2012-03-31

蜂に刺されて死ぬ確率は、ジャックポットで6億4000万ドル当たるよりも高い@Washington Post

アメリカで巨額の賞金が出る
 Mega Millions jackpot
に当選者が出ない状況が続いていて、とうとう
 最高当選額は$640Mに膨れあがる
ということに。えっと
 6億4000万ドル
ってことで、普段Jackpotを買わない人も、我こそは、というので、売り上げが上がっているらしい。

で。Washington Postが
Mega Millions: You have a better chance of dying from a bee sting than winning the $640M jackpot
という記事で
 「6億4000万ドル当たる確率=176M分の1、すなわち1億7600万の1」とその他の稀な事象を比較
していて、面白い。
 雷に打たれる確率=100万分の1
 地球が他の天体に破壊される確率=数百万分の1
 1回のドローでロイヤルストレートフラッシュを引く確率=64万9740の1
 一卵性の四つ子が生まれる確率=1300万分の1
 蜂に刺されて死ぬ確率=610万分の1
 TOP30の航空会社の飛行機事故で死ぬ確率=2940万分の1
ということで、
 6億4000万ドル当たるとすると、よほどの強運
ってことね。このWashington Postの記事のエライところは
 それぞれの事象の典拠を、リンクが可能であれば、きっちりリンクしてあるところ
である。日本の新聞のサイトって、こういうところが甘いよね。

リンク先で面白かったのは
 ハーバード大学のリスク分析センターがたたき出した「死亡する確率」
だ。アメリカの死因は、日本とはひと味違う。クイズ形式になっていて
Risk Quiz: Test
マウスオーバーすると答が出る。
 風呂で溺死 84万分の1
 癌による死亡 510分の1
 高校や大学でのフットボールによる死亡 5900万分の1
 殺人 1万8000分の1
 蜂に刺されて死亡 610万分の1
 雷撃で死亡 300万分の1
 自動車事故で死亡 6700分の1
 鮫に襲われて死亡 2億8000万分の1
 自殺 9200分の1
 就業中の事故死 4万8000分の1
ということで、
 自殺は殺人のほぼ2倍
って辺りは、日本とは結構違うんじゃないかな。風呂で溺死は、日本の方が確率が高いだろう。いまざっと見たけど、人口動態では
 殺人とか溺死
は、死亡原因として出てこないみたい。
 不慮の事故
というのはあるけどね。

さて、雷に打たれて死ぬよりも難しい
 $640Mの賞金獲得者
は、生まれるのだろうか。アメリカでは、この間
 81歳のおばあちゃん、高額宝くじで270億円当てる 米国
というのが大きなニュースになってたけど、これは
 3億3640万ドル獲得
だった。$640Mというと、それをあっさり超える。
人生でいきなりそんな大金を手にしたら、あらゆることが変わってしまい、人によっては
 宝くじに当たったばっかりに
という結果になっちゃうだろうな。
日本だと、高額当選と言っても、せいぜい6億円くらいだっけ? 人生が変わる、ってほどでもないかな。てか
 6億円では人生が簡単に変わらないような胆力
を身につけたい。
これだけ不況だと
 他人が6億円引き当てた
となると、
 いくらでもムシりにくる輩が沸く
からね。そういう手合いにすれば
 自分の懐が痛まない、他人の6億円をムシるなんて、あっという間
である。

続き。(16:38)
当選者がいる模様。USA TODAYより。


Winning Mega Millions ticket bought in Maryland!
By Gary Strauss, USA TODAY

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2012-01-30

2060年生れは平均寿命男性で84.19歳 女性で90.93歳@国立社会保障・人口問題研究所

なんとも
 脳天気な統計
が発表された。厚労省の国立社会保障・人口問題研究所が今日発表したもので、
 日本の将来推計人口(平成24年1月推計) 平成23(2011)年~平成72(2060)年 
である。
概要はこちら。
『日本の将来推計人口(平成24年1月推計)』(結果のポイント PDF)
『日本の将来推計人口(平成24年1月推計)』(結果の概要 PDF)

ま、まずは人口ピラミッド。
これは2010年のもの。
2010
こちらが今から20年ほど後の2030年のもの。
2030

上記の概要では


平成22(2010)年の人口ピラミッド第1次ベビーブーム世代が60歳代の前半、第2次ベビーブーム世代が30歳代後半にあるが、出生中位推計によってその後の形状の変化を見ると、平成42(2030)年第1次ベビーブーム世代は80歳代の前半第2次ベビーブーム世代は50歳代後半となる。したがって、平成42(2030)年頃までの人口高齢化第1次ベビーブーム世代が高年齢層に入ることを中心とするものであることがわかる(図1-5(2))。

と説明している。要するに
 団塊世代が頭につっかえて日本の高齢化を驀進させる
って話ね。下のグラフで
 上部で角のように突き出ている
のが
 団塊世代
である。いかにその数が多いかがわかるだろう。

でだ。そうなると
 団塊世代に向けられる「医療資源」の問題
が出てくるわけだ。
誰だって、年を取れば身体のあちこちが悪くなり、傷み、病院にかかることが増える。抵抗力も弱まる。骨折もしやすい。医療サービスを受ける頻度が高くなるわけだが
 団塊世代の人数に見合うだけの医療従事者が日本にいるのか
って話。今でもすでに
 医師不足・看護師不足は改善されてない地域がある
わけなのに、これだけ巨大な
 いつ病気になってもおかしくない高齢者の塊
があるってことは
 高齢者に対する医療資源が枯渇する恐れが大きい
ってことに他ならない。つまり
 厚労省の国立社会保障・人口問題研究所の推計
とは
 そうした現実的な医療資源の問題はガン無視
して
 今と同じもしくは更に「進歩した医療」を高齢者が「等しく受けられる」という前提
で計算しているとしか思えないわけだ。
かつ
 結婚年齢の上昇
についても、次のようなことを言っている。


女性の平均初婚年齢は、昭和35(1960)年出生コーホートの25.7歳から平成7(1995)年出生コーホートの28.2歳まで進み、平成22(2010)年出生コーホートまでほぼ同水準で推移し以後は変わらない。

推計では
 1995年生の女性の初婚年齢は平均28.2歳に上昇する
というわけだ。当然、
 晩婚化による高齢出産の増加およびそれに伴う母児のトラブルの増加が起きる
ことになるのだが、
 これもガン無視
している。高齢出産によるトラブル増加は、いかに医学が進歩しようとも
 人間が生物である以上、避けられない問題
なわけなんだけど、そこは全く考えてないよね。

単純に
 年齢だけの要件
で作られた
 年少人口・生産年齢人口・老年人口のグラフ
はこれだ。
Photo

年少人口や生産年齢人口には、
 実際には将来労働力となるのが難しい人々も含まれている
わけで、その比率がどうなるのか、そしてそれらの人々を誰が支えるのかは、全く考慮されてない。

こうした
 とっても脳天気な推計
で、2060年生れの人達は次のような
 長い平均余命を宣言
されている。


死亡中位の仮定について
標準的な将来生命表に基づくと、平成22(2010)年に男性79.64年、女性86.39年であった平均寿命は、平成32(2020)年に男性80.93年、女性87.65年、平成42(2030)年に男性81.95年、女性88.68年となり、平成72(2060)年には男性84.19年、女性90.93年となる(表4-2、図4-2)。

どう考えても
 絵に描いた餅
じゃないのか。すでに日本は
 死ぬ人の数の方が多い国
になっている。今だって
 焼場が回らなくて、葬儀の日程を組むのが難しい
状況が、大都市圏ではあるのだ。
 死を看取る施設も人的資源

 死を送る施設も人的資源
も、
 どちらも足りない
のである。2060年の日本には、果たして
 日本の人口に見合うだけの医療サービス等や福祉のシステムが存在しているのか
どうかすら危うい。

しかし、厚労省の国立社会保障・人口問題研究所は
 いつまで「右肩上がりの神話」を信じている
のやら。


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2011-06-06

生肉食中毒事件 重症者に脳症が多発 治療法は未だ確立されず

4月には、ユッケ食中毒事件が起きて、多数の被害者が出ていて、今は梅雨時だというのに
 生やタタキにした鶏・牛肉を食べて食中毒
というニュースが相変わらず続く。てか
 梅雨時は食べ物に注意
って、
 日本の常識
だったんじゃないのか。
 普段大丈夫な食品でも、梅雨時は特に注意
という生活の知恵が失われているんだろうか。

で、
 4月に発生した病原性大腸菌による食中毒で、脳症が多発
しているという。朝日より。


重症患者に脳症多発、厚労省研究班設置へ 食中毒事件
2011年6月6日10時12分

 焼き肉チェーン店での腸管出血性大腸菌による食中毒事件で、重症化した患者の多くが腎臓の働きが悪化するだけでなく、脳神経細胞が傷つく脳症も併発していることがわかった。診療にあたる医師らは厚生労働省の研究班をつくり、治療法や重症化する患者の見分け方などの検討を始める。
 富山県などによると、腸管出血性大腸菌O111やO157に汚染されたユッケなどが原因とみられる今回の食中毒による入院患者は5月末現在で41人。そのうち31人が腎臓の働きが悪くなる溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こした。
 HUSは、腸管出血性大腸菌による食中毒で、重症化すると起こりやすい病状だ。平均して全患者の1~10%が起こすとされている。一方、重い脳症を同時に引き起こす頻度はそれほど高くないとみられてきた。旧厚生省の研究班は脳症発症はHUS患者の約5%と報告している。

 ところが、富山県などで治療にあたっている医師らによると、今回はHUSを起こした31人の約4割にあたる12人が脳症を起こした。亡くなった4人も含まれ、多くの脳症患者が一時期は人工呼吸器が必要になるなど重篤な状態に陥った。
 HUSと脳症を起こした患者2人の治療にあたっている谷内江昭宏・金沢大教授(小児科)は、「詳細はまだ不明だが、従来より脳症が多く、しかも重症になる印象を受ける」と言う。
 これまでの腸管出血性大腸菌の報告では重い脳症が起こる場合、HUSとほぼ同時期の発生が多かった。今回はHUS発症から数日経ってから症状が急速に変化し、脳症が起こることも少なくなかったという。
 重症の脳症が多い理由はまだ解明されておらず、治療法も確立していない。今回のケースでは、医師らは早めに特殊な透析を実施するなど試行錯誤しているのが現状だ。
 治療法の確立と重症の脳症が起こる可能性の有無を早期に見極める方法を見つけるため、富山県の医師らが中心になり、厚生労働省の研究班を近く立ち上げる。富山県や石川県などに入院している重症患者の症状や治療歴などの情報を交換し、なぜ脳症が多いのかという原因解明にも取り組む方針だ。(大岩ゆり)

今回の食中毒で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
また、いまも治療を受けている方々が一刻も早く恢復されますように。
5/28時点で、
 HUSを発症した重症者でいまだ17人が入院中
だった。中日新聞より。


ユッケ食中毒から1カ月 重症の17人、依然入院
2011年5月28日

 4人が死亡した「焼肉酒家えびす」チェーンの集団食中毒は、発覚から27日で1カ月たった。腸管出血性大腸菌O111の付着した生肉を食べたことが主な原因とされ、依然として17人が入院中で、深刻な事態が続く。
◆168人
 食中毒は砺波店(富山県砺波市)の利用者が下痢などの症状を訴えて発覚。福井、富山、神奈川の3県の計5店に拡大した。
 26日現在、患者は168人。そのうち腎臓に障害をもたらす溶血性尿毒症症候群(HUS)を併発した重症者は全体の18%の31人。このうち17人が入院したままだ。福井県では4人が発症し、1人が死亡、もう1人は入院している。
 砺波店には患者99人が集中。重症者は20%超の21人(死亡3人含む)で、通常は10%以下とされる重症化率の2倍以上にのぼる。

◆強制捜査
 福井、富山、神奈川の3県警と警視庁は、業務上過失致死の疑いで合同捜査本部を設置。砺波店やチェーン運営会社フーズ・フォーラス(金沢市)、肉を納入していた大和屋商店(東京都板橋区)を家宅捜索し、強制捜査に乗り出した。
 富山県の検査で、横浜若草台店(横浜市)の未開封ユッケ用肉と、福井、富山、神奈川の各店の客や従業員の計19人(死者4人含む)から検出した大腸菌O111の遺伝子型が一致。捜査本部は、肉が各店に納入される前に菌が付着したとの見方を強めている。
 卸業者の過失が疑われるが、大和屋商店は「生食用としては販売していない」と保健所に答えている。主張通りなら菌を除去するため肉の表面を削るトリミング作業も不要となり、こうした処置をしていなかった同社の過失を問えなくなる。
 しかし、捜査本部の事情聴取に従業員の一部は「生肉として提供される」との認識があったと述べており、フーズ社はトリミング作業を「卸売業者に依頼していた」と主張。捜査本部は過失の所在を慎重に調べている。

◆再発防止
 ユッケ人気などで生肉食は広く普及していたが、厚生労働省の衛生基準をめぐる国と保健所の解釈の相違などから、焼き肉店での衛生指導がほとんど手つかずだった問題も、浮き彫りになった。3人が死亡した砺波店には、一度も富山県の立ち入りがなかったことも明らかになった。
 厚生労働省は今秋をめどに生食用肉について衛生基準を新設するが、埼玉県はそれを待たずに生肉食の届け出制を導入する。
 現実に生肉を提供している店を適切に指導する狙いがあり、富山市保健所も同制度の検討を始めた。実態を見過ごして死者まで出した行政の不作為も、問われている。

今回の問題は
 重症者に脳症の発生が多い
という点だ。そもそも
 成人の脳症の治療法は確立してない
のである。
昨年
 O157感染による成人の脳症治療について1例報告
があり、今年『日本消化器病学会雑誌』Vol. 108 (2011) , No. 1 pp.74-79に掲載された。


成人でO157感染により溶血性尿毒症症候群を発症し,脳症を合併した1例
吉光 雅志1), 林 宣明1), 金子 佳史1), 土山 寿志1)
1) 石川県立中央病院消化器内科
(受領日: 2010/01/29)
(受理日: 2010/09/05)
要旨: 症例は28歳,女性.腹痛,粘血便にて入院.O157感染による腸管出血性大腸炎に引き続き,血小板減少,腎不全を発症し,溶血性尿毒症症候群(HUS)と診断した.一時,血小板数の増加・尿量の回復を認めたが全身痙攣と一過性片麻痺にて脳症を発症した.ステロイドパルス療法や血漿交換などの治療により後遺症なく回復した.成人での脳症発症の報告は少なく,今後の治療法確立のため文献的考察を含めて報告する.

1例報告が医学雑誌に載る、ということは
 病原性大腸菌による脳症の臨床報告数が少なく、まだ治療法が確立してない疾病
だということだ。

というわけで
 HUSを発症した31人の内からいきなり12人もが脳症
となると、朝日の記事にあるように、治療するにしても、あれこれ
 試行錯誤
するしかない。『日本消化器病学会雑誌』の1例報告は
 後遺症もなく完治
している幸運な例だが、急性脳症となると
 脳症でどこがダメージを受けたか
によっては、
 深刻な後遺症が残る場合もある
わけで、今回の事件は
 生肉嗜食によって、今後の生活に大きな支障を来す重大な健康被害が起きた
ことになる。

更に言えば、
 生肉や加熱が不完全な食肉を食べたから病原性大腸菌に感染
するだけではなく、当然ながら
 生肉に接触した食器・食材を口にすることでも、病原性大腸菌に感染する
のだが、
 直箸禁止
という
 日本の普通の家庭の躾が崩壊
しているのだろうか、各地で頻発する病原性大腸菌による食中毒の中には
 食べる箸と食材を取る箸(取り箸)を区別しないで感染
する例もあるという話を聞いていると、
 防ぐことのできた食中毒を自ら招いている結果になってしまっている
と頭を抱えてしまう。

いろんな
 規範の崩壊
が問題になるけど、ある一定の年代以上では、家庭内で子どもの内に躾けられていた
 外で食べるものは、家で食べるものより危険かも知れないという「予断」に基づく「慎重な対応」
が、
 すでに失われている
とすれば、今後も、
 外食や中食が原因の食中毒は終わらない
だろう。

塾に通わせるのが「教育」ではない。
 不用意な行動で「避けられた危険を自ら呼び込む」ことを回避するための常識を子どもの内に教える
ことも
 教育
だし、こっちの方は
 学校で教えない
わけだから、よほど重要だ。
 

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2011-06-03

原発安全神話はただの騙り 日本原電の敦賀2号機 87年の運転開始から24年間1度も点検しなかった配管に33個所の穴 継ぎ手も弛んで放射性ガス漏れ

どこが
 原発は絶対安全
なんだか。
日本原電敦賀発電所の
 敦賀2号機
で、
 放射性ガス漏れ
があったんだけど、原因は
 運転開始から1度も点検してなかった配管からのガス漏れ
だと! いや
 原発安全神話はただの騙り
だって、よくわかりますな。
共同より。


敦賀2号、配管33カ所に穴 87年の稼働後、点検せず

 日本原子力発電は3日、微量の放射性ガスが外部に漏れた敦賀原発2号機(福井県敦賀市)のトラブルは、放射性ガスが通る配管に33カ所の微小な穴が開いていたことが原因と発表した。同社は1987年の運転開始以来、この配管の点検をしていなかったことも明らかにした。
 2号機では5月2日に1次冷却水の放射性物質の濃度が大きく上昇し、原子炉を停止。同8日に排気筒から微量の放射性ガスが漏れた。
 日本原電の調査で、冷却水の放射性物質濃度を低減させる系統の配管に33カ所のごく小さな穴が見つかった。また、3カ所の継ぎ手部分からもガスが漏れていたことが確認された。

2011/06/03 21:23

そりゃ
 放置
してたんだから、放射性ガスだって漏れるだろうよ、日本原電。
いろんな意味ですげー。

続き。(6/4 11:00)
で、疑問なんだけど
 今回明るみに出た事以外で、これまで何も「悪さ」はしてなかったのか
って話。
しかし
 点検見落とし
じゃなくて
 そもそも点検してなかった
って、どんな
 整備マニュアル
なんだか。

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2011-05-24

東日本大震災 社会調査と称して被災者の傷口に塩を塗る研究者よ、恥を知れ(その3)岩手県宮古の地域保健従事者からの嘆き「勝手にアンケートを取らないで」@twitter

全然懲りてないな。
2011-04-12 東日本大震災 社会調査と称して被災者の傷口に塩を塗る研究者よ、恥を知れ
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2011/04/post-60b2.html
2011-04-30 東日本大震災 社会調査と称して被災者の傷口に塩を塗る研究者よ、恥を知れ(その2)日本精神神経学会より緊急声明「被災者の方々に不適切な精神的負担を強いる、倫理的配慮を欠いた調査・研究は、人道・倫理に反するものであり、強く抗議の意を表明す るとともに、即刻の中止を求めます」
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2011/04/2-6911.html
の続き。

今なお
 被災者の心の傷を抉る「社会調査」が頻繁に、「保健所等行政を通さず行われている」という告発
が、twitter上に上がっている。岩手県宮古で地域医療に従事するkokoromeoさんのtweetより。


http://twitter.com/#!/kokoromeo/status/72686380249137152

写真、撮ってほしくない。こんな悲しい状況を残したくない。と思う。本当に被災してたら、写真なんてとても撮れない。でも、分析したり、伝えたり、必要なんでしょ。それが仕方ないっていうのは分かる。だからこっそりやって。堂々とやらないで。#i385 #miyako #save_iwate

http://twitter.com/#!/kokoromeo/status/72686380249137152

安易にアンケート取らないでほしい。研究者が調査のために、保健所を通さず勝手に避難所を回っている。津波や地震や不眠、たくさんのキーワードが羅列してあるアンケートを取って、記憶を呼び覚ませて、誰がその後をフォローしてくれる? #i385 #miyako #save_iwate

思いやりのかけらもない
 調査

 業績をあげて、自分の社会的地位を向上させたり、学問的地位を確立するつもり
なのか。結構なことだな。

是非、
 被災地でこの手の「迷惑アンケート」に遭遇された方は、担当した研究者の名前を告発
していただきたい。
科研費で行われている調査ならば、
 文科省・厚労省への告発
も有効かと思う。
文科省問い合わせフォームはこちら。
科学技術や学術の基本的な政策、科学技術関係人材の養成に関すること
厚労省問い合わせフォームはこちら。
「国民の皆様の声」募集 送信フォーム

こうした
 行政によらない、「研究目的」のアンケートへの対応は任意
ですので、相手にする必要はありません。避難所や町内会単位でのアンケートを行おうとしている場合は、
 避難所単位・町内会単位で拒否
しても構いません。また、
 調査者には身分証の提示を求め、調査目的をきちんと説明させ、調査結果を調査対象者にフィードバックするかどうか聞き、それができない場合は断固拒否
してください。
 被災者は研究者の「オモチャ」じゃありません
ので、どうか毅然と拒否してくださって結構です。

ちなみに
 研究目的のアンケートには、答えなくても問題ない
です。時々
 アンケートを取ることが「目的」の研究
があって、往々にして
 非礼なアンケート調査用紙を送付
してきたりします。わたしも経験があります。そういう場合は、無視しています。その研究が成功しようがしまいが、わたしたちには関係のないことです。研究者が
 他人にデリケートな個人情報を含む設問に、手間暇かけさせて回答させる
のですから、
 そもそも頼み方が間違っていたら、相手にしない
ことです。
 アンケート調査が失敗するとすれば、研究者の準備や力不足
なのですから。

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2011-05-02

福島第一原発事故 少子高齢化日本での子どもの安全と「社会的損失」 世界に「日本は20倍危険な国で、子どもや女性を経済的利益優先のため平気で見捨てる国」というメッセージを絶賛発信中

日本は
 少子高齢化社会が凄い勢いで進んでいる国
だ。当然
 次代の日本の経済
のみならず
 いまの「大人」が「老人」になる10〜30年後の「年金や介護」も担ってくれるはずの子ども達は「大人にとっての最後の頼みの綱」
の筈で、
 大事にし過ぎて、し過ぎることはない存在
である。

ところがどっこい、
 文科省は、子どもの浴びてイイ年間の放射線量基準を「いきなり20倍に引き上げ」
たので、あちこちで騒ぎが起きている。

端的なものは、これだった。4/29付朝日より。


小佐古参与が抗議の辞意 子供の被曝基準「容認できぬ」

2011年4月29日22時48分

 内閣官房参与の小佐古敏荘(こさこ・としそう)・東大大学院教授(61)が29日、東京・永田町で記者会見を開き、参与を辞任する意向を表明した。小佐古氏は菅政権の福島第一原発事故対応について「法律や指針を軽視し、その場限りだ」と批判した。
 小佐古氏は会見に先立って首相官邸を訪ね、今月30日付の辞表を提出した。
 会見では特に、小学校などの校庭利用で文部科学省が採用した放射線の年間被曝(ひばく)量20ミリシーベルトという屋外活動制限基準を強く批判。「とんでもなく高い数値であり、容認したら私の学者生命は終わり。自分の子どもをそんな目に遭わせるのは絶対に嫌だ」と訴えた。「通常の放射線防護基準に近い年間1ミリシーベルトで運用すべきだ」とも述べた。
 また、緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)による放射性物質の拡散予測が4月下旬までに2回しか公表されなかったことも批判。「今のやり方は、東京で数字をぼっと決めてやっている」と指摘し、政権の対応について「私がやってきたことからは外れているので、これ以上とどまっている理由はあまりない」と語った。
 小佐古氏は放射線安全学などが専門で、東日本大震災発生後の3月16日、原発事故の助言を政権に求められて参与に就任した。菅直人首相は小佐古氏ら計6人の原子力専門家らを次々に内閣官房参与に任命した。

で、今日、
 日本政府が弱い「ガイアツ」
として、こんな批判が出ている。共同より。


学校放射線基準は「安全でない」 ノーベル賞受賞の米医師団

 福島第1原発事故で政府が、福島県内の小中学校などの屋外活動制限の可否に関する放射線量の基準を、年間20ミリシーベルトを目安として設定したことに対し、米国の民間組織「社会的責任のための医師の会(PSR、本部ワシントン)」が2日までに「子供の発がんリスクを高めるもので、このレベルの被ばくを安全とみなすことはできない」との声明を発表した。
 PSRは1985年にノーベル平和賞を受賞した「核戦争防止国際医師の会」の米国内組織。
 声明は、米科学アカデミーの研究報告書を基に「放射線に安全なレベルはなく、子供や胎児はさらに影響を受けやすい」と指摘。「年間20ミリシーベルトは、子供の発がんリスクを200人に1人増加させ、このレベルでの被ばくが2年間続く場合、子供へのリスクは100人に1人となる」として「子供への放射線許容量を年間20ミリシーベルトに引き上げたのは不当なことだ」と批判した。

2011/05/02 09:45

まだ、たぶん、政府は、知らん顔をするだろう。

もっとも、
 海外からこうした声明が出る
のは
 日本は世界に向けて「日本は放射線量の基準に関しては、20倍危険であることを政府が認めている国で、子どもや女性を経済的利益優先のため平気で見捨てる国」というメッセージを発信している
からに他ならない。

女性に関しては、東電が放射線量管理をきちんとやってなかったことが判明している。4/27付NHKより。


女性作業員 限度3倍の被ばく
4月27日 15時0分

東京電力福島第一原子力発電所で資材の管理などに当たっていた50代の女性社員が、国の規則で定められた女性作業員の被ばく限度の3倍を超える放射線に被ばくしていたことが分かりました。医師の診察の結果、健康への影響はないということです。
東京電力によりますと、限度を超える被ばくをしていたのは50代の女性社員で、事故が発生した先月11日以降、11日間にわたって福島第一原発の敷地内で、消防用の資材の管理や消防隊の案内などを担当していました。この間に受けた放射線量を計算した結果、国の規則で定められた女性作業員の3か月間の限度の3倍を超える17.55ミリシーベルトの被ばくをしていたことが分かったということです。このうち、体の表面からの被ばくはおよそ4ミリシーベルトで、体内に入り込んだ放射性物質から受ける放射線の50年分を1度に被ばくしたものとみなして計算する量が13.6ミリシーベルトと大半を占めていたということです。女性は防護服やマスクを脱ぐ際に放射性物質を吸い込んだとみられていますが、医師の診察の結果、健康への影響はないということです。今回の事故のあと、原発で作業に当たる人たちの被ばくの限度は250ミリシーベルトに引き上げられていますが、妊娠の可能性のある女性については、通常と同じ限度が適用され、3か月で5ミリシーベルトとされています。東京電力では、「女性の被ばく限度については分かっていたが、認識が甘く、空気中の放射性物質にまで考慮が至らなかった。判断ミスで反省している」と話しています。これについて経済産業省の原子力安全・保安院の西山英彦審議官は、「極めて遺憾だ。きょう東京電力に対して、まずは口頭で注意した。ほかの女性作業員も含めて被ばくの全体像を把握することや、なぜ限度を超えたのか原因を究明すること、それに再発防止策を策定することを今後、文書で指示する方向で考えている」と話しています。

そして昨日のNHKより。


女性の被ばく限度超え 2人に
5月1日 17時20分

東京電力福島第一原子力発電所で、40代の女性社員が、原発で働く女性の限度量の1.5倍に当たる被ばくをしていたことが分かりました。女性の被ばくが限度量を超えたのは、これで2人目です。
東京電力によりますと、福島第一原発で3月11日から15日まで勤務していた40代の女性社員の被ばく量を調べたところ、7.49ミリシーベルトでした。原発で働く人のうち、妊娠の可能性のある女性については、3か月で5ミリシーベルトという基準が設けられていて、今回の被ばく量は基準の1.5倍に当たります。被ばくのうち、体内に取り込まれた放射性物質による「内部被ばく」が6.71ミリシーベルトと大半を占め、東京電力は、女性が医務室に勤務していたことから、作業員の衣類などに付着していた放射性物質を吸い込んだのではないかとしています。女性の被ばくが限度量を超えたのが明らかになったのは、これで2人目です。また、福島第一原発では、仕事で放射線を浴びることはないとして被ばく量が管理されていなかった女性が4人いて、いずれも、一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる1ミリシーベルトを超え、最大で3.42ミリシーベルトに上ったということです。東京電力は「緊急時とはいえ、被ばくを抑えるための管理が不十分だった。3月23日以降、女性は福島第一原発では勤務させていない」としています。

いまだに
 長期間微量の放射線を継続して浴びた場合の健康への影響についての信頼すべき疫学的調査
はないと聞いている。いまやってることは
 福島を舞台にした「日本政府による人体実験」という批判
が出てるけど、そう言われてもしょうがない。

子どもの被曝量管理について、政府が言を左右にして
 国民が納得するに足る科学的根拠を示さない理由
は、
 年間1ミリシーベルトという国際基準を守るため
には
 強制的集団疎開以外に根本的解決はない
が、そのことを誰も言い出せないからじゃないのか、と勘ぐりますがね、ええ。

ところで、
 今、がんになってないからいいじゃん
的な楽観的解釈が政府内にあるとすればだ、当然
 今から数十年以内に、不幸にして、長期的に微量の放射線を浴びたと確定できた人々に有意な疫学的変化が起きた場合

 国がその方々の治療に関する費用を全面的に支える必要性
が出てくるだろう。
その場合の
 社会的損失(医療費はもちろん、治療等によってその期間労働できなくなり、労働人口も減少する)をちゃんと政府は計算している
のだろうか? それとも
 その時は、俺達はもう政権内にいないから、どうでもイイ
という
 投げやりな態度で、現在の政策が決められている
のだろうか?

菅政権におかれましては
 なぜ「20倍でも大丈夫なのか」を日本と世界に向けて「みんなが納得できるように説明する義務」
がある。ともかくも
 20倍危険でも日本政府は大丈夫と認定
したってことは
 20倍も危険な国には短期間でも行きたくない
と思う
 外国人
いても、おかしくないだろう。てか、もし、日本以外の国で
 日本の安全基準より20倍緩い基準がいきなり許容される
ようなことがあったら、
 外務省の海外安全情報
で、警告が出るレベルじゃないのか。

ともかく
 女子どもは守らない国日本
という定評ができつつあることを、日本政府はもう一度考えた方がイイ。そして、それは市民社会においては
 実に卑怯な政策
と思われても、しょうがない。それとも
 菅政権は、日本は民主主義の皮を被った「女子どもに基本的生存権を認めない国」と見られることを容認
するつもりなのだろうか?
 自国の女子どもを守らない国
は、当然ながら
 外国人の人権など守りっこない
と、考えられていることだろう。てか
 現政権の人権意識に対する信頼は、世界的に地に墜ちている
ということを、菅ちゃんが全く考えてないだろうということは、今の様相を見れば、誰だって気がつくはずだ。そして、そのことを発信もしないマスメディアも同罪である。

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2011-04-30

「どんな肉にも変身する便利なアブナイ薬で利益追求」@中国

安い肉を
 便利でアブナイ薬で「高い肉」に変身させる
中国の
 食品業界の錬金術
について、4/18付中国の地元紙「信息時報」が伝えている。新華網経由。
訳は例によって、不正確なので、間違ってたらご勘弁を。
リンク先の写真が凄すぎる。


多地市場現牛肉膏 可將其它肉類加工成假牛肉(あちこちの市場に牛肉膏はあり、その他の肉類もニセ牛肉に加工できる)
2011年04月18日 11:15:47  來源: 洋網-信息時報

腌[月奄]制後  腌[月奄]制前  用牛肉膏腌[月奄]制猪肉之後,再加一些色素,猪肉聞起來有牛肉味道,看起來也像牛肉。(豚肉を「牛肉膏」に漬けた後、更に色素を加えると、豚肉は牛肉味になり、牛肉のように見えるようになる。)

貨架上有各種各様的各類肉的膏。(店の棚には、「いろんな種類の肉の味にする」膏があった)

麥芽酚[酉分],可以去掉肉的雜味,讓肉更加鮮(麦芽フェノールは肉の雑味を取り除き、肉を更に新鮮に見せかけることが出来る)

近日,安徽、江西、福建等多地被媒體曝光發現一種叫“牛肉膏”的添加剤,可讓猪肉變“牛肉”。合肥市畜牧水産局已明確表態,如果査證属實,將聯合相關部門共同査處“假牛肉”。(最近、安徽・江西・福建等の多くの地域でメディアが暴露したある種の「牛肉膏」と呼ばれる添加剤は、豚肉を「牛肉」に変えることが出来る。合肥市牧畜水産局はすでにはっきりと態度を表しているが、もし、検査で事実と証明されれば、関係する部門が一致して「ニセ牛肉」を検査処理することになるという。)

記者走訪各大批發市場發現,廣州也有這種添加剤在銷售。廣州質監部門表示,會關注事件,儘快摸査“牛肉膏”是否對人體有害,有了結果會對公衆公開。
(記者が大規模な各卸売り市場を取材訪問して発見したのは、広州でもこの種の添加剤が販売されていることだ。広州品質監督部門は、この事件に関心を持っており、出来るだけ早く「牛肉膏」が人体に有害か否かを調べてみて、結果が出次第、大衆に公開するに違いないと表明している。)

記者調査:
批發市場有得賣(卸売市場で売っている)

近日,記者來到廣州一徳路、天平架等多個食品日雜批發市場進行調査,没想到竟然毎到一處均能不費吹灰之力便能尋得相傳能讓猪肉變牛肉的“牛肉膏”。與此同時,記者發現,不僅牛肉,連羊肉、鶏肉、鴨肉、鵝肉、魚肉甚至墨魚肉,都能找到相應的變身添加剤。
(最近、記者は広州市一徳路に行き、天平架など多くの食品日用雑貨卸売市場の調査を進めたところ、なんと、豚肉を牛肉に買えることが出来るという「牛肉膏」を、どこででも、みな大した手間も掛けずに、探し当てられるとは思いも寄らなかった。と同時に、記者が発見したのは、牛肉だけでなく、羊肉・鶏肉・鴨肉・鵞鳥の肉・魚肉からひいては烏賊の肉にまでも、対応した変身添加剤を探し当てることが出来たのである。)

“爾要哪[口那]種肉,只要相應的膏,都可以搞[手高]定啦[口拉]。鶏鴨鵝魚蝦蟹肉,隨爾啦[口拉]。想要更逼真,就放點色素嘛[口麻]。”記者首先來到位於天平架副食品批發市場内,剛進入批發市場,就聞到陣陣香味撲鼻而來,隨即映入眼簾的是種類繁多的食品添加剤,從大家熟知的辣椒精,到調製湯頭的各類香料,一應倶全。
(「あんたがどんな種類の肉が欲しかろうと、対応した薬さえあれば、問題はみな解決するよ。鶏・鴨・鵞鳥・魚・蝦・蟹肉どれでも、あんたのお好み次第。もっと本物に近づけたいなら、ちょっと色素を入れてやればいい。」記者はまず天平架副食品卸売市場に到着、卸売市場に入って間もなく、ひとしきり香が鼻を打ってくるのを感じ、ただちに目に入ったのが種類豊富な食品添加剤で、皆様御存知の辣椒エキスから始まって、スープ用の各種香料が、一切合切揃っていた。)

當記者隨機走進一家出售添加剤的店舖詢問是否有“牛肉膏”售賣時,老闆[門品]馬上從貨櫃上拿下一白瓶罐装物,熱情地介紹起來,“這個挺好用的,很香,而且不貴啊[口阿],兩斤才40多元。很多店都到我這兒拿貨,爾可以放心。”
(記者が適当に入ったある添加剤販売店で、「牛肉膏」を売っているかどうか尋ねているとき、店主はすぐに陳列台から一つの白い缶に入った物を下ろして、熱心に紹介し始めた。「これはとてもよく効くよ、旨い上に高くないよ、2斤(1斤=500g)でたった40元ちょっとだ。たくさんの店がみんなうちに来て買ってきますからね、安心してどうぞ。」

記者順著老闆[門品]拿貨板的方向瞄[目苗]到,貨架上琳瑯滿目,放滿了各種牌子和各種肉類味道的腌[月奄]制香精調料。
(記者は、店主が品物を取り出した棚の方向に沿って狙いを定めると、商品棚の上はびっしりで、いろんなブランドのいろんな肉の味のする漬け込み用の調味料が所狭しと並んでいた。)

算一筆賬[月長]:(借金を計算する)
腌[月奄]制50斤牛肉“節省”近千元(50斤の牛肉を漬け込んで、1000元近くを「節約」する)

“這些只是食用香料,如果爾們想把肉原來的味道去除,再弄得口感好點,我這裡還有兩様東西爾要買。”老闆[門品]看記者入神地研究著牛肉膏和其他添加剤,便更加賣力地向記者傳授“竅門”。
(「これらはただの食用香料で、もしあんたたちが肉本来の味を取り除いて、口当たりをよくしたいと思うなら、うちには、他に買った方がいい二種類の品物も置いてますよ。」店主は記者が夢中になって牛肉膏とその他の添加剤を研究しているのを見て、さらに一生懸命に記者に「コツ」を伝授する。)

“哦[口我]?那爾介紹一下!我們是初入門,什麼都不懂[心菫],麻煩把使用方法也講一下。”
(「ええ? じゃあ紹介して下さいよ。私たちは初めて来たので、何も分からないんです。お手数ですが、使用方法も説明して下さい。」)

“爾們可以先用這個麥芽酚[酉分]。這個主要是増香増稠増黏,去除異味。増加口感。
(「あんたたちは、まずこの麦芽フェノールをつかうといいでしょう。これは主に香をよくし、濃度や粘りを増し、変な味を取り除き、口当たりをよくします。」)

“這個放的比例很少的,一百斤肉就放一兩。這様子就可以了。”
(「これは比較的ちょっとだけ入れる物で、100斤(1斤=500g)の肉に1両(1両=50g)入れます。これくらいでいいでしょう。)
店主繼續向記者介紹,“除了麥芽酚[酉分],爾們還要放牛肉香精或者牛肉膏。用量大概是0.2%,一百斤肉放二兩就夠[多句]了。”
(店主が続いて記者に紹介したのは、「麦芽フェノール以外では、あんたたちは牛肉のフレーバーか牛肉膏もいれないといけませんね。用量はおおよそ0.2%で、100斤の肉に2両入れると十分です。」)

因為牛肉跟猪肉的顔色不一樣,店主告訴記者,“腌[月奄]出來以後爾還要加點色素下去啊[口阿]。牛肉的話,要加胭[月因]脂紅。這個8塊。”
(牛肉は豚肉とは色が違うので、店主は記者に言った。「漬け込んだ肉を出した後は、色素もちょっと加えてやらないといけませんね。牛肉なら、「エンジ赤(の色素)」を入れてやらないとね。これは8元です。」

有些酒樓、餐館在用?(使っている飲み屋やレストランはあるのか?)

“現在買這些添加剤回去做‘牛肉'的店多嗎[口馬]?是不是都只是街邊的小店小餐館啊[口阿]?”記者追問店主。“毎天很多店都到我這裡進貨,走量很快的。主要是一些餐館和大排档,做牛肉拉麺生意的,牛肉加工的廠家也用,連有些酒樓都用。”
(「いまこれらの添加剤を買って「牛肉」を作っている店は多いですか? みんなそこらの道ばたの小さい店や小さい飯屋だけですか?」と記者は店主に質問を重ねた。「毎日多くの店がみんなうちに品物を仕入れに来て、どんどん売れてますよ。主にあちこちのレストランや大きめの露店で、牛肉拉麺で商売しているところとか、牛肉加工メーカも使っていますし、いろんな飲み屋もみんな使ってますね。」)

在店主的強烈推薦下,記者最終以8元買下一瓶胭[月因]脂紅色素和40元一罐的濃香型“牛肉(香)膏”。店主反覆擔保説好用,並歡迎下次再來光顧。
(店主が強烈に推薦したので、記者は最後に8元で「エンジ赤の色素」一瓶と40元の味の濃いタイプの「牛肉(香)膏」一缶を買った。店主は何度も役に立つことを請け合って、次回の来店を歓迎すると言った。)

記者計算了一下,以猪肉為例,目前廣州市場上,新鮮痩肉的價格為14元/斤,牛肉的價格達到21元/斤,差價為7元。加上麥芽酚[酉分]、牛肉膏和色素的成本大約100斤肉也就需要10元左右。如果一次腌[月奄]制100斤猪肉就可以“節省”接近700元。如果以熟肉算,市場上熟牛肉的價格達到了35元/斤以上,即腌[月奄]制50斤牛肉就可以“節省”近1000元。
(記者が計算してみたところ、豚肉を禮二トルと、いま、広州の市場では、新鮮な(脂身の少ない)精肉の価格は500gで14元、牛肉の価格は21元になっていて、差額は7元だ。麦芽フェノールに牛肉膏と色素を加えたコストは、おおよそ肉100斤につき10元前後必要になる。もし、一度、100斤の豚肉を漬け込めば、700元近く「節約」できることになる。もし、加工肉で計算するなら、市場では加工牛肉の価格は1斤35元以上になるので、50斤の牛肉を漬ければすぐに1000元近く「節約」できることになる。)

隨後,記者來到了一徳路的副食品批發市場,調査結果均與上述調査基本一致。
(この後、記者は、一徳路の副食品卸売り市場に行ったが、調査結果は上述の調査と基本的にほぼ一致した。)

記者實驗:(記者の実験)
猪肉三分鐘變“牛肉”(豚肉が三分で「牛肉」に変わる)

到底傳聞中的“牛肉膏”會有怎樣神奇的效果呢[口尼]?記者決定親自做個實驗。按照店主所説,記者首先買來新鮮的猪肉,將其一分為二。將其中一塊猪肉先用牛肉醤腌[月奄]制了3分鐘,短短幾分鐘,肉的表面已經呈現出與牛肉近似的顏色,聞起來也是十足的牛肉味。然後再調製適量的胭[月因]脂紅色素,加入已經腌[月奄]制好了的猪肉,猪肉馬上實現了“華麗”變色。
(いったい、伝え聞く「牛肉膏」はどんな不思議な効果があるというのだろう? 記者は自分で1つ実験をしてみることに決めた。店主のアドバイスに従って、まず新鮮な豚肉を買ってきて、一つを二つに分けた。その豚肉の片方をまず牛肉醤を使って3分間つけ込むと、たかだか何分もしない内に、肉の表面にはもう牛肉に似た色を呈し始め、十分に牛肉だと思える香すら漂い始めた。その後、更に、適量の「エンジ赤色素」を調整して、すっかり漬かった豚肉に加えると、豚肉はたちまち「華麗に」変色をしてしまった。)

此時,記者面前的兩塊猪肉形成了強烈的反差。腌[月奄]制過的猪肉完全失去了本來面目,即便記者是親眼目睹了這一變化過程,但是認真細看之下,仍然感覺眼眼放著的確實是牛肉而非猪肉,再加上濃烈的牛肉香味,幾乎可以亂真,讓人難以分辨。
(この時、記者の目の前にある二つの豚肉の塊は、強烈なコントラストをなした。漬け込んだ方の豚肉は全く本来の様子を失って、よしんば記者が自分の目でこの変化の過程を目撃し、よくよく観察しているとしても、やはり目の前で見ているのは、確かに牛肉であって、豚肉ではないと感じ、その上、濃厚な牛肉の香味を加えているので、ほとんど本物か偽物かわからず、人が見分けるのを困難にさせている。)
記者在調査過程中發現,各類肉類添加剤絶大多數在包装上均印有QS標誌。有店主向記者強調,店裏出售的都是合法生産的産品,因此不存在這些添加剤属於非法使用的範疇。
(記者が調査の過程で発見したのは、それぞれの肉類の添加剤のほとんど多くの包装の上には、みなQSという印が付いていたことだった。店主が記者に強調したのは、店で売れるのは、みな合法に生産された製品で、だから、これらの添加剤は非合法な使用の範囲には属しているものはない、ということだった。)

業内人士:(業界の人々)
用母猪肉造假更難分辨(母豚肉を使って偽物を作るともっと見分けが付かない)

一名不願透露姓名的火鍋店厨師向記者透露,猪肉變牛肉在行内不是新鮮事。(ある匿名希望の火鍋店のコックが記者に明かしたところでは、豚肉が牛肉に変わるのは、仲間内では目新しいことではない、という。)

他向記者掲示了一個小秘密,要做得更像牛肉,有經驗的厨師就會專門去收些老母猪肉回來。母猪肉的纖維本來就跟牛肉有點相似,加上上了年紀的母猪,肉質纖維就會更加粗更加紋理清晰,不但吃著像牛肉,看起來也不容易發現。同時用胭[月因]脂紅作為染料的話,顏色控制不好比較容易變得太過鮮紅,有經驗的厨師用“××黄”比較多,將猪肉在“××黄”裏先泡上半天,出來的顏色就跟新鮮牛肉没多大區別了。
(彼は記者に小さな秘密を一つ、教えてくれた。もっと牛肉らしくするのに、もっぱら廃母豚の肉を買ってくるベテランのコックがいる。母豚の肉の繊維は元々牛肉と似たところがあり、その上年を取った母豚は、肉質の繊維が更に荒く、更に肉の筋目がはっきりするので、食べても牛肉に似ているだけでなく、見た目でも簡単にはばれにくい。同時に、エンジ赤の色素について言えば、色のコントロールがよろしくないと割に簡単に真っ赤になりすぎるので、「××黄」を比較的多く使うベテランのコックがいて、豚肉を「××黄」の中に先に半日ほど漬けると、出来上がった色は新鮮な牛肉とほとんど区別が付かない、という。)

質監部門:
關注事件 適時公開

當日下午,記者就此事聯繋了廣州市品質技術監督局的相關工作人員。

廣州市質監局表示,已從媒體上獲悉市場上出現了相關的情況,但是目前仍不清楚牛肉膏為何物,是否食用添加剤,會否對人體有害。質監局會關注事件,並儘快摸査清楚“牛肉膏”是否合法添加剤,會否對人體産生害處。待有結果之後,將會對公衆公開。

まあ、まずは
 牛肉なんたらというメニューは食べない
というのがよさそうですな。あと
 珍しい肉(鴨とか鵞鳥とか)
とか
 季節外れの蟹とか海老
も避けた方がよさそう。生け簀で飼ってる魚介類を目の前で調理してくれる、というのでもない限りね。
 ちゃんとしたレストランでも利益追求のために使っている
というのだから
 食在広州
じゃなくて、
 贋在広州
ですな。

ま、この分じゃ、広州で「美食三昧」は難しそうな悪寒。

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東日本大震災 社会調査と称して被災者の傷口に塩を塗る研究者よ、恥を知れ(その2)日本精神神経学会より緊急声明「被災者の方々に不適切な精神的負担を強いる、倫理的配慮を欠いた調査・研究は、人道・倫理に反するものであり、強く抗議の意を表明す るとともに、即刻の中止を求めます」

2011-04-12 東日本大震災 社会調査と称して被災者の傷口に塩を塗る研究者よ、恥を知れ
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2011/04/post-60b2.html
の続き。

社会調査等を口実に行われるインタビュー等によって、被災者が苦しめられている状況に対し
 日本精神神経学会

 緊急声明文
をアナウンスした。
特に
 非医療系の、社会調査における、医療的配慮に関する訓練を受けてない研究者

 熟読の上、これまでにこうした被災者を追い詰める調査をしていた場合は、即刻その調査について自己批判すべき
であるし
 今後、調査を行う場合
は、この声明が掲げている
 「疫学研究に関する倫理指針」、「臨床研究に関する倫理指針」等の政府省庁が定めた倫理指針に則り、倫理委員会によって、その倫理性や研究としての科学性に関して審議の上で承認
を受けた後、調査に取りかかるように。

と言っても、GWに乗じて
 非難されるべき要素を含んだ調査が進行中
の悪寒。てか
 学内の倫理委員会自体がまだ機能してない大学
だってある、というか新年度始まって1カ月だから、たぶんそんな大学だらけなわけで、
 やりたい放題やってる「研究者」が跳梁跋扈している
のではないかと憂慮する。

東日本大震災被災地における調査・研究に関する緊急声明文(pdf)

 この度の東日本大震災によって被災されました皆様に、お見舞いを申し上げ ますとともに、亡くなられた方々へのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
 被災地の皆様は大変な思いを持ちながら、復興に向けて懸命のご努力をされ ていることと存じます。日本精神神経学会と致しましても、「災害対策本部」を 発足させ、被災地の精神医療支援に必要な情報を収集し、精神医療関連諸団体 から派遣される「精神医療支援チーム」の後方支援活動を実施しております。
 「精神医療支援チーム」は、被災者の方々が現在、どの様な心身の状態でお られるかを確認し、心身の健康を保つための方策と、心の健康が既に損なわれ ていると判断された方々には適切な治療方法を、各被災者の方々の実情にあわ せて提供するお手伝いをしております。
 一方、「心の状態に関する調査・研究」といった形で、精神的に傷つき、心身 ともに疲弊しておられる被災者の方々を対象として、配慮を欠いた面談やアン ケートによる「心の状態に関する調査・研究」が行われている実態があります。
 人を対象とした全ての「調査・研究」は、「疫学研究に関する倫理指針」、「臨床研究に関する倫理指針」等の政府省庁が定めた倫理指針に則り、倫理委員会によって、その倫理性や研究としての科学性に関して審議の上で承認を受け、承認内容に則して実施する必要があります。ところが、被災地で行われているこのような調査・研究の中には、この様な倫理的配慮がなされておらず、また、調査対象となった各被災者の方々に援助も提供しないものがあります。
 過酷な状況下におかれている被災者の方々は、「心の状態に関する調査・研究」の対象となった結果、一層の精神的負担を負い、傷ついた心の回復が遅れる、あるいは新たな心の傷を負うことが危惧されます。また、配慮を欠いた「調査・研究」が行われたために、被災者の方々が心を閉ざし、本来必要な「精神医療支援チーム」の活動にも支障が生じております。
 日本精神神経学会は、被災者の方々に不適切な精神的負担を強いる、倫理的配慮を欠いた調査・研究は、人道・倫理に反するものであり、強く抗議の意を表明するとともに、即刻の中止を求めます。また、人を対象とした全ての調査・研究に関し、政府が策定した倫理指針に則り実施されることを改めて確認させて頂きます。
平成23年4月20日 社団法人 日本精神神経学会理事長 鹿島晴雄

いいか、
 「疫学研究に関する倫理指針」、「臨床研究に関する倫理指針」等の政府省庁が定めた倫理指針に則り、倫理委員会によって、その倫理性や研究としての科学性に関して審議の上で承認を得られてない「調査」

 犯罪行為
だからな。

日本精神神経学会におかれましては、大変にお手数ですが、全国の大学・研究機関の学長・機関長宛にFAXされるのもよいかと思われます。あとは、今後のために
 問題があったと、現地から報告のあった調査(調査・研究名および研究者代表等)一覧の公表
が望まれます。
本来は文科省や厚労省の仕事じゃないのかなあ。

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2011-04-22

インターネットでの医薬品販売 店が閉まったり、扱い中止になると第二類医薬品が買えなくなる件

インターネットで購入していた第二類医薬品に関して、困っている。
まず最初に困ったのが
 インターネット店舗の閉鎖
だった。以前から第二類の医薬品を購入していた薬局が、インターネットの販売規制が出来てすぐ、インターネット販売そのものをやめてしまった。
その後は、同じ薬を他の薬局のインターネット店舗でも買ったことがあったので、そこで買っていたのだが、最近、その薬の扱いをやめてしまった。

インターネット店舗では
 規制の始まる以前から購入実績がないと第二類医薬は購入できない決まり
である。
しょうがないので、別な店舗に購入を申し込んだが、当然、過去の販売実績がないからキャンセルされてしまった。
そうそう手に入りやすい薬でもない。かつ、インターネット店舗は割引が大きい。今後は、実店舗で正価で購入することになるんだろう。常用しているアレルギーの薬なのだが、まずは購入していた大きなサイズを売っている実店舗を探すか、小さいサイズを扱っている店で取り寄せて貰うしかない。

他にも、規制以前に購入実績を作れなくて、インターネットでは買えない、旅行で必ず必要になる常備薬がある。今までの十数回に及ぶ海外調査は、この薬の助けなくしてはなしえなかったのだが、これも扱っている実店舗の薬局が少なく、次回どうやって入手しようかと考えているところだ。インターネットで検索を掛けると、いくつかの店で扱っているが、残念ながら、規制以前に買ったことがなくて、入手できないし、それらの薬局の住所を見ると、みんな今住んでいる所からは簡単に行ける距離ではない。
今回のものは日常的に飲んでいるのに、アレルギーシーズンのまっただ中で切らしてしまって、実に困っている。
忙しいのと、外出に制限がある(全身の調子の悪いときは危険なので外に出ない)ので、インターネット購入出来ないのは、悩みの種だ。

他店舗で、よその店舗での販売実績を引き継いでくれればいいのだが、そういう話は聞かない。

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2011-04-08

福島第一原発事故 インド、日本からの食品輸入禁止を撤回

インドが日本からの食品輸入を禁止とする措置を撤回した。
共同より。


放射性物質:日本からの食品輸入禁止は誤り

2011年4月8日 10時18分

 インド政府が福島第1原発の事故を受けて日本からの食品輸入を3カ月程度停止するとした5日の発表は誤りで、輸入禁止措置は取らないことを決定したことが7日、インド関係当局者らへの取材で分かった
 当局者らは同日、情報部局の事実誤認が原因の間違った発表だったことを認めた上で「輸入食品の放射性物質の検査は徹底するが、輸入禁止措置は取らないことを決定した」と述べた。(共同)

まあ、よかった。
インドの不安はわかるけどね。

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