2013-03-17

2013フィギュア世界選手権女子FSでキムヨナのPCSが凄い件(ネタバレ注意)

放映は夜だが、もうプロトコルが出た
 2013フィギュア世界選手権女子シングル
だけど、
 キムヨナのPCSが凄い
ので、記録のために。
これが元データ。
 wc2013_Ladies_FS_Scores.pdf


Kim

画像の方がわかりやすいのだが、一応書き起こし。


Program Components Score
Skating Skills 9.50/9.25/9.25/9.00/8.75/9.50/9.25/9.25/9.00
Transition / Linking Footwork 9.00/9.25/8.75/8.75/8.50/9.25/9.00/8.75/8.75
Performance / Execution 10.00/10.00/9.00/9.25/8.50/9.50/9.75/9.00/9.00
Choreography / Composition 9.50/9.75/9.00/9.25/8.50/9.00/10.00/8.75/9.00
Interpretation 10.00/10.00/9.25/9.00/8.50/9.25/10.00/9.00/9.00

参考までに、こちらは昨日行われた男子FSでPCSがトップだったパトリック・チャンの採点表。
元データはこちら。
wc2013_Men_FS_Scores.pdf

Chan

地元カナダのP.チャンでも
 どの要素にも10.00満点を付けるジャッジはいなかった
のである。ま〜、P.チャンは2コケしたから、ってのもあるだろうけどね。
なお、SS(Skating Skills)だけ比較しておこうかな。
 キムヨナ 9.50/9.25/9.25/9.00/8.75/9.50/9.25/9.25/9.00 平均9.21
 P. Chan 9.00/9.00/9,00/9.25/9.50/9.00/9.25/9.25/8.75 平均9.11
というわけで
 今回のFSのスケーティング技術に関してはキムヨナ>P.チャン
という結果になった。
 
さて、
 PCSはそれぞれの要素について満点は10.00
である。そして
 最低点と最高点をカットして平均値を出し、女子の場合は加重1.6(男子は2.0)を掛けたものの総計
が得点となる。

9人のジャッジの内、1、2、7番のジャッジ(番号はランダムなので、何番が誰だか分からないようになっている)が
 2つの要素について10.00満点を出している
のがわかる。その内
 1、2番はPerformance / ExecutionとInterpretationに10.00
 7番はChoreographyとInterpretationに10.00
を出している。
従って
 2人以上が10.00満点を出しているPerformance / ExecutionとInterpretationでは10.00満点が平均値計算に残る
ことになる。
ちなみに
 1、7番の最低点は9.00
 2番の最低点は9.25
と非常にキムヨナの演技を高く評価している。
その他の
 3、4、5、6、8、9番のジャッジの最高点は9.25点、最低点は8.50
なので
 いかに1、2、7番ジャッジがキムヨナの演技を高く評価しているか
というのがわかるだろう。一番厳しいのは
 5番ジャッジで最高で8.75、最低が8.50
と低めに見えるが、実は
 女子のPCSで8点台は高得点の部類
に入る。だから
 厳し目に見えるけれども、他の選手と比べると高評価
であることは変わらない。

女子フリーの審判団。プロトコルのジャッジの番号はランダム表示なので、下記の審判の番号とは異なる。


Judge No.1 Mr. Gavril VELCHEV Bulgaria
Judge No.2 Mr. Nikolai SALNIKOV Estonia
Judge No.3 Ms. Helle LYNGBERG Denmark
Judge No.4 Ms. Marta OLOZAGARRE Spain
Judge No.5 Ms. Dagmar LURZ-PROTT Germany
Judge No.6 Mr. Neil GARRARD South Africa
Judge No.7 Ms. Patricia HOUGHTON Canada
Judge No.8 Ms. Christine BLANC Switzerland
Judge No.9 Ms. Salome CHIGOGIDZE Georgia

というわけで、
 夜のフジの中継
では
 史上最高に近いPCSを出した演技
をお楽しみに。

ちなみに、
 カナダでの大会はロシアの選手は低く採点される傾向
がある。というか
 北米大陸で開かれる大会では、ロシアの選手は低め誘導
というのが基本になっている。ここだけ今尚、冷戦時代。とはいえ、ここまでこじれているのは
 2002年ソルトレーク五輪でのフィギュアスケートペア不正採点事件

 ロシアペアがノーミスのカナダペアを上回る疑惑の採点
があって以降。

来年の五輪は
 ロシアのソチ
で開かれる。今回、もちろん
 ロシアの選手の点数はあまり伸びなかった
ので、果たしてソチ五輪では、どのような採点が行われるか、楽しみ。
シナリオとしては
 女子はキムヨナ連覇で平昌に3連覇を賭けて挑戦
とかにしたいのかな? さて、どうなりますかね。

しかし
 10.00満点が1人の演技に対して6つも付く採点法
って、採点法としてはどうなんだろうね。たぶん、今の採点基準のままだと
 キムヨナぶっちぎり優勝(ノーミスの場合)
をはね除けられる選手は出ないことになる。もし、キムヨナに勝つとしたら
 同じ構成をキムヨナより完璧にこなして、ジャッジにアピールする演技で対抗
するしかないんじゃないの? キムヨナの演技構成自体は、バンクーバー五輪前とあまり変わってないから。
他に
 10.00満点が付きやすい競技

 アイスダンスのFD
で、今回の大会では
 1位のMeryl DAVIS / Charlie WHITE組(USA)
 2位のTessa VIRTUE / Scott MOIR組(Canada)
がそれぞれ
 19個、15個の10.00満点
を獲得している。これって
 競技の実施水準が採点できないレベルにまで上昇した
ことを示すわけで、
 ソチ五輪後にまた採点法が改定される
んじゃないのかな。五輪直前シーズンにはルール改正はしないだろうから。

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2012-02-17

わかりやすい韓国語講座@YouTube

韓国へ調査旅行へ行ってきたのだが、ほとんどがハングル表示というのは、簡単に言えば、全部ひらがなかカタカナで書いてあるようなものなので、結構疲れる。

出国前の勉強時間が、肺と気管支の炎症まで行ってしまった重い風邪のためにまったく取れなかったのも敗因だろう。

最近は語学教材も、YouTubeにたくさんある。
日本語の韓国語教材で気に入ったのは、
 朴英蘭先生の「やさしい韓国語」シリーズ

だ。何がよいといって
 ハングルを日本語でなく、ローマナイズしてある点
で、外国人がハングルの音韻規則を学ぶときに躓きやすい点を明快に説明している。
発音編は、上のものも含めて8課。
 1. ハングルの仕組み
http://youtu.be/GHBZs_dPIeM
 2. 基本母音を覚えよう!
http://youtu.be/ex8rLb-pI6w
 3. 合成母音を覚えよう!
http://youtu.be/UkWkFLi02wo
 4. 子音を覚えよう!
http://youtu.be/oavTTe2dVa8
 5. パッチムを覚えよう!
http://youtu.be/esNK_JXoVps
 6. 連音化 / 流音化
http://youtu.be/vd-NSeETxF0
 7. ㅎ音の変化 / 激音化
http://youtu.be/j1_1PDri8eY
 8. 鼻音化 / 濃音化 / 口蓋音化
http://youtu.be/N1gnXjkPkrE

なお、このビデオでは
 濃音を「農音」と書き間違っている
ので、その点だけご注意を。
それと
 発音の反復練習がない
ので、別途、そのための教材を使用する方がよい。

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