2018-01-16

1/6に爆発炎上し漂流 日本の排他的水域内の奄美沖300kmで沈没 現在も炎上するパナマ船籍のタンカーの積荷軽質原油13万6000トン 流出量がシャレにならないらしい件

乗組員3人死亡29人絶望という。合掌。

事故が起きたのは6日のことだった。テレ朝より。


いまも燃えながら漂流 タンカー爆発で29人不明
1/15(月) 17:37配信
 乗組員の生存は絶望的か…。炎上しているのはタンカーだ。東シナ海で6日、パナマ船籍のタンカーがイランから韓国へ原油を運ぶ途中、香港の貨物船に衝突し、漂流後に爆発した。タンカーは約14万トンの原油を積んでいたという。事故から1週間以上が経った15日も奄美大島から西北西に約300キロの位置で燃え続けている。乗組員は、イラン人とバングラデシュ人の32人。そのうち3人が遺体で発見されたが、29人の行方が不明のまま。天候不良などにより救助は難航し、イラン当局の関係者は「生存者を見つけるのは絶望的だ」と話している。

このタンカーは記事にあるように、今も燃え続けている。
 奄美沖300km
というと
 日本の排他的水域内
だ。

問題は
 積んでいる原油が極めて大量
という点だ。AFPより。


中国沖タンカー事故、深刻影響の恐れ 前代未聞の油流出量との指摘も
2018年1月15日 20:10

【1月15日 AFP】中国沖で6日に貨物船と衝突・炎上し、14日に沈没したイラン企業所有の石油タンカー事故について、中国国営メディアは15日、現場海域で最大約130平方キロにわたって油が流出したと報じた。環境専門家らは、海洋生物に深刻な被害を与える恐れがあると警鐘を鳴らしている。
 事故ではタンカーの乗組員32人が行方不明となり、このうち3人が遺体となって発見された。
 中国の交通運輸省によると、タンカーから流出した油は現在も燃え続けているという。中国共産党機関紙の人民日報(People's Daily)は15日午後の時点で、現場を起点に長さ約18.5キロ、幅約7.4キロの範囲に油が広がっていると伝えた。
 沈没した同タンカーは、軽質原油13万6000トンを積載していた。
 米アラスカ州を拠点とする石油流出対策の専門家、リチャード・スタイナー(Richard Steiner)氏はAFPに対し、「1週間にわたって爆発・炎上が続いた船体の損傷を考慮すると、貨物倉や燃料油貯蔵タンクのうち無傷で残っているものはなく、従ってコンデンセート(超軽質原油)と燃料のすべてが流出したというのが私の推察だ」と語り、1回で海洋流出したコンデンセートの量としては史上最多と指摘している。
 仮に流出したのが積載量の20%だったとしても、1989年に発生したアラスカ沖で発生した石油タンカー「エクソン・バルディーズ(Exxon Valdez)号」の事故の際の原油流出量に匹敵する規模だという。
 スタイナー氏によると、過去に把握されているコンデンセートの海洋流出のほとんどは1トン未満であり、1000トン以上の流出事例は前代未聞だという。

なんかあんまり考えたくないような量が流出している/しつつあるようだ。

海保が対応しているとのことだが、
 長さ約18.5キロ、幅約7.4キロの範囲に油が広がっている
状況で、
 有効な海洋汚染対策
が取れるものなのか。海洋汚染事故という観点の報道があまりないので分かりにくいのだが、
 船がまだ燃えているという報道
ではなく
 流出した油による海洋汚染はどんな影響を及ぼし、どう事故の処理を行うのか
を、報道して貰いたい。

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2018-01-11

筑波大学 平成31年3月で人文社会系消滅→「ビジネス科学」へ吸収を昨年12月に決定@Facebook(その2) 学長からのアナウンス@1/10→横国は平成29年度から「人間学部人間文化課程」を教育学部から切り離し「人間文化課程」は都市科学部・都市社会共生学科へ改組

2018-01-09 筑波大学 平成31年3月で人文社会系消滅→「ビジネス科学」へ吸収を昨年12月に決定@Facebook
http://www.tsukuba.ac.jp/news/n201801101926.html
の続報。
1/10付で筑波大学の学長から
 インターネット上の「人文社会科学系改革の噂」は事実無根
という声明が出ている。

筑波大学の公式サイトより。


本学の教育改革について
2018/01/10
本学では,開学以来の特色である「学際性」と「国際性」を両輪として,学生本位の視点に立って教育の質の向上を図るための教育システムの改革に取り組んでいます。詳細については現在検討中であり,今後,本学ホームページにおいて情報を掲載していく予定です。

なお,最近,インターネット上において,本学の人文社会系が他分野に吸収されるかのような情報が掲載されていましたが,そのような事実はありません。本学の教育改革の取組内容については,本学の公式な情報発信をご参照いただきますようお願いいたします。

平成30年1月10日
筑波大学長 永田恭介

というわけで
 全くの事実無根
というのだが、果たして
 人文科学なんて要らない
という
 政府の方針
に対して、天下の筑波大学が
 どのような「改革」
をするのか、見守っていきたい。

なお、
 人文社会科学系の学部・学科解体
と言うことで言えば、平成28年度で教育人間学部人間文化課程の学生募集を停止した
 横国の例
がある。
 理系の学部に人文系の学科を吸収する
形式が取られた。具体的には
 教育人間科学部から人間文化課程を切り離し、教育学部に改組
 人間学部の学科は平成29年度から都市科学部・都市社会共生学科へ改組
という形のようだ。

横浜国立大学教育人間学部人間文化課程のサイトより。


課程長からのメッセージ

室井 尚

皆さん

人間文化課程は今年の平成28年度入試で学生募集を停止します。

以前からお伝えしていますように、文科省から廃止を宣告されたからです。

続きを読む "筑波大学 平成31年3月で人文社会系消滅→「ビジネス科学」へ吸収を昨年12月に決定@Facebook(その2) 学長からのアナウンス@1/10→横国は平成29年度から「人間学部人間文化課程」を教育学部から切り離し「人間文化課程」は都市科学部・都市社会共生学科へ改組"

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2018-01-09

筑波大学 平成31年3月で人文社会系消滅→「ビジネス科学」へ吸収を昨年12月に決定@Facebook

Facebookで木津宗詮さんが拡散を希望されていた記事です。

お読み頂けると分かるのですが
1. 旧東京高等師範→旧東京教育大学→現筑波大学と継承された人文社会科学系が消滅
2. 実利重視と思われる「ビジネス科学」へ人文社会系の全教員が吸収
ということは
3. 功利的視点から、「ビジネス科学」へ吸収された科目の検討がなされ、人文社会系教員の減員、科目の縮小・廃止がおおっぴらに行われる
てことですね。これは、文中にあるように
世にいう、国立大学文系消滅の始まりです。
に他なりませんな。

文中、注目されるのは


一橋大の坂元ひろ子によれば、同大学では科目の間引きが始まっているようで、彼女の「アジア思想史」の後ポストが埋まらないとのこと、東大の駒場からは私大にどんどん逃げているとのことです。

という下り。
人文系では、特色ある講座で有名な一橋大では後任ポストが埋まらず、
 利に敏い東大駒場
では
 教員が次第に転出
しているという。まあ、いつもながら東大さすがだよ東大。

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高齢研究者の「デジタルデバイド」問題

師匠と電話でお話しした。
最近は、加齢のため
 活字を読むのが面倒になる
とのこと。
こんな時は
 電子書籍で自由にフォントを拡大
すれば楽なのだが、恐らく、
 自宅にインターネット環境すらない
と思われる。
 ダウンロードして電子書籍・電子化された論文を読む
とか
 書籍や論文の必要な部分をスキャンして取り込む
とか
 21世紀の研究生活では普通になっている研究環境

 そもそも存在していない
ということになる。

この頃は、人文系の後任不補充が影響して、大学を退休されても
 第二のお勤めをしない
先生方が増えている。問題は
 こうした高齢の先生
には
 デジタルデバイドの状態に置かれていることがある
ことだ。

本務校に在勤中は、誰かが肩代わりしてやってくれていたのだろうが、退休後は自分でやらなくてはいけない。
孫でもいれば、手伝ってくれるかも知れないが、そうそう都合良く行くわけもない。

今、日本では
 モノになるのに、時間が掛かる教育
というのを
 ムダとして切り捨てる
ことが進んでいる。
 漢文の読解
なんて、その好例だ。
 日本語とはSyntaxの異なる言語である中国語を、日本語のSyntaxに乗せて「読む」システム

 漢文
である。何だか、
 中国語をやれば良さそう
に聞こえるのだが、
 現代中国語と「漢文」とされる文語文には懸隔がある
のは、
 現代日本人がいきなり『源氏物語』の原文を読めと言われてもムリ
なのを考えれば、理解出来るだろう。
 中国語文語文には文語文独自の文法・システムが存在
する。

高齢研究者の中には、漢文読解を始めとした
 長期間の鍛錬と習熟を必要とする専門分野の先生方
がいらっしゃる。その知識・経験は
 貴重なリソース
なのだが、そうした先生方は、概ね
 デジタルデバイドの状態
にあるので、退休後は
 社会にその知識・経験が還元されにくい
ことになってしまっている。

後任不補充で
 日本中の人文系講座が閉鎖
されていく中、インターネットやITを活用して
 高齢研究者の「叡智」を利用
する方法はないものか。
もちろん
 高齢研究者のComputer Literacy再教育
は必要だろうが、それよりは
 誰でもITやインターネットを使えるようにする補助システムの整備
の方が汎用性があるし、今後も役に立つ。

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2017-12-28

ピアノから遠ざかっている大人のあなたへ

忙しいのに、うっかり
 全音ピアノピース一覧
のサイトを見てしまう。
最近の全音は、一部の楽曲の動画を提供してるのだけど、気が付いたことが。
 NHKが番組でよく使う劇伴の「クラシック」って、全音のピアノピースで選ばれていて、しかも動画がついている曲が多い
ぞ。恐らくは、担当PDは子どもの頃ピアノをやっていて(NHKに入局する局員は、学歴から勘案して、ピアノ履修者の割合が多いだろう)、全音のピアノピースには
 発表会に併せて、数ヶ月練習した時の汗と涙と喜び/悲しみ
が詰まっているんじゃないかな。あるいは
 あんなに練習させられて!
という怨みか、それとも
 簡単だったよね
というちょっとした自慢かが。

全音のピアノピースのサイトの動画の更に一部は
 楽曲に併せて、楽譜が表示

されるので、見ていると
 あ、ここは赤で直された
とか
 いくら練習してもうまく弾けなかった
とか、ピアノに費やした子どもの頃の時間が走馬灯にように甦る。
忙しい時にはお勧めしないけど、閑な時に
 子どもの頃ピアノを習っていて、今は鍵盤から離れている大人のみなさん
は覗いてみて下さいね。

ところで。
これだけ
 ピアノ履修者
がいても、
 日本の大学では、音大へ進学しない限り、積極的にピアノを評価される
ことはない。
アメリカ辺りだと
 副科
として、音楽があって、ピアノの技術が優秀だと、それも卒業単位に繰り入れられるし、もちろん、レッスンや試験もある。
どうやったって
 芸術系実技科目は色物
という眼鏡で見ている日本では、そんなことはムリかもしれないけど、少なくとも
 保育士・幼稚園教諭養成課程
がある大学では、保育士・幼稚園教諭の免許取得のために、ピアノを練習するので
 ピアノ室
がある筈だ。
保育士・幼稚園教諭課程のピアノ室というと
 子どもの頃、ピアノを全然やらなかった人向け
という印象が強いけれども、
 大学の副科でピアノがあってもいい
んじゃないかな。

これから少子高齢化は進み、今は待機児童対策もあって募集人数の多い
 保育士・幼稚園教諭養成課程もやがては縮小
されることになるだろう。でも、募集停止のその前に
 音楽を副科として認める
ことにすれば、ピアノ室は利用が続き、大学の単位取得は自由度が増し、子どもの頃から積み上げた音楽の技術も生かすことができるだろう。普通の大学では
 スポーツ推薦
はあっても
 音楽推薦はない
のだけれども
 音楽も勉強も好きで能力が高い学生
というのは
 一定数存在
する。そうした
 今は見過ごしている能力を積極的に評価する
のが
 少子高齢化時代の大学の行き方
としては、必要だと思う。

何より
 音楽は世界共通の言語
だ。そんなに上手でなかったとしても、
 何か楽器を演奏
できれば、それだけでコミュニケーションは図れる。

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2017-12-11

アナザーストーリーズ 運命の分岐点「浅田真央 伝説のソチ五輪」(再)@BSプレミアム 12/11 18:00-19:00→タラソワの怒り「真央が金メダルを取れなかったのは悲劇。バンクーバー五輪で金メダルを取れなかったのは前日に散々練習を取材し、真央を休ませなかったTVクルーのせい」

気づくのが遅れて、15分過ぎたところで見始めたのだが、
 パート1 プルシェンコへのインタビュー
 パート2 ソチ五輪フィギュア女子金メダルのソトニコワへのインタビュー
 パート3 コーチにして振付師のタチアナ・タラソワへのインタビュー
の3部構成。何が凄いって
 ソトニコワとタラソワへのインタビュー内容がきっちり取れている
ところだ。


12月11日(月) 午後6時00分 アナザーストーリーズ 運命の分岐点「浅田真央 伝説のソチ五輪」
浅田真央が生涯最高得点を出した、ソチ五輪フリー。滑走終了とともに涙したその演技は、浅田自身最も強く記憶しているという。ショートプログラムの失敗からなぜ1日で立ち直ることが出来たのか?3年経った今も語り継がれる伝説の4分間。

今年引退したフィギュアスケート浅田真央が最も深く記憶に残った演技と語るソチ五輪フリー。あの伝説の演技の知られざる舞台裏!銀メダルに終わったバンクーバー五輪から4年、リベンジを誓ったソチ。だが初日のSPに失敗、16位と出遅れる。誰もが諦めた中、翌日のフリーで生涯最高得点をたたき出せたのはなぜだったのか?日本中が泣いた奇跡の演技の知られざるエピソードをあの皇帝プルシェンコらロシアの名選手たちが証言。(以下略)

ロシアが誇る
 ヘンタイにして天才のプルシェンコ
だけれども、フィギュアスケートの世界では
 並外れた才能を持つ選手同士が互いをリスペクトする文化
が存在する。男子ではプルシェンコがダントツで、羽生結弦選手の
 憧れの選手
であり、羽生選手はジュニア時代からしばらく
 プルシェンコの髪形を真似て、マッシュルームカット
にしていたのは有名だけれども、そのプルシェンコが浅田真央をリスペクトしている。
何故かと言えば
 男子は4回転ジャンプに挑まなくても金メダルを取れちゃったバンクーバー五輪という黒歴史
が背後にある。あのとき
 プルシェンコは満身創痍ながら、4回転ジャンプを跳び、浅田真央は、女子にそんなジャンプは不要と散々ISUやスケ連に「意地悪」されつつ、3Aを跳んだ
のである。
その後の競技の流れは
 男子は4回転ジャンプ必須
 女子は3-3のコンビネーションジャンプ必須
という
 技術重視の方向、しかし女子の3Aは相変わらずキビシイ採点
へ向かった。今現在は
 あまりにもジャンプ偏重
となって
 プルシェンコや浅田真央が磨いた「美しく滑る技術」はなおざりにされている
というのが、私の見るところだ。
 高度なジャンプと確かなスケーティング技術

 プルシェンコや浅田真央のフィギュアスケート
だった。それをこの番組は再確認させてくれた。

ソトニコワは、
 真央の御蔭で、要らぬプレッシャーから解放され、ソチ五輪に出られ、優勝もできた
と語った。ソチ五輪シーズンのGPシリーズ初戦の
 ロシア杯
で、優勝したのは浅田真央。ジャンプが得意だが、情感という点ではまだ及ばなかった若かったソトニコワは、それからすっかり萎縮してしまった。
 真央、コストナー、「見せられる選手」に負けるのでは
という思いが頭を離れず、スランプに陥り、熱狂する地元の応援を負担に感じて
 いっそスケートを辞めようか
とまで思い詰めたという。その時、彼女を救ったのは
 一緒にアイスショーに出て欲しい
という浅田真央からの申し出だった。名選手達が氷上で舞うそのアイスショーで、ソトニコワは自信を取り戻し、地元五輪で金メダルを獲得した。
ソチ五輪のエキシビションで、浅田真央と一緒になったソトニコワは、真央に抱きつき、
 私は勝ったけれども、あなたをリスペクトしている
と告げたという。それほど、浅田真央の
 ソチ五輪フリー「ラフマニノフのピアノ協奏曲2番」の演技
は、ソトニコワの魂を芯から揺さぶった。
寒冷地の人の常、表面的には
 クールに見える北国の人達

 魂はいつも熱い
のだ。

タチアナ・タラソワへのインタビューには更に度肝を抜かれた。

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2017-12-10

茶道やろうぜ! 今中国で茶人はとっても尊敬されるらしいぞ@twitter

中国から茶が日本に齎され、遣唐使の廃止で一端は衰えた後、宋の禅寺の喫茶が栄西禅師によって日本に伝えられた以降、日中の文化を融合した、独自の喫茶のやり方が発達して行く。
やがて、それは現在の
 茶道
に繋がっていくのだが、21世紀、平成末年の今、
 華道も茶道も、新たに習う若い世代が減っている
のは確か。

ところで、現在
 中国では日本の「茶道」がよく知られており、茶人となれば、一目置かれる
そうで。
こちらは、中国留学の前に
 茶道を身につけた
という「黒色中国」さんのblogの11/24付記事
【中国人へのお土産】「日本茶道スターターキット」とは?
だ。
このblog記事への読者へ、twitterで黒色中国さんが、更に詳しいコメントをつけておられる。






おお、小習で尊敬して貰えるのかっ。
それなら
 お教室に通ってお免状を取るしても、そんなに経費は掛からない
ぞ。

結婚前に、それまで取ってなかった裏千家のお免状を纏めて出して貰わざるを得なかった叔母(真面目にお稽古しすぎて、奥の許しの手前まで行ってしまい、その後、付くことのできる先生がいなくて苦労していた)が
 小習
を終えておけば、
 お茶は大丈夫
だと、太鼓判を押していたから、
 黒色中国さんは立派な茶人
だ。

なお、
 お茶道具は、この5年ほどヤフオクで投げ売り状態
で、
 一応のお茶道具一揃いは、炉縁や釜、屏風も含めて安価に揃えられる状況
なので、
 これからお茶を始めるのなら、チャンス
かも。
オークションがお嫌いな先生もいらっしゃるので、その場合は
 親戚から道具を譲って貰いました
等と言っておきましょうね。
お茶席で着る和服も投げ売り状態。

なお
 1度でも手を通した和服

 並のものなら1枚1円
にしかならないとか。
お茶席で着るようなものは、わざわざ誂えたとしても、このクラスになってしまう。

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2017-12-05

羅繼祖「跋新修本草」

今となっては、最善本ではないので、再び刊行されることはないだろうけれども、1985年に上海古籍出版社から景印出版された
 森立之手鈔『新修本草』
には、この本を中国に持ち帰った
 羅振玉
の孫である
 羅繼祖の跋
がついている。当時としては丁寧な出版で、平装版だけど、景印は美しいし、朱書や朱印はちゃんと朱で印刷されている。
何故、羅振玉が森立之の手鈔本を持ち帰り、孫の繼祖が跋を書くことになったかは、本文を読むと分かるのだけど、現在はあまり注意されていない文章のように思うので、ここに転写する。
文字の誤りがあるかも知れないので、その点はご寛恕下さい。



《新修本草》影鈔本十卷(十冊) 先祖羅振玉於光緒辛丑(一九〇一)奉兩江、湖廣兩督赴日本視察教育時,得之於東京書肆。每卷後有森氏手跋。越七年,又由先祖題識於卷端。先祖比次去日,買到許多醫書。其中影寫和舊鈔,大都為森氏開萬冊府藏本,有些還有森氏題識。先祖對這些書都曾一一作跋。
 先祖見背,楹書零落,即《大雲書庫藏書題識》所著錄的也已多數易主。惟此《新修本草》殘本和明正統陝西官本《玉機微義》(亦爲森氏舊藏),仍保存在我手裏。一九七九年夏,我讀了吳德鐸同志《從<新修本草>看中日兩國的學術交流》一文(《中華文史論叢》一九七九年第二期),其中說到:
 「在羅振玉所寫這篇書錄(按指書端題識)中,有一個非常重要、値得中日兩國本草學、科學史和版本書志學者注意的問題……日本學術界影印他們所存的天平寫本時,只找到六卷,其它四卷(卷十三、卷十四、卷十六及卷二十)連同小島父子補輯、仿寫的卷三均不知去向。値得重視的是,羅振玉所得的十卷,不僅有這四卷,並且都是據仁和寺本傳寫的,它們恰好正是仁和寺本所藏在日本己亡佚的部分。……」
 呉文還訂正了先祖在題識中把「六」寫成「八」的筆誤。
 這部書從光緖辛丑到現在,在我家整整八十年未見天日,現在經有關方面的努力,由上海古籍出版社影印出版,爲中日兩國的本草工作研究者提供實物資料,實在使我感到欣慰。正如吳文所說,《新修本草》能引起中日兩國學術界普遍的重視,是和日本幾位醫學名家多紀、小島、森、澁江等的辛勤勞動、努力鑽研分不開,而他們的這種精神也是値得兩國人民學習和欽敬的。至於森氏此本與他本的異同,以及吳文指出的各點,需要專家們去深入研究,恕我不在這裏再贅一辭了。我的跋文,也只想明一下這部書能保存在我家直到今天的經過。
 又,先祖《敦煌本本草集注序錄跋》(《永豐鄕人稿》乙下)裏提到藏有一部日本醫家森約之校輯的本草集注手稿。森氏此書曾由我在先祖去世後讓給了日本黑田源次博士,至今可能還藏於遼寧醫科大學圖書館。這是森氏的一家之學,如能就原稿整理印行,也是兩國醫學界的盛事,很希望它能夠實現。
羅繼祖 一九八〇年九月七日於長春吉林大學宿舎之後書鈔閣

1980年代前半というと
 日中友好
は日中両国のスローガンであり、中国は日本からの円借款などで、近代化を推し進めていた時期である。
こうした時期にこんな形で、森立之手鈔『新修本草』が出版されていたことは、覚えておきたい。

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2017-11-24

「留学生を採用」は「優秀な頭脳を買い叩く」と同義だと勘違いしている会社はその内潰れる

日本の労働力が減少するというのは
 少子高齢化
であれば当然であって、
 どこから労働力を得るか
と言えば、当然
 海外から
ということになるのだが、
 日本は外国人に魅力的な環境
だろうか。

日本人がアメリカで働くことを考えてみよう。
1. 日本より賃金は下がるが、待遇は良くなる
2. 日本より賃金は上がり、待遇も良くなる
3. 日本より賃金は下がり、待遇は悪くなる
あなたならどれがいいですか?

はっきり言って
 2以外はお勧めできない
だろう。

ところが、これまで、日本の企業のしてきたことはといえば、3と同じこと、すなわち
 母国より賃金は下がり、待遇も悪くなる
である。
twitterより。
@KazuSamejimaさんのtweetより。


まあ、ほんと碌でもありませんね、日本の大手電機メーカ。
 現地の学位持ち<日本の学位持ち
という評価なんだろうから、これでは
 日本の博士号を安く買い叩こうとしている
ってわけで
 日本の博士号が「人気の無い理由」は企業のこうした姿勢
にも現れている。
文科省におかれましては、このような
 日本の博士号を持つ外国人留学生が「不当に安く買い叩かれている現状」の調査
をお願いしたいところですね。ええ、
 日本の博士号の「国際評価」に直結
しますからね。

更にこんなひどい話も。こちらは
 中国の有名理系大学卒業の優秀なエンジニア
が受けた仕打ちとその後。
@wtp2005apさんのtweetより。


辞めて起業して大正解。
今の中国なら、
 力さえあれば、日本の100倍以上は稼げるチャンス
があるだろう。

かくして
 かつては技術大国であった日本がどんどん凋落している理由
は、
 海外の人材を「安い買い物」だとしか見てない
からで、それは要するに、
 海外の人材は日本人より劣る
という間違った考え方、本を正せば
 幕末の攘夷思想と余り変わってない
ってことですね。でもって
 海外の優秀な人材を敬遠
するようなら、これは、超お笑いだけど
 かつての「黄禍論」と変わらない
ってことになるんじゃないのか。自分が黄色いのは棚に上げて、ね。

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2017-11-20

日勝峠全面復旧!!

昨年、激烈な台風により
 復旧に1年掛かる
といわれていた、北海道の交通の大動脈である日勝峠だが、このたび
 全面復旧
したとのこと。


涙無しでは見られない動画ですよ……。
なんと言っても、
 壊れたところを調査するのに1ヶ月掛かった
という。理由はコレ。
Photo_2
ヒグマの危険から野営はできない

ありがとう、工事関係者の皆さま。

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