませんが、私自身としては、8か月精一杯やってきたつもりですし、そういう意味で言えば、力の足りないところは、もちろんあったと思いますけれども、ある程度やり切ったという気持ちがしてます。
 それから、もう一つは、やっぱり、先ほども申し上げましたけれども、やっぱり、こういう政治とかあれってというのは、やっぱり結果ですから、結果として、口蹄疫を止めることができなかった、これだけ拡がってしまったということはあるので、私自身は、やっぱり、けじめをきちっとつけるという意味で、この機会に、新しい方が、新しいリーダーとしてやっていただくということの方がいいのだろうと、ただ、それは、無責任に投げ出すという意味ではなくて、もちろん、今度、どういう立場でやるのか分かりません。これは、菅代表・総理が決められることですから、分かりませんけれども、それは、与えられた職務の中で、それを一生懸命やっていくと、併せて、農林水産省の皆さん方にこれだけ協力をしていただき、育てていただき、やり残したこともあるわけですから、それが、自分が、外から、少しでもお手伝いができれば、是非、これから、そういうお手伝いもさせていただきたいと、出しゃばらない範囲で、そういう気持ちを持っています。
(略)
記者 関連なのですけれども、ただ、封じ込めだって、今、途上にあって、そういう中で、総理の判断としては、引き続き大臣に職務をやって欲しいという判断もあり得ると思うのですけれども、仮に、そういう打診があった場合は、それは、大臣としては、受けるおつもりはもうないということなのでしょうか。

大臣 いやいや、それは分かりません。それは、僕が決めることではなくて、総理大臣が任命権あるわけですから。ですから、ただ、そういう、何か、来もしないのに、来たらどうするかみたいなね、何か、そういうことは考えません。私は、もう、常にそうだけれども、自分から何とかをやりたいとか、欲しいとかということは、そんなこと、言ったことなくて、与えられた任務は、どんな任務でもやらせていただくというのが基本ですから。
 ただ、今言ったように、気持ちの上で言えば、結果的に、これだけ大きくなったので、私自身は、やっぱりけじめとして、私が、やっぱり、この際やらない方が、新たな人の中で、新しい体制で、リーダーの下でやった方がいい
 ただ、副大臣・政務官は、非常に、今、山田(副大臣)さんなんかもそうですけれども、一生懸命に、「俺以外にこれはできない」と思うぐらい、ご自身がまた、豚とか、牛とか飼って、口蹄疫じゃありませんけれども、いろいろな病気にも苦しんで、やってこられた方なので、「是非、これは自分にやらせて欲しい」ということで、今日も、早速、投票だけ終わって、すぐ、もう羽田に行って、現地に戻りましたけれども、こういう、やっぱり専門家は、いた方がいいのだろうなというふうには、私自身も思います。
 ですから、もし、意見を、菅さんが聞かれれば、それは、是非、そういう一番分かっている人は、副大臣として、あるいは、お二人の政務官もそうかも知れませんが、「そういう方は残られた方がいいと思います」というふうに言おうと思いますが、今のところ、まだ何も聞かれてませんので、まだ、そんな人事のことも、一切何もありませんので、それは、基本的には、代表・総理が決めることと、党人事についても、内閣についても、と思います。あんまり、やっぱり、これで土日はさみますから、また人事巡って、ポスト争いでなんて、そういう醜い姿は見せない方が、僕はいい、任命権者である菅さんが、一番いいと思う、そういうことを、また、できる権限があるわけですから、きちっと、誰が一番適切なのかということを判断して、決められることが重要だと、変に人の意見なんか聞かずに、グループの誰々の意見を聞くとか、何とかとかいうふうに、むしろ、しない方が、すっきりしていて、いいのじゃないかというふうに思ってます。
 いいですか、これで。はい、ありがとうございました。お世話になりました。

えええええっと、
 最後まで他人事モード
な上に
 次の大臣にはならない
と、逃げ足の速さは素晴らしいけど、
 「少しでも出しゃばらない範囲でお手伝い」したい
そうで。

日本のすべての農家を激励するという意味では
 今後、一切赤松農水相が関わらないのが最上の「関わり方」
ではないかと愚考する次第。

続き。
 菅内閣では赤松農水相は再任されず、事実上の更迭
となった模様。産経より。


岡田外相、前原国交相ら11閣僚再任へ 枝野幹事長起用
2010.6.5 17:19

 菅直人新首相は5日、参院選の指揮を執る民主党幹事長に枝野幸男行政刷新担相の起用を決めた。荒井聡国家戦略担当相、野田佳彦財務相、蓮舫(れんほう)消費者行政担当相を充てることを内定した。
 主要閣僚ポストのうち、岡田克也外相、長妻昭厚生労働相、北沢俊美防衛相、亀井静香金融・郵政改革担当相の再任が決定。原口一博総務相、千葉景子法相、川端達夫文部科学相、直嶋正行経済産業相、前原誠司国土交通相、小沢鋭仁環境相、中井洽国家公安委員長ら鳩山内閣の閣僚のうち11閣僚の再任が内定した。
 退任するのは平野博文官房長官と赤松広隆農水相の2人に留まる方向。後任の農水相には筒井信隆衆院農水委員長が挙がっている。
(以下略)

そりゃそうだろ。
菅ちゃんは、現地対策本部長の山田副大臣にこんな指示も出している。朝日より。


口蹄疫「空白は許されない」 菅新首相が現地に指示

2010年6月5日12時29分

 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)対策の指揮をとっている政府現地対策本部長の山田正彦農林水産副大臣は5日午前、県庁で記者会見し、前日に菅直人・新首相から電話で、「新しい内閣が発足するが、危機管理に一刻も空白は許されない」として、新内閣発足まで引き続き現地対策本部長として万全の対策にあたるよう指示を受けたことを明らかにした。

 同日からワクチン接種済みの豚の殺処分が始まったが、山田副大臣は「特に(発生地域の)外側から早くワクチン接種した家畜を無くしていければ」と話した。

 また、発生農場から10~20キロの搬出制限区域で牛や豚を食肉処理し「空白地帯」をつくる早期出荷について、優秀な母牛や母豚まで処理することに農家から反対の声があることについては、「これ以上患畜が出ないのであれば、早期出荷を無理してやらなくてもいいかもしれないが、ワクチン効果を見極めないと判断は難しい」と述べた。

早めに宮崎へ行ってあげてよ、菅ちゃん。

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2010-06-01

人呼んで「赤松口蹄疫」 宮崎県口蹄疫は4/20の発生から41日間で16万頭殺処分決定のパンデミック規模(その40)鳩山首相は宮崎を舐めているのか 「首相卒業旅行」に宮崎入りとは迷惑千万

昨日の鳩山首相ぶら下がり会見より。産経から。


【鳩山ぶら下がり】首相辞任論「迷惑かけていることは理解しているが…」(31日夕)

2010.5.31 19:18

-あした宮崎県を訪問されるが、東国原英夫知事とはどのような話をするか
 「これから考えますが、一番大事なことは激励。がんばると。政府としてやれることは何でもやる。その思いを伝えてまいります」

赤松農水相もだったけど
 鳩山首相も宮崎舐めすぎ
だ。宮崎日日新聞より。


鳩山首相がきょう来県 知事と会談
2010年06月01日

 鳩山由紀夫首相は1日、本県で発生している口蹄疫問題をめぐり本県入りし、県庁で東国原知事と会談する。
 中村幸一県議会議長、羽田正治JA宮崎中央会会長も同席する。首相は、口蹄疫対策特別措置法が5月28日に成立したことを受け、政府の取り組みを説明する。

何しに来るんだよ、鳩(兄)。
 明日首相じゃないかもしれないヒトに「全力を尽くします」
と言われたって、なんの安心材料にもならない。
 夕方、宮崎から帰ったら、小沢一郎と輿石参院議員会長と会談
って、
 「約束」の舌の根も乾かぬうちに、その本人の首が飛ぶ可能性
ってことじゃん。時事より。


首相、小沢氏と再会談へ=進退含め協議

 鳩山由紀夫首相は1日夕にも、民主党の小沢一郎幹事長、輿石東参院議員会長と改めて会談する。米軍普天間飛行場移設問題での迷走や社民党の政権離脱を踏まえ、同党内では首相退陣論が拡大しており、3者会談では、首相の進退を含め今後の対応について協議するとみられる。
 首相と小沢、輿石両氏は5月31日に会談。ただ、短時間だったため、突っ込んだ話し合いにはならなかった。民主党は会談後の役員会で、小沢、輿石両氏に今後の対応を一任することを決めている。
 同党内では、参院執行部や参院選の改選組を中心に、首相に退陣を求める圧力が強まっている。しかし、首相は続投への意欲を示しており、駆け引きが活発化している。(2010/06/01-05:27)

酷い話だ。
結局
 宮崎の口蹄疫禍を「参院選で有利の闘うための材料」としてしか見てない
ってことの現れ。
鳩(兄)が行ったところで、すでに指導力の失われた首相に来て貰った宮崎が迷惑するだけ。
 卒業記念旅行に宮崎へ
っていうの、
 国民の血税で思い出づくり
かよ。国民をバカにしすぎだな、鳩(兄)。

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2010-05-30

人呼んで「赤松口蹄疫」 宮崎県口蹄疫は4/20の発生から30日間で13万頭殺処分決定のパンデミック規模(その39)赤松農水相の宮崎入りは午後2時前の飛行機で日帰り たった「15分」しか県庁での「話し合い」に時間が割けないのはそのため 参院選前の民主党パフォーマンスに国民の血税を浪費→ホントにあっという間に県庁からいなくなる(現地情報)

これぞ
 国民の税金を湯水の如く使った参院選前の「政治パフォーマンス」
以外の何者でもなかろう。
武井俊輔宮崎県議のtwitterより。


http://twitter.com/syunsuke_takei/status/15018019764

赤松大臣は2時前の飛行機で宮崎に来て日帰りで帰るそうだが、せめて午前中に来てもらえれば知事ともしっかり話して頂けると思うのだが。この時間に来て知事との協議が15分。大臣は本気で宮崎と向き合ってほしい。 #kouteieki

なんだって?????
普通
 宮崎入り
っていえば
 最低でも午前中には到着
と思うよね?

2時前に宮崎空港に入って、そこから宮崎県庁まで車で移動、
 15分だけ知事を始めとする関係者と面談
して、
 被害農家を訪問
して
 新富町役場で関係者と面談(これも15分)
かい。

お〜い、誰か
 赤松農水相の宮崎入り1分当たりに使われた国民の税金
を計算して頂戴。あと
 宮崎での総滞在時間
もね。

続き。現地からの報告。武井俊輔宮崎県議のtwitterより。


http://twitter.com/syunsuke_takei/status/15023209898
宮崎県庁です。空港で作業着に着替えた赤松大臣が到着。いまから知事、県議会議長らと15分間の会談です。 #kouteieki
約2時間前

http://twitter.com/syunsuke_takei/status/15025339199

赤松大臣、さきほど宮崎県庁を出発。民主党の国会議員が最敬礼でお見送り。あっという間の出来事。SPもいなくなって静かになりました。  #kouteieki http://twitpic.com/1sdyfv
44分前

ホントに短時間で帰ったみたいだぜ、赤松。

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人呼んで「赤松口蹄疫」 宮崎県口蹄疫は4/20の発生から37日間で15万頭殺処分決定のパンデミック規模(その38)赤松農水相は今日宮崎入りして「種牛5頭殺処分の命令」を出す? 日本養豚協会に電凸した方のblogより→「畜産団体が種牛5頭の殺処分要求」報道は「種牛殺処分決定」の国民の反感を和らげるためのマスコミと民主党政権の演出した「露払い」か? →赤松農水相は宮崎県庁15分、新富町役場15分の超短時間滞在予定の噂(追記あり)

(追記 5/30 18:00)
懸念された
 種牛5頭の殺処分命令は今日は出なかった
のでまずは一安心。ま〜、
 日本養豚協会としては殺したい気満々
なんだろうけど。
(追記終わり)

さて
 昨日、「種牛5頭を殺せ」という文書を宮崎県に手渡した団体
の一つ
 日本養豚協会
に電凸された桜乃宮アリスさんがblogを書いておられる。「浸食すること桜の如く」より。
日本養豚協会Aさんの場合/電凸まとめ報告 2010/5/30(日) 午前 0:08

是非、ご一読を。
この中の気になるフレーズを引用する。


A「(スーパー)5頭も殺処分すべきなんですよ。」
桜「地元が納得しないでしょ」
A「いや山田さん(副農林水産相)が大臣とびこえても明日やってくれます。」
桜「え?!副大臣が明日スーパー種牛5頭処分命令するんですか?」
A「いやそうじゃなくてあの・・・」
桜「そういったじゃないですか?!」
A「そうじゃなくて種牛はいらないんですよ」

げ。
 明日本当に種牛5頭に殺処分命令を出すつもり
ってことですか? 日本養豚協会の中の人に聞くけどさ。てことは
 日本養豚協会や全国肉牛事業協同組合などが出している「種牛5頭を殺処分しろ」「県が悪い」の大合唱
は、
 明日の「種牛虐殺」命令の「露払い」
ってことか?
もし、本気でやるつもりなら
 民主党の参院選大惨敗は決定的になる
と思いますがね。

更に気になるフレーズ。


政治がらみでは「山田副大臣が明日、種牛5頭についても殺処分する」と受け取ることができる発言がありました。そういえば明日30日には赤松大臣が宮崎の現地入りしますが、その場で現地対策本部(責任者は山田副農林水産相)が何か新しい方針を発表するのかもしれません。ここはポイントになるかと。
また「赤松大臣はだめ、辞めてもらう」という「辞めさせる当事者」のような発言もありましたね。
この辺りの情報が実行されたなら、この日本養豚協会のAさんは政府に対して何らかの影響があるか、情報を得る立場にあることが証明されますね。

今回の日本政府の防疫対応は今後容赦ない方向性を持つのかもしれません。

なるほどな。
明日の
 赤松農水相の宮崎入りの日程
が変なのはそのせいか?

農水省のサイトより。


赤松農林水産大臣の国内出張(宮崎県)について

赤松農林水産大臣は、5月30日(日曜日)に、宮崎県知事及び関係町長との口蹄疫に関する意見交換等を行うため宮崎県に出張いたします。

なお、大臣への取材については、原則可能です。

1.概要
赤松農林水産大臣は、5月30日(日曜日)に、宮崎県知事及び関係町長との口蹄疫に関する意見交換等を行うため宮崎県に出張いたします。

2.日程
平成22年5月30日(日曜日)

宮崎県庁(宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号)
畜産農家(調整中)
新富町役場(宮崎県児湯郡新富町大字上富田7491)
(以下略)

この日程の内
 宮崎県庁(宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号)
 新富町役場(宮崎県児湯郡新富町大字上富田7491)
での滞在時間について、武井俊輔宮崎県議がtwitterで
 たった15分ずつしか滞在しない
ことを暴露している。


http://twitter.com/syunsuke_takei/status/14972472715

明日赤松大臣が来るのだが、知事、県議会議長、経済連会長との協議3人一緒で15分、現場の新富町役場も15分、一体何をしに来るのだろうか。パフォーマンスとしか思えない。 #kouteieki

いや〜、県議の発言だから、この日程は本当だと思うのだが、
 たった15分しか現地での「対応」
をしないのなら、
 赤松農水相の宮崎入りの「見せ場」
は、
 種牛5頭の殺処分命令
くらいしかないよな。それこそ
 口蹄疫を広める「悪い種牛5頭」をやっつけるスーパー牛殺し赤松農水相
って絵かよ。悪趣味だな。しかも
 宮崎の畜産を地獄に突き落とす気満々
じゃん。あれだけ
 49頭の種牛に感染が見つかって「満面の笑顔」

 小躍りせんばかりの勢い
だったもんな、赤松農水相。

たった15分ずつの
 現地視察
ならば、
 税金のムダ
だ。行くなよ、赤松。

で、
 市民オンブズマン

 もし、赤松農水相の宮崎滞在が異常な短時間
だった場合
 その滞在時間1分当たりに費やされた税金の額

 ちゃんと追及
するように。マスコミは
 選挙広告ほしさ
で、
 まともな報道をしない
だろうからな。
あれだけ
 仕分け
と騒いだんだから、自分たちの閣僚のしたことについても、きっちりカタは付けろよ、民主党。

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2010-05-29

人呼んで「赤松口蹄疫」 宮崎県口蹄疫は4/20の発生から37日間で15万頭殺処分決定のパンデミック規模(その37)小沢一郎の地元岩手県に本店のある「東北銀行」と肉用牛を担保とする動産担保融資(ABL)を行う契約をした全国肉牛事業協同組合が宮崎県に「残る種牛5頭も早急に殺処分しろ」と朝日・毎日→国連食糧機関(FAO)主席獣医官は「殺処分には慎重に対応を」→2月の農林水産政策会議にも「幹事長室」の判断で他の3団体と共に全国肉牛事業協同組合だけが呼ばれる

朝日がこんな記事を載せている。


種牛の早急な殺処分求める 生産者団体、宮崎県に

2010年5月29日20時54分

 家畜伝染病、口蹄疫(こうていえき)の問題で、肉牛と豚の生産者団体が29日、殺処分を実施していない種牛49頭の一部の発症について宮崎県が国に報告しなかったことに抗議し、種牛の早急な殺処分などを求める文書を同県に提出した。
 抗議したのは全国肉牛事業協同組合(東京都)と日本養豚協会(同)、みやざき養豚生産者協議会(宮崎市)。
 抗議について、組合などは「生産者は全国の仲間を口蹄疫から守るために犠牲になったのに、宮崎県が本来殺処分するべき自分の牛を残そうとするのは神経を逆なでする。国際市場への復帰も遅れる」などとしている。49頭の早急な殺処分、感染拡大に関する謝罪などを求めている。
 農林水産省などによると、49頭の殺処分は29日現在、始まっていない。
 全国肉牛事業協同組合は組合員約700人で全国の肥育牛頭数の3割を占め、同県内にも57の組合員を持つ。記者会見した山氏徹理事長は「全国に素晴らしい種牛がおり、宮崎牛がいなければ全国のブランド牛が成り立たないということは全くない。法律に基づき早く措置することが宮崎の畜産のためだ」と話した。
   ◇
 避難したあと、特例として経過観察が続いている特に優秀な種牛5頭について、農水省と宮崎県は、当初1週間としていた検査期間をさらに1週間延ばすことを決めた。6月4日まで連日検査が行われる。

毎日もこの記事の出る1時間以上前に同様の報道をしている。こっちは
 宮崎県を総攻撃
の色が更に濃い。


口蹄疫:宮崎県の種牛延命要望を批判 生産者全国組織

 宮崎県で感染が広がる家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)問題で、肉牛と豚の生産者団体が29日、東京都内で記者会見し、県の対応の遅さに抗議するとともに、東国原英夫知事が特例で助命を求めていた種牛49頭とスーパー種牛5頭の速やかな殺処分を求めた
 会見をしたのは全国肉牛事業協同組合(東京都港区)の山氏徹理事長と日本養豚協会(渋谷区)の志沢勝会長。両氏は、移動制限区域内の牛や豚がワクチン接種後、殺処分されることについて「生産者は全国の仲間を感染から守るため断腸の思いで犠牲になった」と強調。県が発生当初、消毒の徹底など対応を怠ったのが感染拡大の原因と指摘した上で、県が種牛の延命を国に特例で要望したことについて「犠牲を強いられた生産者に対する裏切り行為だ」と厳しく批判した。【野口由紀】
毎日新聞 2010年5月29日 19時02分(最終更新 5月29日 19時51分)

口蹄疫は
 国レベルでの防疫が必要な国際的家畜伝染病
なのに
 あくまで県の責任だけを徹底批判
するところが、香ばしい。

で、
 種牛の殺処分に国連食糧機関(FAO)係官が反対
という記事が、日経に掲載されている。てか、日経は
 リンクも貼るな
という主義だそうなのでアレだけど、内容は


日経が国連食糧機関(FAO)の主席獣医官のファン・ルブロス氏にインタビューして、「種牛の殺処分は慎重に対応すべき」「殺処分は蔓延初期には効果的だが、すでに感染がここまで広がっている以上、長期的な視野が必要」「種牛5頭の殺処分は畜産資源に重大な損失」といった回答を得た。

というものだ。

ところで、この
 全国肉牛事業協同組合
なのだが、昨年4月10日、小沢一郎のお膝元である岩手県に本店を構える
 東北銀行
と次のような契約を交わした。2009年4月11日付岩手日報より。


肉用牛担保に融資 東北銀行が全国事業組合と提携

 東北銀行(浅沼新頭取)は十日、全国肉牛事業協同組合(山氏徹理事長)と提携し、肉用牛を担保とする動産担保融資(ABL)を行うと発表した。アグリビジネス支援の一環として肉用牛経営を資金面でサポートする。
 提携は、担保取得する肉用牛の評価・管理・処分支援について同組合と業務委託契約を締結。組合はトレーサビリティー(生産履歴)制度により牛一頭ごとに評価・管理する。
 東北銀は生産事業者に対し、肉用牛を担保に一定の融資枠を設定。組合から牛の適正な評価と最新の管理状況の報告を受ける。融資対象は同組合員の法人。肉用牛経営は牛の導入費用に加え、出荷までの育成期間が長く、飼料代など多額の運転資金が必要。「融資枠設定により運転資金需要に対し円滑な調達ができる」(同行戦略サポート室)という。
 ABLは収益を生む流動資産の大きさと資金需要に応じて融資枠を設定する手法。全国肉牛事業協同組合との提携による融資は県内金融機関で初めて

(2009.4.11)

何だって
 肉牛飼育農家の全国組織が、わざわざ岩手に本店のある東北銀行と提携
したのかは謎ですが。

で、
 今回、宮崎県に対する「種牛5頭の殺処分」を求める団体
の内、
 上記の全国肉牛事業協同組合

 日本養豚協会
は、
 口蹄疫の蔓延がくい止めようもなくなり、鳩山首相自らが口蹄疫対策本部長に就任した5/17のその当日、しかもその発表の直前

 鳩山首相と面会
しているのだ。5/17付時事より。


首相をトップ、本部格上げ=政府、関連法の改正検討-宮崎にも対策チーム・口蹄疫

 宮崎県で家畜への口蹄(こうてい)疫感染が拡大している問題で、政府は17日午前、農水省の対策本部を鳩山由紀夫首相直属の本部に格上げすることを決めた。併せて、宮崎県に山田正彦農林水産副大臣をトップとする政府対策チームを設置し、地元自治体と一体となって、感染拡大防止や被害農家の支援に総力で取り組む。政府は対策強化として、関連法の改正・整備を検討する。
 首相は同日午前、首相官邸で全国肉牛事業協同組合、日本養豚協会の代表者らと会談し、自らが対策本部の本部長に就任するとともに、家畜伝染病予防法の改正か特別措置法の制定を検討する考えを伝えた。政府は同日夕に、同本部の初会合を開く。また、会談に同席した筒井信隆衆院農水委員長は記者団に、首相自身も現地入りを検討していることを明らかにした。
 この後、首相は赤松広隆農水相を首相官邸に呼び、2010年度予算の予備費から1000億円を対策に充てることを確認した。
 一方、平野博文官房長官は記者会見で、現地対策チームの設置を発表。新たな措置として、高速道路周辺の消毒強化、家畜を殺処分した生産農家への手当金支払いの迅速化と書類の手続きの簡素化、特別交付税支払いの迅速化、広報消費者情報の提供を検討していると説明した。(2010/05/17-13:27)

5/17の
 口蹄疫対策本部の首相マター化を伝えられた相手
が、朝日が報じる
 種牛の早急な殺処分などを求める文書を同県に提出
した団体と一致するのは偶然か?

続き。
今年の2月、
 全国肉牛事業協同組合
は、郡司農水副大臣に
 平成22年度畜産物価格関連対策の要請について
を手渡した。
 陳情の一括窓口である小沢一郎
には会って貰えなかったが、
 一川保夫副幹事長
に陳情したことが、上記リンクに書かれている。
ところで、2月には
 農業政策の指針を決める農林水産政策会議
が開かれ、全国肉牛事業協同組合は、他の3団体とともに
 ヒアリングの対象
となったが、
 JA全中
はお呼びがかからなかった。2/10付農業協同組合新聞より。
これによると
 どの団体をヒアリングに呼ぶかは「幹事長室」が決めた
とのことで、
 全国肉牛事業協同組合は小沢一郎の眼鏡に適った団体
だった、ということになる。


ヒアリング対象は党幹事長室が選別 団体要請に全中の姿なく  畜酪対策

 政権交代後初となる22年度畜産・酪農対策は2月中にも決定される見込みで、2月9日には新政権発足後に設置された副大臣、政務官と与党議員との意見交換の場である「政策会議」が開かれ畜産・酪農関連団体からのヒアリングが行われた。しかし、この場にJA全中の姿はなく政策提案する機会は与えられなかった
 新政権は政府・与党で政策決定を一元化するために党の部門会議を廃止し、各省で副大臣が主催する政策会議を設置、与党議員が出席して意見を述べられる場とした。週に1回程度開かれており、この日は17回目の会合となった。
 会議に呼ばれたのは日本酪農政治連盟、全国肉牛事業協同組合、日本養豚生産者協議会、日本鶏卵生産者協会の4団体
 一方、JAグループは昨年12月から組織討議を開始し2月の全中理事会で「政策提案」を決めた。決定を受け、この政策提案を民主党幹事長室に届けたほか、すべての国会議員に配布する方針だ。
 同日夜の記者会見で「どんな基準でヒアリング団体を選んだのか?」との本紙の質問に対して、郡司彰副大臣は「全体の基準というものがあってやっているわけではありません。そういうなかで、どうしてもと要望があったもの、そういうものを調整して。というのは要請そのものは(各団体から)幹事長室に来ておりますから、そういうところと調整したなかで最終的に決めた」と民主党幹事長室の判断があったと明かした。
 4団体の要請・要望は総じて国産畜産物の生産基盤維持と安定供給の役割を果たしていくための、継続的な経営安定対策と戸別所得補償制度を軸とした中長期的な政策展望を示すよう求めたもので、詳細部分の差異はあろうとJAグループの包括的な政策提案と大きく異なるものではない。 敢えて挙げれば、タイトルが「要請・要望」か、「政策提案」かの違いか?
 ここに「政治センス」の違いがある、などとかりに幹事長室の判断が働いたのだとしたら、現政府与党は国民の食料を担う生産現場からの声を「政策センス」で聞くことはないのか、と勘ぐりたくもなる。政権が交代しようと、生きものを育み続けきたし、これからもそれが変わらないのが畜産の現場だ。
 郡司副大臣はJAグループの政策提案については「私のところには直接は来ておりません」。政策決定までに再度、団体ヒアリングの機会をつくることは「ない」とも語った―。

(2010.02.10)

いや〜、実にわかりやすい。
 全国の肉牛農家の代表「全国肉牛事業協同組合」

 小沢一郎のお気に入りの団体の一つ
で、そこの「抗議」を
 朝日や毎日が取り上げている
ってことね。かつ
 鳩山降ろしが始まった時期と同時
ってのが、また、アレだ。朝日や毎日は
 鳩(兄)は切り捨て、小沢一郎と心中する覚悟
と見える。

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